とと姉ちゃん-多田かをる(我妻三輪子)の実在のモデル
高畑充希が主演する朝ドラ「とと姉ちゃん」に登場する「多田かをる(我妻三輪子)」の実在のモデルを紹介します。
■多田かをる(我妻三輪子)のあらすじとネタバレ
多田かをる(我妻三輪子)は、小橋常子(高畑充希)が就職した会社の社員で、小橋常子(高畑充希)と同じくタイプ室で働く同僚である。
ある日、多田かをる(我妻三輪子)は小橋常子(高畑充希)を誘ってビアホールへと行ったが、酔っ払いに絡まれて、警察が出動する騒動になる。
このころ、2人が勤務している会社は、戦争の影響で経営が苦しく、タイピストを1人リストラしようと考えており、今回の事件を口実に、2人のうち1人をクビすることを決めた。
それを知った多田かをる(我妻三輪子)は、解雇から逃れるため、「小橋常子(高畑充希)が酔っ払いに喧嘩をふっかけた」と、上司に密告した。
すると、会社はこれを口実に、小橋常子(高畑充希)にクビを宣告した。
小橋常子(高畑充希)は無実を訴えて抗弁したが、会社は一切受け付けなかった。
こうして、小橋常子(高畑充希)は信頼していた多田かをる(我妻三輪子)に裏切られ、会社をクビになってしまうのであった。
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■多田かをる(我妻三輪子)の実在のモデルのネタバレ
朝ドラ「とと姉ちゃん」に登場する極悪非道の多田かをる(我妻三輪子)に実在のモデルは存在するのか、実話からモデルを検証する。
実話では、大橋鎭子(大橋鎮子)は、日本興業銀行に就職し、日本興業銀行の調査課に配属され、調査月報の編集にたずさわり、編集の基礎を学んだ。
このとき、調査課の課長・工藤昭四郎は、昼休みに女性社員を集めて、女性でも知っておかなければならない新聞記事を解説してくれており、女性社員は、その影響で、勉強しなければならないと思うようになり、図書館でお話し会を開くようになる。
大橋鎮子(大橋鎭子)は図書館でのお話し会にはほとんど参加しなかったが、「学ばなくてはならない」と思っており、日本女子大を受験して合格したので、3年間務めた日本興業銀行を辞めて日本女子大へ入学した。
つまり、史実の大橋鎮子(大橋鎭子)は解雇などされておらず、日本女子大へ進学するために日本興業銀行を退職しているので、朝ドラ「とと姉ちゃん」の解雇のエピソードは創作である。
したがって、小橋常子(高畑充希)をクビに追いやった多田かをる(我妻三輪子)は、架空の人物だと言える。
なお、ドラマ「とと姉ちゃん」の登場人物の実在のモデルまとめは「とと姉ちゃん-登場人物と実在のモデル」をご覧ください。
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