波瑠が嵐・大野智のストーカー行為に激怒

嵐の大野智が主演する日本テレビの恋愛ドラマ「世界一難しい恋(せかむず)」の第8話「新たな恋は足裏上手安らぎ秘書?ダメ親父教えるまごころ」のあらすじとネタバレ後編です。

このページは「世界一難しい恋-第8話のあらすじとネタバレ」からの続きです。

■世界一難しい恋-第8話のあらすじとネタバレ後半
一方、社員らは、鮫島零治(大野智)が父・鮫島幸蔵(小堺一機)を嫌っている事を不思議に思い、事情を知っている石神剋則(杉本哲太)に理由を聞きに行くと、石神剋則(杉本哲太)は事情を話した。

父・鮫島幸蔵(小堺一機)は、お金やお酒にだらしないダメ親父だった。父・鮫島幸蔵(小堺一機)は妻にカバンをプレゼントしたのだが、プレゼントしたカバンは妻が使っているカバンと同じだったので、妻は「これだけ一緒に居るのに、そんなことも把握していないのか」と呆れた。

運が悪いことに、父・鮫島幸蔵(小堺一機)はかなり酔っ払っており、これが原因で父・鮫島幸蔵(小堺一機)は妻を追い出してしまった。それ以来、妻は戻って来なかった。

これは、鮫島零治(大野智)が高校生の時のことで、それ以来、鮫島零治(大野智)は父・鮫島幸蔵(小堺一機)を恨み続けているのだという。

さて、父・鮫島幸蔵(小堺一機)は三浦家康(ジャニーズWESTの小瀧望)と夕食を食べに行き、意気投合する。

その日の夜、鮫島零治(大野智)が帰宅すると、父・鮫島幸蔵(小堺一機)が部屋で蕎麦を打っていた。しかし、鮫島零治(大野智)は「蕎麦なんか要らない」と言い、食べなかった。

そして、翌朝、父・鮫島幸蔵(小堺一機)は帰って行った。

さて、村沖舞子(小池栄子)は「どうして、お父様を許せないか分かっていらっしゃいますか?」と呆れると、鮫島零治(大野智)は「アイツは、自分がだらしないことを棚に上げて、母さんを家から追い出したんだぞ」と吐き捨てた。

すると、村沖舞子(小池栄子)は「社長は自分がだらしないことを棚に上げて、柴山美咲(波瑠)を追い出した。社長とお父さんは似てるんです。だからこそ余計に許せない」と指摘した。

鮫島零治(大野智)は「あんなヤツと一緒にするな」と吐き捨てると、村沖舞子(小池栄子)は「一緒になんかしてません。幸蔵さん(小堺一機)は社長と違って勇気をお持ちです。どんなに軽蔑されても、社長を喜ばせたい一心で会いに来る勇気を」と話した。

その日、鮫島零治(大野智)が帰宅すると、帰ったはずの父・鮫島幸蔵(小堺一機)が玄関先で待っていた。電車に乗り遅れてしまったのだという。

鮫島零治(大野智)が「どうして、そんな、しょうもない嘘を付くんだ」と吐き捨てると、父・鮫島幸蔵(小堺一機)は「今年の蕎麦は本当に出来が良いんだ。だから、零治(大野智)にも食べて貰いたくてな」と話した。

元々、父親の蕎麦が好きだった鮫島零治(大野智)は、その日、「風味が強くて、自己主張が激しい。喉越しもそんなに良いとは思わない」と言いながらも、久しぶりに父親の蕎麦を食べた。

そして、深夜、鮫島零治(大野智)は、ソファーで寝ている父・鮫島幸蔵(小堺一機)に毛布を掛けてやった。

翌日、父・鮫島幸蔵(小堺一機)も帰ったので、鮫島零治(大野智)はスケベ心を出し、「父親のせいで疲れた。一晩、グッスリ寝れば直ぐに回復すると思う」と言い、村沖舞子(小池栄子)に足裏マッサージを頼んだ。

