下町ロケット-第8話のあらすじとネタバレ

阿部寛が主演するTBSの下町工場ドラマ「下町ロケット」の第8話「佃&財前、まさかの敗北…逆襲を狙え」のあらすじとネタバレです。

第7話のあらすじとネタバレは「下町ロケット-第7話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■下町ロケット-第8話のあらすじとネタバレ
佃航平(阿部寛)は、PMIA(医薬品や医療品を審査する機関)の面談で、自分たちで支援してくれる企業を探すと宣言したが、全く企業のあては無かった。

そのようななか、佃航平(阿部寛)は、帝国重工の開発主任・富山敬治(新井浩文)から、燃焼テストの1週間繰り上げを一方的に指示される。

共同開発している帝国重工がサヤマ制作所に仕様の変更を指示したため、サヤマ制作所の開発が遅れた。

しかし、燃焼テストの日は変更できないので、そのしわ寄せを佃制作所に押しつけたのである。

佃航平(阿部寛)は抗議したが、開発主任・富山敬治(新井浩文)は「出来なければ、サヤマ制作所のバルブを採用するだけだ」と告げた。

帝国重工は、佃制作所にバルブの特許を取られたため、財前道生(吉川晃司)の主導で佃制作所にバルブを発注しているが、本来、社長・藤間秀樹(杉良太郎)は「主要技術の内製化」を宣言したいた。

そこで、サヤマ制作所の椎名直之(小泉孝太郎)が帝国重工にバルブの共同開発を申ししれた。共同開発なら、社長・藤間秀樹(杉良太郎)は「主要技術の内製化」という方針に合致する。

財前道生(吉川晃司)と対立する帝国重工の調達グループ部長・石坂宗典(石井一孝)が、サヤマ制作所からの申し入れに飛びつき、サヤマ制作所との共同開発を主導していた。

コンペとは名ばかりで、既にサヤマ制作所のバルブが内定しているという噂も流されていた。

圧倒的に劣勢に立たされた佃制作所の社員が「あっちは共同開発」と愚痴をこぼすと、愚痴を聞いた佃航平(阿部寛)は、ある事を思いついた。

ある日、佃航平(阿部寛)は「バルブの試作品を見て欲しい」と言い、財前道生(吉川晃司)を佃制作所に招くと、バルブの試作品を見せた後、現在開発中の水素エンジン用シュレッダーを披露した。

エンジン無いに異物が混入すると、バルブがトラブルを起こしてしまう。開発中のシュレッターは、センサーで異物を感知して破壊し、バルブのトラブルやエンジントラブルを防ぐいう画期的な開発だった。

シュレッダーを見て驚いた財前道生(吉川晃司)がシュレッダー共同開発を申し出ると、佃航平(阿部寛)は共同開発の条件として、国産人工弁を開発するガウディ計画への支援を要請した。

財前道生(吉川晃司)が「ウチはリスクの高い医療機器には手を出さない」と難色を示すと、佃航平(阿部寛)は「だから、貴方に頼んでいるだ。財前さん」と言い、頭を下げた。

帝国重工に戻った財前道生(吉川晃司)は、帝国重工ヘルス開発部門の安東仁にガウディ計画への支援を要請するが、安東仁は「ウチが手がけるのは検査機器が大半で、人体に直接働きかける医療機器は今のところ御法度だ」と断った。

財前道生(吉川晃司)が食い下がると、安東仁は「どうしてもというのなら、お前の部署で出資すればいい」と答えた。

財前道生(吉川晃司)が「出資したいが、関連性が無い」と悔やむと、安東仁は「関連性が無ければ、作っちまえばいい」と告げた。

その後、ガウディ計画の資料を見ていた財前道生(吉川晃司)は、人工弁で発生する血栓を、シュレッダーで粉砕するという秘策を思いついた。これなら、宇宙開発事業部がガウディ計画に出資できる。

