レディ・ダ・ヴィンチの診断-第2話のあらすじとネタバレ

伊藤蘭が出演するフジテレビの医療ドラマ「メディカルチーム・レディ・ダ・ヴィンチの診断」の第2話「母想いの水泳選手が謎の病」のあらすじとネタバレです。

第1話のあらすじとネタバレは「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断-あらすじとネタバレ」をご覧ください。

■レディ・ダ・ヴィンチの診断-第2話のあらすじとネタバレ

東光大学病院・解析診断部の岩倉葉子(伊藤蘭)は、東京オリンピックの注目選手・南野が所属する競泳チームのチームドクターに就任することになった。

この南野が密かに岩倉葉子(伊藤蘭)にセカンドオピニオンを求め、東光大学病院に極秘検査入院した。

南野は全身の倦怠感と筋力低下があり、思うように体を動かせないこともあるのだとうい。

南野は城北神経研究センターの藤島センター長の診断を受けており、藤島センター長の診断ではASLと診断されていたが、南野自身はASLではないと考え、岩倉葉子(伊藤蘭)にセカンドオピニオンを求めたのだ。

橘志帆(吉田羊)は早速、南野から話を聞こうとしたが、岩倉葉子(伊藤蘭)は「待ちなさい。南野さんは私に診て欲しいと言ってきたの。指名の無い医者は外来でも診てなさい」と待ったをかけた。

しかし、橘志帆(吉田羊)は、岩倉葉子(伊藤蘭)が検査の準備をしている間に、南野の病室を訪れ、南野から話を聞いた。

すると、南野は「ASLなんて信じてない。あんたら医者だろ。何とかしてくれよ。次のオリンピックで絶対にメダルを取ってやる」と告げたので、橘志帆(吉田羊)は「ASL以外の病気を考えてみるわ」と答えた。

このとき、南野はペットボトルの水を何本も飲んでおり、橘志帆(吉田羊)は疑問に思う。

さて、医局に戻った橘志帆(吉田羊)は、新田雪野(相武紗季)らとASL以外の病気の可能性について話し合い、ギランバレー症候群や重症筋無力症などの病気を候補に挙げた。

しかし、橘志帆(吉田羊)は「この程度なら岩倉先生(伊藤蘭)たちも行き着くはず、放っておいても髄液検査くらいはするでしょ。私たちは行くところがある」と言い、研修医・田丸綾香(吉岡里帆)を連れて競泳チームの練習場へと向かった。

橘志帆(吉田羊)は、チームドクターになった岩倉葉子(伊藤蘭)の使いを装い、コーチから話を聞き、南野のタイム表を入手する。

さて、南野は病室を抜け出して屋上でトレーニングをしていたが、体が思うように動かなかった。それでも、南野はあくまでもASLを否定する。

橘志帆(吉田羊)は、南野を椅子に座らせ、ハンマーで膝を叩いて「けい反射」の診察をしたが、南野の膝を叩いても、膝は反応せず、「けい反射」がみられなかった。

すると、橘志帆(吉田羊)は、南野に「入院中は練習、禁止。外出も禁止。トイレに行くときも看護師に声を掛けてからにして。あと、食事の時以外は水も禁止。検査結果に響くからね」と指示した。

すると、南野はふて腐れて立ち去った。

新田雪野(相武紗季)が「けい反射が出なかった。ASLなら過敏に出るはずなのに」と指摘すると、橘志帆(吉田羊)は「ASLじゃない可能性がある。希望が出て来たってこと」と答えた。

さて、研修医・田丸綾香(吉岡里帆)は、両親を早くに亡くして施設で育ち、医者を目指して必死に勉強し、医者になっていた。

このため、研修医・田丸綾香(吉岡里帆)は、母親のために、オリンピックという夢を追いかける南野に共感していた。

研修医・田丸綾香(吉岡里帆)は、南野を追いかけ、「みんな無神経だけど、南野さんの事を真剣に思ってるんです。だから、私たちのことを信じてください」と訴えた。

そこへ、岩倉葉子(伊藤蘭)派の植松結衣(滝沢沙織)が現れ、南野を検査室へ連れて行った。

研修医・田丸綾香(吉岡里帆)は検査を手伝おうとしたが、植松結衣(滝沢沙織)から「研修医なんて足手まといになる」と拒否されてしまう。

さて、岩倉葉子(伊藤蘭)の検査で膵液に異常は見られず、岩倉葉子(伊藤蘭)は南野をASLと診察した。

研修医・田丸綾香(吉岡里帆)が「ASLじゃ無いかもって。けい反射がなかった」と指摘すると、岩倉葉子(伊藤蘭)は「診察の仕方が悪かったんじゃないの?私が診てあげるわ。きちっと性格にね」と言い、南野の元を訪れ、ハンマーで膝を叩いた。

