わたしを離さないで-第2話のあらすじとネタバレ
綾瀬はるかが主演するTBSの提供ドラマ「わたしを離さないで」の第2話「因縁の再会・・・20年前の嘘が今、3人の運命を動かす」のあらすじとネタバレです。
ドラマ「わたしを離さないで」の第1話のあらすじとネタバレは「わたしを離さないで-あらすじとネタバレ」をご覧ください。
■わたしを離さないで-第2話のあらすじとネタバレ
肝臓を提供する酒井美和(水川あさみ)は、介護人に保科恭子(綾瀬はるか)を指名したので、介護人の保科恭子(綾瀬はるか)は酒井美和(水川あさみ)の病室を訪れ、再会する。
保科恭子(綾瀬はるか)は酒井美和(水川あさみ)の病室で、20年前に無くしたCDを見つけて動揺する。
酒井美和(水川あさみ)は、そんな保科恭子(綾瀬はるか)に「あれ、誰が犯人だったと思う?森の殺人鬼事件。20年前の。覚えてない?4年生の時の。展示会の後の」と尋ねた。
すると、保科恭子(綾瀬はるか)は「子の女は一体何がしたんだろう。私をからかって遊びたいのだろうか。それとも、どこかおかしくなっているのだろうか?それとも、私に今すぐ殺されたいのだろうか?」と思いながら、酒井美和(水川あさみ)を見つめた。
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■わたしを離さないで-20年前
陽光学苑の校長・神川恵美子(麻生祐未)は、会堂に生徒を集めて、貴方たちは提供する為に生まれてきた「天使」だと説明した。
それを聞いて動揺した堀江龍子(伊藤歩)は説明会の後、「あんな事を毎年やってるんでしょうか?こちらの都合で提供してるだけなのに、天使だなんて。偽善にも程があります」と詰め寄ったが、校長・神川恵美子(麻生祐未)は「私は、そうは思いません。本気で思ってますから」と答えた。
一方、子供達は、「提供」という使命を教えられ、困惑しながらも、それぞれに提供という運命を受け入れていく。
さて、陽光学苑には「塀の外へ出ると殺人鬼に殺されて木につるされる」という噂があったが、土井友彦(中川翼)は新任教師・堀江龍子(伊藤歩)に「世界は広い」と教えられた影響で、塀の向こうに興味を示していた。
男子生徒の三村と内田は「塀の外には殺人鬼が居る」と怖がったが、土井友彦(中川翼)から「先生は塀の外から通勤している」と反論されて納得し、三村と内田も塀の外に出てみたいと思うようになっていた。
やがて、土井友彦(中川翼)・三村・内田の3人は、新任教師・堀江龍子(伊藤歩)とサッカーをするようになり、堀江龍子(伊藤歩)から色々な塀の外の話を聞き、「サッカー選手になれば、外国にだって行ける」と教えられる。
それを聞いて喜んだ土井友彦(中川翼)が「俺たちもサッカー選手になれば、外国へ行けるかな」と尋ねると、三村と内田は「馬鹿。俺たちには提供があるだろ」と呆れた。
それを聞いて苦悩する堀江龍子(伊藤歩)は、土井友彦(中川翼)ら3人を抱きしめ、「提供の前に行っちゃえば?行けないとは、限らないんじゃないかな?未来は変えられるんだよ」と話した。
そのようななか、陽光学園は展示会を迎えるため、生徒達は必死に作品作りに取り組んでいた。謎の人物・マダム(真飛聖)が作品を持って帰った生徒は、コインを貰えるのだ。
「手」の作品を作った酒井美和(瑞城さくら)は、「まだ選ばれたことがない。絶対に選ばれたいの」と行って心配していると、保科恭子(鈴木梨央)は「絶対に大丈夫よ。先生も褒めてたし」と励ました。
展示会が終わり、生徒が会場に入ると、保科恭子(鈴木梨央)の作品は無かった。4年連続でマダム(真飛聖)に選ばれたのだ。
しかし、酒井美和(瑞城さくら)が作った「手」の作品は会場に残っており、酒井美和(瑞城さくら)は落ち込んでいた。
すると、保科恭子(鈴木梨央)は「これだけ作品があるから、見落としたのよ。私はこれが一番だと思ってた」と言い、帰ろうとしているマダム(真飛聖)に「手」を届けに行った。
すると、マダム(真飛聖)は保科恭子(鈴木梨央)らを見て驚き、動揺しながらも、「手」を受け取り、帰って行った。
すると、花(濱田ここね)は、酒井美和(瑞城さくら)の作品を持って行ってくれたのは保科恭子(鈴木梨央)のおかげだと言い、保科恭子(鈴木梨央)の事を「凄い」と言って褒めた。
保科恭子(鈴木梨央)は「美和(瑞城さくら)の作品が良かったからよ」と否定したが、酒井美和(瑞城さくら)は気分を害し、「気分が良くなったから散歩してくる」と言って1人で立ち去った。
そのころ、土井友彦(中川翼)・三村・内田の3人は、壊れそうな古い木の梯子を塀にかけ、塀の外へ出ようとしていた。
