遺産争族(遺産相続)-最終回のあらすじと結末ネタバレ
向井理が主演するテレビ朝日の遺産争いドラマ「遺産争族(遺産相続)」の最終回(第9話)「欲の果て家とカネが燃える…!?10億争い衝撃の結末」のあらすじと結末のネタバレです。
第1話からのあらすじとネタバレは「遺産争族(遺産相続)-原作とあらすじとネタバレ」をご覧ください。
前回のあらすじとネタバレは「遺産争族(遺産相続)-第8話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
■遺産争族(遺産相続)-最終回のあらすじと結末ネタバレ
河村龍太郎(伊東四朗)は家族会議で、これまでに書いた遺言書3通を全て破り捨てたが、河村龍太郎(伊東四朗)が仏壇のロウソクを消し忘れており、河村龍太郎(伊東四朗)の部屋が火事になってしまう。
河村三姉妹らは直ぐに避難したが、河村龍太郎(伊東四朗)は金庫の中に大事な物があると言い、燃えさかる部屋に戻った。
追いかけた佐藤育生(向井理)は、金庫を開けてはいけないと忠告したが、河村龍太郎(伊東四朗)は忠告を無視して金庫を開けてしまい、金庫の中の2億円は炎に飲まれて全て燃えてしまった。
翌日、河村三姉妹は金庫の中に2億円があった事を驚き、河村龍太郎(伊東四朗)を責めたが、2億円は全て灰になっており、後の祭りだった。
河村三姉妹は、別荘を売って火事になった家を建て替えようと提案したが、弁護士・金沢利子(真飛聖)は、別荘や会員権などは購入時の5分の1以下になっている事を教える。
河村三姉妹は、「遺産10億は張りぼてだったってこと?」と驚くと、弁護士・金沢利子(真飛聖)は会員権などはニーズに合わないので売却は難しく、相続税を考えると、負債の方が多くなると教えた。
火災保険も30年前から見直しを行っていなかったため、全焼しなかった河村家にはほとんど保険金は下りなかった。
河村龍太郎(伊東四朗)が命がけで金庫から持ち出したブリキの缶を大事そうに抱えていたので、河村三姉妹は「中に何が入ってるのよ」と言い、河村龍太郎(伊東四朗)からブリキの缶を奪い取って明けると、中から出てきたのはガラクタと小銭だった。
資産10億の相続で争っていた河村三姉妹は、一転して借金を相続することになってしまったのである。
さて、河村龍太郎(伊東四朗)は無傷だったが、河村龍太郎(伊東四朗)を助けた佐藤育生(向井理)は手に火傷を負い、入院していた。
佐藤育生(向井理)は病院で「俺は戻ってもいいのかな?俺が下手な芝居を打たなければ、火事にはならなかった」と悔やんでいた。
河村楓(榮倉奈々)は「お金でおかしくなったみんなの目を覚まさせようとしてくれたじゃない。おかげで、みんんは少しは自分の事を振り返られた」と励ましたが、佐藤育生(向井理)は「肝心の金は燃えてしまった。みんなの目を覚ます?いや、思い上がって高みの見物をしてたんだな。その結果が、これだよ。お父さんが会社で死神って呼ばれてるなら、俺は疫病神だ」と落ち込んだ。
河村楓(榮倉奈々)は「頑張れば良いんだよ」と励ましたが、佐藤育生(向井理)は「おじいちゃんが80年かけて貯めてきた金だぞ」と怒った。
やがて、別れ話に発展し、佐藤育生(向井理)は河村楓(榮倉奈々)に「さよなら」と告げた。
さて、近所の住人から、臭いが酷い、早く火事の後始末をしろという苦情が殺到し、河村三姉妹が近所の住人に平謝りする。
