遺産争族(遺産相続)-第6話のあらすじとネタバレ
岸本加世子が出演するテレビ朝日の遺産争いドラマ「遺産争族(遺産相続)」の第6話「目的は金?生き別れの父現る!婿いびりも頂点に…遂に婿が動く」のあらすじとネタバレです。
第1話からのあらすじとネタバレは「遺産争族(遺産相続)-原作とあらすじとネタバレ」をご覧ください。
第5話のあらすじとネタバレは「遺産争族(遺産相続)-第5話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
■遺産争族(遺産相続)-第6話のあらすじとネタバレ
佐藤華子(岸本加世子)の前に25年前に別れた夫・佐藤肇(光石研)が現れた。
佐藤華子(岸本加世子)は「貴方に育生(向井理)に会う資格はありません」と言い、元夫・佐藤肇(光石研)が結婚式の時に置いていったご祝儀袋をたたき返す。
翌日、佐藤華子(岸本加世子)は病院を訪れ、佐藤育生(向井理)に元夫・佐藤肇(光石研)が現れた事を教え、「たぶん、困っているんだと思う。アンタが良い家の婿に入ったと聞いてお金を要求してくるかもしれない。万が一連絡があっても、絶対に会ったらダメだからね」と注意した。
その後、佐藤育生(向井理)は河村龍太郎(伊東四朗)の元を訪れ、みんなが遺言の内容を知ってしまったことを明かし、矢幡正春(鈴木浩介)が出て行ってしまった事を教えた。
河村龍太郎(伊東四朗)は「君が言ったとおりに家族が争わない遺言にしたつもりなんだがな。よし、みんなを呼んでくれ。遺言というのは秘密に作るものだと思っていたが、それが揉める元になったのかもしれん。みんなで腹を割って話し合おう」と告げた。
その後、河村龍太郎(伊東四朗)の家族が病室に集まり、話し合う。
長女・河村陽子(余貴美子)ら三姉妹は全額寄付反対するが、河村龍太郎(伊東四朗)の意思は変わらず、河村龍太郎(伊東四朗)は改めて佐藤育生(向井理)に遺産の管理を頼んだ。
後日、佐藤育生(向井理)は弁護士・金沢利子(真飛聖)に会い、遺言の内容を書き換えるように頼んだが、弁護士・金沢利子(真飛聖)は「それは出来ません。遺言は故人の遺志です。強いて言えば、貴方が離婚するか、法律に触れる犯罪でも犯せば、遺産を管理する不適格者ということになり、遺言が書き換えられるでしょう」と断った。
佐藤育生(向井理)は両親が借金で別れた事を明かし、「一度で良いから、金なんかで壊れない仲の良い家族に身を置いてみたいとずっと思ってた」と告げる。
すると、弁護士・金沢利子(真飛聖)は「まるで復讐ですね。貴方は金なんか要らないという事で、お金に復讐しているのです。これは貴方にとって最大の試練かもしれません」と答えた。
さて、三女・河村凛子(板谷由夏)は「遺産もダメになったし、ロスに戻るわ。私、お姉ちゃんと喧嘩したくないし」と言い、ロスに帰る準備を始めた。
長女・河村陽子(余貴美子)は三女・河村凛子(板谷由夏)の言葉に感動したが、高価な宝石や着物が無くなっていることに気づき、三女・河村凛子(板谷由夏)の大きなキャリーバックを隠した。
一方、佐藤肇(光石研)は、乗馬クラブを訪れて、河村楓(榮倉奈々)に接触する。
事情を知らない河村楓(榮倉奈々)は、喜んで佐藤肇(光石研)を河村家に招き、佐藤肇(光石研)と息子・佐藤育生(向井理)を25年ぶりに再開させた。
その日、佐藤肇(光石研)は河村家の家族と一緒に夕食を囲む。佐藤肇(光石研)は今、静岡の田舎で自宅を開放して小さな塾をやっており、やりがいのある仕事だと話す。
そうしたなか、三女・河村凛子(板谷由夏)はキャリーバックを隠された事に気づき、長女・河村陽子(余貴美子)と喧嘩を始める。
三女・河村凛子(板谷由夏)は死んだ母親が大切にしていた高価な宝石や着物をキャリーバックに詰めてロスへ帰ろうとしていたが、長女・河村陽子(余貴美子)は「これは、お父さんの面倒を見る代わりに、お母さんが私にくれた物よ」と言い、奪い返した。
怒った三女・河村凛子(板谷由夏)は佐藤肇(光石研)に「こんな事になったのも、全財産をオタクの息子さんに全てを任せると指名したからなんです」と八つ当たりして立ち去った。