三村と内田は木の梯子を登って塀を越えたが、土井友彦(中川翼)は梯子を登ろうとしたとき、梯子が腐っていたので崩れ落ち、塀の外へ出ることが出来なかった。
塀の外に出た三村と内田は。陽光学園の外に広がる森の中を走って行き、海岸に出る。
三村と内田は、本当に世界が広い事を知り、このまま陽光学園に帰らなければどうなるのだろうか、と考えた。
しかし、校長・神川恵美子(麻生祐未)が車で、脱走した三村と内田を迎えに来る。校長・神川恵美子(麻生祐未)は生徒の靴にGPSを取り付けていたのだ。
三村と内田が塀の外へ出た事を謝罪すると、校長・神川恵美子(麻生祐未)は黒い笑みを浮かべながら2人を許して車に乗せた。
その日の夜、保科恭子(鈴木梨央)は部屋に戻ると、土井友彦(中川翼)からプレゼントされたCDが無かった。
困っている保科恭子(鈴木梨央)に気づいた酒井美和(瑞城さくら)が、「友達じゃない」と言って、心配して一緒に探してくれたが、CDは見つからなかった。
翌日、校長・神川恵美子(麻生祐未)は会堂に生徒を集め、男子生徒の三村と内田が塀の外へ出たため、現在、捜索中であることを発表した。
それを聞いた新任教師・堀江龍子(伊藤歩)は動揺し、「捜索って誘拐されたんですか?」と言い、校長・神川恵美子(麻生祐未)に詰め寄った。
すると、校長・神川恵美子(麻生祐未)は新任教師・堀江龍子(伊藤歩)を校長室へ入れ、難病を抱えた子供のために、三村と内田を提供に出した事を明かした。
驚いた堀江龍子(伊藤歩)は校長・神川恵美子(麻生祐未)を批判する。
しかし、校長・神川恵美子(麻生祐未)は動じず、陽光学園の生徒は卒業後も3年間は提供を猶予される特権を得ており、それは陽光学園の生徒が従順で良い提供者になるという実績があるためだと教えた。
そして、校長・神川恵美子(麻生祐未)が「貴女が理想とされているような自由で大胆な制御の利かない生徒が増えたらどうなると思いますか?脱走が当たり前になり、提供に抵抗するようになったら、どうなると思いますか?答えなさい」と叱りつけた。
堀江龍子(伊藤歩)は目に涙を浮かべながらも「特権が無くなり、ここに居る子供達の命が縮むことになります」と答えた。
すると、校長・神川恵美子(麻生祐未)は「正しくある事が、良い結果を生むとは限らない。ここにいらっしゃるつもりなら、認識を改めてください。管理すると言う事は、守ると言う事です」と告げた。
校長室を出た堀江龍子(伊藤歩)は、自分が「未来は返られるんだよ」と言ったせいで三村と内田が提供に出された事を苦悩する。
その後、陽光学園の正門に、血みどろに鳴った三村と内田の靴がつるされており、殺人鬼の仕業として、生徒たちは恐怖におののいた。
しかし、真実(エマ・バーンズ)だけは冷静に事実を受け止めており、保科恭子(鈴木梨央)に「仕組まれているって思わない?森の殺人鬼の話は、こうやって作り出されたんだと思わない?私たちは天使じゃ無い。体を移植するためだけに作り出された・・・」と話した。
それを聞いた保科恭子(鈴木梨央)は耳を塞いで走り出し、本当の事が知りたいため、運動場に居た保科恭子(鈴木梨央)の元へ駆け寄る。
保科恭子(鈴木梨央)は「先生は、友に『私たちは本当の事を教えられていない』って言ったって。本当のことってなんですか?」と尋ねると、堀江龍子(伊藤歩)は動揺し、ここの中で葛藤しながらも「恵美子先生(麻生祐未)の言う事が本当よ。本当のこと。本当よ」と話したが、「ゴメン」と言って背を向けてしまった。
保科恭子(鈴木梨央)は、それが嘘である事に気づき、堀江龍子(伊藤歩)が「それが本当だと信じておけ。本当ことが貴女を幸せにするとは思わない」と言っているように思えた。
その後、酒井美和(瑞城さくら)は保科恭子(鈴木梨央)に「プレゼント。同じのじゃ無いと思うけど、中等部の先輩に頼んで売ってもらったの」と言ってCDを渡した。
明らかに別のCDであったが、保科恭子(鈴木梨央)が「ありがとう」と言ってCDを受けとると、みんなは酒井美和(瑞城さくら)の事を「凄い」と褒め称えた。
■わたしを離さないで-現在
ベッドに横たわる酒井美和(水川あさみ)が「あのとき、CDが無くなったよね。結局、誰がやったんだろうね。あのCD取り戻したいと思わない?」と尋ねる。
保科恭子(綾瀬はるか)は、酒井美和(水川あさみ)が何を考えているのか理解できなかったが、「美和がやったんでしょ」と言わせたいのだろうと思った。
しかし、保科恭子(綾瀬はるか)は、「何のつもりかしらないけれど、もう二度と貴女に操られない」と思い、「やったのは、私よ」と答えた。
すると、思いもよらない答えに酒井美和(水川あさみ)は動揺したのであった。
「わたしを離さないで-第3話のあらすじとネタバレ」へ続く。