遺産争族(遺産相続)-第5話のあらすじとネタバレ

伊東四朗の遺産を争うテレビ朝日の遺産相続ドラマ「遺産争族(遺産相続)」の第5話「10億残しておじいちゃん死す…!?明かされた遺言書」のあらすじとネタバレです。

遺産争族(遺産相続)-第1話からのあらすじとネタバレは「遺産争族(遺産相続)-原作とあらすじとネタバレ」をご覧ください。

遺産争族(遺産相続)-第4話のあらすじとネタバレは「遺産争族(遺産相続)-第4話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■遺産争族(遺産相続)-第5話のあらすじとネタバレ
佐藤育生(向井理)と河村龍太郎(伊東四朗)が帰宅。救急車が到着し、胸を押さえて倒れた河村龍太郎(伊東四朗)は、佐藤育生(向井理)の病院に運ばれた。

河村龍太郎(伊東四朗)は救急車の中でメモを渡し、佐藤育生(向井理)は「この番号に電話。誰にも内緒で」と頼んだ。

病院についた佐藤育生(向井理)が、メモに書かれた番号に電話すると、電話に出た弁護士・金沢利子(真飛聖)は「万事お任せを」を答えた。

さて、河村龍太郎(伊東四朗)は心筋梗塞を起こしていたが、手術によって一命を取り留めた。

佐藤育生(向井理)は、病院に駆けつけた河村三姉妹や河村楓(榮倉奈々)に症状を説明し、「今は安静にする事が大事です」と説明した。

その後、河村三姉妹が病院のロビーで遺産相続について牽制し合っていると、弁護士・金沢利子(真飛聖)が横を織り抜けていった。

三女・河村凛子(板谷由夏)は弁護士・金沢利子(真飛聖)を見て、みんなに「お父さんの愛人よ」と教える。

弁護士・金沢利子(真飛聖)の正体を知っている矢幡正春(鈴木浩介)は、弁護士・金沢利子(真飛聖)を尾行する。

さて、河村龍太郎(伊東四朗)は遺言書を書き直しておらず、弁護士・金沢利子(真飛聖)に手続きを依頼しする。

病室を出た弁護士・金沢利子(真飛聖)は、病院に来ていた河村三姉妹や河村楓(榮倉奈々)に、「私は、河村家に関する相続の全てを、会長から一任されています」と言い、河村龍太郎(伊東四朗)が危急時遺言を作成することを教えた。

危急時遺言(ききゅうじいごん/ききゅうじゆいごん)とは、病気や怪我で死に直面している人が自分が文章を書かなくても、また署名が出来なくても、第3者3人以上の立ち会いの下で、口述筆記で正式な遺言を作成する方法である。

次女・矢幡月子(室井滋)は「私たち3姉妹が証人になる」と言ったが、弁護士・金沢利子(真飛聖)は「推定相続人は証人には成れません」と教えた。

弁護士・金沢利子(真飛聖)が遺言証人の1人で、残りの2人は病院の医師に遺言証人を頼んでおり、明日の午後1時から、口述筆記によって河村龍太郎(伊東四朗)の危急時遺言を作成する事を告げた。

さて、長女・河村陽子(余貴美子)から報告を受けた河村恒三(岸部一徳)は、腰巾着の執行役員・吉沢貴志(渡辺いっけい)に社葬の準備を命じ、さらには株主から株を買い占めるように命じた。

すると、吉沢貴志(渡辺いっけい)は、カワムラメモリアルの役員である次女・矢幡月子(室井滋)に、河村恒三(岸部一徳)が株を買い占めようとしている事を報告した。

さらに、吉沢貴志(渡辺いっけい)は「社長のやり方、ポリシーは私には合いません」と言い、次女・矢幡月子(室井滋)に味方することを約束した。

その日の夜、河村楓(榮倉奈々)が病院に着替えを届けると、佐藤育生(向井理)は「家を出るのを延期しよう」と提案した。

河村楓(榮倉奈々)は「あの家に居たくない」と反対したが、佐藤育生(向井理)は「様態が安定するまでだ。俺たち、おじいちゃんが入院していたから出会えたんだし」と説得した。

