そして、誰もいなくなった-あらすじとネタバレ
藤原竜也が主演する日本テレビのドラマ「そして、誰もいなくなった」のあらすじとネタバレです。
■そして、誰もいなくなった-あらすじとネタバレ
ビルの屋上に居る藤堂新一(藤原竜也)は、何者かにライフルで狙われており、スピーカーから出る声に「お前には選択肢が2つある。このまま私に撃たれるか。それとも自発的に飛び降りるか」と問われた。
藤堂新一(藤原竜也)は「どっちにしても死体は残るぞ」と告げたが、スピーカーの声は「それは問題ない。お前は法律的には存在しない人間だから、警察の捜査は行き詰まる」と答えた。
藤堂新一(藤原竜也)は「ふざけるな。俺は生きている」と反論したが、スピーカーの声は「なら、お前の名前は何だ。パーソナルナンバーはなんだ」と問うた。
藤堂新一(藤原竜也)は、ずっと、藤堂新一として生きていた。10日前のあの日までは…。
10日前、藤堂新一(藤原竜也)は、母・藤堂万紀子(黒木瞳)をレストランに呼び、婚約者・倉元早苗(二階堂ふみ)を紹介した。倉元早苗(二階堂ふみ)は妊娠しており、母・藤堂万紀子(黒木瞳)は喜んだ。
その日、藤堂新一(藤原竜也)はレストランの料金をクレジットカードで払おうとしたが、クレジットカードがエラーで使えず、現金で支払った。
さて、コンピューターシステム開発会社「L.E.D」でシステムの研究開発を担当する藤堂新一(藤原竜也)は、ネット上の特定の画像を削除・置き換え出来るプログラム「ミス・イレイズ」を開発に成功していた。
藤堂新一(藤原竜也)は人事部に呼ばれ、昇進の話かと喜んで人事部へ行くと、パーソナルナンバーを尋ねられた。国がパーソナルナンバーを推進しており、「L.E.D」ではパーソナルナンバーの登録を義務づけていた。
藤堂新一(藤原竜也)がパーソナルナンバーを答えると、人事部は「そのパーソナルナンバーの持ち主は3日前に逮捕され、留置所に居る。その男は藤堂新一というそうだ。我々は君が藤堂新一という男に成りすまして我が社に入社したと疑っている。君は一体、誰なんだ」と告げた。
藤堂新一(藤原竜也)はパーソナルナンバーのダブりを主張したが、聞き入れられず、会社の規則により、藤堂新一(藤原竜也)のパソコンは会社に押収され、社員IDも停止され、自宅待機を命じられた。
藤堂新一(藤原竜也)は千代田区役所へ行ってパーソナルナンバーの照会を求めたが、「個人情報なので教えられない」と言われてしまう。
藤堂新一(藤原竜也)は「上司を呼んでくれ」と掛け合ったが、警察を呼ばれそうになったため、逃げ出した。
その後、藤堂新一(藤原竜也)は、総務省に居る大学時代の友人・小山内保(玉山鉄二)に相談したが、小山内保(玉山鉄二)が調査しても、住民票も納税記録も藤堂新一(藤原竜也)の個人情報はどこにも存在していなった。
小山内保(玉山鉄二)は、偽・藤堂新一が逮捕された事で指紋や顔写真は偽・藤堂新一のデータが登録されるため、「世間的には、お前の方が成りすましなんだ」と言い、パスポートや運転免許証を使うと公文書偽造で逮捕されるそおれがるので、使用しないように助言した。
さて、藤堂新一(藤原竜也)が帰宅すると、婚約者・倉元早苗(二階堂ふみ)が来ていた。
倉元早苗(二階堂ふみ)は藤堂新一(藤原竜也)に婚姻届けを差し出すと、藤堂新一(藤原竜也)は署名しようとしたが、パーソナルナンバーを書く欄を見て、小山内保(玉山鉄二)に言われた事を思い出してペンを置き、「ちょっとだけ、待ってくれないかな」と頼んだ。
倉元早苗(二階堂ふみ)が「子供が出来てよろこんでくれたの、あれ嘘だったの?」と怒って出て行くと、藤堂新一(藤原竜也)は後を追いかけ、事情を説明したが、倉元早苗(二階堂ふみ)は「もう少しましな嘘を付いて」と言い、立ち去った。
さて、偽・藤堂新一は新潟で婦女暴行事件を起こし、逮捕された。新潟は藤堂新一(藤原竜也)が学生時代を過ごした場所だった。それは偶然なのか…。
藤堂新一(藤原竜也)は新潟に向かうため、新幹線に乗ろうとしたが、クレジットカードもキャッシュカードも使えなかったので、新幹線を諦め、高速バスで新潟へと向かった。
藤堂新一(藤原竜也)が新潟に着くと、大学時代の親友・斉藤博史(今野浩喜)と長崎はるか(ミムラ)と再会する。
斉藤博史(今野浩喜)は「アメリカでは乗っ取りの被害額は500億ドルを超えたことがある。ちょっとしたハッカーならパーソナルナンバーやカード情報くらいは消せる」と指摘する。
しかし、偽・藤堂新一は婦女暴行で逮捕された、ただの犯罪者であり、偽・藤堂新一がコンピュータに詳しいとは思えなかった。
すると、斉藤博史(今野浩喜)は、「偽・藤堂新一は逮捕される3日前に引っ越してきた。しかも、藤堂新一(藤原竜也)が大学時代に下宿していた部屋だ」と教えた。
藤堂新一(藤原竜也)らは偽・藤堂新一の部屋に行き、隣の住人から偽・藤堂新一事を尋ねると、隣の住人は「東京生まれ東京育ちだって。センター試験の時に熱を出してしまい、東大へ行く点数が足りなくて、新潟の大学へ来たんだって。で、就職で東京に戻ってコンピューター関係の仕事に戻ったんだけっど、色々あって辞めてしまって、それで新潟に帰ってきたそうだよ」と教えてくれた。
それを聞いた藤堂新一(藤原竜也)は驚く。偽・藤堂新一の経歴は、藤堂新一(藤原竜也)の経歴と全く同じだった。
藤堂新一(藤原竜也)は話を聞き終えると、スマートフォンにプログラム「ミス・イレイズ」が起動した通知が入った。
藤堂新一(藤原竜也)は誰がミス・イレイズを動かしているのか疑問に思ったが、プログラム「ミス・イレイズ」を応用すれば、偽・藤堂新一が藤堂新一を名乗る前の名前が分かる事を思いついた。
一方、拘留中の偽・藤堂新一の元に、弁護士・西条信司(鶴見辰吾)が訪れていた。
「そして、誰もいなくなった-あらすじとネタバレ後半」へ続く。
スポンサードリンク