偽装の夫婦-第6話のあらすじとネタバレ後編

内田有紀がレズビアンだった日本テレビの同性愛ドラマ「偽装の夫婦」の第6話「夫の初めての朝帰り!今夜は私をハグしてくれますか?」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。

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■偽装の夫婦-第6話のあらすじとネタバレ後編
法律事務所を出た陽村超治(沢村一樹)と嘉門ヒロ(天海祐希)は、元夫・皆川正義の自宅を訪れ、母親に水森由羽(井上琳水)の返還を求めようとしたが、母親は対応にも出なかった。

そこで、嘉門ヒロ(天海祐希)は一計を案じ、正義の味方に憧れる宅配業者・弟子丸保(工藤阿須加)に協力を求めた。

弟子丸保(工藤阿須加)は皆川家に荷物を届けに行くと、「すいません、水を1杯頂けますか」と頼み、母親が水をくみに行っている間に、水森由羽(井上琳水)を救出して逃げた。

その後、元夫・皆川正義が「由羽(井上琳水)はどこだ。誘拐だぞ」と言い、陽村超治(沢村一樹)の自宅に怒鳴り込み、土足のまま部屋に上がって、水森由羽(井上琳水)を探す。

嘉門ヒロ(天海祐希)は「誤解されているようですが、由羽ちゃん(井上琳水)は自分の意思で着いてきたんです。誘拐ではありません。なんなら、今から警察を呼んで、話を聞いてもらいましょうか?土足で家を荒らされ、家宅侵入罪で訴えます」と言って証拠の写真を撮影する。

すると、元夫・皆川正義は「どんな手を使ってでも探し出す」と言い、部屋を出て行った。

さて、嘉門ヒロ(天海祐希)は、水森しおり(内田有紀)と娘・水森由羽(井上琳水)を実家の郷田家に避難させいたが、翌日、元夫・皆川正義にバレてしまい、元夫・皆川正義が郷田家へ乗り込んでくる。

元夫・皆川正義は「やりなおそう」と告げたが、水森しおり(内田有紀)は「貴方のことはもう信じないと言いましたよね」と拒否した。

元夫・皆川正義は「そこまで言うのなら、由羽(井上琳水)だけでも返してくれないか。お前らの方が、未成年者誘拐罪で刑事告発されるんだぞ」と脅す。

すると、嘉門ヒロ(天海祐希)は「どうぞ。これまでの判例から、私たちはせいぜい、住居侵入で罰金程度ですみますが、そちらは由羽(井上琳水)を騙して連れて行き、しかも返さなかったのだから、未成年者略取監禁というはるかに重い刑罰を受ける危険性があることは、弁護士だからおわかりのはず」と答えた。

元夫・皆川正義が「そんなものは裁判に勝てば、なんでもない」と答えると、嘉門ヒロ(天海祐希)は「かりに負けて禁固刑以上の刑罰になったら、弁護士法7条1項と17条1項により、弁護士資格を失うことになりますが、そこまでして戦う覚悟がありますか?」と尋ねた。

陽村超治(沢村一樹)は「凄いでしょ。あれから、弁護士法も読破したんですよ」と説明する。

揺動したた元夫・皆川正義は「それは・・・。俺はただ、父親として娘に会えないのが寂しいだけだよ。由羽(井上琳水)だってパパが欲しいと言ってた」と心情に訴えた。

しかし、水森しおり(内田有紀)は「それは、貴方じゃ無くて、ヒロ(天海祐希)の事よ。私たちの家族になって欲しいって頼んでるの。由羽(井上琳水)も賛成してくれたわ」と答えた。

元夫・皆川正義が「いったい何を考えてるんだ」と激怒して机を叩くと、水森由羽(井上琳水)は「もうママをぶっちゃダメ。ぶつなら、由羽をぶって」と言って、怯える水森しおり(内田有紀)を庇って元夫・皆川正義の前に立ちはだかった。

すると、元夫・皆川正義は「おまえのせいで由羽までおかしくなってるじゃないか。妻なんて夫の言う事を聞いて、黙って家を守っていれば良いんだよ。女を好きだという母親に、娘をまともに育てられるはずはないだろ」と激怒した。

陽村超治(沢村一樹)が「いや、いや、レズビアンだって普通の人間だし」と告げると、元夫・皆川正義が陽村超治(沢村一樹)に「アンタもおかしいと思わないのか?男のくせに」と呆れた。

すると、陽村超治(沢村一樹)は嘉門ヒロ(天海祐希)に合図を送り、「別に。僕もゲイですから。実は・・・、貴方のことタイプなのよね。ハグして良い?」と言って元夫・皆川正義に抱きついた。

元夫・皆川正義が「放せ」と言って陽村超治(沢村一樹)を殴り飛ばすと、陽村超治(沢村一樹)は「見て、見て鼻血が出てるよ」と言って喜んだ。

嘉門ヒロ(天海祐希)は「今のは完全にアウトです。こちらが傷害罪で訴えれば、貴方は弁護士だから実名報道されるし、弁護士会に懲戒請求すれば、確実にバッチを付けていられなくなりますよ。それでもいいのですか?」と告げた。