それを見た河村龍太郎(伊東四朗)は、河村三姉妹に「本当に申し訳ない。実は、あの燃えちまった金なんだが、みんなに分けるつもりだった。これは本当だ。最初は揉めるくらいなら、使っちまおうと思った。だが、汗水垂らして貯めた虎の子を無駄に使うことは出来なかった。やっぱり、皆に分けよう。みんなに平等に譲ってやろう。そう思った矢先だった。間違ってたよ。死んだ母さんや、皆が居たから築けた金だ。それを自分のものだと思い上がっていたから、パーにしちまった。情けない。罰があたるなら、私も一緒に灰になっていれば良かったんだ」と謝罪した。
河村恒三(岸部一徳)が「生きて罪を償えと言う事でしょう」と励ますと、河村龍太郎(伊東四朗)は「しっかりしなきゃな。育生くん(向井理)に助けてもらった命だからな」と決意を新たにした。
しかし、河村楓(榮倉奈々)は「もう遅いよ。育生(向井理)はもう帰ってこない。責任を感じてるの。自分がこの家に来たから、皆が揉めて、この家が無茶苦茶になったと思ってるの。さよならって言われた。私とも別れるつもりなのよ」と話した。
河村三姉妹は「迎えに行こう」と主張したが、河村恒三(岸部一徳)は「彼は河村家の婿だ。戻るのなら、自分の意思で持ってこなければならない」と反対した。
翌日、河村恒三(岸部一徳)と次女・矢幡月子(室井滋)は、カワムラメモリアルの役員会議で、火事の件で迷惑を掛けたことを謝罪し、心機一転して仕事に取り組むことを誓った。
ところが、腰巾着の吉沢貴志(渡辺いっけい)が、今回の火事や社長・河村恒三(岸部一徳)が離婚を迫られている事を理由に、カワムラメモリアルの経営に不安があるとして、河村恒三(岸部一徳)の解任の緊急動機を発動した。
その場で採決が行われた。役員は5対5に別れ、最後の1票は次女・矢幡月子(室井滋)の手に委ねられた。
次女・矢幡月子(室井滋)は社長・河村恒三(岸部一徳)を社長から引きづり下ろそうと暗躍していたが、「個人的には社長は大嫌い。でも、現在のカワムラメモリアルがあるのは、ひとえに社長の手腕によるものだと思います」と言い、社長・河村恒三(岸部一徳)の続投を支持した。
一方、河村楓(榮倉奈々)は離婚を考えていたが、母・河村陽子(余貴美子)は「信じてみたら、それが夫婦というものよ」とアドバイスした。
その日の夜、社長・河村恒三(岸部一徳)は社長への残留が決まったが、「いずれにせよ、社長を降りる準備を始めようと思っている」と言い、次女・矢幡月子(室井滋)の長男・矢幡正春(鈴木浩介)を呼んだ。
家を出た長男・矢幡正春(鈴木浩介)は、見違えるようになっていた。
社長・河村恒三(岸部一徳)は、長男・矢幡正春(鈴木浩介)を後継者として育てるため、「戻ってこないか」と尋ねたが、長男・矢幡正春(鈴木浩介)は「調理師学校に通ってるんです。ずっとやりたかった事なんです」と言って断った。
そして、長男・矢幡正春(鈴木浩介)は「僕が口出しすることじゃないですけど、僕が母(室井滋)に反抗して、家を出られたのも、彼(向井理)に会ったからです。それが言いたくてきました」と告げた。
その日の夜、河村楓(榮倉奈々)が父・河村恒三(岸部一徳)に、家を出てでも佐藤育生(向井理)と一緒になると告げると、父・河村恒三(岸部一徳)は「勝手にしろ。いっそ海外にでも行ってしまえ。ただし、一度はここに戻って婿として挨拶して行きなさい。筋は通せ」と告げた。
河村楓(榮倉奈々)が「出来るかな」と来なくすると、河村三姉妹が「協力してあげても良いわよ」と告げた。
そのころ、佐藤育生(向井理)は居酒屋で飲んでいた。
そこへ、母・佐藤華子(岸本加世子)がやってくる。
佐藤華子(岸本加世子)は「こんな所で酔っ払ってていいの?河村さん家は引っ越すんだって。火事の苦情が凄くて。みんなバラバラよ」と言い、河村家の人間はそれぞれに引っ越してバラバラになる事を教えた。
