いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう-あらすじとネタバレ
有村架純と高良健吾が出演するフジテレビの月曜9時ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」のあらすじとネタバレです。
■いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう
福島育ちの曽田練(高良健吾)は、父・曽田健二(田中泯)が騙し取られた畑を取り戻すため、東京の運送会社で働いていたが、曽田練(高良健吾)も馬鹿正直で、騙されやすく、先輩に扱き使われていた。
ある日、曽田練(高良健吾)の部屋に、北海道旅行から帰ってきた悪友の中條晴太(坂口健太郎)が転がり込んでくる。
曽田練(高良健吾)は、悪友・中條晴太(坂口健太郎)の荷物の中に、女性もののカバンを見つける。
悪友・中條晴太(坂口健太郎)は帰りの金がなく、落ちていたカバンを拾い、カバンの中のお金を勝手に使ったのだという。
心の優しい曽田練(高良健吾)は、カバンの中に入っていた手紙を読み、これは返してあげなければならないと思い、クリーニング店の引換券に書かれていた杉原音(有村架純)という名前を頼りに、北海道へと向かった。
会社のトラックを飛ばして北海道へと向かった曽田練(高良健吾)は、北海道の小さな寂れた町で、杉原音(有村架純)と出会う。杉原音(有村架純)はクリーニング店の店員だった。
曽田練(高良健吾)は手紙を渡そうとしたが、杉原音(有村架純)は「捨てて」と断った。
その日、曽田練(高良健吾)は、トラックが故障したせいで、北海道の寂れた町に滞在することなり、飲食店で杉原音(有村架純)の噂を耳にする。
杉原音(有村架純)は、母を子供の頃に亡くし、叔父・林田雅彦(柄本明)に引き取られ、祖父・林田雅彦(柄本明)の一存で、25歳上の資産家・白井篤史(安田顕)と結婚する事が決まっていたのである。
翌日、杉原音(有村架純)は曽田練(高良健吾)と再開。曽田練(高良健吾)が再び手紙を渡そうとすると、杉原音(有村架純)は「捨てて」と言い、心境を話す。
この町はダムになる予定だったが、反対運動が起り、中止になった。杉原音(有村架純)は水の中に沈んだ。杉原音(有村架純)は、この町が好きではなかったが、林田音(有村架純)として生き、この町で運命を受け入れる。そのためには、大事なもの(手紙)は荷物になってしまうのだという。
しかし、資産家・白井篤史(安田顕)は、心が汚い金持ちだった。
それを目の当たりにした杉原音(有村架純)は、叔父・林田雅彦(柄本明)に「好きじゃない人と結婚したくない。私が一所懸命に努力するから」と懇願したが、叔父・林田雅彦(柄本明)から「恩知らず」と罵倒されてしまう。
貧乏な叔父・林田雅彦(柄本明)は、杉原音(有村架純)を大切にはしておらず、自分が幸せになるため、杉原音(有村架純)を資産家・白井篤史(安田顕)と結婚させようとしていた。
その後、杉原音(有村架純)は、ひょんなことから、トラックの修理を終えた東京へ帰ろうとしていた曽田練(高良健吾)と出会い、街のファミリーレストランへ連れて行ってもらう。
杉原音(有村架純)は、初めて行ったファミリーレストランに大はしゃぎし、メニューに迷う。どれも美味しそうだ。
曽田練(高良健吾)は、そんな杉原音(有村架純)に、2つ頼んで半分ずつにしようと提案する。杉原音(有村架純)はナイスアイデアと大喜びした。
そして、ファミリーレストランで色々と話して楽しい一時を過ごした杉原音(有村架純)は、最期に資産家の白井篤史(安田顕)と結婚する事を決意したと打ち明けた。
その後、杉原音(有村架純)は、曽田練(高良健吾)にトラックで自宅まで送ってもらう。
杉原音(有村架純)は別れ際に「なんで、わざわざ東京から手紙を届けに来てくれたん?」と尋ねると、曽田練(高良健吾)は「同じだ。俺にも親が居ない。俺にも、つっかえ棒がある」と答えた。
ところが、杉原音(有村架純)が帰宅すると、資産家・白井篤史(安田顕)との結婚が破綻していた。
資産家・白井篤史(安田顕)は、杉原音(有村架純)と曽田練(高良健吾)が一緒に居る所を観て激怒し、「股の教育もするべきだったな」と言い、縁談を断ったのだ。
このため、激怒した叔父・林田雅彦(柄本明)は、杉原音(有村架純)が大事にしていた母親の遺灰をトイレに流してしまったのである。
ショックを受けて崩れ落ちる杉原音(有村架純)に、叔父・林田雅彦(柄本明)は淡々と、50歳の資産家との縁談を勧める。
茫然自失になった杉原音(有村架純)は、言われるがままに縁談を受け入れるが、寝たきりになっていた叔母・林田知恵(大谷直子)が起きてきて、杉原音(有村架純)に「逃げなさい。もう、アンタの好きなところに行きなさい」と言って杉原音(有村架純)を抱きしめた。
すると、杉原音(有村架純)は裸足で家を飛び出し、雨の中を走る。走る。走る。林を抜けて大きな道路に出てた。
すると、急に1台のトラックが止った。曽田練(高良健吾)のトラックだ。
全てを察した曽田練(高良健吾)は、ドアを開け、「乗れ」と言って手を差し出す。杉原音(有村架純)は曽田練(高良健吾)の手を掴んでトラックに飛び乗った。
曽田練(高良健吾)は「靴は?荷物は?」と尋ねたが、杉原音(有村架純)が「要らない」というので、トラックを走らせ、高速道路に乗って東京を目指した。
助手席に乗っていた杉原音(有村架純)は、トラックのダッシュボードで、母親の手紙を見つける。
曽田練(高良健吾)は「捨てて」と言われていたが、手紙を捨てられなかったのだ。
杉原音(有村架純)は助手席で、泣きながら母親の手紙を読む。母親は病室で、死ぬ間際も、杉原音(有村架純)が良い人と出会って幸せになる事を願っていた。
泣きつかれた杉原音(有村架純)が、曽田練(高良健吾)に起こされて目覚めると、大きなビルが朝日に照らされていた。東京だ。
東京に着いた杉原音(有村架純)はトラックを降り、東京の居酒屋でアルバイトをしている親友に、アルバイトできるか聞きに行く。
曽田練(高良健吾)はトラックを降りて杉原音(有村架純)が帰ってくるのを待っていたが、偶然、通りかかった市村小夏(森川葵)に再開し、市村小夏(森川葵)に抱きつかれてしまう。
その後、杉原音(有村架純)が曽田練(高良健吾)の所へ戻ってくると、トラックは無く、曽田練(高良健吾)とはそれきりになってしまう。
それから一年後の2011年1月、杉原音(有村架純)は、ガソリンスタンドでアルバイトをしながら東京で暮らしていた。第2話に続く。
「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう-第2話のあらすじとネタバレ」へ続く。
なお、「ナオミとカナコ」のあらすじとネタバレは「ナオミとカナコ-あらすじとネタバレ」をご覧ください。
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コメント欄
『股の教育』とは、どういう意味でしょうか。
■さくらさんへ
『股(また)の教育』とは、異性関係のことです。
資産家・白井篤史(安田顕)は、結婚相手の杉原音(有村架純)が曽田練(高良健吾)と一緒に居るところを目撃し、浮気していると考えたのでしょう。