その日の夜、鮫島零治(大野智)は村沖舞子(小池栄子)に足裏マッサージをしてもらいながら、「和田(北村一輝)から聞いたんだが、お前から振ったそうじゃないか。俺のことが、どうのこうの、言ったとか・・・」と尋ねた。

村沖舞子(小池栄子)は「社長の事を好きだと申し上げました」と答えると、鮫島零治(大野智)は思わず起き上がり、「認めるのか?」と驚いた。

村沖舞子(小池栄子)は「ええ、社長とは既に家族のような者ですから」と答えると、鮫島零治(大野智)は「本当の家族になるという手もなくはない。俺は8年かかってようやく気づいてしまった。お前ほど、俺に安らぎを与える女は居ないことを。どうだ、まずは、お付き合いから始めないか」と告げた。

すると、村沖舞子(小池栄子)は「社長!失恋の寂しさ、辛さを身近な女で埋めようとするのは止めてください。今の社長は、優しく接してくれる異性なら誰でも良いんです。失恋の辛さから逃げているだけです」と告げた。

鮫島零治(大野智)は「逃げてなどいない。父親譲りの勇気を振り絞って、新たな恋愛に立ち向かってるじゃないか」と反論したが、村沖舞子(小池栄子)は「それは大きな勘違いです。私と居ると、社長は自分の欠点に向き合わずに済むから、楽なんです。社長にとって、私が一番楽な逃げ道なんです」と指摘した。

そして、村沖舞子(小池栄子)は「ですから、これ以上、私に甘えるのはやめてください。弱い自分と向き合って、そのうえで、本当に好きな人に立ち向かってください。お父さんは軽蔑を乗り越えて、社長の扉をこじ開けました。次は社長の番です」と告げた。

それを聞いて決意した鮫島零治(大野智)は、スーツに着替えてステイゴールドホテルを訪れ、コンシェルジュに立っていた柴山美咲(波瑠)に、「ここのコンシェルジュはどんな用件でも聞いてくれると聞いた、本当か?」と尋ねた。

柴山美咲(波瑠)が「宿泊されているお客様に限ります」と答えると、鮫島零治(大野智)は「じゃー、いいんだね」と言い、333号室の鍵を差し出した。333号室は「みささん(波瑠)」の語呂合わせである。

鮫島零治(大野智)が宿泊者だったため、柴山美咲(波瑠)が「何かお困りでしょうか?」と尋ねると、鮫島零治(大野智)は「最近、恋人と別れてしまった。何か仲直りする良い方法はないか?」と尋ねた。

柴山美咲(波瑠)が「過去に拘らず、次の恋愛に進まれてはどうでしょうか?」と告げると、鮫島零治(大野智)は「そんなことは聞いていない。仲直りする方法が知りたいんだ」と尋ねた。

柴山美咲(波瑠)が「難しいと思います」と答えると、鮫島零治(大野智)は「できないということか?ここのコンシェルジュは出来ないと言わないんじゃないのか?」と言いだした。

柴山美咲(波瑠)が「いい加減にしてください」と困っていると、男性コンシェルジュが出てきて、「私が代わりに承ります」と言って代わりに対応しようとしたので、鮫島零治(大野智)は「いや、結構だ」と言い、立ち去った。

その後、仕事を終えた柴山美咲(波瑠)がホテルを出ると、鮫島零治(大野智)が待ち伏せしており、柴山美咲(波瑠)は「警察を呼びますよ」と呆れた。

鮫島零治(大野智)は「今日はこれを返しに来ただけだ」と言い、借りていた落語のCDを差し出すと、柴山美咲(波瑠)は「ありがとうございます。では」と言い、立ち去った。

鮫島零治(大野智)は柴山美咲(波瑠)を呼び止め、「君は本当に俺の事を好きだったのか?」と尋ねると、柴山美咲(波瑠)は「もちろんです。そうでなけば、お付き合いはしません」と答えた。

