下町ロケット-第5話のあらすじとネタバレ

山崎育三郎が佃制作所を陥れたTBSの下町ドラマ「下町ロケット」の第5話「池井戸潤・直木賞受賞作〜ロケット編完結 涙と感動の打ち上げ」のあらすじとネタバレのあらすじ前編です。

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■下町ロケット-第5話のあらすじとネタバレ
佃制作所は、反対派・真野賢作(山崎育三郎)の工作により、検品で跳ねられたバルブを帝国重工に送ってしまい、品質テストで異常数値を出してしまった。

しかし、財前道生(吉川晃司)が佃制作所の本当のバルブを受け取り、再テストを行うと、帝国重工のバルブは品質テストに合格した。

テストの責任者・富山敬治(新井浩文)は、水原本部長(木下ほうか)に、正規の品質テスト結果は不合格だったことや、佃制作所の管理体制に問題があることを指摘し、テストの打ち切りを報告する。

しかし、財前道生(吉川晃司)は、「品質ではなく、納入ミスなどと言った理由で納品を断れば、佃側も態度を硬化させるおそれがある。佃制作所を動かすのは金では無い。物を作るメーカーとしてのプライドだ。もし、交渉に失敗すれば、スターダスト計画は終わる。その責任が取れるのか?」と反論した。

責任という言葉に驚いた水原本部長(木下ほうか)は「今回の納入ミスには目をつぶろう。まだテストが終わったわけじゃ無い。それに、テストを合格したとしても、最大の壁が残っている」と言い、テストを続行させた。

一方、佃航平(阿部寛)は、バルブ事件の犯人・真野賢作(山崎育三郎)を社長室に呼んで話を聞いていた。

佃航平(阿部寛)が「どうして、あんな事をしたんだ」と尋ねると、犯人・真野賢作(山崎育三郎)は「もうついて行けませ。社長には」と答えた。

佃航平(阿部寛)は「仕事には夢が必要なんだ」と説得するが、犯人・真野賢作(山崎育三郎)は「私の夢を壊したのは社長じゃないですか。ロケット部品の研究には人も金も投入するくせに、私が開発したステラエンジンは理不尽な制約ばかりで、夢なんか持てませんよ」と反論した。

佃航平(阿部寛)は「制約の無い仕事なんて無い」と説得したが、真野賢作(山崎育三郎)は聞く耳を持たなかった。

真野賢作(山崎育三郎)は「私がやったことの重大さは分かっていますので、辞めさせてもらいます」と言って辞表を提出し社長室を出て行くと、佃航平(阿部寛)は「2度と俺の前に顔を出すな」と怒りを露わにした。

その日、佃航平(阿部寛)は佃利菜(土屋太鳳)と久しぶりにバトミントンをした。

佃利菜(土屋太鳳)が「何なの急に?」と気持ち悪がると、佃航平(阿部寛)は「久しぶりにやったらさ、少しはお前の気持ちが分かるんじゃないかなと思って。なあ、利菜(土屋太鳳)、なんで、あんな嘘をついたんだ?怪我が治ってないフリまでして、そんなにバトミントンが嫌いになっちまったのか?」と尋ねた。

佃利菜(土屋太鳳)が「嫌いになれるわけない。ジュニアの大会でたまたま準優勝して、高校へ入ってもインターハイを目指して頑張ってきたけどさ、私なんかより上手い人はゴロゴロいて、どんなに練習しても追いつけなくて。このまえね、とうとうレギュラーから外されちゃった。それでもパパみたいに夢を諦めないで頑張ろうとしたよ。けど、やれば、やるほど苦しくて。どんどん、どんどんバトミントンの事が嫌いになっていく気がして」と言って泣いた。

佃航平(阿部寛)は「勝ち負けは、いいんじゃないかな?好きだったら、納得の行くまでバトミントンを続ければ良いし、ダメなら他にまだまだ、いくらでも夢中になれるものが見つかるよ。焦らずにゆっくり探せばいい」と助言した。

佃利菜(土屋太鳳)が「私のこと、信じてくれる?」と尋ねると、佃航平(阿部寛)は「あたりまえじゃないか。娘を信じられない親がどこにいる」と答えた。

佃利菜(土屋太鳳)は「だったら、ちゃんと見ててね。私のこと。パパとママみたいに、自分の夢を見つけるから」と頼むと、佃航平(阿部寛)は「見てるよ。ちゃんと、みてるよ」と約束した。

さて、佃制作所のバルブは、最後の燃焼テストを迎えた。

しかし、財前道生(吉川晃司)は佃航平(阿部寛)に、このテストに合格しても、最後の壁が待ち構えている事を教える。

その最後の壁とは、主要デバイスの内製化を方針に掲げる帝国重工の社長・藤間秀樹(杉良太郎)であり、財前道生(吉川晃司)は「私が責任を持って説得します」と約束した。

ところが、佃制作所のバルブは、最後の燃焼テストで不具合を出し、テストは緊急停止で打ち切られた。帝国重工によって、すぐさま調査が開始される。

帝国重工は調査の結果、佃制作所のバルブに問題があったと結論づけたが、佃制作所の山崎光彦(安田顕)は「ウチのバルブは徹底的に調査しましたが、問題は特定出来ませんでした」と反論した。

佃航平(阿部寛)は「他の部品も見せて頂けませんか?」と頼むと、帝国重工の近田が「バルブ以外はこちらで検証済みだ。責任逃れは止めて頂けませんか?キチンと自社製品の管理くらいしてくださいよ。ロケットの部品を民生品と勘違いしてるじゃないか」と罵倒した。

怒った佃航平(阿部寛)が調査の許可を求めると、財前道生(吉川晃司)が調査を許可し、1週間の時間を与えたが、富山敬治(新井浩文)は「いや3日です。このテストの責任者は私です」と言い、調査期間を3日間へと短縮した。

佃制作所は全社員を上げて、燃焼テストで使用されたエンジンの調査を開始したが、なにも見つからないまま2日が過ぎてしまった。

佃制作所の埜村耕助(阿部進之介)は「考えられるところは、全てダブルチェックしましたが、なにも。社長、やはり、ウチのバルブが原因なんじゃ」と弱音を吐くと、山崎光彦(安田顕)は「おまえ、ウチのバルブが信じられないのか」と怒った。

それを聞いた佃航平(阿部寛)の脳裏には、「私の事を信じてくれる?」「ちゃんと見ててね、私のこと」という佃利菜(土屋太鳳)の言葉がよぎった。

すると、佃航平(阿部寛)は「信じるてるからこそ、ちゃんと向き合うんだ」と言い、佃制作所のバルブをワイヤーカッターで真っ二つに切断し、内部の上京を調べた。

しかし、なにも原因は見つからず落胆したとき、僅かに光の反射に異変がある事に気づいた。電子顕微鏡で拡大すると、バルブの表面に僅かな傷があった。

下町ロケット-第5話のあらすじとネタバレ後編」へ続く。

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