秘密-第8話のあらすじ-セックスの行方
ドラマ「秘密」の第8話「最終章・妻との永遠の別れ…」のあらすじとネタバレです。第7話のあらすじは「秘密-第7話のあらすじ」をご覧下さい。
杉田平介(佐々木蔵之介)の盗聴事件から1ヶ月が経った。盗聴事件以降、杉田藻奈美(志田未来)はほとんど口を利かなくなり、最低限の家事を済ませると、部屋に閉じこもっていた。
ある日、橋本多恵子(本仮屋ユイカ)が杉田平介に杉田藻奈美のことを相談した。杉田藻奈美は学校でもぼんやりとしており、勉強もおろそかになっている様子だった。杉田平介は「最近、コミュニケーションが上手く行っていない」としか答えられなかった。
橋本多恵子は事故から1日も指輪を外していないことを挙げ、「奥様は幸せですね」と言った。そして、叔母に紹介された人に何度か会ったことを報告して帰った。
帰宅した杉田平介は、杉田藻奈美に声を掛けた。杉田藻奈美は「由梨絵(林丹丹)ちゃんに旅行に誘われた。でも断った。男の子も行く用だから。これで良いのよね。」と報告した。
杉田平介が「直子。俺のことを恨んでるのか」と問うと、杉田藻奈美は「そんなわけ無いじゃない。ただ、どうして良いか分らなくて、途方に暮れているだけ」と答えた。
杉田平介は、悩んでいる直子が自殺するのではないかと心配していた。急いで家に帰るが、杉田藻奈美の姿がない。電話をかけても出ない。オロオロしていると、杉田藻奈美から電話がかかってきた。
1人で考えていた杉田藻奈美は「あの日から平ちゃんを悲しませてばかり居る。あのバス事故の日から」と言った。杉田平介は「そんなことはない。今どこに居るんだ」と尋ねると、杉田藻奈美は「学校の屋上」と答えた。
杉田平介が学校の屋上に駆けつけると、杉田藻奈美は屋上の端に立っていた。杉田藻奈美は「藻奈美と話していたの。藻奈美に聞いてたのよ、私のこれからのこと。私がこれからどうするべきか」と話した。
杉田平介は「頼むからこっちへ来てくれ。俺の側に居てくれ。どこにも行かないでくれ」と頼むと、杉田藻奈美は振り返り、近づいてきた。
杉田平介が抱きしめると、杉田藻奈美は「私は死なないわ。死ぬことすら出来ないの。だってこの体は自分の物じゃないんだもの」と言った。
自宅へ戻ると杉田藻奈美は「あの日から考えていたの。私たちが夫婦として生きていくとしたら、方法は1つしかない気がする。貴方の妻として生きるの。心も体も。もちろんそれは私たち2人だけの秘密よ」と言った。
そして、「もしも平ちゃんにその覚悟があるらな、私はこの体を貴方に捧げる。このまま心だけ夫婦でいても苦しいだけ。ここだけではダメって事もあるのよ」と言った。
杉田平介は「俺もそう思ってた。良いのか?」と聞くと、杉田藻奈美は平介を見詰めた。
杉田藻奈美はブラウスのボタンに手を掛け、ベッドに潜り込んだ。杉田平介はネクタイを外して杉田藻奈美の肩を抱いた。杉田藻奈美は「優しくしてね。初めてだから」と言い、平介に肢体を委ねた。
しかし、杉田平介は「止めよう」と言い、体を起こした。杉田藻奈美も「そうね」とつぶやいた。「秘密-第8話のネタバレ」へ続く。