カインとアベル(月9)-あらすじとネタバレ後編
山田涼介が主演するフジテレビの月9ドラマ「カインとアベル」のあらすじとネタバレ後半です。
このページは「カインとアベル-原作とあらすじとネタバレ」からの続きです。
■カインとアベル-あらすじとネタバレ後編
肩を落として会社に戻った高田優(山田涼介)は、上司・団衛(木下ほうか)に「支度金を要求されました」と報告すると、団衛(木下ほうか)は「おいおい、職人は金じゃ落ちないって言ってじゃないか」と呆れ、支度金を加えた契約書を作った。
高田優(山田涼介)は新しい契約書を持ってピザ店「マッシモ」へ行ったが、店主は契約金が少なかったので、「これっぽっちか。二度と来るな」と言い、高田優(山田涼介)を追い出した。
高田優(山田涼介)は店を去るとき、店主に「何か変えましたか?ピザの味が変わったような気がして。3年前に中目黒の1号店で食べた事があるんです。あの時と何か違うような気がする」と尋ねたが、店主に「素人が何を言ってるんだ」と言われてしまう。
その後、上司・団衛(木下ほうか)は副社長・高田隆一(桐谷健太)にピザ店「マッシモ」と契約できなかった事を謝罪し、「金額の問題でしたら、最初から対応出来たのですが、担当者がその辺をポイントだとは思っていなかったようで…」と報告した。
その日の夜、失意にくれた高田優(山田涼介)が会社に戻ると、矢作梓(倉科カナ)が夜遅くまで、蕎麦店「九拾九坊」と契約を取るために思案していた。
高田優(山田涼介)が「父や兄に迷惑かけてばかりだ」と苦悩を漏らすと、矢作梓(倉科カナ)は「それが弟君のやり方なの?期日まで2日ある。私なら、絶対に諦めないけどね」と呆れた。
それを聞いた高田優(山田涼介)は、アウトレットモールのジオラマを作り、ピザ店「マッシモ」の店主に、どんな場所に出店し、どういう人の流れになるのかを説明することにした。
すると、矢作梓(倉科カナ)は「大丈夫なの?お金の条件が合わなかったんでしょ?」と疑問に思いながらも、アウトレットモール作りを手伝った。
矢作梓(倉科カナ)は朝方になって寝てしまったが、高田優(山田涼介)はジオラマを完成させ、ピザ店「マッシモ」に向かった。
しかし、店主は既にライバル会社・西和トラストと契約していた。西和トラストの方が条件が良かったのだという。
高田優(山田涼介)は、父・高田貴行(高嶋政伸)の「足を引っ張るな」という言葉を思い出して苦悩し、作ったジオラマを壊した。
その日の夜、高田優(山田涼介)はピザ店「マッシモ」の1号店があった場所の前を通りかかると、空き店舗となった1号店の前で店主が立っていた。
ピザ店「マッシモ」の店主が「味が変わったって言ってたよな。どう変わったんだ?」と尋ねると、高田優(山田涼介)は「よく分からないですが、前より少し酸味がきつかった」と答えた。
店主が「素人が生意気に」と吐き捨てると、高田優(山田涼介)は「すみません。でも、もう大丈夫ですよ。2度と顔を見ることは無いですよ。おれ、担当を外れるんで」と言い、立ち去った。
ある日、選抜チームがアウトレットモールのコンペに勝ち、社内は歓喜に包まれたが、高田優(山田涼介)は選抜チームを抜けて5課に戻っており、暗い顔をしていた。
そこへ、矢作梓(倉科カナ)が高田優(山田涼介)にお礼を言いにやってきた。
矢作梓(倉科カナ)は、高田優(山田涼介)の「水を運べば良い」という言葉をヒントに、タンクローリーを往復させ、蕎麦店「九拾九坊」の裏山の水をアウトレットモールへ運び、美味しい水をアウトレットモールの目玉にする事を計画していた。
この計画により、水に拘っていた蕎麦店「九拾九坊」の店主を口説き落とし、アウトレットモールへの出店契約を取り付けていたのだ。
さらに、矢作梓(倉科カナ)は高田優(山田涼介)が作ったアウトレットモールのジオラマを写真に撮影しており、その写真をピザ店「マッシモ」の店主に見せたのだという。
矢作梓(倉科カナ)は、高田優(山田涼介)にヒントをくれた礼を言うと、ピザ店「マッシモ」の店主が会いたがっていたよと教えた。
その後、高田優(山田涼介)がピザ店「マッシモ」を訪れると、店主は高田優(山田涼介)にピザを差し出し、「喰ってみろ」と告げた。
高田優(山田涼介)はピザを食べて「美味しい」と驚くと、店主は「お前に味が落ちたと言われて昔のレシピに戻したんだ。矢作梓(倉科カナ)がジオラマの写真を店に来た。あんなの、図面よりわかりにくいわ。お前のとこのアウトレットに出店する。なのに、自分から担当を外れたんだって?最後まで責任を持って付き合えよ」と告げた。
高田優(山田涼介)は「美味しいです。トマトソースが」と告げると、店主は「生意気なんだよ」と笑った。
その日の夜、団衛(木下ほうか)は副社長・高田隆一(桐谷健太)に、コンペに勝ったことと、ピザ店「マッシモ」が心変わりをして出店してくれることになったことを報告した。
それを聞いた副社長・高田隆一(桐谷健太)は、高田優(山田涼介)に「プロジェクトチームに戻ったらどうだ。父さんには俺から話してやる」と告げた。
翌日、部下が社長・高田貴行(高嶋政伸)に「社長、大変です。まだ第1報の段階ですが」と言い、バンコクで問題が発生した事を報告した。
社長・高田貴行(高嶋政伸)は驚いて部下に調査を命じた。
そのようななか、社長・高田貴行(高嶋政伸)の姉・高田桃子(南果歩)が帰国し、会社へやってきた。日本で4度目の結婚をするのだという。
姉・高田桃子(南果歩)は結婚して日本で暮らすことを報告するが、社長・高田貴行(高嶋政伸)は「それどころじゃない。トラブルが発生している」と困惑する。
その日の夜、高田隆一(桐谷健太)は、矢作梓(倉科カナ)の部屋に居た。
矢作梓(倉科カナ)は「弟君にも色々とお世話になった。彼、結構、見所あると思うんだ。マッシモの店長もいつのまにか気に入ってたし。人と違うところがあるの。セオリーにとらわれないというか、まるで無視なのよね。不思議な魅力を持ってるような気がする」と話した。
それを聞いた高田隆一(桐谷健太)は、父・高田貴行(高嶋政伸)が「いあつはセオリーなんかまるで無視だからな」と言っていた事を思い出した。
高田隆一(桐谷健太)は矢作梓(倉科カナ)を背後から抱きしめ、「今度、父に会ってもらいたい」と告げたると、矢作梓(倉科カナ)は「うん」と答えた。
一方、高田優(山田涼介)は5課の同僚・柴田ひかり(山崎紘菜)と一品料理やで食事をしていた。
柴田ひかり(山崎紘菜)は密かに高田優(山田涼介)に恋心を抱いていたが、高田優(山田涼介)は矢作梓(倉科カナ)に恋をしていたのだった。
「カインとアベル-第2話のあらすじとネタバレ」へ続く。
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