驚いた佐藤育生(向井理)は、慌てて河村家に向かうと、河村家の人々は「河村家は解散」「せいせいするわ」「こんな家族無くても良いわ」と悪態をついていた。
佐藤育生(向井理)が「金が無くなったらこれですか」と呆れると、河村龍太郎(伊東四朗)は「金の切れ目が縁の切れ目だ」と教えた。
長女・河村陽子(余貴美子)が「貴方だって、楓(榮倉奈々)と別れるんでしょ」と呆れると、佐藤育生(向井理)は「違う。別れない。僕は楓(榮倉奈々)と別れません」と答えた。
そして、佐藤育生(向井理)は「だから、早まらないでください。家を売ってバラバラにならなくても住む方法が何かあるはずです。一緒に考えましょう」と告げると、河村家の人々は「いやだ」と言って笑い出した。
そして、河村三姉妹は、全ては佐藤育生(向井理)を河村家に戻ってこさせるための芝居だった事をネタバレした。
ネタバレを聞いた佐藤育生(向井理)が「ふざけるな、人の気持ちをもてあそびやがって。金のことしか考えてなかったくせに。最低の家族だ」激怒して、河村家の人々と腹を割って喧嘩する。
そして、佐藤育生(向井理)が「俺、欲しかったんだ。俺が皆を騙してまで欲しかったのは、こんな最低な家族だった」と言って泣き崩れると、河村恒三(岸部一徳)は「君は金に溺れる我々を散々に否定してきたが、今の世の中、家族の絆緒を求めるなんて誰よりも贅沢だよ。君はここに居る誰よりも欲張りなんだよ」と告げた。
結局、長女・河村陽子(余貴美子)は河村恒三(岸部一徳)に執行猶予を与えて離婚を延期し、矢幡正春(鈴木浩介)も調理師になって河村家に戻ってきた。
■遺産争族(遺産相続)-最終回の結末ネタバレ
ある日、河村家に皆が集まり、河村龍太郎(伊東四朗)の全快祝いが行われる。河村龍太郎(伊東四朗)は「火事のおかげで元気なった。会社に復帰しようと思ってるくらいだ」と言い、食事が終わると、テーブルを離れて、ソファーにくつろいだ。
テーブルに残っていた河村楓(榮倉奈々)が「凄いバイタリティーだね」と感心すると、佐藤育生(向井理)は「遺産ってお金だけじゃ無いよ。頑張るとか、そういう生き様こそが遺産なんだ」と話した。
河村楓(榮倉奈々)が「相続争いがなければ、こんなに何でも言い合える家族にはなれなかったわよね」と告げると、次女・矢幡月子(室井滋)は「遺産があれば、もっと良かったのにね」と残念がった。
すると、河村楓(榮倉奈々)は「遺産ならあるじゃない。ほら」と言い、河村龍太郎(伊東四朗)が火事の中で金庫から持ち出した小さなブリキの缶を指出して笑った。
三女・河村凛子(板谷由夏)が「ああ、これね。こんなガラクタ。これにはガッカリしたわ」と言い、ブリキの缶を開け、中身をテーブルにひっくり返した。
すると、次女・矢幡月子(室井滋)はガラクタの中から鍵の束を見つけ、「これ、どこの鍵?」と不思議がった。
三女・河村凛子(板谷由夏)が「もうひとつ金庫があったりして」と喜ぶと、河村恒三(岸部一徳)が「いや、これは家庭用金庫の鍵じゃない。どこかに埋蔵金でもあるんじゃないか」と言って笑った。
河村楓(榮倉奈々)はソファーでくつろいでいる河村龍太郎(伊東四朗)に「おじいちゃん、この鍵、どこの」と尋ねたが、返事は無かった。
河村恒三(岸部一徳)が「寝ちゃったんじゃないか?休ませてあげなさい」と言うので、河村楓(榮倉奈々)は毛布を掛けに行くと、河村龍太郎(伊東四朗)は眠るように死んでいた。
こうして、河村家に本当の遺産相続がはじまるのであった。
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コメント欄
ソファーがソワーになっています。
ご指摘ありがとうございます。ソファーに訂正しました。