仰げば尊し-第6話のあらすじとネタバレ

寺尾聰が出演する吹奏楽部ドラマ「仰げば尊し」の第6話「先生の命の授業」のあらすじとネタバレです。

第5話のあらすじとネタバレは「仰げば尊し-第5話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■仰げば尊し-第6話のあらすじとネタバレ

自宅で倒れていた樋熊迎一(寺尾聰)は病院に運ばれた。樋熊奈津紀(多部未華子)は「どうして隠してたの。手術して」と頼んだが、樋熊迎一(寺尾聰)は「今は手術しなくても治療方法はある。今はあの子らの心の火を消したくない」と告げた。

樋熊迎一(寺尾聰)は直ぐに退院しようとしたが、治療の前に検査を受ける必要があり、2~3日の入院を余儀なくされた。

樋熊迎一(寺尾聰)は「学校へ行く。生徒に知られたくない」というので、樋熊奈津紀(多部未華子)が生徒や学校への説明を引き受けた。

学校へ出勤した樋熊奈津紀(多部未華子)は、吹奏楽部員に「樋熊先生(寺尾聰)は体調が悪く休みます。これからも、ときどき来られない事があるかもしれません。指導は私がします」と教えた。

吹奏楽部はコンクールを目前に控えており、吹奏楽部員がコンクールへの不安を声にしていると、樋熊迎一(寺尾聰)が現れたので、生徒は安心し、コンクールに向けて練習に励んだ。

その日、練習が終わると、有馬渚(石井杏奈)は樋熊奈津紀(多部未華子)に「音大を受けたんですけど、コンクールが終わったら、個人レッスンの先生を紹介してください」と頼んだ。

そして、有馬渚(石井杏奈)は「コンクールの時に願掛けとかしたんですか?」と尋ねると、樋熊奈津紀(多部未華子)は「少し古いけど、ミサンガかな」と教えた。

ある日、青島裕人(村上虹郎)らが海の家の前を通りかかると、井川宏達(健太郎)らが個人練習をしていた。

井川宏達(健太郎)が練習していたのは、コンクールの課題曲「天空の旅」のファーストだったので、桑田勇治(佐野岳)が「ファーストは木藤良(真剣佑)だろ?」と驚くと、井川宏達(健太郎)は「合宿の時に先生がファーストに戻すかもしれないって言ってたから」と話した。

すると、木藤良蓮(真剣佑)は「この部分はもう少し、冷静に吹いた方が良い」と言って井川宏達(健太郎)を指導した。

その日、木藤良蓮(真剣佑)が帰宅すると、樋熊迎一(寺尾聰)と樋熊奈津紀(多部未華子)が来ていた。

樋熊奈津紀(多部未華子)は留学の願書を差し出し、「今月中にご両親がサインした願書を出さないと間に合わないの」と教えたが、木藤良蓮(真剣佑)は「留学はしません。プロでやっていくのは大変でしょ」と答えた。

それを聞いた樋熊迎一(寺尾聰)は「才能があるのに、先生はもったいないと思う。自信が無いのか?演奏を聴いてれば分かる。教え子がプロの演奏者になれば、嬉しいんだけどな」と残念がった。

その後、木藤良蓮(真剣佑)は樋熊迎一(寺尾聰)を家の外まで送り出すと、「先生は全国大会へ行くつもりですよね?僕もそのつもりです。受験とコンクールの日が一緒なんです。このことは裕人(村上虹郎)には黙っててください」と打ち明けた。

樋熊迎一(寺尾聰)が「それで、お前は仲間と一つになっていけるのか?」と尋ねたが、木藤良蓮(真剣佑)は何も答えなかった。

翌日、樋熊奈津紀(多部未華子)は担任・新井宗一(尾美としのり)に木藤良蓮(真剣佑)の自宅へ行ってきたことを報告し、「木藤良くん(真剣佑)留学はしないって。ただ、未練はあるようでした。コンクール前なので部活を辞めにくいみたいで」と話した。

偶然、歩いていたパンチパーマの桑田勇治(佐野岳)は、樋熊奈津紀(多部未華子)の話を聞いて動揺する。

その後、木藤良蓮(真剣佑)が屋上にあがると、桑田勇治(佐野岳)らが「留学しないよな?今更、辞められても困る」と告げたが、青島裕人(村上虹郎)は「好きにしろ。俺たちに合わせなくていい。俺たちが口出す事じゃ無い」と言った。

