はじめまして、愛しています。-あらすじとネタバレ
尾野真千子が出演するテレビ朝日の養子縁組ドラマ「はじめまして、愛しています。」のあらすじとネタバレです。
■はじめまして、愛しています-あらすじとネタバレ
自宅でピアノ教室を開く梅田美奈(尾野真千子)は、10年前に結婚したが、一人前のピアニストになるまで子供を作らないと決めてピアノを続けていた。
梅田美奈(尾野真千子)の父親は有名な指揮者で、それを目当に母親が子供を連れてくるが、梅田美奈(尾野真千子)は子供がピアノに興味が無いと悟ると、「好きでもないのに無理にやらせても上達しない」と言ってレッスンを中止した。
母親が「有名な指揮者の娘だから来たのに」と捨て台詞を吐いて子供を連れて帰ると、梅田美奈(尾野真千子)はトレイに駆け込んで、便器に向かって「わーーー」っと叫んだ。
一方、夫の梅田信次(江口洋介)は、不動産管理会社の社員で、客のためにトコトン物件を探すようなバカのつくほどのお人好しだった。
梅田美奈(尾野真千子)が家賃10万円でピアノを置ける部屋を探していたとき、梅田信次(江口洋介)が粘り強く探して部屋し、家賃10万円でピアノを置ける部屋を見つけた。
それが2人の出会いで、梅田信次(江口洋介)は未だに梅田美奈(尾野真千子)に平気で「愛している」と言う男だった。
ある日の夕食、梅田信次(江口洋介)は梅田美奈(尾野真千子)に「昨日から、このあたりで不気味な者が出るらしいよ。なんかガサガサ音がするんで出てみたら、ゴミ袋とか荒らされてるんだよ。気をつけろよ。変質者か危険な動物かもしれない」と話した。
そのとき、庭の方で何か音がしたので、梅田美奈(尾野真千子)が恐る恐る観に行くが、特に異変はなかった。
そこで、義理の妹・不破春代(坂井真紀)から電話がかかってきた。施設に入っている母・梅田志乃の見舞いを変わって欲しいというのである。
義理の妹・不破春代(坂井真紀)が梅田信次(江口洋介)に「どうせ暇してるでしょ」と頼むと、梅田美奈(尾野真千子)は「暇だから大丈夫と言っておいて」と嫌みを言い、見舞いを引き受けた。
翌日、梅田美奈(尾野真千子)は義母・梅田志乃を見舞いに行くと、義母・梅田志乃は「酒を買ってきて。アルコール依存症の母親なんか早く死んで、お父さんの所へ行った方が、信次(江口洋介)もホッとするだろ」と言った。
さらに、義母・梅田志乃から「貴女も大変ね。まだピアノを続けるなんて。コンクールに応募するのも年齢制限があるから、その年で応募できるのは、ちょっとしかないんでしょ。でも、私と同じで母親に向いてないから、子供を作らなくて正解よ」と言われてしまう。
そんなこと言われなくても、もう決めている。10代からコンクールを受け続けて、49連敗。今度ダメだったら、諦めようって。
帰宅した梅田美奈(尾野真千子)が、塀で寝ている猫を見ながら「あんなに自由に生きられたら幸せだろうな」と思っていると、庭で何か音がした。
昨日、梅田信次(江口洋介)が言ってた不気味なヤツ?
