真田丸-第27話「不信」-あらすじとネタバレ
NHK大河ドラマ「真田丸」の第27話「不信」のあらすじとネタバレです。
真田丸-第26話「瓜売」のあらすじとネタバレは「真田丸-第26話「瓜売」のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
■真田丸-第27話「不信」-あらすじとネタバレ
豊臣秀吉(小日向文世)は、心配性の豊臣秀次(新納慎也)を配慮して、真田信繁(堺雅人)に関白付を命じた。
そうした一方で、豊臣秀吉(小日向文世)は、生まれた「拾」のために、日本を5つにわけて、そのうちの九州を「拾」に与えたいと、関白・豊臣秀次(新納慎也)に頼んだ。
豊臣秀次(新納慎也)は拾が成長するまでの中継ぎだと自覚していたが、豊臣秀吉(小日向文世)の要求を受け、次第に疑心暗鬼に陥っていった。
さて、きり(長澤まさみ)が豊臣秀次(新納慎也)から側室に誘われている事を打ち明けると、真田信繁(堺雅人)は「それは、めでたい」と喜んだ。
止めてもらいたかったきり(長澤まさみ)は、ショックを受けて走り去ってしまう。
さて、豊臣秀吉(小日向文世)と豊臣秀次(新納慎也)の不仲が噂されるようになっており、心配した豊臣秀吉(小日向文世)は豊臣秀次(新納慎也)を安心させるため、豊臣秀次(新納慎也)の娘と拾を結婚させることにした。
しかし、豊臣秀吉(小日向文世)の思いは伝わらず、豊臣秀次(新納慎也)は、何の相談も無く、結婚を決められたことで、さらに疑心暗鬼に陥っていく。
こうした事態を心配した豊臣秀俊(浅利陽介)が、豊臣秀吉(小日向文世)と豊臣秀次(新納慎也)の溝を埋めるため、豊臣秀次(新納慎也)に能を提案した。
豊臣秀吉(小日向文世)が好きな能を披露すれば、豊臣秀吉(小日向文世)に喜んで貰えるのではないかという。
豊臣秀次(新納慎也)らは練習を重ねて、能を披露するが、豊臣秀吉(小日向文世)に「関白には、他にやるべきことがあるだろ」と叱責されてしまう。
その日の夜、豊臣秀吉(小日向文世)が夜桜を鑑賞する宴会が開かれる。そこへ、石田三成(山本耕史)が来て朝鮮からの撤退の目処が付いたことを報告する。
石田三成(山本耕史)をねぎらうと、気分を良くした豊臣秀吉(小日向文世)は、真田信繁(堺雅人)に官位を与えると言いだした。
しかし、真田信繁(堺雅人)は、真田家を守る兄・真田信幸(大泉洋)の事が頭をよぎり、「兄を差し置いて、官位を頂くことはできない」と答えた。
すると、豊臣秀吉(小日向文世)は「お前は、自分が位をもらうのでは足らず、兄にも与えよと申しておるのか」と怒り、真田信繁(堺雅人)に官位を与えることを撤回し、二度と官位を与えないと告げた。
そこへ、豊臣秀次(新納慎也)が口を挟んだ。官位を与えるのは関白の仕事なので、関白である自分が決めるというのである。
豊臣秀次(新納慎也)は豊臣秀吉(小日向文世)を気にしつつも、真田信繁(堺雅人)に従五位下を与え、真田信幸(大泉洋)について調査して資格があれば官位を与えることを告げた。
豊臣秀吉(小日向文世)は、満足そうに「よくぞ申した。お主の言うとおり、これは関白の仕事であった。この件、そちに任せる」と言い、豊臣秀次(新納慎也)に一任した。
こうして、文禄3年(1594年)11月2日、真田信幸(大泉洋)は従五位下伊豆守に、真田信繁(堺雅人)は従五位下左衛門佐に叙せられたのであった。
翌日、真田信幸(大泉洋)と真田信繁(堺雅人)が叙任の挨拶で大阪城を訪れ、豊臣秀吉(小日向文世)に対面した。
豊臣秀吉(小日向文世)は真田信繁(堺雅人)から官位の経緯につていて口止めされていたが、口を滑らせ、真田信繁(堺雅人)が居なければ、真田信幸(大泉洋)の叙任は無かったことや、真田信繁(堺雅人)が真田信幸(大泉洋)に遠慮して、真田信幸(大泉洋)よりも低い官位を望んだことを話し、「弟に頭が上がらないな」と告げた。
官位の真相を知った真田信幸(大泉洋)は落ち込んでしまう。
さて、真田信幸(大泉洋)と真田信繁(堺雅人)が退室し、真田昌幸(草刈正雄)も退室しようとしたが、真田昌幸(草刈正雄)は石田三成(山本耕史)に呼び止められ、伏見城普請に加わって欲しいと頼まれた。
伏見城は豊臣秀吉(小日向文世)の隠居城であったが、朝鮮の特使などを迎えるため、豊臣秀吉(小日向文世)は難攻不落の城にしたいのだという。
真田昌幸(草刈正雄)は図面を受け取って控えの間に戻ると、真田信幸(大泉洋)が来た。真田信幸(大泉洋)は、官位を貰えた真相について激怒して荒れていた。
真田昌幸(草刈正雄)は豊臣秀吉(小日向文世)から直々に伏見城普請を頼まれたが、豊臣秀吉(小日向文世)の城になど興味は無いので、真田信繁(堺雅人)に「真田信幸(大泉洋)の事はわしに任せろ」と言い、その代わりとして、伏見城普請を真田信繁(堺雅人)に押しつけて立ち去った。
真田信繁(堺雅人)が真田昌幸(草刈正雄)から受け取った伏見城の図面を見ていると、豊臣秀次(新納慎也)がやってきた。
豊臣秀次(新納慎也)は、真田信繁(堺雅人)が持っていた伏見城の図面を見て驚く。図面には「謁見之間」「評定之間」などが書かれていたのだ。
豊臣秀次(新納慎也)は聚楽第で明や朝鮮との外交を積極的に取り組もうとしてた矢先だったので、「太閤殿下は、伏見城で政をなされようというのか。私はもう要らぬということか」と言って泣いた。
そのようななか、豊臣秀次(新納慎也)の弟・豊臣秀保(三津谷亮)が死去するが、豊臣秀吉(小日向文世)は、冷淡にも、弟・豊臣秀保(三津谷亮)の葬儀を秘密とした。
この年、拾は3歳になっていた。鶴松が3歳で死んでおり、豊臣秀吉(小日向文世)はこの年を平穏無事に過ごしたかったのだ。
しかし、これが豊臣秀次(新納慎也)を追い詰めていき、豊臣秀次(新納慎也)は聚楽第から姿を消してしまうのであった。
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■真田丸-第27話「不信」の感想と解説
真田丸の第27話「不信」では、豊臣秀次が切腹に追い込まれる秀次事件の伏線が描かれています。
秀次事件の詳細につては「秀次事件-豊臣秀次は殺生関白」をご覧ください。
豊臣秀次(新納慎也)の不信(ふしん)と伏見城の普請(ふしん)をかけたタイトルになっているということなのでしょう。
ストリーは地味なので、疑心暗鬼に陥ってく豊臣秀次(新納慎也)の演技が見所になるでしょう。
「真田丸-第28話「誤解」-あらすじとネタバレ」へ続く。
なお、真田幸村の実話については「真田幸村(真田信繁)の生涯」をご覧ください。
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