すると、木藤良蓮(真剣佑)は「合わせてなんかないよ。こっちの方が楽しいから、そうするって決めたんだ。井川(健太郎)たちと練習してくる」と言って立ち去った。

その後、吹奏楽部の練習が始まるが、木藤良蓮(真剣佑)が出席しなかった。木藤良蓮(真剣佑)は井川宏達(健太郎)と練習すると言っていたが、井川宏達(健太郎)は知らない話す。

このため、吹奏楽部は、木藤良蓮(真剣佑)が留学するのではないかという話で動揺し、一切、練習に身が入らなかった。

練習後、有馬渚(石井杏奈)は「コンクールも留学も両方やれる方法はないんですか?」と尋ねたが、樋熊奈津紀(多部未華子)は「留学先の音楽アカデミーは有名なジャズプレイヤーを大勢、排出している名門だから甘くないのよ」と教えた。

翌日、吹奏楽部に木藤良蓮(真剣佑)がやってくる。部員が動揺するなか、井川宏達(健太郎)が「留学なんかしないですよね?」と尋ねると、木藤良蓮(真剣佑)は素っ気なく、「しないよ」と答えた。

すると、青島裕人(村上虹郎)は井川宏達(健太郎)に「井川はファーストをやってくれ。ソロ、出来るだろ」と頼むと、井川宏達(健太郎)は「出来ますけど…」と答えた。

それを聞いた木藤良蓮(真剣佑)が「なんで俺がセカンドをやらなくちゃいけないんだ」と怒ると、青島裕人(村上虹郎)は「お前が行くのは音楽の学校だろ。今ならまだ間に合う」と告げた。

木藤良蓮(真剣佑)が「そういうのは嬉しくない。みんなでまた同じステージに立とうよ」と告げると、青島裕人(村上虹郎)は「おまえ、自信がないんだろ。いつか言ってただろ。俺に頼ってたって。まだ頼ってるのか?失敗しても悔やむな樋熊(寺尾聰)が言ってたぞ。進んでみろよ」と告げた。

動揺した木藤良蓮(真剣佑)は「そんな事より音を合わせようと」と言い、練習を始めようとすると、青島裕人(村上虹郎)は木藤良蓮(真剣佑)を殴り飛ばした。

木藤良蓮(真剣佑)は「みんなと音楽がやれれば、それでいいよ」と言うが、青島裕人(村上虹郎)は「お前は夢を見つけたんだろ?違う夢を見てるヤツと一緒にやっていけない」と告げた。

木藤良蓮(真剣佑)は「五月蠅いんだよ」と言い、青島裕人(村上虹郎)を殴り返し、「みんなと一緒に居ちゃいけないの?一緒に居たいんだよ」と告げた。

しかし、青島裕人(村上虹郎)は「絶対に後悔する。お前には後悔して欲しくないんだ。蓮(真剣佑)、行け」と告げると、木藤良蓮(真剣佑)は肩を落として音楽教室を後にした。

青島裕人(村上虹郎)は、吹奏楽部員に「蓮(真剣佑)が部を抜けても許してやってくれ」と言い、頭を下げると、安保圭太(北村匠海)や桑田勇治(佐野岳)も頭を下げた。

こうして、吹奏楽は木藤良蓮(真剣佑)抜きで気持ちを新たしてコンクールに向けて練習を開始し、コンクールの前日を迎えた。

樋熊奈津紀(多部未華子)は教育実習の終了を迎えるが、吹奏楽部に残ることを決めた。

一方、木藤良蓮(真剣佑)は未だに迷っていた。

樋熊迎一(寺尾聰)は、そんな木藤良蓮(真剣佑)に「みんなに頭を下げてたぞ。お前が辞めても許してやってくれって。これ、有馬渚(石井杏奈)が作ってくれた。オレンジ色は希望と友情の証だって」と言い、木藤良蓮(真剣佑)に手作りのミサンガを渡した。

その日の夜、樋熊迎一(寺尾聰)は樋熊奈津紀(多部未華子)に「コーチで残ってくれてありがとう」と礼を言うと、樋熊奈津紀(多部未華子)は「お母さんに見せたかった。心の火だっけ?消さないで居る所を見せてあげたかった」と答えた。

そのとき、樋熊迎一(寺尾聰)は突然、倒れ、樋熊奈津紀(多部未華子)は樋熊迎一(寺尾聰)を病院へ運んだ。

翌日、樋熊迎一(寺尾聰)は老体に鞭を打ち、コンクール会場へと向かい、三崎高校吹奏楽部の部員は、ミサンガを手に巻き、コンクールの地区大会のステージにたった。

一方、木藤良蓮(真剣佑)はサックスを手にして、留学に向けて個人レッスンを受け始めたのであった。

仰げば尊し-第7話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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