いつ恋-第3話のあらすじ後編
高畑充希が不倫相手と別れるフジテレビの月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」の第3話「思いがけないキス…今までで一番幸せな日」あらすじとネタバレの後編です。
このページは「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう-第3話」からの続きです。
■いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう-第3話の後編
その日、曽田練(高良健吾)が帰りのバスに乗ると、バスに杉原音(有村架純)が乗っていた。
杉原音(有村架純)が沢山の荷物を持っていたので、曽田練(高良健吾)が「何ですか?」と尋ねると、杉原音(有村架純)は「邪魔だから捨てろって言われたんですけど、捨てられなくて」と言って教えた。
介護施設「春寿の杜」に幼稚園児が遊びに来る予定になっており、入所者が幼稚園児にプレゼントするために手袋などを作ったのだが、会長・井吹征二郎(小日向文世)の命令で幼稚園の来園が中止され、後援会へと変更されていたのだ。
日向木穂子(高畑充希)が「捨てられないので、来てくれるはずだった幼稚園に配ろうと思って」と話すと、曽田練(高良健吾)が「会社のトラックを借りてくるので、今から届けに行きましょう」と提案した。
すると、日向木穂子(高畑充希)は少し迷ったが、「行こう」と喜び、曽田練(高良健吾)のトラックで幼稚園をまわり、プレゼントを配った。
曽田練(高良健吾)が次の幼稚園の場所を確認するため、車を止めてナビを確認していると、杉原音(有村架純)は日向木穂子(高畑充希)が男性と腕を組んで歩いているところを目撃してしまう。
杉原音(有村架純)は、曽田練(高良健吾)に見られてはいけないと思い、違う方向を指出して「アレ」と言い、曽田練(高良健吾)の気をそらした。
その間、杉原音(有村架純)は、日向木穂子(高畑充希)が男性とキスしているところを目撃してしまい、呆然としてしまう。
一方、曽田練(高良健吾)は杉原音(有村架純)が指出す方を見ると、夜行観覧車があったので、「観覧車?じゃー、これが終わったら、乗りに行きましょう」と提案し、2人は夜行観覧車に乗ることになった。
しかし、2人がプレゼントを配り終えて夜行観覧車を乗りに行くと、既に営業時間が終わっていた。
そこで、曽田練(高良健吾)はピアノコンサート会場の裏通りに杉原音(有村架純)を連れて行く。すると、コンサートのピアノが漏れ聞こえていた。2人だけのコンサートホールだ。
曽田練(高良健吾)は、そこでピアノを聞きながら、「楽しい。東京に来て一番楽しい」と話した。
杉原音(有村架純)が「仕事たいへん?」と尋ねると、曽田練(高良健吾)は「前は、電車で仕事に通ってたんですけど、何日かに1回くらい、人身事故がありましってアナウンスがあるんです。そうしたら、隣にいた人が、普通の人が『チッ』って舌打ちするのが聞こえるんです。そういうのを聞いたとき、なんか、よく分からないんですけど、なんか、よく分からない気持ちになります。そういうのが、毎日、少しずつあります。でも、自分の事で精一杯で、気づかないふりをしてるんですけど。こっちに来て6年ですが、ずっと、よく分からない感じがあって。何か・・・上手く言えないな。すみません」と話した。
すると、杉原音(有村架純)は「今日、郵便ポストの側にこれが咲いてたんです。それだけなんですけど、それだけです」と言って携帯電話を差し出し、花の写メを見せた。
すると、曽田練(高良健吾)も携帯電話を取りだし、「杉原さん(有村架純)に見せようと思って」と言い、郵便ポストの側に咲いている花の写真を見せた。
2人は偶然にも、同じ花の写メをとっていた。2人は携帯電話を交換して、それぞれの花の写メを見つめた。
杉原音(有村架純)は「いつか・・・」と言おうとしたが、言葉を飲んだ。
そのとき、コンサート会場から拍手が聞こえてきた。ピアノコンサートが終わったようだ。2人も慌てて拍手をする。
その後、杉原音(有村架純)がトラックで送ってもらい、トラックを降りるとき、曽田練(高良健吾)のポケットから落ちたチケットを拾い、「彼女と行くチケットでしょ。ちゃんと行かないと」と言ってチケットを差し出した。
曽田練(高良健吾)は「彼女って言うのかな?」と答えると、杉原音(有村架純)は「彼女でしょ?好きな人でしょ?」と尋ねた。