しかし、河村楓(榮倉奈々)は「私、怖いんだよ。私たちだって、いつ巻き込まれるか分からない。こないだまで、パパもママもアンナンじゃなかった。私、今まで難易も知らなかった。、お金って本当に人を変える力がある。私たちも変わってしまったら?そしたら、別れる事もあるかもしれない。私は絶対に郁夫を別れたくないの」と反対して立ち去った。

その後、佐藤育生(向井理)が医局に戻ると、看護婦から、「河村さん(伊東四朗)の部屋で話し声がするって。面会時間はとっくに終わってるから、注意して」と頼まれた。

そのころ、河村龍太郎(伊東四朗)の病室では、吉沢貴志(渡辺いっけい)が河村龍太郎(伊東四朗)に、河村恒三(岸部一徳)が会社の株を買い占めようとしている事を報告していた。

吉沢貴志(渡辺いっけい)は「会長が大切にしていた婚礼事業から撤退したことが許せません。それで業績は上がったでしょうが・・・」と言って泣いた。

佐藤育生(向井理)が病室に注意しに来ると、吉沢貴志(渡辺いっけい)は佐藤育生(向井理)を病室の外に連れ出し、「僕が来た事は絶対に誰にも言わないで」と頼んで病院を後にした。

一方、病院へ来た河村恒三(岸部一徳)は、病院から吉沢貴志(渡辺いっけい)が出て行く所を目撃する。

佐藤育生(向井理)が病室に戻ると、河村龍太郎(伊東四朗)は「遺言を作ると言ったとたん、みんな、かまってこようとする。さっき、月子(室井滋)と凛子(板谷由夏)から猫なでで声の電話があったよ」と呆れた。

すると、佐藤育生(向井理)は「僕も、お願いがあります。できるだけ、皆が争わないでいい遺言にして欲しいんです」と頼むと」、河村龍太郎(伊東四朗)は「そいつは無理だなが。金は人を争わせる。それは避けられない」と答えた。

佐藤育生(向井理)は「そんな事は、よく知ってます。だからお願いしてるんです。おじいちゃんだって、家族がバラバラになることは望んでいないはずです」と告げる。

河村龍太郎(伊東四朗)は「出て行け、こざかしい。金をくれと言われた方が、よほどいい。私の夢はな、金に囲まれて暮らす事だったよ。その欲があったから、地べたを這いずり回って、ここまで来れたんだ。海外で医療活動をするのが夢だ?そんなきれい事しか言わんような奴に分かるか」と吐き捨てた。

佐藤育生(向井理)は「別にきれい事じゃありません。後ろ盾の無い僕が、医者として腕を上げるために、人がやらないことをやろうと思いました。僕も欲が深いんですよ」と言い、病室を後にした。

翌日の午後1時、弁護士・金沢利子(真飛聖)は、遺言書証人を頼んだ大野医師と御浜医師の立ち会いの下、河村龍太郎(伊東四朗)の危急時遺言を作成する。

矢幡正春(鈴木浩介)は、病室に届けた花に盗聴器を仕掛けており、病院の屋上で河村龍太郎(伊東四朗)の部屋を盗聴していた。

その後、弁護士・金沢利子(真飛聖)は河村家を訪れ、関係者に危急時遺言を作成したことを報告して、危急時遺言の有効期限について教えた。

危急時遺言はあくまでも、危急時の遺言であり、病気が回復して普通の遺言が書けるようになって半年が経過すると、危急時遺言は法的に無効になるのだという。

そして、弁護士・金沢利子(真飛聖)は「会長から一言だけ。争わない遺言を残したと」と教えると、次女・矢幡月子(室井滋)は「平等って事かしら」と喜んだ。

遺産を平等に貰えると考えた河村家の人々は、争うこと止めた。

河村家を出ると言っていた河村楓(榮倉奈々)も河村家を出る事を止め、河村恒三(岸部一徳)に「弁護士さんの話を聞いて、少し安心した。一緒に居させてください」と頼み、河村家に残る事にした。