すると、佐藤肇(光石研)は河村恒三(岸部一徳)に「お金持ちにはお金持ちの悩みがあるんですね。実は東京に来たのは金策なんですよ。塾に入りたいという問い合わせが多いのですが、自宅では無理で。3階建てくらいでやりたいなと思うんですが、出資してくれる人が居なくて。分相応にやっていくことに決めました。それがお似合いなんでね」と話した。
それを聞いた佐藤育生(向井理)は佐藤肇(光石研)に「止めてください。意地汚いマネをしないでください」と怒り、河村恒三(岸部一徳)に「今のは忘れてください」と言って謝罪した。
その後、佐藤育生(向井理)は佐藤肇(光石研)を連れて河村家を出ると、居酒屋に入った。
佐藤育生(向井理)は財布から有り金を差し出すと、「僕は研修医なので、これが精一杯です。遺産を任されたと言うのは、管理を任されただけで、自分で使える訳ではありません」と告げた。
佐藤肇(光石研)は「お父ちゃんはな、お前に金の無心に来たわけじゃ無い。金策とは別のことだ。最近、年を感じるようになってな。後のことを頼もうと思ったんだ。静岡の家、大した家じゃ無いが、東京都違って海も見える。子友達を一生懸命教えてきた家だ。処分をすれば500万円くらいにはなる。それをお母ちゃんに渡して欲しいんだ。離婚してから、何一つしてやれなかったからな」と話した。
そして、佐藤肇(光石研)は「金が身近になると、身内も金目的に見える。寂しいもんだな」と言い、佐藤育生(向井理)が差し出したお金を突き返して居酒屋を後にした。
佐藤育生(向井理)が動揺していると、店員は「受け取って貰えないかもしれないから、自分が東京を離れてから渡してくれって」と言い、佐藤肇(光石研)から預かっていた結婚の祝儀袋を佐藤育生(向井理)に渡した
佐藤育生(向井理)は慌てて居酒屋を出たが、佐藤肇(光石研)の姿は無かった。
落ち込んだ佐藤育生(向井理)は、迎えに来た河村楓(榮倉奈々)に「あの人のことをオヤジって呼べなかった。もう会えないのに。婿に入ったばっかのころ、金の話が不愉快で軽蔑してた。でもそれは、金が人を変えるって思い込んでだからなんだ。金が全てだと思ってたのは、俺自身だった。俺、もう金に復讐をしない。ゼロに戻る」と話した。
その後、河村家に帰宅した佐藤育生(向井理)は、家族を集め、「今日、父に会って、おじいちゃんを信じようと思いました。覚悟を決めました。遺言の内容をしっかりと受け止め、責任を持って寄付します」と宣言した。
長女・河村陽子(余貴美子)が「こに家が育生(向井理)に取られるのよ」と言い、河村恒三(岸部一徳)に説得を頼んだが、河村恒三(岸部一徳)は「家なんかいいじゃないか、会社があれば。都心にマンションでも買えばいい」と言い、相手にしなかった。
すると、長女・河村陽子(余貴美子)は今まで我慢していた不満を爆発させ、「離婚してちょうだい」と告げると、河村恒三(岸部一徳)は笑いながら「いつでもしてあげますよ」と答えた。
長女・河村陽子(余貴美子)は「本気にしてないのね、河村龍太郎(伊東四朗)の婿という肩書きを失った貴方に何が出来るの?甘く見てると痛い目に遭うわよ」と告げた。
河村家はさらに崩壊へと歩み始めたため、佐藤育生(向井理)は「あんたら、馬鹿だ。俺も馬鹿だ」と言い、河村家を飛び出した。
一方、次女・矢幡月子(室井滋)は吉沢貴志(渡辺いっけい)に「彼(向井理)を追い出すしかないわね。彼が犯罪を犯せば、遺産の管理者として不適格ということになれば、遺言そのものがダメになる可能性があるでしょ。とんな手を使ってでも、あの遺言を無効にして。もし、願いを叶えてくれたら、お兄さんを社長から排斥して、貴方を社長にしてあげる」と持ちかけた。
その後、佐藤育生(向井理)は河村龍太郎(伊東四朗)の病室を訪れ、「僕にください。寄付は止めて、僕に遺産の全てを譲ると遺言を書き換えてください」と言い、紙と筆を突きつけたのであった。
「遺産争族(遺産相続)-第7話のあらすじとネタバレ」へ続く。
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