ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子-第4話のあらすじとネタバレ

佐々木希が出演するフジテレビのスイッチONドラマ「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」の第4話のあらすじとネタバレです。

第3話のあらすじとネタバレは「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子-第3話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子-第4話のあらすじとネタバレ

幽霊屋敷連続殺人事件の犯人は、クリーニング店の店員・佐藤都夜(佐々木希)だった。

最初に殺された二階堂澄香は、クリーニング店の常連で、そこそこ綺麗だったが性格は最悪だった。3流モデルのくせに、横柄な態度を取ったため、佐藤都夜(佐々木希)に殺された

佐藤都夜(佐々木希)は最初、二階堂澄香を殺すだけのつもりだったが、死に装束にドレスを着せてやったら、腕が綺麗だったので、このまま腐らせるのはもったいないと思い、腕を切り取った。

それが切っ掛けで、佐藤都夜(佐々木希)は次々に殺人を犯して体の一部を切り取り、皮膚を剥いでボディースーツを作るようになった。

ストーカー永山は、クリーニング店に来たときに佐藤都夜(佐々木希)に一目惚れしており、佐藤都夜(佐々木希)に利用されていただけだった。

佐藤都夜(佐々木希)は昔、モデルをやっており、人間関係に疲れて辞めたというのは嘘で、頭のいかれたストーカーに硫酸をかけられ、背中に大やけどした。それが原因でモデルを辞めていた。

さて、佐藤都夜(佐々木希)が、吉田佐和の殺害の準備に取りかかる。

後ろ手に縛られていた藤堂比奈子(波瑠)は、持っていたナイフでロープを切り、「醜い。他人の皮をはいで、どうにかなると言う考え自体が醜い」と行って佐藤都夜(佐々木希)を挑発した。

さらに、藤堂比奈子(波瑠)は「あなたのその狂気のスイッチが入った切っ掛け。それは生まれつきなのか、それとも初めて人を殺したときなのか。醜く背中がただれて夢をただれた時なのか」と尋ねた。

怒った佐藤都夜(佐々木希)は藤堂比奈子(波瑠)に襲いかかり、藤堂比奈子(波瑠)の肩にハサミを突き刺した。

藤堂比奈子(波瑠)は「興味深い。その顔が見たかったの」と言い、ナイフで反撃し、2人が刃物を振り回していると、東海林泰久(横山裕)と中島保(林遣都)が駆けつけた。

東海林泰久(横山裕)が佐藤都夜(佐々木希)を取り押さえ、中島保(林遣都)は藤堂比奈子(波瑠)を介抱した。

中島保(林遣都)は、そのとき、床に落ちていた藤堂比奈子(波瑠)のナイフを見つけたので、密かに回収し、救急車を呼んだ。

さて、現場検証が始まるが、東海林泰久(横山裕)は、藤堂比奈子(波瑠)がナイフを持っていた現場を目撃していたので、押収された凶器が佐藤都夜(佐々木希)のハサミだけだったことに疑問を持っていた。

一方、藤堂比奈子(波瑠)が病院のベッドで目覚めると、ベッドの側に中島保(林遣都)が居てくれた。

中島保(林遣都)が「ナイフは僕が預かっています」と教えると、藤堂比奈子(波瑠)は「初めて人にナイフを振るいました。殺すつもりで。子供の頃、よく、機械を分解して遊んだんです。生き物は血が出て、後片付けが面倒ですから。両親が離婚するとき、父は母に、私の事を、こう言いました。いつか必ず人を殺すと。もし、あのとき、先生達が来なければ、私は…」と話した。

すると、中島保(林遣都)は「その仮定に意味は無い。僕は間に合ったし、間に合わなくても、思いとどまったかもしれません。今ハッキリしているのは1つだけです。貴女はまだ誰の命も奪っていない」と話した。

そこへ、死神女史・石上妙子(原田美枝子)が見舞いにやってきた。

石上妙子(原田美枝子)が「ゆっくりしていって良いのよ」と告げたが、中島保(林遣都)は「いえ、僕はこれで」と行って帰った。

藤堂比奈子(波瑠)は「では、また」と言って中島保(林遣都)を見送ったので、石上妙子(原田美枝子)は「ふーん」と言ってニヤニヤしていた。

ある日、藤堂比奈子(波瑠)がスイッチをONにして仕事へ復帰すると、上司・厚田巌夫(渡部篤郎)から「事件は、お前と彼氏のおかげで解決できた」と言われた。

藤堂比奈子(波瑠)が「え?」っと驚くと、上司・厚田巌夫(渡部篤郎)は「中島先生(林遣都)」と教えた。

藤堂比奈子(波瑠)が「どうして私が中島先生(林遣都)と付き合ってるんですか?」と驚くと、情報源は死神女史・石上妙子(原田美枝子)だった。

藤堂比奈子(波瑠)は死神女史・石上妙子(原田美枝子)に交際を否定した後、中島保(林遣都)をメイド喫茶へ誘った。

中島保(林遣都)はメイド喫茶で藤堂比奈子(波瑠)にナイフを返した。

すると、藤堂比奈子(波瑠)は単刀直入に「先生が私興味を持たれているのは心療内科医としてですよね?性的対象ではありませんよね?」と尋ねると、中島保(林遣都)は「医師としてではなく、人としてですね。そういう意味では好意を抱いています。迷惑ですか?」と答えた。

