鶯谷事件のネタバレ
ドラマ「モリのアサガオ」の第7話「新人刑務官の父の死刑囚!!」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。このページは「モリのアサガオ第7話のあらすじ」からの続きです。
及川直樹は、深堀圭造(柄本明)の元妻・和子(岡本玲)を訪ねた。和子と深堀圭造と山本憲人との3人は幼なじみだった。
深堀圭造はガキ大将で山本憲人(眞島秀和)は学級委員だった。2人は性格が違ったが、深堀圭造が溺れていた山本憲人を助けたことが切っ掛けで、親友になっていた。
深堀圭造が問題を起こす度に山本憲人が謝っていた。問題ばかりを起こしていた深堀圭造が鶯谷運送で働くようになっていたのも、山本憲人が上司に頭を下げたからだった。
和子は、山本憲人は人を傷つけるような性格ではないため、鶯谷事件には驚いていた。
ある日、及川直樹(伊藤淳史)は、死刑囚の世古利一(温水洋一)から「深堀圭造(柄本明)は6人を殺害したと言っていた」と教えられる。しかし、事件の資料では深堀圭造が殺した人数は4人だった。
及川直樹は、鶯谷事件の新犯人は深堀圭造ではないかと思うようになり、深堀圭造に鶯谷事件の真相を尋ねた。深堀圭造は「本当に馬鹿だ」と言い、鶯谷事件の真相を話し始めた。
吉川美代子が山本憲人の子供を妊娠していることを知った鶯谷運送の社長は、子供を堕ろすように迫った。吉川美代子からの電話を受けると、一緒に部屋で酒を飲んでいた深堀圭造が包丁を持って鶯谷運送に駆けつけた。
リストラを恨んでいた深堀圭造は社長を殺して従業員を2人を刺すが、別の従業員に背後からビール瓶で殴られて気絶した。従業員がとどめを刺そうとしたところ、深堀圭造を助けるために、山本憲人が従業員を包丁で刺した。
山本憲人は深堀圭造に、「お前には家族が居る。家族のために生き延びろ。お前は命の恩人だ。お前が居なければ美代子も子供も死んでいた。今度は俺が代わりになる番だ」と言い、3人を殺害した罪を被ったのだった。
及川佐和子(市毛良枝)は、帰宅した及川直樹(伊藤淳史)に山本憲人が死刑前に残した手紙を渡した。そして、死刑執行に立ち会った及川正道(大杉漣)は死刑の様子を伝えた。
及川直樹は渡瀬満(ARATA)の房で、「僕が母親のお腹の中に居たから、父親は人を殺して死刑になってしまった。この世から消えてしまいたい」と泣いた。渡瀬満は「死なないんだぞ。どんなに辛いことがあっても」と及川直樹の肩に手をました。
その日、法務大臣は深堀圭造の死刑執行命令を出した。「モリのアサガオ第7話の視聴率と感想」へ続く。