僕のヤバイ妻-鯨井和樹(高橋一生)の正体はレンタル夫
高橋一生が出演するフジテレビの僕ヤバドラマ「僕のヤバイ妻」の第6話「離婚に応じた完璧妻…夫殺しの罠がはじまる」のあらすじとネタバレです。
このページは「僕のヤバイ妻-第6話のあらすじとネタバレ」からの続きです。
■僕のヤバイ妻-第6話のあらすじとネタバレ後編
さて、スーツを着て会社へ向かった鯨井和樹(高橋一生)は、スクラップ工場に入ると、スーツを脱いで作業着に着替え、作業を始めた。
昼休み、1人でおにぎりを食べていた鯨井和樹(高橋一生)は、「いい加減に出てきたらどうだ。ずっと付けてた事も分かってる」と告げると、物陰から北里杏南(相武紗季)が出てきた。
北里杏南(相武紗季)が「アンタ一体何者なの」と尋ねると、鯨井和樹(高橋一生)は「何物でも無い。これが本当の姿だ。鯨井家では、経営コンサルタントで外資系のシニアマネージャーって事になっているけど、実際はこうして日銭を稼いでる」と教えた。
北里杏南(相武紗季)が「リストラされたけど奥さんに言えずに内緒にしているって感じ?」と尋ねると、鯨井和樹(高橋一生)は「違う。元々、本業は便利屋。とはいえ、ここ数年はレンタル夫しかやってないけど。俺は、鯨井有希(キムラ緑子)とは結婚してないの。あれは嘘の夫婦。金で買われてる出張ホストみたいな感じかな」と言って話した。
鯨井有希(キムラ緑子)は、不動産を所有する資産かで、1人身の孤独な中年女と思われるのが嫌で、鯨井和樹(高橋一生)とレンタル夫の契約を結んでいるのだという。
しかし、鯨井有希(キムラ緑子)は2年前に脱税がバレて追徴金で持って行かれたため、鯨井和樹(高橋一生)への支払いも滞っていた。
鯨井和樹(高橋一生)がそろそろレンタル夫も潮時かと考えていたときに、2億円のビックチャンスが巡ってきたのだという。
鯨井和樹(高橋一生)は「2億円は幸平さん(伊藤英明)が持っている。だから、2人で逃げられないように、キスを為ているところを見せつけた」と言い、「俺と組まないか?」と持ちかけたが、北里杏南(相武紗季)は呆れて立ち去った。
一方、横路正道(宮迫博之)は昔の刑事仲間から、望月真理亜(木村佳乃)の過去の経歴を入手する。さらに、捜査一課も望月真理亜(木村佳乃)の線で捜査しているという情報を入手する。
さて、望月真理亜(木村佳乃)がカフェを切り盛りしていると、刑事・相馬誠一郎(佐藤隆太)が尋ねてきた。
相馬誠一郎(佐藤隆太)は、緒方彰吾(眞島秀和)は死ぬ数時間前にファミレスに行っていたと言い、ファミレスの防犯カメラの映像を見せた。
緒方彰吾(眞島秀和)はファミレスで女と30分ほど話をしており、店員が女の特徴を覚えていた。その女は、左手薬指に絆創膏を貼っていたのだという。
さらに、身代金の受け渡しとなった野球場の1塁側のベンチに、大きなクーラーボックスをもった女性が居たという目撃情報も得ていた。
相馬誠一郎(佐藤隆太)は誘拐事件が自作自演だったという答えにたどり着き、「犯人はアンタだ」と告げたが、望月真理亜(木村佳乃)は「それは刑事さんの想像ですよね。それに、私が自作自演で誘拐をしていたとしても、それが大きな罪になるのでしょうか?」と反論した。
相馬誠一郎(佐藤隆太)は「アンタは頭のいい人だ。アンタは自分の金を奪っただけだ。夫に対する恐喝罪は成立しない。せいぜい、偽計業務妨害が成立するくらいだろう。だがな、緒方彰吾(眞島秀和)という1人の人間が死んでるんだよ。その分の罰は必ず受ける事になる」と告げた。
望月真理亜(木村佳乃)は「私が緒方くん(眞島秀和)を殺したとお思いですか?」と尋ねると、相馬誠一郎(佐藤隆太)は「遺書を書かせただろう。自殺したことにして、しばらく姿を消してくれと。その遺書を捜査本部宛に送らせた後、アンタは緒方(眞島秀和)を殺した」と告げた。
