そして、誰もいなくなった-最終回のあらすじとネタバレ
藤原竜也が出演する日本テレビのドラマ「そして、誰もいなくなった」の最終回(第9話)「すべての謎...驚愕の結末」のあらすじと結末ネタバレです。
第8話のあらすじとネタバレは「そして、誰もいなくなった-第8話あらすじとネタバレ」をご覧ください。
■そして、誰もいなくなった-最終回のあらすじとネタバレ
藤堂新一(藤原竜也)が日下瑛治(伊野尾慧)の部屋へ逃げ帰ると、なぜか藤堂万紀子(黒木瞳)が部屋に居た。
藤堂新一(藤原竜也)が「母さんの知っている事をおしえてくれないかな?俺にも分かるように」と頼むと、藤堂万紀子(黒木瞳)は「そこに私のバッグがあるでしょ?その中に手帖があるの。そこに写真が1枚挟んであるの。それを見て」と告げた。
藤堂新一(藤原竜也)が言われた通りにバッグの中を調べていると、ナイフを手にした藤堂万紀子(黒木瞳)は「私は人殺しです」と自責し、西野弥生(おのののか)の事を思い出した。
西野弥生(おのののか)は、介護施設で偽・藤堂新一(遠藤要)の父親と会い、偽・藤堂新一(遠藤要)の本当の名前が「川野瀬猛」だと知り、藤堂万紀子(黒木瞳)に電話した。
電話を受けた藤堂万紀子(黒木瞳)は驚いて「今の話は誰にも話さないで」と言い、電話を切ると、西野弥生(おのののか)を殺害していたのだった。
さて、藤堂万紀子(黒木瞳)はナイフを振り上げて藤堂新一(藤原竜也)に襲いかかったが、写真を見ていた藤堂新一(藤原竜也)に避けられてしまう。
写真には、若かりし藤堂万紀子(黒木瞳)が男の子にバトンを渡すシーンが写っており、その場に崩れ落ちた藤堂万紀子(黒木瞳)は「その子は貴方の弟。新一(藤原竜也)に絶対気づかれるな。気づかれたら離婚する。それが条件だったから」と言って、藤堂と再婚した時の事を明かした。
25年前、藤堂万紀子(黒木瞳)は藤堂と再婚するとき、男の子が居たが、藤堂の弁護士から、婚前契約書と支度金7000万円を提示され、男の子を特別養子縁組に出し、男の子と他人になる事を命じられていたのだ。
藤堂新一(藤原竜也)は写真を手にして「これが、俺の弟…」と驚いた。
そのころ、日下瑛治(伊野尾慧)は「ガキの使いの代理」を名乗り、偽・藤堂新一(遠藤要)と会っていた。
偽・藤堂新一(遠藤要)が「で、残金は?」とお金を要求すると、日下瑛治(伊野尾慧)は「もうこれで終わりにしましょう」と言い、ナイフで偽・藤堂新一(遠藤要)を刺して立ち去った。
その後、日下瑛治(伊野尾慧)は藤堂万紀子(黒木瞳)に電話して「どう?殺した?」と尋ねたが、藤堂万紀子(黒木瞳)は何も答えなかった。
すると、日下瑛治(伊野尾慧)は「あれ?まだ?結局、それかよ。どこまでも、どっちの息子にもいい顔をしたいんだね。まあいいや、彼をあの場所に連れてきて、俺が母親という生き物に絶望した場所」と命じて電話を切った。
藤堂万紀子(黒木瞳)は言われた通り、藤堂新一(藤原竜也)を藤堂新一(藤原竜也)の実家・藤堂家へ連れて行くと、日下瑛治(伊野尾慧)が待っていた。
藤堂新一(藤原竜也)は「全部、君がやったんだね?」と尋ねると、日下瑛治(伊野尾慧)は「そうだよ」と認めた。
藤堂新一(藤原竜也)がビルの屋上でライフルで狙われた事件の犯人は、日下瑛治(伊野尾慧)と馬場(小市慢太郎)だった。
日下瑛治(伊野尾慧)は手をライフルで撃たれ負傷していたが、全て自作自演で、日下瑛治(伊野尾慧)は自ら撃たれていたのだ。
藤堂新一(藤原竜也)が「どこまで騙してたんだ。全部、偶然じゃなかったんだな」と驚くと、日下瑛治(伊野尾慧)は「全部、俺の計算。ちょっと以外だったのが、西条(鶴見辰吾)だね。川野瀬のえん罪を世に訴えるまでが依頼だったのに、その後も勝手に関係者を嗅ぎ回って迷惑だったんだよね」と明かした。
藤堂新一(藤原竜也)が「ドローンが引き返したのも、瑛治(伊野尾慧)?」と尋ねると、日下瑛治(伊野尾慧)は「新一君が国家反逆罪の現行犯で捕まるのも楽しいかなって」と答えた。
藤堂新一(藤原竜也)は「君の目的は世界を孤独にすることじゃなかった。俺から全てを奪って俺を孤独を味あわせたかった。そうだろ?」と問うと、日下瑛治(伊野尾慧)は「それがA案。そこから、上手く逃げ出したので、今のはB案」と答えた。
藤堂新一(藤原竜也)は「はるか(ミムラ)が偶然、現れたのも、斉藤博史(今野浩喜)が襲いかかってきたのも、全部、君か?」と尋ねると、日下瑛治(伊野尾慧)は「そうだよ、って言いたいけど、1人じゃ全部は無理でしょ」と答えた。
