嵐の大野智が波瑠と同棲を開始で結婚目前
波瑠が出演するフジテレビの恋愛ドラマ「世界一難しい恋」の最終回「驚きの展開!結婚できる?あせる社長...最後の危機」のあらすじと結末ネタバレです。
このページは「世界一難しい恋-最終回のあらすじと結末ネタバレ」からの続きです。
■世界一難しい恋-最終回のあらすじと結末ネタバレ後半
次の休日、柴山美咲(波瑠)が鮫島零治(大野智)の部屋にやってきた。
柴山美咲(波瑠)の話というのは、同棲のことだった。
柴山美咲(波瑠)は「同棲はしたくありません。正直、怖いんです。少しでも、上手くいかなくなったら、また直ぐに『出て行け』と言われるのではないかと」と正直な気持ちを話した。
鮫島零治(大野智)が「どうして、おれがそんなに酷いことを言うのかな?」と尋ねると、柴山美咲(波瑠)は「私は2回も言われました。クビだと言われ、会社を出て行けと言われました。再就職が決まったときは神奈川県から出て行けと言われました。レイさん(大野智)は許せないことがあると切り捨てようとする性格です。だから怖いんです」と答えた。
鮫島零治(大野智)が「俺はもう2度とクビとは言わないし、出て行けなんて絶対に言わない。自分が我慢できなかったことで、どれだけ人を傷つけてしまったか。みささん(波瑠)に出会って、これでもかってほど痛感した。ゲーテは間違っていたよ。『愛する人の欠点を愛することの出来ない者は、真に愛しているとは言えない』そんなの単なる独りよがりだ。今の俺なら、こう言い換える。『愛する者のために欠点を直そうとしない者は、真に愛してるとは言えない』」と話した。
柴山美咲(波瑠)が「どうして、そこまで同棲に拘るんですか?」と尋ねると、鮫島零治(大野智)は「君と居ると、俺は変になる。でも、君と居る事で俺は変われるんだ。だから、変わるチャンスをくれないか」と頼んだ。
こうして、2人は同棲を開始することになった。同棲を開始して初めて迎えた朝、柴山美咲(波瑠)が朝食を作ってくれた。
鮫島零治(大野智)は、味噌汁を「味噌スープ」と言って喜んで朝食を食べたが…。
盲点だった。柴山美咲(波瑠)は料理上手だったのだが、好みが違った。
鮫島零治(大野智)は固めのご飯が好きなのだが、柴山美咲(波瑠)は柔らかめ派だった。
鮫島零治(大野智)は目玉焼きは半熟が好きなのだが、柴山美咲(波瑠)はしっかりと火を通していた。
鮫島零治(大野智)は使った食器を直ぐに洗いたいのだが、柴山美咲(波瑠)はある程度溜まってから洗う派だったし、バスタオルの洗濯の頻度や靴下のたたみ方まで好みが違った。
同棲して、わずか1日で好みの違いが続々と判明していき、鮫島零治(大野智)は苦悩する。
同棲から1週間後の夜、鮫島零治(大野智)が帰宅するが、柴山美咲(波瑠)はまだ帰っていなかった。
鮫島零治(大野智)はついに我慢ならず、流し台に溜まっていた食器を洗い始めた。
そこへ、柴山美咲(波瑠)が帰宅する。
見かねた柴山美咲(波瑠)が「大丈夫ですか?凄い我慢してません?正直に言ってくれませんか?」と尋ねると、鮫島零治(大野智)は「我慢してるよ。でも我慢できないほどのことではない」と答えた。
柴山美咲(波瑠)が「日に日に不機嫌になっていくレイさん(大野智)を見ているのは辛いです。我慢してまで同棲する必要なない」と言い、同棲の解消を申し出たが、鮫島零治(大野智)は「同棲するために我慢しているんだ」と言い、同棲の解消を拒否した。
あくまでも、「我慢する」と言って不満を口にしない鮫島零治(大野智)に対し、柴山美咲(波瑠)は「思ったことも言い合えずに、同棲が続けられると思いますか?本音を言い合いながら、お互いを尊重する関係は作れると思います」と訴えた。
鮫島零治(大野智)が「じゃ、本音を言っても同棲を解消しないと約束してくれるか?」と尋ねると、柴山美咲(波瑠)は「分かりました。このさい、思っている事を全部言ってください」と約束した。
すると、鮫島零治(大野智)が「同棲までしているのに、敬語を喋り続けるんだ。そのよそよそしさが、どれだけ俺を傷つけているか」と不満を漏らした。
柴山美咲(波瑠)は「分かった。じゃー、今日から敬語は止める。これでいい?」と答えたが、鮫島零治(大野智)は「いや、なんか、思ってたのと違う。気の強い学級員が強すぎる。まだ、心の準備ができてないから、いったん、敬語に戻ろう。徐々に、さりげなくやってもらえないかな?10敬語だったら、1だけタメ口にするとか」と頼んだ。