全てが元の鞘に収まり、その日の夕食、河村家の人々に笑顔が戻った。

ところが、女・矢幡月子(室井滋)の長男・矢幡正春(鈴木浩介)は激怒し、佐藤育生(向井理)を「自分ばっか、良い子になって。薄汚い本性を隠して」と批判し、病室を盗聴していた事を明かす。

河村恒三(岸部一徳)は「盗聴は不法行為だぞ」と批判すると、矢幡正春(鈴木浩介)は「皆さんだって遺言の中身を知りたかったくせに、きれい事を言わないでくださいよ。僕は一家の代表として泥を被っただけです」と反論した。

そして、矢幡正春(鈴木浩介)は「おじいちゃんは・・・、河村龍太郎(伊東四朗)は遺産を海外で医療活動を行う団体に全部寄付するそうです。ただし、どの団体に、いつ寄付するかは孫の婿・佐藤育生(向井理)に全権委任する」と、河村龍太郎(伊東四朗)の遺言の内容を暴露した。

次女・矢幡月子(室井滋)は驚いて「嘘に決まってるわ。マー君は冗談が下手なんだもん」と告げるが、矢幡正春(鈴木浩介)は「馬鹿にするな。俺はアンタが思ってるほど、馬鹿じゃ無い」と吐き捨てた。

そして、矢幡正春(鈴木浩介)は「なんで盗聴なんかしたか、言ってやろうか。ただ遺産が欲しくてやったんじゃない。おじいちゃんは皆が呆れるような遺言を書いてくるだろうと思った。その読みが当たってるか確かめたかったんだ。予測以上だったけどね。全額寄付。ハハハハハ、最高」と言って笑った。

佐藤育生(向井理)が「何がおかしいんだよ。家族を揉めさせて、何が嬉しいんだよ」と怒ると、矢幡正春(鈴木浩介)は「そういうのが気に入らないって言ってるんだよ、。かっこつけるんじゃねー」と言って佐藤育生(向井理)を殴り飛ばした。

河村楓(榮倉奈々)が「なんでこんな事をするのよ」と悲鳴を上げると、矢幡正春(鈴木浩介)は「俺は馬鹿じゃ無い。35年間、馬鹿なふりをしていただけだ」と叫び、河村家を飛び出した。

遺産をあてにしていた三女・河村凛子(板谷由夏)は「全額寄付って、この家が亡くなっちゃうって事?これにて相続争いはお終いって事だね」と嘆いた。

佐藤育生(向井理)も遺言の内容を知り、「なんで、こんなことに」と落胆すると、河村恒三(岸部一徳)は「今更、何を言ってるんだ。君が管理を任されたと言うことは、君が遺産を自由に出来るということだ。君のものになったも同然じゃないか」と呆れた。

河村楓(榮倉奈々)は「育生(向井理)が頼んだみたいに言わないで」と怒ると、河村恒三(岸部一徳)は「どうなんだ?」と尋ねた。

しかし、佐藤育生(向井理)が河村龍太郎(伊東四朗)に「できるだけ、皆が争わないようにしてください」と頼んでだ事は事実であり、佐藤育生(向井理)は否定する事が出来なかった。

すると、河村三姉妹は「初めから計算づくだったんだ。なんで、お父さんをたらし込んだのよ」「いくら婿でも、河村家の財産を左右するなんてできないのよ」「どうしてくれるのよ」と言って佐藤育生(向井理)に詰め寄ったのであった。

一方、佐藤華子(岸本加世子)の前に、別れた夫・佐藤肇(光石研)が現れたのであった。

遺産争族(遺産相続)-第6話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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