ひよっこ-第15週のあらすじとネタバレ
有村架純が出演するNHKの朝ドラ「ひよっこ」の第15週のあらすじとネタバレです。
第15週より前のあらすじは「ひよっこ-あらすじとネタバレの目次」からご覧ください。
■ひよっこ-第15週のあらすじとネタバレ
谷田部みね子(有村架純)が乙女寮のメンバーが、「すずふり亭」で再会を果たし、テーブルに着いたとき、女優の川本世津子(菅野美穂)が「すずふり亭」にやってきたのだった。
川本世津子(菅野美穂)は料理を食べようと思って「すずふり亭」に入ったのだが、牧野鈴子(宮本信子)は「休みなので」と丁重に断った。
川本世津子(菅野美穂)は騒がせたことを謝罪して帰ろうとすると、女優を目指す助川時子(佐久間由衣)は思い切って「女優を目指しています。いつかご一緒に仕事出来るように頑張ります」と挨拶した。
すると、川本世津子(菅野美穂)は「待ってるわ。私がおばあちゃんになるまでにお願いね」と答えた。
谷田部みね子(有村架純)は助川時子(佐久間由衣)に駆け寄り、「えがったね」と喜ぶと、茨城弁を聞いた川本世津子(菅野美穂)は方言を恥ずかしいと思わず、標準語と使い分けて喋れるようにすればいいとアドバイスとをした。
さて、乙女寮の同窓会が始まると、体が弱い夏井優子(八木優希)が、「実は私、結婚するんだ」と報告した。
夏井優子(八木優希)は、向島電気が倒産した後、秋田に帰って水産工場の仕事をしていたのだが、体が弱いので社長さんが事務に回してくれた。その社長の息子が素敵な人で、初恋に落ち、プロポーズされたのだという。
すると、秋葉幸子(小島藤子)も音楽家を目指す高島雄大(井之脇海)と結婚した事を報告した。
ただ、結婚と言っても、独身では団地に申し込むことができないため、婚姻届を提出しただけなのだという。
兼平豊子(藤野涼子)が「当たらなかったら、どうするんですか?」と尋ねると、秋葉幸子(小島藤子)は「別れる」と断言した。
次に、助川時子(佐久間由衣)は、オーディションで最後の10人まで残って落ちたことを報告し、「落ちたけど、最後の10人まで残ったのは凄いでしょ?」と自慢した。
みんなが「落ちたけど、最後まで残ったのは凄い」と口々に褒めると、助川時子(佐久間由衣)は「そんなに、落ちた、落ちたって言わないで」と怒った。
さて、成績優秀だった兼平豊子(藤野涼子)は、簿記と速記とソロバンの資格を取り、今は税理士と通訳の資格を目指しており、行く行くは女性だけの会社を経営したいと夢を語った。
食いしん坊のメガネッ子・青天目澄子(松本穂香)は、石けん工場で働いており、毎日、石けんを使っているので肌がつるつるなのだという。
社長夫婦には子供が居ないので、社長夫婦から我が子のように可愛がられており、ご飯も一杯、食べているのだという。
谷田部みね子(有村架純)は「垢抜けてきた。東京の女になった。好きな人でも出来たんじゃないか」と言われて照れた。
やがて、乙女会の同窓会が終わり、「今度は永井愛子(和久井映見)も呼んで、またやろう」と約束し、解散して「すずふり亭」を後にした。
そのとき、何故か永井愛子(和久井映見)は「すずふり亭」の外から、「すずふり亭」の中の様子を伺っており、みんなが出てくると、思わず隠れた。
さて、谷田部みね子(有村架純)は、助川時子(佐久間由衣)を「あかね荘」の自分の部屋に連れて帰ると、「私は手紙で近況を知らせているのに、アンタは全然、知らせてこない」と説教した。
谷田部みね子(有村架純)が「時間があれだったら、泊まってってもいいよ」と言うと、助川時子(佐久間由衣)は「うん。しばらく泊まる」と答えた。