呆れた柴山美咲(波瑠)が「はいはい。分かりました。意識してやってみます。他には?」と尋ねた。
鮫島零治(大野智)が「ご飯は軟らかめが好きなんだよな?」と尋ねると、柴山美咲(波瑠)は「いいえ。全然、そんなことないですけど」と答えた。
驚いた鮫島零治(大野智)が「だって、柔らかめに炊いてるじゃないか」と指摘すると、柴山美咲(波瑠)は「炊飯器が使い慣れてないだけです」と答えた。
柴山美咲(波瑠)は「ほら、口にすれば、簡単に解決することもあるじゃないですか」と呆れた。
驚いた鮫島零治(大野智)が「目玉焼きは片目が好きなんだよな?」と尋ねると、柴山美咲(波瑠)は「私はそうですが、半熟が好きなら、半熟にしますよ」と答えた。
鮫島零治(大野智)は「本当か」と喜んで、靴下のたたみ方の違いを指摘すると、柴山美咲(波瑠)は「じゃ-、自分でやれ」とタメ口で答えた。
鮫島零治(大野智)は驚くと、柴山美咲(波瑠)は「さっき、10回に1回はため口を入れろと言いましたよね」と指摘した。
鮫島零治(大野智)は「全然、さりげなくない。今のは強い意図を感じるぞ」と指摘すると、柴山美咲(波瑠)は「一緒に生活していくわけですから、できる事はお互いに協力し合っていきません?」と提案した。
鮫島零治(大野智)は「わかった。これは確認だが、使い終わった食器は俺が洗っても気分を害さないか?」と尋ねると、柴山美咲(波瑠)は「もちろんです。やってくれると凄い助かります」と喜んだ。
鮫島零治(大野智)は「だからって、君に使い終わったら直ぐに洗えとは強制しないから、安心してくれ」と告げると、柴山美咲(波瑠)は「食器洗いはレイさん(波瑠)に頼んでいいですか?私より洗うのが上手だし、水の節約にもなる」とおだてた。
すると、鮫島零治(大野智)は調子に乗って「わかった。今日から俺が食器洗い係だ」と言い、食器洗いを引き受けた。
柴山美咲(波瑠)が「レイさん(大野智)、お腹空きません?何が食べたい?」とタメ口で尋ねると、鮫島零治(大野智)は「そういうの!そういうの頂戴」と言って喜んだ。
こうして鮫島零治(大野智)の不満は次々と解消された。不満に思っていた靴下のたたみ方も、柴山美咲(波瑠)が改めてくれ、同棲生活は上手くいった。
1年後、鮫島零治(大野智)が東京にオープンするホテルで結婚式が行われたが、鮫島零治(大野智)と柴山美咲(波瑠)の結婚式ではなく、和田英雄(北村一輝)の結婚式だった。
一方、堀まひろ(清水富美加)は、部長・白浜吾郎(丸山智己)と付き合い始めていた。
ある日、世界一を目指す鮫島零治(大野智)は、テレビ番組の取材で、キャスター櫻井翔のインタービューを受ける。
鮫島零治(大野智)は、創業以来の社訓に「withラブ」を加え、「ターゲット・フルスピード・トゥーマンスwithラブ」を社訓としていた。
櫻井翔が社訓に「withラブ」を加えた理由について尋ねると、鮫島零治(大野智)は「どんな目標も愛を込めてチャレンジする。愛を知らない人間に良い仕事はできませんからね」と答えた。
さて、帰りの車の中で、鮫島零治(大野智)は村沖舞子(小池栄子)に「彼女(波瑠)は玄関で三つ指を突いてまってるに違いない」と話する。
石神剋則(杉本哲太)が「美咲さん(波瑠)も、そろそろ、結婚したがってるんじゃないですか?」と尋ねると、鮫島零治(大野智)は「どうだろうな。俺のタイミング次第だ。1年も同棲してれば、夫婦みたいなもんだ」と豪語した。
そこで、鮫島零治(大野智)のスマホに電話が着信し、鮫島零治(大野智)はコッソリと電話に出る。
「ごめん、帰りに牛住をかってきてくれないかな」
「うん。わかった」
「ちゃんと、買うとき、日付をみて買ってね」
「うん。分かってる」
「あっ、あとサラダ油もお願いしていい?残り少ないから」
「わかった。はい、はい、はい」
村沖舞子(小池栄子)と石神剋則(杉本哲太)は、こそこそと電話している鮫島零治(大野智)を見て、笑っていた。
鮫島零治(大野智)が電話を切ると、村沖舞子(小池栄子)は「美咲さん(波瑠)って器用な方なんですね。玄関で三つ指をつきながら電話してきたんですよね?」とからかった。
石神剋則(杉本哲太)が「社長、どこかに寄って行かれますか?」と気を利かせると、鮫島零治(大野智)は「ちょっと喉が渇いたな。牛乳でも買って帰ろうかな」と答えたのであった。