遺産争族(遺産相続)-第8話のあらすじとネタバレ

榮倉奈々が出演するテレビ朝日の遺産ドラマ「遺産争族(遺産相続)」の第8話「最終決戦!ムコ、争族の頂点へ」のあらすじとネタバレです。

第1話からのあらすじとネタバレは「遺産争族(遺産相続)-原作とあらすじとネタバレ」をご覧ください。

前回の第7話のあらすじとネタバレは「遺産争族(遺産相続)-第7話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■遺産争族(遺産相続)-第8話のあらすじとネタバレ
佐藤育生(向井理)は一変して全財産の相続を要求し、カワムラメモリアルの会長・河村龍太郎(伊東四朗)の全財産を相続することになった。すると、孫の河村楓(榮倉奈々)まで豹変してしまう。

佐藤育生(向井理)は「いったい財産はどれくらいあるのでしょう?莫大な相続が発生します。今から、備えないと、この家だって手放さなくてはなりません」と尋ねると、河村龍太郎(伊東四朗)は「子供の貯金じゃないんだ。少し時間をくれ」と答えた。

一方、佐藤華子(岸本加世子)は、佐藤育生(向井理)が医者を辞めると言った事に驚き、河村楓(榮倉奈々)に「育生(向井理)を変えて欲しい」と土下座したが、河村楓(榮倉奈々)は「出来ません。私はどんな育生さんでも付いてきます」と拒否した。

他方、河村恒三(岸部一徳)は、河村三姉妹に「我々が争っていては勝てませんよ。お父さんを説得して、育生君(向井理)に出て行ってもらうには、手をたずさえるしかありません」と言い、協力して戦う事を指示した。

翌日、河村龍太郎(伊東四朗)は弁護士・金沢利子(真飛聖)に相談に行く。

河村龍太郎(伊東四朗)の資産目録では10億円となっていたが、弁護士・金沢利子(真飛聖)はバブル期に購入した不動産や会員権などの価格は5分の1に下落している事を告げた。

さらに、弁護士・金沢利子(真飛聖)は資産目録の預金2億円について、「銀行を調べても預金はほとんどありませんでした。いったいどちらにお預けですか?」と尋ねると、河村龍太郎(伊東四朗)は「金庫だ。妻が死んだときに預金を封鎖されたので、私の預金は全部引き上げた」と明かした。

なんと、河村龍太郎(伊東四朗)の部屋の金庫には2億円が眠っていたのである。

河村龍太郎(伊東四朗)が「どうすればいいんだ」と相談すると、弁護士・金沢利子(真飛聖)は「遺言書を書き換えるしかありません」と助言した。

しかし、河村龍太郎(伊東四朗)は「ワシも男だ。何度も遺言が書き換えられるか。それに、どう書いて良いか分からん。誰も感謝しない。揉めるだけだ」と拒否した。

すると、弁護士・金沢利子(真飛聖)は「だったら、もう相続させるという考えは止めてはどうですか?会長は分けるのに悩むほどの財産をお持ちですが、お金持ちとは言いがたい暮らしをしています。今からでも遅くはありません。叶えたかった夢の1つや2つはあるでしょう」と言い、財産を自分で使うように薦めた。

一方、カワムラメモリアルの社長・河村恒三(岸部一徳)は、吉沢貴志(渡辺いっけい)を呼び、「私は会社を退く事を考えている。カワムラは同族企業だからな。だが、素人の育生くん(向井理)が経営に関われば、会社が傾くことになる。協力してくれるね。君は会長派なのは知ってる。だが、もはや、会長は正常な判断力を失っている。下のお子さんはまだ小学生だったよね?会社が傾くのは困るだろ」と言い、協力を求めた。

そして、佐藤育生(向井理)にカワムラメモリアルの仕事を教えるように頼んだ。

さて、帰宅した河村龍太郎(伊東四朗)は、金庫を開き、札束の山から、一部の札束をカバンに詰めた。

大金の入ったカバンを持った河村龍太郎(伊東四朗)は、乗馬クラブで働いている河村楓(榮倉奈々)の元を訪れ、「競争馬を買うのなら、どこへ行けばいい?友達に頼まれたんだ」と尋ねた。