谷田部みね子(有村架純)が「しばらく?」と驚くと、助川時子(佐久間由衣)は「お願い、しばらく泊めて」と言い、事情を説明した。
劇団に入った助川時子(佐久間由衣)は、勤務先の喫茶店の寮に入っていたが、門限厳守や大声禁止などの制約があり、自由が利かず、住み込みで働きながら芝居を続けられる仕事を探していたが、見つからなかった。
劇団の女優がキャバレーの仕事を紹介してくれたが、流石に、お母ちゃんが泣くと思ってキャバレーでは働かなかった。
それで、助川時子(佐久間由衣)は、稽古場で寝泊まりさせてもらっていたのだが、ずっという訳にもいかないのだという。
助川時子(佐久間由衣)は、劇団は小さいし、大した役ではないか、芝居をする事が面白くて、楽しくて、しかたがない、と話した。
さて、助川時子(佐久間由衣)は、谷田部みね子(有村架純)の部屋にしばらく留めてもらう事が決まると、「そうと決まれば。挨拶しないと」と言い、谷田部みね子(有村架純)の好きな島谷純一郎(竹内涼真)に挨拶をすると言い出した。
谷田部みね子(有村架純)が「そんなこと、手紙に書いてない」と否定すると、助川時子(佐久間由衣)は「書いて無くても分かる。認めなさい」と迫った。
すると、谷田部みね子(有村架純)は「好きだな。素敵だなとは思うけど…。向こうは、どう思ってるか分からないし」と言った。
助川時子(佐久間由衣)が「そんなの確かめればいいじゃない」と告げると、谷田部みね子(有村架純)は「やだよ。失恋して、同じアパートに居るのは嫌でしょ?」と答えた。
すると、助川時子(佐久間由衣)は「分かった。見れば分かるから、私に任せなさい」と言い、島谷純一郎(竹内涼真)を探した。
すると、共同炊事場で、島谷純一郎(竹内涼真)と久坂早苗(シシド・カフカ)が料理をしていた。
助川時子(佐久間由衣)が2人に挨拶をすると、久坂早苗(シシド・カフカ)は「嫌なことがあった」と言い、助川時子(佐久間由衣)の歓迎会を開くことをにした。
さて、久坂早苗(シシド・カフカ)は「あかね荘」の住人を率いて、バー「月時計」を訪れた。
そして、バー「月時計」に入ろうとしたとき、1人の女性が島谷純一郎(竹内涼真)に声を掛けた。
この女性は、叔父・小祝宗男(峯田和伸)がビートルズのチケットをあげた女性だった。
女性は、島谷純一郎(竹内涼真)に逢えたことを喜び、何度も何度もビートルズのチケットの礼を言って立ち去った。
さて、谷田部みね子(有村架純)らはバー「月時計」に入ったが、思い空気に包まれていた。
谷田部みね子(有村架純)がビートルズのチケットを手に入れるため、必死に歯磨き粉を買って応募していたのに、島谷純一郎(竹内涼真)が女性にビートルズのチケットをプレゼントしたというのは、どういうことだ。
久坂早苗(シシド・カフカ)は「こういうの嫌いなんだ。みんな気になってるのに、あえて話題に出さないって。とにかくハッキリさせよう」と言うと、助川時子(佐久間由衣)が「私も賛成」と言った。
すると、島谷純一郎(竹内涼真)は「さっきのビートルズの女の子のことですよね」と言い、事情を話し始めた。
谷田部みね子(有村架純)は叔父・小祝宗男(峯田和伸)の為に必死に応募していたけど、当たらなかった。
そんなときに、父からビートルズのチケットが送られてきた。若者に人気だから観たいだろうと思い、東京の音楽関係の人に頼んで入手したらしい。
そんなチケットを谷田部みね子(有村架純)に渡すのが恥ずかしかった。苦労してチケットを手に入れようとしている人が居るのに、簡単に手に入ってしまう自分が恥ずかしかった。
島谷純一郎(竹内涼真)は、谷田部みね子(有村架純)に、恵まれている奴だとか思われたくなかったため、ビートルズのチケットを渡せなかったのだという。