曽田練(高良健吾)が「優しい人です。仕事を頑張ってて、尊敬できて」と答えると、杉原音(有村架純)は「好きって、そういうのとちゃうよ。説明するのは好きとちゃうよ」と怒った。
曽田練(高良健吾)が「彼女には恋人が別に居るんです。恋人が居て、それが上手くいかなくて、俺の所に。俺もまあ、そういうアレなんで」と明かすと、杉原音(有村架純)は「がっかりや。アホ」と言ってトラックを降りた。
杉原音(有村架純)はトラックを降りて歩き出したが、おもむろに引き返し、運転席側のドアを開け、曽田練(高良健吾)にキスをすると、「好きやからに決まってるやん。引っ越し屋さんのこと、好きやからに決まってるやん」と言って立ち去った。
その日、曽田練(高良健吾)が帰宅すると、酔っ払った市村小夏(森川葵)がやってきて、曽田練(高良健吾)に抱きつき、ファッション誌の取材で撮影され、来月のファッション誌に載ると言って喜んだ。
市村小夏(森川葵)は「私は超人気あるの。このTシャツだけでも2万円した」「カラオケをするだけで10万円をくれる」と喜ぶと、曽田練(高良健吾)は「劇団は?」と怒った。
市村小夏(森川葵)は「お金にならないし。見て、可愛くなったでしょ」と言って抱きつこうとして手を広げたが、曽田練(高良健吾)は「お前、それでいいのか?」と告げた。
そのとき、曽田練(高良健吾)の携帯電話が鳴る。病院からだった。
曽田練(高良健吾)が病院へ駆けつけると、日向木穂子(高畑充希)は男性に突き飛ばされて頭を打ち、脳波の検査をしているところだった。
病院の廊下で待っていると、曽田練(高良健吾)の携帯電話に、日向木穂子(高畑充希)から告白のメールが届いた。
日向木穂子(高畑充希)は、代理店で働いている事は本当だが、曽田練(高良健吾)に話したような派手な仕事はしておらず、伝票や領収書を整理する地味な仕事をしており、みんなから「ひなたさん」ではなく、「日影さん」と呼ばれていた。
日向木穂子(高畑充希)は、会社が終わるとトイレで派手な服に着替え、派手な化粧をして、「日陰さん」から「日向さん」へと戻ってから、曽田練(高良健吾)に会いに行っていた。
日向木穂子(高畑充希)は昔、友達が両親の笑顔を見て「何かのアニメのネズミの顔に似てるね」と言ったときから、日向木穂子(高畑充希)は人前で笑うのを止めた。
初めて出来た彼氏は日向木穂子(高畑充希)の事を友達に紹介せず、初めて寝た夜、彼が「お腹空いたからおにぎり買ってきて」と言ったので、日向木穂子(高畑充希)は「私は一生こうなんだ」と思った。
日向木穂子(高畑充希)は、新しいペンを買ったときから、書けなく鳴る日のことを想像してしまう人間で、特別な人間になれないのなら、初めからそのつもりで付き合えばいいと思うようになった。
そんな時に出会ったのが、今の恋人だった。
日向木穂子(高畑充希)は朝起きると、最初に今日一日を諦めていたが、心の奥底で、諦めが足りなかったのだろう。
曽田練(高良健吾)に助けられたとき、ずっと、このまま抱きしめられていたいと思った。本当の自分を見られるのが怖かった。日向木穂子(高畑充希)で居られることが嬉しかった。
だけど、いつでも別れられるように保険を掛けていた。でも、もう、それも止めます。貴方と付き合いたい。貴方を恋人だと思いたい。買ったばかりのペンで、思う存分に貴方を好きだとつづりたい。
今から彼に別れを告げてきます。もう駅のトイレで着替えるのを止めます。地味な私に驚くかもしれないけど、その子が本当の私です。じゃーね、後でね。
やげて、検査室からベッドに乗った日向木穂子(高畑充希)が運ばれてきた。頭に包帯を巻いており、顔は傷だらけだった。
曽田練(高良健吾)が駆け寄って「木穂ちゃん」と声を掛けると、日向木穂子(高畑充希)は手で顔を隠し、「木穂って分かると?」と尋ねた。
一方、部屋に残されていた市村小夏(森川葵)は、曽田練(高良健吾)が振り向いてくれないことに苦悩していた。
他方、仙道静恵(八千草薫)の家でゴミに出す雑誌や新聞を整理していた杉原音(有村架純)は、1冊の週刊誌を何気なく開くと、御曹司・井吹朝陽(西島隆弘)の署名記事を見つけた。
すると、杉原音(有村架純)は、その週刊誌をそっと机に置き、捨てる週刊誌や新聞とは別にしたのであった。
「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう-第4話のあらすじとネタバレ」へ続く。
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