藤堂比奈子(波瑠)は「いえ。意外でした。私がこういう人間だとしって、好意を抱いてくれることに」と答えると、中島保(林遣都)は「シンパシーかもしれません。藤堂さんは自分自身が何者なのかを探求したくて刑事になった。僕は人の心に触れたくて鑑別技官を目指してるので」と教えた。

中島保(林遣都)は「世の中に怪物は居ないと思ってる凶悪事件が起きると、世間は犯人のことを人でなしとか人間じゃ無いと言います。でも、犯人は人間です。それは僕らと変わらない。怪物だと思えば、とても楽なんだけど、人の罪は人として裁かれないと」と話した。

藤堂比奈子(波瑠)は「中島先生は良い方ですね。私の父は、私の事を怪物だと言いました。でも、先生は私と、人として向き合おうとしてくれましたから。ですから、私は先生に人として好意を抱くべきだと判断しました」と答えた。

すると、中島保(林遣都)は「抱くべきなんですね、やっぱり」と少し寂しそうだった。

さて、メイド喫茶の会計をすると、イベントでつかみ取りをしており、藤堂比奈子(波瑠)が箱の中に手を入れる。

そして、藤堂比奈子(波瑠)が箱から手を取り出すと、手一杯に握っていたのは飴だった。その飴が手からこぼれ、床に落ちた。

それを見た中島保(林遣都)は、口の中にあめ玉を詰め込まれて死んでいた女子中学生を思い出し、真っ青になってメイド喫茶を飛び出した。

藤堂比奈子(波瑠)は心配して後を追ったが、中島保(林遣都)は「大丈夫ですから」と言い、1人で帰って行った。

さて、藤堂比奈子(波瑠)が帰宅すると、上司・厚田巌夫(渡部篤郎)から電話があり、呼び出された。

犯罪者が被害者と同じ方法で自分を殺した奇妙な自殺事件の動画が流出し、テレビの特番で報じられていたのだ。

厚田巌夫(渡部篤郎)が藤堂比奈子(波瑠)らを連れてテレビ局へ動画の回収に行くと、テレビ局員は素直に動画の入ったDVDを渡し、同封されていた手紙を見せた。

手紙の差出人は「スイッチを押す者」で、手紙には「スイッチは誰にも存在する。公表を妨げた者は殺人者と同様に断罪する。なお、放送後は警察に全て渡して構わない」と書いていた。

動画を放送した特番の解説にハヤサカメンタルクリニックの院長・早坂雅臣(光石研)が来ており、藤堂比奈子(波瑠)は早坂雅臣(光石研)に、第3者が特殊な自殺を引き起こした可能性について質問する。

すると、早坂雅臣(光石研)は「外科的に脳をいじらないと無理だと思います」と答えた。

さて、捜査会議が行われる。流出した動画は3本で、第1話で自殺した宮原、東京拘置所で自殺した死刑囚・鮫島、最後は誰か不明で、どこかの診察室で自殺する様子が映っていた。

問題は死刑囚・鮫島の動画だった。それは東京拘置所の監視カメラの映像だったので、犯人は内部にいる可能性があった。

さて、映像は3本だけだったが、石上妙子(原田美枝子)は「私たちは同様の事例を、あと2件、把握している」と言い、2件の事例を挙げた。

1件目は、3年前に女児3人を殺害した殺害した容疑者で自分の心臓をナイフで3回刺した柏木だった。

2件目は、第1話で巡査・鈴木仁美(篠田麻里子)を殺害して拘置所で自殺した大友だった。

そして、石上妙子(原田美枝子)は、この5人のうち、宮原・鮫島・大友の左脳に腫瘍が発生していた事を報告する。

いずれにしても、動画を送ってきた「スイッチを押す者」を突き止める必要があり、捜査を開始した。

さて、捜査が始まり、東京拘置所の鮫島が死んだ直後に、刑務官・壬生が退職しており、刑務官・壬生が行方不明になっている事が分かった。この刑務官・壬生が動画を流出させた「スイッチを押す者」の可能性が出てきた。

さらに、身元の分からなかった自殺者の動画は、世田谷区の心療内科医だと判明した。この心療内科は評判が悪く、強制わいせつと患者が休止した事件で裁判沙汰になっていた悪徳心療内科医だった。

やがて、東海林泰久(横山裕)は情報屋から事件の情報を入手し、藤堂比奈子(波瑠)に教える。

なんと、奇妙な自殺で死んだ5人は全員、ハヤサカメンタルクリニックに通院していた過去があった。

しかも、ハヤサカメンタルクリニックの中島保(林遣都)は、3年前に起きた女子中学生が口の中にあめ玉を詰め込まれて死んでいた事件の第1発見者だったのである。

そのようななか、ビル1室で、口の中にあめ玉を詰め込まれて死んでいる女子高生の遺体が発見されたのであった。

ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子-第5話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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