梅田美奈(尾野真千子)はホウキを手にして恐る恐る庭に出ると、木の陰にボロボロの服を着た男の子が立っていた。
梅田美奈(尾野真千子)は何か言わなければと思い、「名前は」「どこから来たの?」「お母さんは?」など、色々と話しかけるが、男の子は反応しなかった。
ところが、「お腹空いているの?」と尋ねると、男の子が反応したので、梅田美奈(尾野真千子)は慌ててドーナットを持ってきて差し出すと、男の子は奪い取るようにドーナッツを食べた。
さて、梅田信次(江口洋介)は梅田美奈(尾野真千子)から電話をもらい、仕事が終わると、病院へ駆けつけた。
医者によると、男の子は酷い栄養失調で、長い間、母親からネグレクト(育児放棄)されていたのではないかということだった。
おまわりさんも、身元不明でお手上げだった。
そこへ、児童相談所の堂本真知(余貴美子)が現れ、男の子を見ると、「たぶん、近所から異臭がするって苦情が出ていた部屋の男の子だと思いますよ」と言い、おまわりさんに確かめるように頼んだ。
梅田信次(江口洋介)が「これで両親と連絡が取れますね」と安心すると、堂本真知(余貴美子)は「たぶん無理ですよ。近所の方に聞いたら、しばらく姿を見てないようですし。あの親がこの子を探すとは思えないし」と教えた。
堂本真知(余貴美子)が「あとはこちらでやるので、結構ですよ」と言うと、2人は病院を後にした。
しかし、梅田信次(江口洋介)はまっすぐ帰らず、大家に無理を言って鍵を借り、異臭がするいう部屋を訪れると、部屋は荒れ放題で床に鎖が取り付けられていた。
梅田信次(江口洋介)は「これで繋がれてたのかな、あの子。何か俺にできることないかな」と心配する。
梅田美奈(尾野真千子)は「お願いだから、変な事に首をつっこまないでよ。今までだって必要ないお客さんの苦情を聞いて、散々、苦労してきたんだから」と注意した。
それに私は今、それどころじゃないんだからね。実は地方のオーケストラの定期演奏会に呼ばれていて、久しぶりに人前で演奏することになっていた。
その定期演奏会で、父・追川真美(藤・竜也)と久しぶりに再会する。追川真美(藤・竜也)は他人には熱心に助言したが、梅田美奈(尾野真千子)には「元気にやってるか」としか言わなかった。
定期演奏会の後、梅田美奈(尾野真千子)は「どうせ親のコネで出てるんだろって」と言われているような気がして、落ち込んでいた。
そして、子供を公園で遊ばせる同年代の母親を見ると、足早になってしまう。
さて、梅田美奈(尾野真千子)が定期演奏会から帰宅すると、梅田信次(江口洋介)が仕事を早めに切り上げ、待っていてくれた。
限界を感じていた梅田美奈(尾野真千子)は、梅田信次(江口洋介)に「もうピアノを…」と告白しようとしたとき、庭の方で物音がした。
慌てて庭を確認すると、あの男の子が立っていた。
梅田信次(江口洋介)は焼きそばを食べさそうとしたが、堂本真知(余貴美子)は男の子は熱があることに気づき、急いで施設へと連れて行った。
堂本真知(余貴美子)は「何か心当たりはありませんか?なんで、また、あの子がオタクに来たのか」と尋ねたが、梅田信次(江口洋介)は検討もつかなかった。
すると、堂本真知(余貴美子)は「結構ですよ。お引き取り頂いて」と告げた。
梅田信次(江口洋介)が男の子の親の事を質問しても、堂本真知(余貴美子)は事務的に「個人情報になるので」と言って何も教えてくれなかった。
すると、梅田美奈(尾野真千子)は「少しくらい教えてくれてもいいんじゃないですか?こっちだって訳がわからないんですから。この子が2回もウチに来たのか」と文句を言うと、堂本真知(余貴美子)は男の子の両親について教えてくれた。
アパートを契約していたのは母親だが、偽名だった。色々な男性が部屋に出入りしていたが、同居していた様子は無いので、父親を特定するのは難しい。男の子は長い間監禁されていたショックで何も喋らないのだという。
梅田美奈(尾野真千子)が「このままだと名前はどうなるんですか?」と尋ねると、堂本真知(余貴美子)は「市長が付ける事になる。昔は上野で見つかれば上野太郎とか上野花子だったが、最近は幸代とか幸子とか幸せいう文字を使うことが多くなった」と教えた。
帰宅した梅田信次(江口洋介)が男の子が来た事を「運命」だと言いだしたので、梅田美奈(尾野真千子)は「変なこと考えないでよ」と釘を刺した。
「はじめまして、愛しています-あらすじとネタバレ後半」へ続く。
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