望月真理亜(木村佳乃)は「それも刑事さんの想像ですよね」と告げると、相馬誠一郎(佐藤隆太)は「今のところはね。でも必ず真相にたどり着きます」と言い、引きあげた。
一方、鯨井有希(キムラ緑子)は帰宅した鯨井和樹(高橋一生)に、「今朝、こんなのがポストに入ってたの」と言い、鯨井和樹(高橋一生)と北里杏南(相武紗季)がキスをしている写真を見せた。
写真を見た鯨井和樹(高橋一生)は「ああ、幸平さん(伊藤英明)の仕返しかな。もしかして焼いてるの?」と尋ねると、鯨井有希(キムラ緑子)は「まさか」と笑った。
すると、鯨井和樹(高橋一生)は事務的に「そうですよね。すみません。安心してください。ご迷惑はおかけしません」と答えた。
さて、望月幸平(伊藤英明)が横路正道(宮迫博之)の興信所を訪れると、横路正道(宮迫博之)は「俺たち昨日、金の奪い合いをしていたばかりだろ」と呆れた。
望月幸平(伊藤英明)が2億円と聞いて驚いて警戒すると、横路正道(宮迫博之)は警察が望月真理亜(木村佳乃)の虚言誘拐に気づき、裏の金だった2億が表の金になった事を教え、「盗むにはリスクが高すぎる」と言い、2億円から手を引いたことを明かした。
望月幸平(伊藤英明)が「狂言誘拐がバレたらマズイですよね?」と驚くと、横路正道(宮迫博之)は「大した罪にはならない。問題は緒方(眞島秀和)殺しだ」と教えた。
望月幸平(伊藤英明)は「真理亜(木村佳乃)が殺した」と言うが、横路正道(宮迫博之)は望月真理亜(木村佳乃)には難しいと言い、共犯者として小暮久雄(佐々木蔵之介)の名前をあげた。
小暮久雄(佐々木蔵之介)は、望月真理亜(木村佳乃)の家庭教師だったが、望月真理亜(木村佳乃)が高校の時に朝倉家から一方的に解雇され、望月真理亜(木村佳乃)には二度と会わないように宣告されていた。
横路正道(宮迫博之)は、小暮久雄(佐々木蔵之介)が中目黒でバーをやっていると言い、望月幸平(伊藤英明)とともにバーへと向かった。
しかし、小暮久雄(佐々木蔵之介)は葉巻の買い付けで海外へ行っており、不在だった。
横路正道(宮迫博之)は店員に「表の看板が倒れてたよ」と言い、店員を店の外へ行かせると、その隙に厨房内を物色し、名刺や写真を見つけた。
その後、横路正道(宮迫博之)はバーを出ると、望月幸平(伊藤英明)に厨房で見つけた名刺を見せた。
名刺には「November31」と書いており、November31を略すと犯人の「N31」になる事を指摘。さらに、横路正道(宮迫博之)は店内で、望月真理亜(木村佳乃)と小暮久雄(佐々木蔵之介)のツーショット写真を発見していた。
横路正道(宮迫博之)は、望月幸平(伊藤英明)に写真を見せ、望月真理亜(木村佳乃)は結婚後も小暮久雄(佐々木蔵之介)と密かに会っていたと指摘した。
そのとき、望月幸平(伊藤英明)のスマートフォンに北里杏南(相武紗季)から「会いたい」というメールが着信したので、望月幸平(伊藤英明)は横路正道(宮迫博之)と別れて北里杏南(相武紗季)に会いに行った。
望月幸平(伊藤英明)が「今更なんの用だよ」と呆れると、北里杏南(相武紗季)は「アイツ(高橋一生)に呼び出されて睡眠薬を飲まされたの。アイツの狙いは2億円よ。私は幸平くん(伊藤英明)の事を裏切ったりしない」と釈明した。
それを信じた望月幸平(伊藤英明)は「おれ一人でどうしようと思ってたんだよ」と喜び、北里杏南(相武紗季)に2億円を見せたが、「この金はもう持ち逃げできない」と言い、警察が狂言誘拐に気づいた事を教えた。
さらに、望月幸平(伊藤英明)は「後は離婚協議でどれだけ分捕れるかだ。俺さ、真理亜(木村佳乃)と離婚しようと思ってさ。アイツと居るなんて耐えられない。それにアイツ、俺より先に不倫してたんだ。元家庭教師で小暮(佐々木蔵之介)ってやつ」と教えた。
そのとき、北里杏南(相武紗季)のスマートフォンに望月真理亜(木村佳乃)からのメールが着信する。メールには「お茶でも飲みませんか?お店で待ってます」と書いてあった。
