秘密-第8話のネタバレ-杉田藻奈美が生き返る

ドラマ「秘密」の第8話「最終章・妻との永遠の別れ…」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。このページは「秘密-第8話のあらすじ」からの続きです。

夏が過ぎたある日、会社に電話がかかってきた。バス運転手・梶川幸広(吹越満)が送金していた沢田美香子(朝加真由美)からだった。沢田美香子は東京に出て来ていると言い、会いたいと告げた。

杉田平介が喫茶店に着くと、沢田美香子は「本当のことを話さなければならない」と言い、話し始めた。根岸文也(田中圭)はバス運転手・梶川幸広の本当の息子ではなかったのだ。

根岸文也の母親・典子は昔、札幌でホステスをしていた。梶川幸広とはホステス時代に知り合ったが、典子には梶川幸広と付き合う前に、他の男と付き合っていた。根岸文也は典子とその男との間に出来た子供だった。

梶川幸広は典子と結婚し、やがて根岸文也が生まれた。梶川幸広は子煩悩で梶川幸広を大事にしていたが、根岸文也が8歳の時に高熱を出し、病院の血液検査で梶川幸広は根岸文也が自分の子供ではないと知ってしまった。

典子は事実を告白して謝ったが、梶川幸広は「父親のフリはできない」と書き置きを残して家を出だ。そして、典子は根岸文也に「父親は女を作って出ていった」と教えていた。

典子の死後、沢田美香子(朝加真由美)が根岸文也を引き取ったが、生活は苦しく、根岸文也を大学へ進学させることは無理だと諦めていた。そんなとき、典子の死を知った梶川幸広(吹越満)から電話があった。そして、事情を知った梶川幸広は、大学の進学費用を出すと申し出たのだった。

ある日、杉田平介は、平介が務める会社に入社することになった根岸文也(田中圭)と再会し、沢田美香子(朝加真由美)から聞いた梶川幸広(吹越満)のことを話した。

梶川幸広は電話で沢田美香子に「文也にとってはどっちが幸せなのかな?俺が父親の方が幸せなのかな?そうじゃない方が幸せなのかな?」と聞くと、沢田美香子は「あんたが父親で居てくれたら文也は幸せだったと思う」と答えた。

梶川幸広は「だったら俺は父親でいる。文也が困っているなら俺は助けるよ。あのとき俺は、文也に嘘がつけるかどうかだけを考えていた。文也のことを考えてやれなかった。俺は文也を捨てたんだ。愛してるなら幸せな道を選んでやれば良かったんだ」と泣いた。

梶川幸広は「貴方の家族を奪った男を許してくれるんですか」と尋ねると、杉田平介(佐々木蔵之介)は「許すなんて軽々しく言えないな。ただ、事故を起こしたお父さんが血の通った人間だったことに少しほっとしている」と答えた。

梶川幸広は「もしも本当にあの人が父親で居てくれようとしたのなら、僕はもう1度あの人に会いたかった。もう1度、お父さんと呼びたかった」と言った。

杉田平介は1人で公園のブランコに座っていた。平介の頭に「愛してるなら幸せな道を選んでやれば良かったんだ」という梶川幸広(吹越満)の言葉がよぎる。妻の杉田直子(石田ひかり)にとって、どの道が幸せなのだろうか。

帰宅すると、庭で直子が手入れをしていた。杉田平介は杉田藻奈美(志田未来)に、「藻奈美、長い間苦しめて悪かった。今言えるのはそれだけだ」と頭を下げた。平介が「モナミ」と呼びかけると、杉田藻奈美は二階へ駆け上がりった。そして、指輪を入れたぬいぐるみを手にした。

翌朝、杉田平介(佐々木蔵之介)が目覚めると、庭で杉田藻奈美(志田未来)がしゃがみ込んでいた。杉田平介が声を掛けると、杉田藻奈美は「お父さん。私どうしてここにいるの?バスに乗っておじいちゃんの所へ行くはずだったのに」と質問した。

杉田平介が「藻奈美?藻奈美なのか?」と問いかけると、杉田藻奈美は「何を言ってるのお父さん。私は藻奈美よ。藻奈美よ」と答えた。

杉田藻奈美は事故のことも何も覚えていなかった。杉田平介は事故のことを教え、「事故の後、ずっと眠り続けてたんだ」と言った。

杉田藻奈美は「お母さんは?お母さんは事故でどうなったの?」と聞くと、杉田平介は「お母さんは事故で亡くなった」と答えた。「秘密-第8話のネタバレと感想」へ続く。

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