わたしを離さないで-第4話のあらすじとネタバレ

綾瀬はるかのベットシーンがあるTBSの臓器提供ドラマ「わたしを離さないで」の第4話「今夜第2章!!開かれた扉…新たな恋は希望か絶望か」のあらすじとネタバレです

このページは「わたしを離さないで-第3話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■わたしを離さないで-第4話のあらすじとネタバレ
介護人・保科恭子(綾瀬はるか)は提供者・酒井美和(水川あさみ)の支配から逃れようとしたが、提供者・酒井美和(水川あさみ)が外階段から転落して骨折したため、介護人・保科恭子(綾瀬はるか)が病院に呼ばれた。

保科恭子(綾瀬はるか)は係員に「私が介護することは、彼女のためにも良くないのでは?」と意見したが、係員は「では、行儀の上で所定の手続きを行ってください」と事務的に答えた。

おそらく、美和(水川あさみ)が外階段から転落したのは、私(綾瀬はるか)を呼び戻すためだろう。

■わたしを離さないで-過去
陽光学苑を卒業した保科恭子(綾瀬はるか)・土井友彦(三浦春馬)・酒井美和(水川あさみ)の3人は、コテージと呼ばる木造の家に到着し、白羽ゆり(金井あぐり)・立花浩介(井上芳雄)らと出会う。

コテージには、保科恭子(綾瀬はるか)らと同じように提供者としての運命を背負った数人の男女が共同生活しており、料理当番や掃除当番は決まっておらず、全て適当だった。

しかも、コテージに居る男女はカップルを作り、仲間同士でくっついたり、離れたりしながら、昼間から肉欲に溺れるという自堕落な生活をしていた。

コテージの先輩・白羽ゆり(金井あぐり)らは介護人の講習を受けており、保科恭子(綾瀬はるか)らは、白羽ゆり(金井あぐり)から介護人という進路を教えられる。

提供者は体の一部を提供するので色々と生活が不自由になるため、介護人が提供者の生活を助けるのだという。

何も教えられていない土井友彦(三浦春馬)が「介護人っていうのは、絶対にならなければならないんですか?」と尋ねると、白羽ゆり(金井あぐり)は「ならなくてもいいけど。・・・直ぐに提供に回されちゃうけど、いいの?」と答えた。

そのやりとりを聞いた先輩の1人が「陽光学苑の生徒は、何も知らずにここ自動的にコテージにこられたってことでしょ。私たちは申請して必死に勉強してやっとコテージにこられたのに」と不満を漏らした。

すると、リーダー格の先輩・立花浩介(井上芳雄)が「仕方が無いじゃん、陽光は特別なんだから。でも、特別はここまでなんだから」と諭した。

こうしてコテージで共同生活が始まるなか、酒井美和(水川あさみ)は、土井友彦(三浦春馬)が保科恭子(綾瀬はるか)と同じようなことを考えていた事を不満に思い、なし崩し的に土井友彦(三浦春馬)をベッドに誘い、肉体を交えた。

一方、保科恭子(綾瀬はるか)は部屋に入ろうしてドアノブに手を掛けたが、酒井美和(水川あさみ)と土井友彦(三浦春馬)が部屋で交わっている事に気づいたので、そのまま立ち去る。

それに気づいた酒井美和(水川あさみ)は、土井友彦(三浦春馬)にキスマークを付けさせ、翌日、保科恭子(綾瀬はるか)に「キスマークを付けられて困っちゃって」と言って見せつけた。