それを聞いていた新田啓輔(岡山天音)は「それって、島谷君は、みね子さんが好き、恋しているってことじゃないですか?」と驚いた。
すると、助川時子(佐久間由衣)が「それって、みね子と島谷君は両思いってことですよね?だって、今日、みね子は島谷君が好きだって認めたわけだし」と話すと、谷田部みね子(有村架純)は慌てて止めた。
しかし、助川時子(佐久間由衣)は「ということは恋人成立、カップル誕生ということになります」と告げると、みんなは「おめでとう御座います」と谷田部みね子(有村架純)と島谷純一郎(竹内涼真)を祝福した。
すると、島谷純一郎(竹内涼真)も「よろしくお願いします」と頭を下げたが、谷田部みね子(有村架純)は失踪中の父・谷田部実(沢村一樹)を思い出して、「でも、私は…」と答えた。
しかし、助川時子(佐久間由衣)が「幸せになって良いんだよ」と告げると、谷田部みね子(有村架純)も島谷純一郎(竹内涼真)に「よろしくお願いします」と頭を下げたのだった。
さて、谷田部みね子(有村架純)と島谷純一郎(竹内涼真)は、初デートで東京タワーに言ったが、島谷純一郎(竹内涼真)は高いところが苦手でヘロヘロになってしまう。
谷田部みね子(有村架純)が「高いところが苦手なら言ってくれれば善いのに」と呆れると、島谷純一郎(竹内涼真)は「みね子ちゃん(有村架純)が行きたいところに連れて行くって言ったのに、東京タワーはちょっとなんて言えないでしょ。男としては。最初のデートのわけでし」と答えた。
その後、谷田部みね子(有村架純)は「もう1つ行きたい場所がある」と言い、島谷純一郎(竹内涼真)の大学へ連れて行ってもらった。
谷田部みね子(有村架純)は教室に入って、島谷純一郎(竹内涼真)が好きだという席を教えてもらうと、その席に座り、「島谷さんは、どんなことを勉強をしているんですか?」と尋ねた。
島谷純一郎(竹内涼真)は「経済学部だから、お金の事とか、会社の経営のこととか」と話した。
そして、島谷純一郎(竹内涼真)は「親が会社を経営してて、経済学部に通ってると、周りは『長男で、大変だな』みたいな目で見てきてさ。でも、好きなんだ。自分の好きで選んだ。父さんやおじいちゃんみたいになりたいし、越えたいと思ってる」と話した。
その後、2人が大学のキャンパスを歩いていると、知り合いの大学生から「島谷君の彼女?」と声を掛けられると、島谷純一郎(竹内涼真)は「ああ、俺の恋人だ」と紹介した。
大学生が「見たい顔だけどウチの大学?どこの大学?」と尋ねると、島谷純一郎(竹内涼真)は「ウチのアパートに住んでて、レストランで働いている」と紹介した。
大学生は「へえ、そうなんだ」と微妙は反応をして、店の名前を聞くと、「今度、食べに行くよ」と言い、立ち去った。
すると、谷田部みね子(有村架純)は島谷純一郎(竹内涼真)に「嬉しかった。恋人と紹介されて」と礼を言った。
そして、谷田部みね子(有村架純)が「恥ずかしくなかったですか?私みたいな人、住む世界が違うというか。だって、お友達が思ってた見ないに大学生じゃないから。島谷さんには相応しい女の子が…」と尋ねた。
島谷純一郎(竹内涼真)が「俺みたいなって、どんな?お金持ちの大学生?金を持っているのは俺じゃないよ。ここの学費を払ってるのも俺じゃない。俺はお金持ちの大学生という人間じゃない?みね子ちゃんは、行方不明になっている父親のせいで東京に働きに来ている可哀想な女の子か?違うだろ?君は谷田部みね子だろ?俺が好きなのは谷田部みね子さんだ」と答えた。
