ラブソング-第8話のあらすじとネタバレ
藤原さくらが出演するフジテレビの吃音ドラマ「ラブソング」の第8話「君とキスをした夜」のあらすじとネタバレです。
ラブソング-第7話のあらすじとネタバレは「ラブソング-第7話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
■ラブソング-第8話のあらすじとネタバレ
佐野さくら(藤原さくら)は検査で喉に腫瘍のような物が見つかり、再検査することになった。
一方、神代広平(福山雅治)はシェリル側の要請で、バラードの曲を作る事になった。
ある日、検査結果を知った増村泰造(田中哲司)は、神代広平(福山雅治)に「さくらちゃん(藤原さくら)の喉に腫瘍が出来ている。転移はしていないが、声帯は取るかもしれない。来週、検査結果を伝えるんだ。お前も立ち会え」と告げた。
一方、佐野さくら(藤原さくら)の部屋では、部屋を出る同居人・中村真美(夏帆)の送別会が行われていた。
そこで、中村真美(夏帆)は佐野さくら(藤原さくら)に「アンタのおかげで、ここまで来れた。最期に言わせて。愛してる。スピーチよろしくね」と告げた。
翌日、中村真美(夏帆)は部屋を出て行き、佐野さくら(藤原さくら)はがらんとした部屋に1人でたたずんだ。
火曜日、佐野さくら(藤原さくら)が検査結果を聞くために病院を訪れると、増村泰造(田中哲司)は癌の一種「肉腫」が声帯の近くにあり、最悪の場合は声帯を摘出しなければならない事を告知した。最終的には切開しないと、何とも言えないのだという。
佐野さくら(藤原さくら)は「秋に結婚式があって、私、そこでスピーチするんです。それまで待って貰えますか?」と頼むが、増村泰造(田中哲司)は「早く手術しなければ転移する可能性がある。命に関わる」と答えた。
佐野さくら(藤原さくら)は、結論を出せず、診察室を出ると、神代広平(福山雅治)が待っていた。
佐野さくら(藤原さくら)は「今日は喉がちょっと変な感じで、ちょっと診てもらった。大したことはないって」と釈明するが、神代広平(福山雅治)は「増村(田中哲司)から聞いてるから」と教えた。
神代広平(福山雅治)は「手術すれば良くなるかもって」と告げると、佐野さくら(藤原さくら)は「先生には関係無いんで。これは私の問題なんで、1人でなんとかするんで」と答えて立ち去ろうとした。
神代広平(福山雅治)は佐野さくら(藤原さくら)の腕をつかみ、「俺に出来ることは何でもしたいと思ってる」と告げた。
すると、佐野さくら(藤原さくら)は「何でも?好きになれって言ったら、好きになってくれるんですか?だったら、優しくしないで、放っておいてくださいよ」と怒った。
神代広平(福山雅治)が「ゴメン」と謝ると、佐野さくら(藤原さくら)は「先生にして欲しいこととか、何にも無いんで。先生はシェリルの歌をやってください。先生の夢が叶うのを応援してるんで。私は大丈夫だから」と言って立ち去った。
その後、佐野さくら(藤原さくら)が部屋に帰ると、誰も居ないはずの部屋に天野空一(菅田将暉)が待っていた。
佐野さくら(藤原さくら)は天野空一(菅田将暉)を見て、思わず、「なんで居るんよ」と言って泣いた。
やがて、泣きつかれて佐野さくら(藤原さくら)は、「やっぱり手術はしたくない。もし歌えなくなったら、私なんて生きている意味が無い。声が出なくなったらスピーチもできなくなる」と打ち明けた。
すると、天野空一(菅田将暉)は「俺に付き合え」と言い、佐野さくら(藤原さくら)を連れてバスに乗り、海岸へと向かった。
佐野さくら(藤原さくら)と天野空一(菅田将暉)は海に向かって叫び、水の掛け合いをして2人ではしゃいだ。
そのとき、佐野さくら(藤原さくら)は、浜辺で寂しそうに座っている少女を見つけ、声を掛けた。
すると、少女も吃音で、「話し方が変だ」と言われる事を悩んでいた。
佐野さくら(藤原さくら)は「辛いよね。凄いよく分かる。でもね、良かった事もあるの。人の優しさを知った。歌に出会って、世界がガラッと変わった。自分を好きになって。前よりも強くなれた。怖い物が減ったの。凄いでしょ?だから、私、今、幸せだよ。強くなれば、幸せになれる。絶対に」と話した。
佐野さくら(藤原さくら)は吃音の少女を励ましたことで、手術することを決心し、病院を訪れ、増村泰造(田中哲司)に「手術します」と告げ、1ヶ月後に手術する事が決まった。
佐野さくら(藤原さくら)は「吃音のせいで子の病気になったんですか?」と尋ねると、増村泰造(田中哲司)は「吃音とは全く関係無い」と答えた。
それを聞いた佐野さくら(藤原さくら)は、浜辺で出会った吃音の少女を思い出して安心した。
その後、増村泰造(田中哲司)が神代広平(福山雅治)に「1ヶ月後に手術だ」と教えると、神代広平(福山雅治)は「良かった。俺さ、今、シェリルの曲を作ってるんだ。もし、シェリルが俺の曲を気に入ってくれたら、佐野さん(藤原さくら)のデビューの話も動き出す。だから、佐野さんの歌、残してやってくれ」と頼んだ。
ある日、神代広平(福山雅治)はシェリルのスタッフと打ち合わせをしていると、スタッフ側から「バラードに変更して欲しい」と言われた。シェリルがバラードが良いと言っているのだという。
