わたしを離さないで-感想文

綾瀬はるかが主演するTBSの臓器提供ドラマ「わたしを離さないで」の感想文です。

「わたしを離さないで」のあらすじとネタバレは「わたしを離さないで-あらすじとネタバレ」をご覧ください。

■わたしを離さないで-感想

TBSのドラマ「わたしを離さないで」の第1話を観た。原作小説「わたしを離さないで」は内蔵を提供するために生まれてきた子供たちの話で、少し暗いテーマである。

同期に放送中のフジテレビドラマ「ナオミとカナコ」も観ているのだが、ドラマ「ナオミとカナコ」もドメステックバイオレンスの話で、テーマが暗い。

今期は暗いテーマが多いので、ドラマ「わたしを離さないで」は観る気は無かったのだが、第1話を観た限りでは面白かった。

第1話のキーワードは「プレゼント」である。「心」の授業で、「1本しかない無い赤クレオンをあげる」事を「優しさ」と教えていた。

陽光学苑の子供達は、他人に臓器を提供するために生まれてきたので、校長の神川恵美子(麻生祐未)が「心」の授業を通じて、子供達を洗脳しているのだろう。

また、陽光学苑は、絵に魂が現れるとして、絵を推奨していた。この絵のエピソードも今後のネタバレに関係してくるので、覚えておいた方が良いだろう。

さて、主役の保科恭子を演じるのは綾瀬はるかで、保科恭子の幼少期を鈴木梨央が演じていた。

鈴木梨央は、NHK大河ドラマ「八重の桜」で、主人公・山本八重(綾瀬はるか)の子供時代を演じていたので、懐かしいコンビだ。

もう一人の主要人物・土井友彦を演じる三浦春馬は、ALSという難病をテーマにしたフジテレビのドラマ「僕のいた時間」で主演していた。

ドラマ「僕のいた時間」の企画は三浦春馬が持ち込んだそうだ。今回のドラマ「わたしを離さないで」は臓器提供がテーマなので、三浦春馬はそういう系のテーマに興味があるのだろう。

そういう意味では、三浦春馬がドラマ「わたしを離さないで」で、どういう演技をするのかに注目したい。

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■わたしを離さないで-第2話の感想

わたしを離さないで-第2話は「真実を教えることが、本当に本人の為になるのか」というテーマがあった。

校長・神川恵美子(麻生祐未)は、生徒を管理することで、生徒が卒業後も3年間、提供を免除される特権を得ており、これが生徒のためだと考えていた。

新任教師・堀江龍子(伊藤歩)は、生徒に「世界は広い」と教えたため、結果的に生徒を死なせてしまい、苦悩する。

しかし、私は、校長・神川恵美子(麻生祐未)の教育方針は管理する側の詭弁だと思う。人間は悪い真実でも、その真実を受け止め、真実を乗り越えて成長するものだ。

校長・神川恵美子(麻生祐未)の教育方針を認めてしまえば、政府は「国民のためだ」と言って国民に嘘を発表してもよいことになってしまう。

■わたしを離さないで-第3話の感想

「わたしを離さないで」の第3話は、画面が揺れるシーンがあったので、つまらなかった。私は、画面が揺れていると気持ち悪くなので、画面が揺れる演出が嫌いなのだ。

「誰かが覗き見をしている視点」というの演出で画面が揺れているシーンを演出する事があるのだが、TBSのドラマは意味が分からないところで画面が揺れる事が多いので、観る気が無くなることがある。

TBSのドラマ「天皇の料理番」でも無意味に画面が揺れるシーンがあり、面白みが半減したので、本当に辞めて欲しい。TBSは手ぶれ補正のカメラを使って欲しい。

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