ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子-第2話のあらすじとネタバレ
横山裕が出演するフジテレビの刑事ドラマ「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」の第2話「凍結遺体事件の驚愕真相」のあらすじとネタバレです。
第1話のあらすじとネタバレは「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子-あらすじとネタバレ」をご覧ください。
原作のネタバレは「ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子-原作のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
■ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子-第2話のあらすじとネタバレ
警察は冷凍車を追いかけたが、犯人は冷凍車を捨てて逃走してしまう。その日、東村山の山林で、真夏なのに凍った死体2体が発見され、藤堂比奈子(波瑠)らが捜査を開始する。
藤堂比奈子(波瑠)は凍った死体を見て「興味深いですね」と言うと、東海林泰久(横山裕)は「気持ち悪いの間違いでしょう」と気持ち悪がった。
藤堂比奈子(波瑠)は「どうして嘘を報告したんですか?一緒に大友を追っていただなんて。本当は私も先輩も単独で動いてたのに」と尋ねると、東海林泰久(横山裕)は「上からギャーギャー言われるからだ」と答えた。
藤堂比奈子(波瑠)が「違法な手段で証拠を集めていたからですか?」と尋ねると、東海林泰久(横山裕)は「お前にとやかく言われる筋合いは無い」と答えた。
今度は東海林泰久(横山裕)が「お前は何で単独で動いていたんだ」と尋ねると、藤堂比奈子(波瑠)は「大友が犯人だという確証が無かったからです」と答えた。
すると、東海林泰久(横山裕)は「だからって、お前1人で行っても殺されて終いだろうが。2度とくだらない事はするな。目の前で死なれたら、こっちが迷惑なんだ」と言って立ち去った。
その後、石上妙子(原田美枝子)の司法解剖により、凍った死体は2人とも胸部を複数回さされて致命傷を受け、殺されてから凍らされた事が判明した。
歯形など個人を特定するような手がかりは無いが、2人はかなり近い血縁者で兄弟の可能性が強く、冷凍期間は長くても3ヶ月だという。
そのようななか、石上妙子(原田美枝子)は東京拘置所で変死が出たという連絡を受け、藤堂比奈子(波瑠)を連れて東京拘置所へ向かう。
死亡したのは鮫島鉄雄46歳。7年前に強盗目的でスーパーへ押し入り、店員2名を殺害し、逃走後、実の母親と叔母を絞殺した。
鮫島鉄雄は、東京拘置所で首を絞めて死んでおり、第1話で死んだ宮原と同じように、被害者を殺したのと同じ方法で自分を殺していた。このため、一部の人間は「被害者の怨念が乗り移った」と噂していた。
藤堂比奈子(波瑠)は「ありえません。科学的に説明する方法が何かあるはずです」と告げると、石上妙子(原田美枝子)は「よく言った。警察に任せると自殺ですまされそうだから、貴女を連れて行くのよ」と褒めた。
さて、藤堂比奈子(波瑠)らが東京拘置所に着くと、ハヤサカメンタルクリニックの中島保(林遣都)と出会った。
中島保(林遣都)はボランティアで受刑者の面談を行っており、死んだ鮫島鉄雄の面談も担当していたのだという。
すると、石上妙子(原田美枝子)は、藤堂比奈子(波瑠)に、中島保(林遣都)に相談してアドバイスを貰うように勧めた。
藤堂比奈子(波瑠)は中島保(林遣都)をメイド喫茶に連れて行くと、藤堂比奈子(波瑠)は「何か特別のスイッチがあったのでしょうか?大友にとっての香水と裸電球のような」と尋ねた。
すると、中島保(林遣都)は「藤堂さんの言うような衝動の発露は確かに存在すると僕は思いました。ただ、殺人の理由をそうした衝動だけで説明するのは間違いだと思います。犯罪者の心理は一筋縄では解き明かせるものでは無いと思う」と話した。
さて、倉島敬一郎(要潤)らは、犯人の冷凍車や冷凍システムを突き止めた。犯人は3ヶ月前に閉店した霜川商店の冷凍システムを使っていた。
倉島敬一郎(要潤)が霜川商店を調べると、冷凍システムは稼働しており、冷凍庫の中にはテーブルが置かれ、男性1人と女性1人が椅子に座った状態で凍っていた。
冷凍庫で凍っていたのは、霜川商店の主人・霜川幸三と長女・由美だった。そして、ドラマの冒頭で見つかった2人は主人・霜川幸三の長男・栄太と次男・雄太だった。
主人・霜川幸三の妻は22年前に病死しており、主人・霜川幸三が男で一つで子供を育てたのだという。
長男・栄太は真面目で評判も良かったが、次男・雄太は恐喝や暴行の前科があり、暴力団とのつながりもあった。そして、次男・雄太には多額の借金があり、店も自宅も失う寸前だった。長女・由美は父・霜川幸三が死んだ頃に家を出たのだという。
しかし、借金が原因なら殺す必要は無いし、借金が原因とは思えなかった。
さて、東海林泰久(横山裕)と共に捜査に出た藤堂比奈子(波瑠)は「犯人は家族の中にいるような気がする」と話すと、東海林泰久(横山裕)は「あそこの兄弟は3人で、家族はみんな死んだだろ」と呆れた。
東海林泰久(横山裕)が「お前、家族は?」と尋ねると、藤堂比奈子(波瑠)は「両親は私が小学生の頃に離婚し、母子家庭でした。でも、私が警察に入った年に母も病気で…。私が病院に行ったときには、母はもう亡くなってました。ベッドの側に七味が置いてあったんです。七味が形見なんて、おかしな話ですよね」と話した。
藤堂比奈子(波瑠)が「東海林さんのご家族は?」と尋ねると、東海林泰久(横山裕)は面倒くさそうに「オヤジもお袋も生きてる。健在っていうほどじゃないけどな。あと妹が1人居た」と答えた。
藤堂比奈子(波瑠)が「居た?」と尋ねたとき、東海林泰久(横山裕)の電話が鳴った。上司からの電話で、解剖結果が出たので、石上妙子(原田美枝子)の所へ行けという指示だった。
そのとき、藤堂比奈子(波瑠)のスマホにも中島保(林遣都)からのメールが着信する。ニュースを見て事件の犯人像をプロファイルしたメールだった。
メールを見た東海林泰久(横山裕)は、藤堂比奈子(波瑠)に「おい。この先生のメール俺にも送れ」と命じた。
「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子-第2話のあらすじとネタバレ後半」へ続く。