とと姉ちゃん 中田綾のモデルは中野家子
NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」のモデルとなる大橋鎭子(大橋鎮子)の生涯を描く実話「とと姉ちゃん-大橋鎭子(大橋鎮子)と花森安治の生涯」のモデル編「中田綾の実在のモデルは中野家子」です。
実話「とと姉ちゃん-大橋鎭子(大橋鎮子)と花森安治の生涯」の目次は「とと姉ちゃん 大橋鎭子(大橋鎮子)と花森安治の生涯」をご覧ください。
■中田綾のモデル
ドラマ「とと姉ちゃん」に登場する中田綾(阿部純子)の実在のモデルは、中野家子です。
ドラマ「とと姉ちゃん」に登場する中田綾(阿部純子)は、女学校時代に主人公・小橋常子(高畑充希)と出会い、小橋常子(高畑充希)と親友になります。
中田綾(阿部純子)は実家が名家で、女学校を卒業と同時に結婚。戦後、小橋常子(高畑充希)と再会し、小橋常子(高畑充希)らが作る雑誌「あなたの暮し」を手伝うようになります。
■モデルとなった中野家子の生涯
中野家子は、大橋鎮子(大橋鎭子)が通っていた東京府立第六高等女学校(現在の東京都立三田高校)の同級生で、府立第六高等女学校を卒業後に結婚しましたが、戦争で夫を亡くします。
戦後、大橋鎮子(大橋鎭子)は花森安治と共に創刊したファッション誌「スタイルブック」が大ヒットし、人手が足りなくなったため、中野家子と清水洋子が雑誌作りに加わります。
中野家子は出版社の設立メンバーではありませんが、設立初期に加わったメンバーです。
中野家子は裁縫が得意だったようで、大橋鎮子(大橋鎭子)らが開いていた講習会「花森安治・服装デザイン講座」では、中野家子がその場で直線裁ちの衣装を縫い、大橋鎮子(大橋鎭子)や大橋芳子がモデルとなって中野家子が縫った衣装を着ました。
ファッション誌「スタイルブック」の創刊号は大ヒットしましたが、直ぐに似たような雑誌が30冊も40冊も登場したため、雑誌「スタイルブック」は売れなくなり、大橋鎮子(大橋鎭子)と花森安治は婦人誌「美しい暮しの手帖」を創刊します。
中野家子は引き続き、雑誌「美しい暮しの手帖」作りに加わり、80歳を過ぎても大橋鎮子(大橋鎭子)と一緒に雑誌を作りました。
ドラマ「とと姉ちゃん」の登場人物のモデルまとめは「『とと姉ちゃん』の登場人物と実在のモデル」をご覧ください。
スポンサードリンク