谷田部みね子(有村架純)が「はい」と答えると、島谷純一郎(竹内涼真)は「じゃー、もう2度と言わないで。約束だ」と告げた。
そして、谷田部みね子(有村架純)は、心の中で「お父さん、私は素敵な人を好きになりました。そして、素敵な人に好きになって貰いました。とても素敵です。でも、島谷さんが素敵すぎて、なんだか怖いです。幸せって怖いです」と思った。
その日の夜、島谷純一郎(竹内涼真)が2階から降りてこようとすると、久坂早苗(シシド・カフカ)が「大丈夫か?その高さは?部屋を変わろうか?」と言った。
島谷純一郎(竹内涼真)は、何の事か分からなかったが、直ぐに気付いた。
谷田部みね子(有村架純)が初デートの内容を、「あかね荘」の住人に話していたのだ。
その後、島谷純一郎(竹内涼真)は「すずふり亭」の料理人・前田秀俊(磯村勇斗)と飲みに行き、前田秀俊(磯村勇斗)に谷田部みね子(有村架純)と交際することを報告した。
翌日、谷田部みね子(有村架純)は、牧野鈴子(宮本信子)と朝倉高子(佐藤仁美)、そして中華店「福翠楼」の福田安江(生田智子)の3人に、島谷純一郎(竹内涼真)との交際を報告した。
朝倉高子(佐藤仁美)と福田安江(生田智子)は「良い青年だ」と喜んだが、牧野鈴子(宮本信子)は「反対じゃないよ。ちょっと心配なだけ。みね子がしなくて良い苦労を、感じなくても良い苦労をするんじゃないかって」と顔を曇らせた。
すると、谷田部みね子(有村架純)は「それは私と島谷さんの身分が違うからですよね?でも、島谷さんは言ってくれたんです。俺が好きなのは、父親が居なくなって東京に出て来て働く事になった不幸な女の子じゃなくて、谷田部みね子という1人の人間だからって。それが嬉しくて。この世界の中で私の事を好きだと言ってくれる人が居る。嬉しくて、それが。だから私も、お金持ちの大学生じゃなくて、島谷純一郎さん(竹内涼真)を好きでいようと思いました」と話した。
それを聞いた朝倉高子(佐藤仁美)と福田安江(生田智子)は泣いた。
牧野鈴子(宮本信子)は「そうだね。ちょっと古いのかね、私も。心配しすぎなのかねえ」と言うと、谷田部みね子(有村架純)は「いえ、ありがとうございます」と礼を言った。
一方、島谷純一郎(竹内涼真)は、「あかね荘」の大家・立花富(白石加代子)に呼ばれ、立花富(白石加代子)の部屋にいた。
立花富(白石加代子)は「みね子ちゃん(有村架純)とお付き合いを始めたそうね。貴方のお母さんは、時々、お電話でおはなししている。とても心配されている。大事な跡取り息子だから。貴方のことをよろしくお願いしますって電話の向こうで泣いてらした。今でも週に1度は電話がかかってくる」と話した。
そして、立花富(白石加代子)は「言わない方が良いわよね?みね子ちゃん(有村架純)のことは。貴方のことも、みね子ちゃんのことも大好きだから応援したい。でも、お母様の気持ちも分かる。身分違いの悲しい恋を沢山観てきたからね」と話した。
島谷純一郎(竹内涼真)が「身分違いなんて、そんな」と答えると、立花富(白石加代子)は「100年経っても、無くならないわ、そんなもの」と告げた。
立花富(白石加代子)が「じゃー。お電話があっても、とぼけておくね」と告げると、島谷純一郎(竹内涼真)は「いつか自分で話します」と答えた。
さて、島谷純一郎(竹内涼真)は、一度、佐賀県の実家に帰ることを決め、実家へと戻った。
そのようななか、谷田部みね子(有村架純)の前に乙女寮の元舎監・永井愛子(和久井映見)が現れたのだった。
「ひよっこ-第16週のあらすじとネタバレ」へ続く。
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