小山内保(玉山鉄二)も、自分の出世のため、藤堂新一(藤原竜也)の一件を利用して、パーソナルナンバー推進派を追い落とそうとしていた。
上司の田嶋達生(ヒロミ)は2億円を横領しており、日下瑛治(伊野尾慧)が2億円の横領の件で脅されたため、ミスイレイズを操作して情報の消去に協力していたのだ。
藤堂新一(藤原竜也)は「もういい加減にしてくれ。こんな事に母さんをまきこみやがって」と言い、藤堂万紀子(黒木瞳)を連れて帰ろうとすると、日下瑛治(伊野尾慧)は「君は誰に一番、裏切られたと思ってるの?前に、バーでクリスマスの話をしてくれたの、覚えてる?」と呆れてクリスマスのネタバレをした。
看護婦長をしていた藤堂万紀子(黒木瞳)は、毎年、クリスマスは仕事だと言い、家に居らず、藤堂新一(藤原竜也)はいつも1人で寂しい思いをしていた。
しかし、本当は、藤堂万紀子(黒木瞳)は沢山のクリスマスプレゼントを抱えて、金のために捨てた日下瑛治(伊野尾慧)の元を訪れていたのだ。
日下瑛治(伊野尾慧)は「この女は平気な顔で嘘を付いて人を裏切るんだ」と言い、藤堂万紀子(黒木瞳)が藤堂新一(藤原竜也)のパーソナルナンバーを教えたり、色々と協力していた事を明かした。
しかも、日下瑛治(伊野尾慧)は「この女は、前にも新一君を殺そうとした事がある。気づいてた?子供のころ、1度、車にひかれそうになった事があったでしょ?」と教えた。
藤堂新一(藤原竜也)は必死に反論するが、日下瑛治(伊野尾慧)は「じゃー、誰に突き飛ばされたんだよ。そこに居る女だ。俺に藤堂の遺産を残そうと思って、新一君を突き飛ばしたが、急に怖くなって新一君を庇った。それから、あの女は車いす生活だ」と明かした。
藤堂新一(藤原竜也)は「嘘だ」と否定するが、日下瑛治(伊野尾慧)は「嘘じゃ無いよ。本人から聞いたんだ」と言い、藤堂万紀子(黒木瞳)に「前にも殺そうとした事あるよね?」と尋ねると、藤堂万紀子(黒木瞳)は「はい」と答えた。
藤堂新一(藤原竜也)が「楽しいのか」と言い、日下瑛治(伊野尾慧)に詰め寄ると、日下瑛治(伊野尾慧)は「俺が何で、この場所を知っていると思う。お前の父親の葬式の日、俺もここに居たんだよ。母親を迎えに来てね。再婚相手が死んで遺産が手に入った以上、いつまでもこの家に居る必要は無いだろ。血の繋がった息子の所へ帰ってきてくれると期待して何が悪い。なのにビックリした。私の愛する息子は新一だけよ、だって」と告白した。
藤堂新一(藤原竜也)の父・藤堂の葬式が行われた日、藤堂万紀子(黒木瞳)は、落ち込んでいた藤堂新一(藤原竜也)に、「私の愛する家族は新一だけ。2人きりの家族になっちゃったけど、これからもよろしくね」と言った。
藤堂万紀子(黒木瞳)を迎えに来た日下瑛治(伊野尾慧)は、それを見ていたのだ。
日下瑛治(伊野尾慧)は「あのときに、ちゃんと捨ててくれていれば、こっちも気持ちの整理が付いたのに、ことある事に会いに来て、この女は言うんだよ。貴方のために結婚したのよ。貴方に人並みの生活を送らせるために、私は好きでも無い男と結婚したのよって」と言って絶叫した。
藤堂万紀子(黒木瞳)は「もう止めて。その通りよ。お金のために捨てたけど、私は友哉(日下瑛治の本当の名前)の事を愛している。でも、愛しているだけじゃ家賃は払えない。いい教育は受けさせられない。だから、お金のために再婚したの。だから、そこの家の子供の事なんか好きになるなんて思ってなかった。新一みたいに優しくて良い子だなんて思ってなかったの。新一が本当のお母さんみたいに思ってくれるから、だから私…」と言って泣いた。
藤堂万紀子(黒木瞳)は、藤堂新一(藤原竜也)を本当の自分のように思えてきたが、日下瑛治(伊野尾慧)への罪悪感から日下瑛治(伊野尾慧)の言う事に対してノーと言う事が出来なかったのだ。
そして、日下瑛治(伊野尾慧)は、母・藤堂万紀子(黒木瞳)を取られた恨みを晴らすため、藤堂新一(藤原竜也)への復讐を企てたのだ。
そこで、日下瑛治(伊野尾慧)は「なんだかんだ言って、一番、取り返しの付かない事って人殺しなんじゃないかな。今から俺を殺してみませんか?俺を殺して殺人犯になる。俺を殺さないなら、俺が殺す。君の愛しい母親をね」と藤堂新一(藤原竜也)に告げた。
藤堂新一(藤原竜也)が拒否すると、日下瑛治(伊野尾慧)は母・藤堂万紀子(黒木瞳)に「実の息子(伊野尾慧)を人殺しにしたくなければ、アンタが新一を殺せ」と命じた。
「そして、誰もいなくなった-最終回のあらすじと結末ネタバレ」へ続く。
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