すると、河村楓(榮倉奈々)は「おじいちゃんも買えばいいじゃない」と言い、子供の頃の話をした。

矢幡正春(鈴木浩介)に「おじいちゃん、僕にも馬を買ってよ」とせがまれたとき、河村龍太郎(伊東四朗)は「いつか、本物のお金持ちになったら買うさ。馬っていうのは賢いから、本物の人間しか相手にしないんだ」と教えた。

河村楓(榮倉奈々)は「あの時のおじいちゃんはかっこよかった。だから私は、この仕事に就いたの」と話した。

一方、佐藤育生(向井理)は葬儀に出た後、河村恒三(岸部一徳)と吉沢貴志(渡辺いっけい)に連れられて、クラブ「おりひめ」を訪れた。

そこで、佐藤育生(向井理)は、病院から直接、火葬場に送る直儀が増えていることを指摘し、今後は家族葬や密葬すら無くなる可能性があると言い、インターネット葬儀を提案した。

すると、河村恒三(岸部一徳)は「葬儀に斬新さなど要らない。人の死を簡単に扱うようになったら、日本は終わりだ。冠婚葬祭には絆が必要なんだ」と激怒した。

佐藤育生(向井理)が黒い笑みを浮かべていたので、河村恒三(岸部一徳)が「なんだ。おかしいのか?」と尋ねると、佐藤育生(向井理)は「いえ。おじいちゃん(伊東四朗)、みたいなことを言ってるなあと思って」と答えた。

翌日、河村三姉妹は協力して佐藤育生(向井理)に嫌がらせを開始する。

その日、三女・河村凛子(板谷由夏)は河村龍太郎(伊東四朗)に、ニューヨークに好きな人がいる事を明かした。売れない役者の卵で、援助しているのだという。

河村龍太郎(伊東四朗)が「また、その手に引っかかってるのか」と呆れると、三女・河村凛子(板谷由夏)は「お母さんが早くに死んじゃったでしょ。お姉ちゃんたちに比べて、愛を貰える時間が少なかったでしょ。私は求めてくれる人に弱いのよ。向こうに戻っても、ずるずるになっちゃうし」と言って溜息をついた。

河村龍太郎(伊東四朗)が「自分で考えろ」と行って出ていくと、三女・河村凛子(板谷由夏)は河村龍太郎(伊東四朗)の部屋で大きな金庫を見つけた。

さて、吉沢貴志(渡辺いっけい)は次女・矢幡月子(室井滋)に、「なかなかの器です」と言い、佐藤育生(向井理)を社長に担ぎ上げるべきだと告げた。

次女・矢幡月子(室井滋)は「貴方が社長になればいいわ」と告げたが、吉沢貴志(渡辺いっけい)は「私は社長の器ではありません。誰かに従うのが向いてるんです」と答えた。

男女の関係に発展していたと思っていた次女・矢幡月子(室井滋)が「私の事をどう思ってるの?」と詰め寄ると、吉沢貴志(渡辺いっけい)は「上司です」と答えた。

発狂した次女・矢幡月子(室井滋)は病院を訪れ、「アンタのせいでなにもかも失った。遺産だけじゃない。マー君も出て行った。河村の家から出て行け」と言って佐藤育生(向井理)に詰め寄る。

すると、佐藤育生(向井理)は「出て行っただけじゃないですか。30を超えてるんだから、おかしなことじゃない。むしろ、褒めてあげた方が良いんじゃ無いですか?」と告げた。

さて、大金の入ったカバンを持った河村龍太郎(伊東四朗)は、高級クラブでドンペリで豪遊しようとするが、ホステスに「無理しなくてもいいのよ、おじいちゃん」と言われてしまう。

