とと姉ちゃん-大橋鎮子が花森安治と出会うあらすじとネタバレ

NNHKの朝ドラ「とと姉ちゃん」のモデルとなる大橋鎮子(大橋鎭子)の生涯を紹介する実話「とと姉ちゃん」のあらすじとネタバレです。

さらに詳しい情報を知りたい方は「とと姉ちゃん 大橋鎭子(大橋鎮子)と花森安治の生涯のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

このページは「実話・とと姉ちゃん-大橋鎮子が就職するあらすじとネタバレ」からの続きです。

■とと姉ちゃん-大橋鎮子が花森安治と出会う
日本読書新聞の復刊が一段落したある日、大橋鎭子(大橋鎮子)は日本読書新聞の編集長・田所太郎に「雑誌を出版してお金持ちになり、母親や妹を幸せにしたい」と相談します。

編集長・田所太郎は、第二次世界大戦中に大橋鎮子(大橋鎭子)が疎開先を譲ってくれたので、家族が空襲で死なずに助かったという恩がありました。

編集長・田所太郎は過剰なほどの愛妻家だったので、これにとても感謝しており、大橋鎮子(大橋鎭子)に、花森安治に相談することを強く勧めました。

花森安治は、化粧品会社「伊東胡蝶園」の宣伝部時代に人気画家・佐野繁次郎の元で働き、国策機関「大政翼賛会」の宣伝部時代に「欲しがりません、勝つまでは」「足らぬ足らぬは工夫が足らぬ」などの戦意高揚ポスターなどを制作していた人物です。

戦後、国策機関「大政翼賛会」が解散すると、花森安治は無職となり、日本読書新聞の復刊を手伝うため、日本読書新聞でイラストなどを描いていました。

花森安治は当時、一部の間でイラストレターとして少し評価されていた程度で、編集者としては評価されていませんでした。

しかし、花森安治は旧制松江高校(島根大学)時代に編集者としての才能を発揮し、今でも伝説としてたり継がれる「校友会雑誌」第20号を発行していました。

さらに、花森安治は東京帝国大学時代に、帝国大学新聞に入り、帝国大学新聞で編集者としての才能を発揮していました。

編集長・田所太郎は花森安治と旧姓松江高校からの知り合いで、花森安治に編集者としての才能がある事を知っていたので、花森安治に相談するよう、大橋鎮子(大橋鎭子)に強く勧めたのです。

大橋鎮子(大橋鎭子)は、仕事でイラストを頼みに行くことがあるので、花森安治と面識はありましたが、花森安治は鬼瓦のような顔で怖いため、話した事はありませんでした。

しかし、大橋鎮子(大橋鎭子)は編集長・田所太郎の強い勧めを受けて、花森安治に「雑誌を出版してお金持ちになり、母親や妹を幸せにしたい」と相談します。

すると、花森安治は、「僕は母親に親孝行が出来なかったから、君のお母さんへの孝行を手伝ってあげよう」と言って、その場で協力を約束してくれました。

花森安治は神戸で貿易商を営む裕福な家庭の長男として生まれましたが、父・花森恒三郎は遊び人で余り働かず、ギャンブルなどに手を出した挙げ句、保証人になり、財産を失いました。

さらに、花森安治が8歳の時に火事の飛び火で自宅を焼け、花森一家は一夜にして長屋暮らしに没落していました。

父・花森恒三郎は遊び人だったため、没落後も余り働かなかったようで、花森安治は母「花森よしの」の内職したお金で旧姓松江高校(島根大学)へ進学する事が出来ました。

しかし、母・花森よしのは心臓を患い、花森安治が旧姓松江高校(島根大学)へ進学した最初の夏に死んでしまったので、花森安治は母親に親孝行が出来なかったのです。

翌日(または数日後)、今度は花森安治が大橋鎮子(大橋鎭子)をニコライ堂の側の小さな喫茶店に誘います。

そこで、花森安治が「君は、どんな雑誌を作りたいのか?僕は二度と戦争が起らないようにする。そういう雑誌を作りたい」と尋ねると、大橋鎮子(大橋鎭子)は「花森さんの仰るとおりに致します」と答えました。

すると、花森安治は結婚について尋ねます。大橋鎮子(大橋鎭子)は「仕事を続けたいので、結婚はしません」と答えました。

花森安治が「誓うか?」と念を押すと、大橋鎮子(大橋鎭子)は「はい」と誓いました。

花森安治に結婚をしないと約束した大橋鎮子(大橋鎭子)は、生涯独身を貫く事になります。

さて、このとき、花森安治は仲間と広告宣伝会社を設立するために動き出しており、花森安治は広告宣伝会社立ち上げの中心人物でした。

しかし、花森安治は大橋鎮子(大橋鎭子)の出版に対する決意を知り、広告宣伝会社立ち上げから抜け、大橋鎮子(大橋鎭子)の出版に協力することになります。

このため、広告宣伝会社の立ち上げは中止になり、後に大橋鎮子(大橋鎭子)は花森安治の仲間から「花森安治を奪った孝行娘」と呼ばれました。

とと姉ちゃん-大橋鎮子(大橋鎭子)がスタイルブックで大儲けするあらすじとネタバレ」へ続く。

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