北里杏南(相武紗季)がカフェを訪れると、望月真理亜(木村佳乃)は「どうしても、聞いておきたいことがある。貴女が緒方くん(眞島秀和)を殺したの?」と尋ねた。
すると、北里杏南(相武紗季)は、共犯者の小暮久雄(佐々木蔵之介)が殺したんでしょと言い、話した。
貴女こそ本当に幸平(伊藤英明)を愛していないんでしょ?本当は高校の時に引き裂かれた小暮久雄(佐々木蔵之介)と一緒に居たかった。
ところが、思いかげず両親が事故で亡くなった。反対する者は居ない。遺産も手に入った。迷い無く小暮久雄(佐々木蔵之介)と一緒に成れる状況になった。
でも、お金を持っている貴女から幸平(伊藤英明)が離れる訳がない。しかも、不倫相手と毒殺しようとまでしてきた。だから、貴女は今回の無茶苦茶な計画を実行した。
つまり、貴女の狙いは、幸平(伊藤英明)と離婚して小暮久雄(佐々木蔵之介)と一緒になること。
望月真理亜(木村佳乃)が「どうして小暮さん(佐々木蔵之介)の事を知ってるの?」と驚くと、北里杏南(相武紗季)は「幸平くん(伊藤英明)から聞いたわ」と答えた。
それを聞いた望月真理亜(木村佳乃)は「やっぱり、もう、お願いするしかないわね。貴女に毒を作って欲しいの。アドキシンの純度を上げて、即死するような毒を。タダでとは言わない。2億円と店の権利を譲るわ」と言い、望月幸平(伊藤英明)を殺害する計画を持ちかけた。
それを聞いた北里杏南(相武紗季)は「幸平(伊藤英明)を殺した後、貴女は全部私のせいにする、。2億円も独り占めにするんでしょう」と呆れた。
しかし、望月真理亜(木村佳乃)は、望月幸平(伊藤英明)に2億円の生命保険を掛けており、望月幸平(伊藤英明)が死ねば自分には2億円が手に入ると言い、望月幸平(伊藤英明)の指紋が付いた紙で望月幸平(伊藤英明)の遺書まで用意していた。
望月真理亜(木村佳乃)は「事件は全て幸平(伊藤英明)のせいに出来る。私と貴女は、弱みを握り合う対等な関係よ」と説得すると、北里杏南(相武紗季)は「アンタ、とんでもない化け物だったわね。分かった手を組みましょう」と言い、承諾した。
一方、望月幸平(伊藤英明)は北里杏南(相武紗季)の指示で望月家に戻り、離婚協議で有利になるような証拠を探していた。
そこへ、北里杏南(相武紗季)がやってくる。
北里杏南(相武紗季)は、望月真理亜(木村佳乃)との会話を全て録音しており、望月幸平(伊藤英明)に録音を聞かせた。
望月幸平(伊藤英明)は、望月真理亜(木村佳乃)が自分を殺そうとしている事を知り、驚いていると、望月真理亜(木村佳乃)からメールが届いた。
メールには「正式な離婚協議の前に、1度、2人だけで話し合いましょう。明日、うちで夕食でもどうかしら」と書いてあった。
メールを見た北里杏南(相武紗季)は、「遺書に書かれてた日付、明日だった。明日の会食で幸平くん(伊藤英明)を毒殺するつもりなのよ」と教えた。
そして、北里杏南(相武紗季)は「やりかえせばいい。真理亜さん(木村佳乃)は今、私と組んでいると思っている。これって絶好のチャンスじゃない?やられる前にやるしかないのよ」と告げ、望月幸平(伊藤英明)をその気にさせた。
もともと、幸平くん(伊藤英明)と一緒に添え遂げたかったわけじゃない。あの女を完膚なきママに叩きつぶしてやりたかっただけ。思えば、それだけのことで、ずいぶんと多く時間を費やし、リスクを抱えてしまった。
でも、後悔は無い。あの女(木村佳乃)は私(相武紗季)が想像していた以上に大物だったから。その証拠に私は凄く気分がいい。何しろ、ゲームを支配しているのは、この私だ。いいだろう。最後の最後まで付き合ってやろう。あの女の。
北里杏南(相武紗季)は望月家を出て、ゲームを支配しているという高揚に酔いしれていたが、突然、背後からゴルフクラブで鯨井有希(キムラ緑子)に襲われたのであった。
「僕のヤバイ妻-第7話のあらすじとネタバレ」へ続く。