遺産争族(遺産相続)-第7話のあらすじとネタバレ

向井理が出演するテレビ朝日の遺産争いドラマ「遺産争族(遺産相続)」の第7話「ムコ大逆転!遺言状のトリック」のあらすじとネタバレです。

遺産争族-第1話からのあらすじとネタバレは「遺産争族(遺産相続)-原作とあらすじとネタバレ」をご覧ください。

前回の第6話のあらすじとネタバレは「遺産争族(遺産相続)-第6話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■遺産争族-第7話のあらすじとネタバレ
病室を訪れた佐藤育生(向井理)は、「寄付は止めて、僕に遺産を全て譲ると、遺言を書き換えてください。僕に任させてくれれば、上手くやりますよ」と言い、河村龍太郎(伊東四朗)に遺言の書き直しを迫る。

河村龍太郎(伊東四朗)が「なぜ、急に、そんな。金なんか要らんといってたじゃないか」と驚くと、佐藤育生(向井理)は「そんな人間は居ませんよ。欲をむき出しにするのは、みっともないから、やせ我慢してただけです」と答えた。

さらに、佐藤育生(向井理)は、河村龍太郎(伊東四朗)が以前「君なら娘達と違って下らんことには使わんだろう。病院を建てるも良し、好きに使ってくれ」と言った事を指摘して「自由に使ってもいいんですよね?」と迫ると、河村龍太郎(伊東四朗)は「武士に二言はない」と言い、遺言を書いた。

河村龍太郎(伊東四朗)は佐藤育生(向井理)の目の前で遺言を書くと、「印鑑が無い」と言い、佐藤育生(向井理)に遺言を渡し、仏壇にある印鑑を押してくるように頼んだ。

その後、河村龍太郎(伊東四朗)は弁護士・金沢利子(真飛聖)に、新しい遺言を書いて佐藤育生(向井理)に押印を頼んだ事を報告する。

弁護士・金沢利子(真飛聖)が「会長、その行為が何を意味するか、分かっていますか?」と尋ねると、河村龍太郎(伊東四朗)は「それ以上言うな。全て分かった上でやっておる」と答えた。

弁護士・金沢利子(真飛聖)が「地獄を見ますよ」と忠告すると、河村龍太郎(伊東四朗)は「とっくに見てるよ」と言い、電話を切った。

一方、長女・河村陽子(余貴美子)は離婚すると言い、夫・河村恒三(岸部一徳)に離婚届を突きつけていた。

娘の河村楓(榮倉奈々)が「いきなり、何を言うの」と言い、離婚届を奪ってくしゃくしゃに丸めて捨てるが、長女・河村陽子(余貴美子)は「いきなり、じゃないわよ」と言い、新しい離婚届を差し出して教えた。

長女・河村陽子(余貴美子)は、ずっと夫・河村恒三(岸部一徳)に不満を持っており、これまでに何度も離婚を考えたが、そのたびに離婚届に署名捺印することで、怒りを紛らわせていたのだという。

そこへ、戻ってきた佐藤育生(向井理)が「出て行く必要はありませんよ。おじいちゃんが遺言を書き換えたので」と教えると、長女・河村陽子(余貴美子)は「この家を手放さなくてもいいの」と喜んだ。

河村楓(榮倉奈々)は「これで離婚しなくてすむ」と喜んだが、長女・河村陽子(余貴美子)は「口にした以上、後に引くことは出来ません」と言い、あくまでも離婚を望んだ。

その日の深夜、こっそりとベッドを抜け出した佐藤育生(向井理)は、河村龍太郎(伊東四朗)の部屋に行き、河村龍太郎(伊東四朗)の遺言書に仏壇に保管している印鑑を押した。

翌日、長女・河村陽子(余貴美子)と三女・河村凛子(板谷由夏)は、弁護士・金沢利子(真飛聖)の元を訪れ、遺言書の内容を確認させて欲しいと頼んだ。

すると、弁護士・金沢利子(真飛聖)は「会長から、皆さんが望めば、開示していいと許可を頂いております」と言い、河村龍太郎(伊東四朗)が新しく作成した遺言書を見せた。

遺言書には「遺産の全てを佐藤育生(向井理)に譲る」と書いてあり、長女・河村陽子(余貴美子)と三女・河村凛子(板谷由夏)は絶句してしまう。

さて、長女・河村陽子(余貴美子)から離婚を宣告された河村恒三(岸部一徳)は、葬儀会社「カワムラメモリアル」の仕事に身が入らず、上の空だった。

これをチャンスと観た次女・矢幡月子(室井滋)は、社長の河村恒三(岸部一徳)に、「熟年離婚を言い渡されたそうじゃないですか。ウチは同族経営ですから」と言い、カワムラメモリアルからの追放を突きつけた。