財前道生(吉川晃司)は佃航平(阿部寛)に電話して、宇宙開発事業部がガウディ計画に出資できることを伝えた。

しかし、そのためには、佃制作所がバルブのコンペでサヤマ制作所に勝たなければならなかった。

その後、佃制作所は厳しい条件を跳ね返してバルブを完成させ、帝国重工の燃焼テストをクリアした。

1週間後、サヤマ制作所もバルブを完成させ、サヤマ制作所も燃焼テストをクリアした。しかし、佃制作所の方が好成績だった。

帝国重工宇宙開発部の会議で、財前道生(吉川晃司)は燃焼テストで成績が良かった佃制作所のバルブを採用するべきだと主張し、佃制作所が開発中のシュレッダーの共同開発とガウディ計画への支援を提案した。

対する調達グループ部長・石坂宗典(石井一孝)は、テスト結果は誤差の範囲だと反論してサヤマ制作所のバルブの採用を主張し、医療機器に対するリスクの大きさを批判した。

さらに、石坂宗典(石井一孝)は、サヤマ制作所とのバルブの共同開発は社長・藤間秀樹(杉良太郎)の「主要技術の内製化」という方針に合致する事を強調した。

それを聞いた本部長・水原重治(木下ほうか)は、サヤマ制作所のバルブの採用を決定した。

一方、人工心臓「コアハート」は臨床試験の段階へと進んだ。

バルブの改良に抜擢された中里淳(高橋光臣)は未だにコアハートのバルブの改良に成功しておらず、サヤマ制作所の椎名直之(小泉孝太郎)は、中里淳(高橋光臣)に早く改良するように命じた。

中里淳(高橋光臣)は日本クラインに納品している現在のバルブの耐久度を疑問を感じながらも、そのことを椎名直之(小泉孝太郎)に尋ねる事が出来なかった。

ある日、一村教授(今田耕司)・桜田章(石倉三郎)・真野賢作(山崎育三郎)は、ガウディ計画の今後について話し合うため、重い足取りで佃制作所を訪れる。

3人は、佃制作所が帝国重工のコンペに負けた事について、自分たちが佃制作所をガウディ計画に引き込んだため、佃制作所の足を引っ張ってしまったと責任を感じていたい。

ところが、3人が佃制作所を訪れると、立花洋介(竹内涼真)・加納アキ(朝倉あき)・鈴木健児(堀井新太)のガウディーチームは、人工弁の開発を続けていた。

帝国重工の支援がダメになったが、佃制作所の営業部や経理も、子供達を救うためにガウディ計画を存続させるために奔走していた。

佃航平(阿部寛)は、一村教授(今田耕司)・桜田章(石倉三郎)・真野賢作(山崎育三郎)の3人に、開発中のシュレッダーを見せ、「ロケットエンジンのバルブは失ったが、我々にはまだガウディがある。感謝してますよ」と礼を言った。

そして、佃航平(阿部寛)は「期待に応えるために、なんとしてもガウディを完成させてみせる」と、改めてガウディ計画の協力を誓った。

その後、真野賢作(山崎育三郎)は、佃航平(阿部寛)と山崎光彦(安田顕)に、人工弁「コアハート」が臨床試験へと進んだ事を教えた。

それを聞いた山崎光彦(安田顕)は、日本クラインが設計を変更した新しい設計図は自分が考えた設計図と酷似していると言い、中里淳(高橋光臣)が設計図を盗んだ可能性があることを打ち明けた。

もし、中里淳(高橋光臣)が設計図を盗んだのだとしたら・・・。

その日の夜、人工心臓「コアハート」を装着した臨床1号の患者が急変してしまう。

巻田医師は学会に出ており、病院には研修医・葛西しか居なかった。研修医・葛西は人工心臓の患者だと知らずに、心臓マッサージを行い、患者を死なせてしまうのであった。

「下町ロケット-第9話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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