病を治す手を持つスペックはエグザイル
ケイゾク2のドラマ「SPEC(スペック)」の第8話(辛の回)「魑魅魍魎」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。このページは「スペック第8話のあらすじ」からの続きです。
当麻紗綾(戸田恵梨香)は瀬文焚流(加瀬亮)に電話して、警察が追っていることを教えると、瀬文焚流は「俺はやってない」と答えた。
そして、瀬文焚流は「何かあれば連絡する。お前も何かあれば連絡しろ。そしたら直ぐに駆けつける」と言い、2人はそれぞれの事件を追うことにした。
当麻紗綾は再び一十一(にのまえじゅういち=神木隆之介)の自宅を訪れた。しかし、一家は引っ越しており、家はもぬけの殻だった。当麻紗綾は室内をくまなく探し始め、ハブラシを見つけた。
その後、当麻紗綾は、一十一が通う学校へ行って教師から話を聞き、母親・一二三(にのまえ・ふみ=篠原恵美)の職場で聞き込みした。一二三は元看護師で、未婚の母だという情報を入手するが、引っ越し先の手がかりはつかめなかった。
引っ越した一十一は、記憶を書き換えるスペックの持ち主に母・一二三の記憶を書き換えさせ、仕事に向かった。
当麻紗綾(戸田恵梨香)が未詳事件特別対策係に行くと、パソコンが無かった。野々村光太郎(竜雷太)は上層部に全て押収され、未詳事件特別対策係も潰されることを告け、東大出身の女刑事から貰った資料を当麻紗綾に見せた。
資料は、大日本帝国陸軍のスパイ養成機関「中野学校」の流れを汲む特殊能力者対策特務班「警視庁公安部公安零課(Aggressor)」に関するものだった。
そして、野々村光太郎は「私は老人だ。もうパンドラの箱を開ける力はもう無い。だから、君たちに来てもらった」と明かした。
一方、国会議事堂前に居た瀬文焚流(加瀬亮)の前に女が車で現れた。瀬文焚流は津田が国会議事堂に居ることを突き止めたが、警備を突破するのは不可能だった。女は「大丈夫だ」と言い、後部座席に座っていた一十一(にのまえじゅういち=神木隆之介)を紹介した。
警備員が「ここに車を止めないで」と注意すると、一十一が指を鳴らした。すると、時間が止まった。一十一が瀬文焚流に触れると、瀬文焚流の時間が動き出し、2人は国会議事堂の中に入っていた。
公安零課には殺さしたスペックの持ち主の名前を書いた達磨が置いてあり、医師・海野亮太(安田顕)や占い師・冷泉俊明(田中哲司)の名前もそこにあった。
一十一は掃除していこうと言い、指を鳴らすと時間が動き始めた。室内に居た公安員が一十一に向けて発砲すると、一十一は再び時間を止めた。
一十一は放たれた銃弾を反転させ「自分の撃った弾で死んじゃうよ」と言った。瀬文焚流(加瀬亮)は、志村優作(伊藤毅)が自分の撃った弾を浴びた事件が、一十一の仕業だったことを知り、一十一に銃を向けた。
一十一は「志村優作は誰かに操られていたから処分せざるを得なかった。僕たちに逆らう奴らに。警察を巻き込んで騒ぎを起こしたかったんじゃないか」と答えた。
そして、一十一は発砲された銃弾の前に立ち、「僕だって好きでやってるんじゃない。このまま指を鳴らせば、楽になれるかな」と言った。すると、瀬文焚流は「楽にさせるか」と言い、空中に止まっていた銃弾を全て払い落とした。
2人は津田助広(椎名桔平)を運び出し、車に乗せた。一十一が指を鳴らすと、時間が動き始め、車は発進した。津田助広を手に入れた一十一は約束通りヒーラーを手配した。
そのころ、未詳事件特別対策係で極秘回線を盗聴していた当麻紗綾(戸田恵梨香)は、津田助広が拉致されたことと、一十一と瀬文焚流とが手を組んだことを知り、瀬文焚流が取引したことを悟った。
瀬文焚流と志村美鈴(福田沙紀)とが病室へ駆けつけると、既にヒーラー・エグザイルの治療は終わっていた。病気が治った志村優作(伊藤毅)は何事もなかったかのように瀬文焚流に敬礼した。そこへ、当麻紗綾も駆けつけた。
妹の志村美鈴(福田沙紀)が志村優作に駆け寄ろうとすると、黒服の男2人が志村優作の前に立ちはだかった。黒服の男がラッパ(ブブセラ)を吹くと、志村優作と黒服の男2とは消えた。その直後、悲鳴が聞こえた。
瀬文焚流が悲鳴のした中庭へ駆けつけると、志村優作が死んでいた。「スペック第8話の感想」へ続く。
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