河村恒三(岸部一徳)は「相応の退職金は頂きますよ」と言って次女・矢幡月子(室井滋)を牽制しつつも、「まあ、遺言書は書き換えられたんだし、大丈夫でしょう」と告げた。

しかし、そこへ、長女・河村陽子(余貴美子)と三女・河村凛子(板谷由夏)からの電話が入り、河村恒三(岸部一徳)と次女・矢幡月子(室井滋)にも、新しい遺言書の内容が伝わる。

その日の夜、河村三姉妹が、遺言の件で佐藤育生(向井理)に詰め寄る。

河村龍太郎(伊東四朗)が「結局、君は金が欲しかったと言うことかね?」と尋ねると、佐藤育生(向井理)は「みんなと一緒にいたらそうなりました。おじいちゃんのご厚意に報いるよう、最善を尽くします」と答えた。

部屋に戻ると、河村楓(榮倉奈々)は「どうしちゃったの?ついて行けないよ。育生(向井理)が何を考えてるのか分からない。私と一緒に居るだけで幸せって言ってくれたじゃない。お金なんて要らないって言ってよ」と嘆いた。

佐藤育生(向井理)は、ただ、「楓(榮倉奈々)の事は好きだよ。本当に好きだ」とだけ答えた。

一方、河村三姉妹が愚痴っていると、河村恒三(岸部一徳)は「落ち着かれてはどうでしょう。全て譲ると遺言書に書いてあっても、実際に遺産が全て育生くん(向井理)の物になるわけではありません」と言い、相続には遺留分がある事を教えた。

相続人の河村三姉妹が裁判所に訴えれば、半分は佐藤育生(向井理)に行くが、残りの半分は遺留分として確保でき、その半分を河村三姉妹で分ける事になるのだという。

しかし、河村三姉妹は、半分を三等分すると取り分が減るため不満に思い、河村恒三(岸部一徳)に協力を求めると、河村恒三(岸部一徳)は「遺言を書き換えてもらう」「佐藤育生(向井理)に相続を辞退してもらう」「佐藤育生(向井理)が相続人として相応しくない事を証明する」の3つしかないと教えた。

その後、河村恒三(岸部一徳)は入院している河村龍太郎(伊東四朗)を見舞い、「なぜ、私じゃ無くて育生くん(向井理)なんですか?」と尋ねた。

すると、河村龍太郎(伊東四朗)は「君に会社を任せてから、会社がずいぶんと変わった。人のつながり、思いを大切にするやり方まで、古いと言って排除した」と答えた。

そして、河村龍太郎(伊東四朗)は「彼は私の命の恩人だ。君がどうあがいたって、育生くん(向井理)にはなれない。遺言は、ここで、彼の前で書いた。それが彼に対する期待だ。私はもう書き換えん。最後の遺言だ」と告げた。

それを聞いた河村恒三(岸部一徳)は「ここで?」と疑問を持った。

一方、長女・河村陽子(余貴美子)は、佐藤家を訪れ、佐藤華子(岸本加世子)に説得を頼むが、佐藤華子(岸本加世子)は「相続はオタクの問題でしょ。それに、育生(向井理)がお金をくれなんて言うはずが無い」と拒否した。

他方、次女・矢幡月子(室井滋)は吉沢貴志(渡辺いっけい)と結託し、佐藤育生(向井理)の病院に「佐藤育生(向井理)にもてあそばれた。佐藤育生(向井理)はデート台を捻出するために業者から賄賂をもらっている」という怪文書のメールを送りつけた。

佐藤育生(向井理)は教授に呼び出されたが、「研修医が賄賂なんてもらえる分けないでしょう」と釈明すると、教授は納得して「知性の欠片も無い怪文書だ」と笑い飛ばした。

さらに、三女・河村凛子(板谷由夏)は、佐藤育生(向井理)と河村楓(榮倉奈々)を離婚させるため、河村楓(榮倉奈々)の元夫・木村誠也(渡辺大)に頼み、元夫・木村誠也(渡辺大)から河村楓(榮倉奈々)に揺さぶりを掛けてもらった。

しかし、河村三姉妹の策略はいずれも失敗した。河村恒三(岸部一徳)は呆れ、河村三姉妹に「私に任せれば良い。皆さんは余計な事をせず、お父さんを迎えてくれれば、それで結構です」と告げた。

そのとき、河村楓(榮倉奈々)はドアの外で、河村三姉妹の話を盗み聞きしていた。

そこへ、佐藤育生(向井理)が退院した河村龍太郎(伊東四朗)と連れて帰宅する。

河村龍太郎(伊東四朗)が帰宅すると、河村三姉妹は気持ち悪いくらいに河村龍太郎(伊東四朗)に親切にする。

河村楓(榮倉奈々)は佐藤育生(向井理)を部屋に連れて行き、「パパ達が何か企んでるみたい。みんな私たちを別れさせたがっている」と相談すると、佐藤育生(向井理)は「おじいちゃんが亡くなったら、それが相続するだけだ。ありがたく頂いて、2人で贅沢して暮らせば良いんだ」と答えた。