元夫・皆川正義が「おまえ、俺に殴らせようと、わざと」と怒ると、陽村超治(沢村一樹)は「貴方みたいな未だに私たちに偏見を持って家族も大切にしない男を好きになるはず無いでしょ」と呆れた。

そこで、寝ていた郷田照乃(キムラ緑子)が起きてきて、「ウチに変質者が来て騒いでるから、直ぐ来てくれる?」と警察に電話した。

怒った元夫・皆川正義は、「どいつも、こいつも。俺は絶対に諦めないからな、しおり(内田有紀)」と告げる。

すると、嘉門ヒロ(天海祐希)は「もしも、旦那さんが奥さんに暴力をふるう人だったら、上海ではどうなりますか?仕返しされます。まず無事ではすみません。自分で出来なければ、親兄弟が代わりに仕返しをします。こういうときに助けなくて、どうして家族ですか?家族が居なければ、近くの友達が助けます、それが友情です。違いますか?」と言った。

元夫・皆川正義が「何を言ってるんだ」と困惑すると、嘉門ヒロ(天海祐希)は「奥田英朗の『ナオミとカナコ』の一節です。また、貴方が来ても、私たちがしおりさん(内田有紀)と由羽ちゃん(井上琳水)を守ります。それが友情ですから」と告げた。

郷田照乃(キムラ緑子)が「アンタ、早く帰らないと、警察が来たら色々と聞かれて面倒だよ」と告げると、元夫・皆川正義は悔しがりながら、郷田家を後にした。

嘉門ヒロ(天海祐希)が礼を言うと、郷田照乃(キムラ緑子)は「馬鹿だね。なんか裏があると思ってたけど、まさかゲイと結婚してるとはね。もういいから帰ってくれる?もうこれ以上面倒な事に巻き込まれたくないからさ」と言い、嘉門ヒロ(天海祐希)らを追い払った。

翌日、弟子丸保(工藤阿須加)が幼稚園に荷物を届ける。

弟子丸保(工藤阿須加)は陽村超治(沢村一樹)に「しおりさん(内田有紀)から聞きました。よかったですね。弁護士を撃退できて」と告げた。

そして、弟子丸保(工藤阿須加)は「実は僕も、あの人みたいに、超治さん(沢村一樹)やしおりさん(内田有紀)のことを心のどこかで、変な人だなって思ってたから。でも、僕はもう差別主義者にはなりません。とんな人種だろうが、仕事だろうが、宗教だろうが、もちろん、ゲイやレズビアンの人も。だから、とりあえず、2人で飲みに行くってところから、初めてもいいですか?おれ、超治さん(沢村一樹)のこと好きだから。もちろん、今は人間として。ただ、俺、ヒロさんの事も同じくらい好きで。だから、ヒロさんの事をこれからも大切にしてあげてくささい。そうじゃなかったら、俺、超治さん(沢村一樹)とは会いませんから」と告げた。

そのとき、幼稚園の先生・原すみれ(柴本幸)は、弟子丸保(工藤阿須加)と陽村超治(沢村一樹)が楽しそうに話しているのを、怒りの目で見つめていた。

一方、名波八重子(坂井真紀)と郷田天人(佐藤二朗)は図書館を訪れていた。名波八重子(坂井真紀)は離婚して慰謝料をタップリもらうため、勉強をしに来たのだという。

嘉門ヒロ(天海祐希)は2人に郷田家に帰るように勧めたが、郷田天人(佐藤二朗)は「人の心配をしている場合いかな?結婚しちゃいけない男と結婚しちゃったんじゃないだろうか?」と嘉門ヒロ(天海祐希)を心配した。

名波八重子(坂井真紀)が「どうするの?ずっと続けていくつもり?」と心配すると、嘉門ヒロ(天海祐希)は「もうすぐ別れると思う。そうするしかないの」と答えた。

嘉門ヒロ(天海祐希)が帰宅すると、陽村超治(沢村一樹)が上機嫌で料理をしていた。

嘉門ヒロ(天海祐希)が「どうしたの?」と尋ねると、陽村超治(沢村一樹)は嬉しそうに「保(工藤阿須加)が飲みに行くくらいならOKしてくれたしさ。お前のおかげで由羽ちゃん(井上琳水)も家に戻れたし」と教えた。

陽村超治(沢村一樹)は「ハグー」と言って、両手を広げて嘉門ヒロ(天海祐希)をハグしようとしたが、ハグは許可制になっていたため、「やっぱりダメか」と言って諦めた。

ところが、嘉門ヒロ(天海祐希)は「いえ、してください。ハグしてください」と言ってハグを許可した。

陽村超治(沢村一樹)が喜んで嘉門ヒロ(天海祐希)をハグすると、嘉門ヒロ(天海祐希)は「しばらく、こうしてて貰えますか?」と言い、陽村超治(沢村一樹)を抱き返した。

陽村超治(沢村一樹)が「何かあったの?」と不思議がると、嘉門ヒロ(天海祐希)は「もうすぐお母さんが来ます。もう、カミングアウトしてくれませんか?お母さんに。お母さんは病気じゃありません。、癌というのは嘘です。でも、怒らないであげてください。貴方がゲイじゃないか、不安でたまらなくて付いた嘘です。今なら大丈夫です。本当の事を話しても。2人切りの親子なんだから」と告げたのであった。

偽装の夫婦-第7話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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