しかし、鮫島零治(大野智)は「それは違う。君は本気では無かった」と告げたので、柴山美咲(波瑠)は「疑ってるんですか?」と怒った。

すると、鮫島零治(大野智)は「ドイツの偉大な作家ゲーテはこんなことを言っている。愛する人の欠点を愛することが出来ない者は、真に愛しているとは言えない」と告げた。

柴山美咲(波瑠)はいぶかしがって「それが何か?」と尋ねると、鮫島零治(大野智)は「つまり、君は俺の事を愛していた事にならない。だってそうだろ。意気地が無くて、器の小さい俺の欠点を君は許せなかった。だが、ゲーテの理論で行くと、俺も君のことを本当に愛していなかったことになる」と教えた。

呆れた柴山美咲(波瑠)は「ああ、そうですか。それは本当に残念です」と吐き捨てて立ち去ると、鮫島零治(大野智)は後を追いかけながら、「全く空気を読まずに意見する男勝りの強さ。そして、誰彼かまわずに振り回してくる学級委員ばりの正義感。おれはこの2つを受け入れられなかった」と話した。

柴山美咲(波瑠)は「だから、社長は私をクビにした。これで、この話は終わりです」と告げたが、鮫島零治(大野智)は「終わってはいない。なぜなら、まだ俺たちの愛は始まってもいない。これからがスタートだ」と答えた。

柴山美咲(波瑠)が「はぁ?」と呆れて立ち去ると、鮫島零治(大野智)は柴山美咲(波瑠)の前に立ちはだかり、「君と別れて、俺は自分と真摯に向き合った。そして、気づいたことがある。俺は自分の欠点を認めずに生きてきた。俺が認めてない物を、みささん(波瑠)が認められる訳が無い。これまでの問題点は、そこにあった。でも、もう俺は自分の欠点を認めることに成功した。みささん(波瑠)も安心して俺の欠点を認めてくれてかまわない」と告げた。

柴山美咲(波瑠)が「どうして私が社長の欠点を認めなければならないんですか?」と尋ねると、鮫島零治(大野智)は「本当の愛をスタートさせるためじゃないか」と答えた。

柴山美咲(波瑠)が「私たちの恋愛は過去の事です」と答えると、鮫島零治(大野智)は「俺は自分の欠点を認め、君の欠点を受け入れると言ってるんだ。君が俺の欠点を受け入れないというのであれば、君は俺よりもさらに器の小さい人間ということになる。君はそれで良いのか?」と尋ねた。

柴山美咲(波瑠)は呆れて「別にかまいません」と答えたが、鮫島零治(大野智)は「それだ、その気の強さを、俺は受け入れると言ってるんだ。君はどうする?俺の欠点を受け入れるのか?逃げるのか?」と迫った。

あまりにもひついこいので柴山美咲(波瑠)は「じゃー条件があります。条件1、今日は速やかにお帰りください」と告げると、鮫島零治(大野智)は「いいだろう。俺は君だけのコンシェルジュだ」と言い、その条件を飲んだ。

柴山美咲(波瑠)は「次の条件はメールで連絡します」と告げると、鮫島零治(大野智)は「せめて電話にしないか」と変更を求めた。

しかし、柴山美咲(波瑠)が無視して立ち去ろうとしたので、鮫島零治(大野智)は慌てて「その条件も飲もうじゃないか」と言い、条件を承諾した。

柴山美咲(波瑠)が「では、後ほど連絡させて頂きます」と言って立ち去ると、鮫島零治(大野智)は「ありあとう。気をつけて。いさなみすやお」と言い、笑顔で手を振ったが、柴山美咲(波瑠)は振り返ることも無く立ち去ってしまったのであった。

世界一難しい恋-第9話のあらすじとネタバレ」へ続く。

コメントを投稿する

コメントは正常に投稿されていますが、反映に時間がかかります。