河村楓(榮倉奈々)が「贅沢?本気でそう思ってるの?」と驚くと、佐藤育生(向井理)は「人生は1回だ。俺は後悔したくない」と答えた。

そのようななか、佐藤華子(岸本加世子)が退院祝いにやってくる。

佐藤華子(岸本加世子)は「みなさん、育生(向井理)が、おじい様をたぶらかしていると、誤解なさっているようですが、決してそういう事はございません。どうしても信じられないというのなら、育生(向井理)はこの場で相続を辞退します」と言ったが、佐藤育生(向井理)は辞退しなかった。

佐藤華子(岸本加世子)は佐藤育生(向井理)を廊下に連れ出すと、「全部なんて言うから反感を買うのよ。ここは欲張らずに半分とか3分の1にしとかないと。とにかく、ここはいったん辞退しなさい。憎まれたら損よ」と忠告した。

しかし、佐藤育生(向井理)は「お母ちゃん、人様の行為は素直に受け取れる人間で居ろって、昔よく言ってたじゃん」と答えた。

リビングに戻った佐藤育生(向井理)が「僕は辞退しません。おじいちゃん、ご厚意を受けていいんですよね?」と尋ねと、河村龍太郎(伊東四朗)は動揺しながら「あ・・・ああ」と答えた。

河村三姉妹が佐藤育生(向井理)に皮肉を言うと、河村恒三(岸部一徳)は「よしなさいよ。誤解もなにも、あの遺言は無効ですから」と告げた。

そして、河村恒三(岸部一徳)は「遺言書を拝見したのですが、あの印鑑はウチに保管している印鑑ですね?入院中のお父さんがどうやって印鑑を押したのでしょうか?育生くん(向井理)に頼んだのではありませんか?自筆証書遺言は自らが署名し、自ら捺印しなければ無効です」と教えた。

河村三姉妹が「嘘?お父さん、そんなことも知らずに遺言書を書いたの?」と驚くと、河村恒三(岸部一徳)は「いや、お父さんは知った上で、育生くん(向井理)に印鑑を押させたのではないかと思います。つまり、はじめから育生くん(向井理)に渡すつもりは無かった。散々に可愛がってきたものの、いざ、金をくれと言われたら、惜しくなった。育生くん(向井理)も気の毒だったね」と話した。

さらに、河村恒三(岸部一徳)は「婿の立場なので、口をつぐんでまいりましたが、今日は言わせて頂きます。もう遺産をダシに、我々を翻弄するのは止めてください」と言い、遺言書を書き直すように求めた。

河村恒三(岸部一徳)の発言で、遺言書が無効だと判明すると、河村三姉妹は一気に形勢は逆転し、余裕の笑みを浮かべた。

ところが、佐藤育生(向井理)は「ちょっと待ってください。おじいちゃんの遺言は有効ですよ。通常は、お父さんのお言葉通り、他人が印鑑を押した場合は無効です。しかし、遺言を作った人が入院している場合に限り、他人に頼んで印鑑をしてもらった場合も有効なんですよ。過去の判例から、弁護士さんは、ご存じだったはずですよ。もちろん、おじいちゃんだって、下手な芝居で遺言なんて書くはずありませんよね?」と教えた。

それを聞いた河村龍太郎(伊東四朗)は、弁護士・金沢利子(真飛聖)の言葉を思い出し、「そういう意味だったのか」と驚いたが、今更、知らなかったとは言えず、「もちろん知っていた」と答えた。

さらに、佐藤育生(向井理)は河村三姉妹に対して「遺産を引き継ぐ以上、僕が全力で河村家を守ります」と宣言する。

次女・矢幡月子(室井滋)が「医者のくせに葬儀屋が継げるの?」と激怒すると、佐藤育生(向井理)は「ご安心ください。医者は辞めます」と答えた。

すると、三女・河村凛子(板谷由夏)は「とうとう正体を現したわね。楓。別れなさい。金目的の人と一緒になっても幸せになれないわよ」と言い、河村楓(榮倉奈々)に離婚を命じた。

しかし、河村楓(榮倉奈々)は「私は育生(向井理)とは別れない。なんで別れなきゃいけないの。育生(向井理)が遺産を相続するのなら、ありがたく頂いて、2人で贅沢をして暮らしたいわ。人生は1回だもの、私、後悔したくない」と答えたので黒い笑みを浮かべたのであった。

遺産争族(遺産相続)-第8話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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