呆れた神代広平(福山雅治)は二度手間になると言い、「シェリルに会わせてください」と頼んだが、スタッフは「シェリルは暇が無いんですよ。せっかくのチャンスを潰すかどうかは、貴方次第です」と告げた。
一方、佐野さくら(藤原さくら)は、お世話になった人を集めて単独ライブをするため、練習を始めた。
その後、佐野さくら(藤原さくら)がスピーチクリニックを訪れると、宍戸夏希(水野美紀)は「この前はごめんなさい」と謝罪した。
佐野さくら(藤原さくら)は宍戸夏希(水野美紀)を許し、手作りのパンフレットを渡し、「単独ライブをやるんです。ライブで、この前の曲を歌っても良いですか?春乃さんのための曲だって分かってるんですけど、あの曲は私にとっても特別な曲だから」と頼んだ。
宍戸夏希(水野美紀)は「もちろん」と許可すると、佐野さくら(藤原さくら)は「人前で歌うのはこれで最期になるかもしれないので、良かったから、来てください。喉に癌みたいなのが出来てて、1ヶ月後に手術するの。歌えなくなるかも」と教えた。
宍戸夏希(水野美紀)が「どうして先に言ってくれないの」と驚くと、佐野さくら(藤原さくら)は「だって、ずるいでしょ?先に言ったら、夏希先生(水野美紀)も、『良い』って言うしかないでしょ」と答えた。
その後、佐野さくら(藤原さくら)は神代広平(福山雅治)の元を訪れ、「ライブをやるんです。そのとき、あの曲を歌っても良いですか?大好きなんで、沢山の人に聞いてもらいたいんで」と頼むと、神代広平(福山雅治)は「もちろんだよ。好きに歌ってくれ」と許可した。
佐野さくら(藤原さくら)は「もう1つお願いが。来てください。これで本当に最期になっちゃうかもしれないので」と言い、ライブのパンフレットを渡すと、神代広平(福山雅治)は「絶対に行くよ」と約束した。
ライブの当日、佐野さくら(藤原さくら)はライブハウス「S」でライブの準備を始める。
佐野さくら(藤原さくら)は会社でもパンフレットを配っており、いつも嫌がらせをしていた同僚の女子社員や上司・滝川文雄(木下ほうか)もライブハウス「S」へと駆けつけていたが、神代広平(福山雅治)の姿は無かった。
その頃、神代広平(福山雅治)は弦巻竜介(大谷亮平)と共にライブハウス「S」へ向かおうとしていたが、弦巻竜介(大谷亮平)に急な電話が入る。
なんと、シェリルが今から会ってくれるのだという。
弦巻竜介(大谷亮平)が「佐野さんのライブ、どうしましょ?」と困ると、神代広平(福山雅治)が「今夜を逃すと、次、いつ会えるか分からないんだろ?今はシェリルに会うことの方が重要だよ。弦巻、佐野さんとの契約の件、上に通せるよな?出来るよな?」と尋ねた。
弦巻竜介(大谷亮平)が「もちろんです」と答えると、神代広平(福山雅治)は「行こう」と言い、シェリルに会いに行った。
さて、マスター笹裕司(宇崎竜童)は、神代広平(福山雅治)が来ていないため、開始時間を遅らせようとしたが、佐野さくら(藤原さくら)は大丈夫だと答えた。
そこへ、宍戸夏希(水野美紀)が来て、「神代広平(福山雅治)は急にシェリルに呼ばれたんだって、今夜は間に合わないかも」と教えると、佐野さくら(藤原さくら)はギターをもってステージへと向かった。
ステージに立った佐野さくら(藤原さくら)は、「私は吃音です。このことが恥ずかしくて、今までバレないように過ごそうとしてきました。そのせいで、会社の仲間達にたくさん迷惑を掛けてきたと思います。もっと、自分を見せる勇気を持っていれば良かったと思います。今日は本当の私を見てください」と言い、歌い始めた。
やがて、ライブは拍手喝采に終わり、佐野さくら(藤原さくら)が屋上で星を見ていると、天野空一(菅田将暉)がやってきた。
天野空一(菅田将暉)は「やっぱお前スゲーな。やっぱ、お前のこと好きだ。なんで、お前のこと好きなんだろうな。美人じゃないし、家事は出来ないし、文句ばっかり言うし、乱暴で。でも、やっぱりお前のことが好きだ。お前が側に居ない人生なんて考えられないよ」と告げた。
佐野さくら(藤原さくら)が「ずっと一緒に居るじゃん。これからも、ずっと一緒に居るじゃん」と答えると、天野空一(菅田将暉)は背後から佐野さくら(藤原さくら)を抱きしめた。
佐野さくら(藤原さくら)が「喋れなくなるかも」と告げると、天野空一(菅田将暉)は「いつも上手く喋れてないじゃん」と言い、佐野さくら(藤原さくら)にキスをした。
佐野さくら(藤原さくら)は黙って天野空一(菅田将暉)のキスを受け入れた。
そのころ、神代広平(福山雅治)と弦巻竜介(大谷亮平)は、ホテルの一室でシェリルと会っていた。
部屋に入ってきたシェリルは「なんか印象が変わりましたね。老けた」と残念がると、神代広平(福山雅治)は「初対面ですよね?」と尋ねた。
シェリルは「春乃のジャケットに映ってる写真とか、アイドルみたいで超タイプだったんです。超綺麗だった」と答えると、神代広平(福山雅治)は「ありがとうございます」と答えた。
本題に入り、シェリルが「で、何を知りたいんですか?」と尋ねると。神代広平(福山雅治)は「曲の方向性とか、具体的なイメージが知りたい」と尋ねた。すると、シェリルは「売れる曲」と答えたのであった。
「ラブソング-第9話のあらすじとネタバレ」へ続く。