さらに、奥の方で豪遊していた若者らが「金は若いうちに使わないと。年を取っても使い道が無い」と言っているのが聞こえてきた。

一方、河村三姉妹は協力したが、佐藤育生(向井理)を追い出すことに失敗したので、河村恒三(岸部一徳)は「手をたずさえてもダメなら、法律の力を借りるしかないだろ」と言い、弁護士・金沢利子(真飛聖)を交えての家族会議を開くことにした。

豪遊できずに帰宅した河村龍太郎(伊東四朗)は、死んだ妻の仏壇に向かって、「ばあさん、もう、あれしかない」と告げていると、河村恒三(岸部一徳)が「お話しがあります」と呼びに来た。

河村龍太郎(伊東四朗)が河村恒三(岸部一徳)に連れられてダイニングルームに行くと、弁護士・金沢利子(真飛聖)を交えた家族会議が始まる。

そこで、長女・河村陽子(余貴美子)に「実の娘に1円も貰えない遺言なんて、長女として恥ずかしく思っております。書き換えてください」と頼んだ。

次女・矢幡月子(室井滋)は「私も遺言を書き換えて貰いたい。河村家は家族でカワムラを盛り上げてきた。これからもカワムラを守りたいの。育生(向井理)じゃなくて、、私たちに委ねて」と頼んだ。

三女・河村凛子(板谷由夏)は「私は甘えたいの。だって娘じゃない、お父さんじゃない。これが本音」と頼んだ。

河村三姉妹は河村楓(榮倉奈々)に「目を覚まして、お金じゃ幸せは変えないのよ」と訴えると、佐藤育生(向井理)は「だったら、文句ないじゃないですか、遺産なんかもらわなくても、おじいちゃんに親孝行すればいいじゃないですか。・・・出来ないんでしょ?口ばっかり。最低ですよ」と吐き捨てた。

さらに、佐藤育生(向井理)は河村恒三(岸部一徳)に「カワムラメモリアルの経営には無理があると言ったんです。何がオーダーメイド葬儀だ。冠婚葬祭に絆が必要だなんてるけど、形ばっかり。河村家と同じです」と批判する。

「絆」と聞いた河村龍太郎(伊東四朗)は「違う。いい加減にしろ、育生くん(向井理)。この家はくせ者揃いかもしれん。だがな、かわいい娘だ。そして、恒三くん(岸部一徳)は私の大切な婿だ。カワムラメモリアルの有能な社長だ」と怒った。

佐藤育生(向井理)が「だったら、どうして大切な家族を蔑ろにするんですか」と尋ねると、河村龍太郎(伊東四朗)は「それは・・・、寂しかったんだ。会社を退いてから、家族も会社の連中も、誰も相手にしてくれん。1人で残されて、このまま人生を終わると思うと、寂しくてな。皆に振り向いてもらいたい、金をちらつかせれば、誰もが私を無視できない。そう思って・・・」と本音を漏らした。

そして、河村龍太郎(伊東四朗)は河村三姉妹に謝罪し、「間違っていた。破棄する」と言い、これまでに書いた3通の遺書を破いた。

すると、河村恒三(岸部一徳)は、佐藤育生(向井理)の目的に気づいて笑い出し、「すっかりやられたね。これで思い通りか?憎まれ役ですよ。敵が居れば、みんながまとまるからね。育生くん(向井理)はジョーカーを演じて、この家の皆を改心させようとしたんだ」と話した。

しかし、佐藤育生(向井理)は、「そんな、甘いもんじゃありません。僕は皆さんに仲良くなって欲しいなんて思ってません。僕は・・・」と、本当の目的を言おうとした。

そのとき、焦げ臭いニオイがしてくる。河村龍太郎(伊東四朗)は仏壇のたろうそくの火を消し忘れており、河村龍太郎(伊東四朗)の部屋が炎上していたのである。

遺産争族(遺産相続)-最終回のあらすじと結末ネタバレ」へ続く。

スポンサードリンク

コメントを投稿する

コメントは正常に投稿されていますが、反映に時間がかかります。