保科恭子(綾瀬はるか)は、土井友彦(三浦春馬)が自分に振り向いてくれない不満もあり、愛欲に溺れるコテージの住人を軽蔑し、コテージの中で孤立していく。

そのようななか、保科恭子(綾瀬はるか)は、別のコテージで共同生活している真実(中井ノエミ)からの手紙を受け取り、真実(中井ノエミ)に会いに行く。

土井友彦(三浦春馬)は居なくなった保科恭子(綾瀬はるか)を心配しており、酒井美和(水川あさみ)はそれを不満に思った。

さて、ほとんどのコテージの住人は肉欲に溺れていたが、真実(中井ノエミ)のコテージの住人は自分の趣味に没頭していた。

真実(中井ノエミ)のコテージを訪れた保科恭子(綾瀬はるか)は、自分のコテージとの違いに驚き、羨ましがった。

真実(中井ノエミ)がタバコを吸っていたので、保科恭子(綾瀬はるか)が驚くと、真実(中井ノエミ)は支援団体が差し入れでタバコを持ってきてくれると教えた。

そして、堀江龍子(伊藤歩)も支援団体の出身だといい、真実(中井ノエミ)は「きっと私たちを目覚めさせるために来たのよ。あんなになっちゃったけど」と話した。

さて、真実(中井ノエミ)のコテージでは、人権運動の集会も開かれていた。

提供者の運命を背負ったものは、1つの細胞から複製されたときに、遺伝子操作で生殖能力を奪われているうえ、隠された存在で、提供者の存在が報道されることも無いのだという。

真実(中井ノエミ)は保科恭子(綾瀬はるか)に「こんな役割を押しつけられているのは、絶対に間違っている。どうせこの活動が失敗に終わっても殺されるんだから、戦おうよ。私たちを家畜としか思っていないのよ」と言い、このコテージに残るように勧めた。

しかし、保科恭子(綾瀬はるか)は、脱走すると「全員が即、提供行き」と聞いていたので、「私は少しでも長く生きたい」と答えて、自分のコテージへと戻った。

コテージに戻った保科恭子(綾瀬はるか)は、食堂で土井友彦(三浦春馬)と2人きりになり、真実(中井ノエミ)のコテージへ行ってきたことを話す。

そして、保科恭子(綾瀬はるか)は「自由な時間は3年しか無い。私だけ、なにもしてない。なにも無い。私さ、ここに居る人たちを馬鹿にしてた。狭い中でくっついたり。離れたり。他にする事は無いのかって。でも、無いのよね。私たちは幸せな時間を過ごすとしたら、そういうことしかないのよ。誰かを好きになったり、好きだって言ってもらう事しか」と苦悩を漏らした。

土井友彦(三浦春馬)は「恭子(綾瀬はるか)は、良いところがいっぱいあるよ。その気になれば、いっぱい居るよ、好きだって言ってくれる人がさ」と答えた。

保科恭子(綾瀬はるか)が土井友彦(三浦春馬)を見つめて「トモは言ってくれないの?」と尋ねると、土井友彦(三浦春馬)は保科恭子(綾瀬はるか)の手を取ったが、人が来たのでとっさに離れた。

保科恭子(綾瀬はるか)は「ごめん、冗談だから。戻らないと、美和(水川あさみ)、心配するんじゃない?」と告げると、土井友彦(三浦春馬)は「うん」と言い、部屋に戻った。

1人で食堂に残ってパンを食べていた保科恭子(綾瀬はるか)は、「いやだ、いやだ、いやだ・・・」と言って、突然、走り出し、立花浩介(井上芳雄)の部屋に飛び込むと、「1人なんて嫌。このまま1人なんて、終わるなんて、嫌」と言って崩れ落ちた。

立花浩介(井上芳雄)は近づいて保科恭子(綾瀬はるか)にキスをすると、保科恭子(綾瀬はるか)はキスを仕返し、立花浩介(井上芳雄)を布団に押し倒した。

半年後、紙を切った酒井美和(水川あさみ)が保科恭子(綾瀬はるか)に見せるために、保科恭子(綾瀬はるか)の部屋を訪れると、保科恭子(綾瀬はるか)がポルノ雑誌を見ていた。

一方、堀江龍子(伊藤歩)は1枚の紙を持って校長・神川恵美子(麻生祐未)の元を訪れ、「どういう事なんですか?」と糾弾すると、校長・神川恵美子(麻生祐未)は「よくこんなものを・・・。あの子達の幸せを心から願ってくれますか?」と尋ねた。

堀江龍子(伊藤歩)がうなずくと、校長・神川恵美子(麻生祐未)は堀江龍子(伊藤歩)に陽光学苑を作った理由を明かしたのであった。
「わたしを離さないで-第5話のあらすじとネタバレ」へ続く。