すると、今度は南野に「けい反射」が現れ、膝がピョコンと反応した。

岩倉葉子(伊藤蘭)は髄液検査の結果なども考慮し、南野をASLと診察したが、南野はそれを不満に思い、病室を飛び出した。

しかし、南野は筋力低下により、廊下で倒れこみ、動けなくなってしまう。

南野は有名人だったので、ほかの患者や見舞客に写メを取られ、ネットに写真がアップされて騒動となり、病院にマスコミが駆けつけた。

事務長・佐々木進也(戸次重幸)はマスコミが来たので「なんで南野の検査を引き受けたんですか。もう終わりだ」と嘆くが、北畠昌幸(高橋克典)が「さすがですね。有名人が入院しているなんて、病院や解析診断部の宣伝になる」と岩倉葉子(伊藤蘭)に感心した。

事務長・佐々木進也(戸次重幸)が「そこまでお考えだったんですか?」と驚くと、岩倉葉子(伊藤蘭)は「もちろんよ」と答えた。

さて、橘志帆(吉田羊)は南野のタイム表から、試合の翌日は異常にタイムが落ちている事に気づき、研修医・田丸綾香(吉岡里帆)をプールに連れて行き、実際に泳がせて、タイムの差を計測する。

その一方で、橘志帆(吉田羊)はコーチから話を聞き、南野が過去に自転車で転倒し、ヘルメットを着用していたが、頭を打った事を知る。

橘志帆(吉田羊)は、頭を打ったという事実から、頸椎症やキアリ奇形などの可能性を疑う。前の病院ではレントゲンしか撮影して居らず、レントゲンでは頸椎症やキアリ奇形を診断できない。

橘志帆(吉田羊)は南野のCT検査しようとするが、南野は全身の痛みを訴え、血尿を漏らした。

南野は腎機能障害を発症しており、ASLでも頸椎症でもキアリ奇形でもない。いったい、原因は何なのか。

さて、南野の原因について悩んでいた橘志帆(吉田羊)は、娘の「材料に間違ったものが入ってるんじゃない?パズルに関係無いピースが混じってる。だから、いつまで経ってもパズルは完成しないとか?」という言葉で何かに気付く。

橘志帆(吉田羊)は、南野の検査で検体を取り違えた可能性を考え、南野が以前に診察を受けた城北神経研究センターへ行き、藤島センター長から話を聞くが、献体の取り間違えなどは無かった。

しかし、担当者から、「血液を検査室に運んだとき、技師さんのシフト交代時間で、処理に時間がかかったかもしれない」という話が聞けた。

すると、病室に戻った橘志帆(吉田羊)は、南野の心電図を見て、低カリウム血症と診断し、南野にカリウムを投与した。

低カリウム血症の症状は、ASLの症状と似ているが、低カリウム血症は普通、血液検査で判明する。

しかし、南野の血液は人為的なミスで、処理に時間がかかっており、時間経過とともにカリウムの値が上昇し、血液検査の通知が正常値に収まったしまったため、前の病院で低カリウム血症が見過ごされていたのだ。

研修医・田丸綾香(吉岡里帆)が「でも、どうして低カリウム血症に」と疑問に思うと、橘志帆(吉田羊)は「おそらく利尿薬ね」と指摘した。

南野は利尿薬を使っており、利尿薬のせいで、体内のカリウムが尿とともに強制敵に排出され、低カリウム血症になったのだという。

同じく、利尿剤の影響で、マグネシウムも尿として排出されたため、ASLと間違われたのだという。

低カリウム血症はカリウムを補えば治るので、研修医・田丸綾香(吉岡里帆)は「これで南野さんは助かる」と喜んだが、橘志帆(吉田羊)は「問題は別にある」と指摘した。

岩倉葉子(伊藤蘭)が「南野さんが、なぜ利尿薬を使っていたか」と指摘すると、橘志帆(吉田羊)はうなずき、「アスリートが利尿薬を使う理由は1つ」と答えた。

ある日、橘志帆(吉田羊)は、退院して復帰に意気込む南野の元を訪れ、「新記録が出るわ。東京オリンピックでは無く、三途の川でね。あなたの体はボロボロよ。ドーピングのせいでね」と告げた。

南野が利尿薬を使っていたのは、試合前にドーピングの成分を体外に排出させるためだったのだ。

南野はドーピングを否定し「証拠を見せろ」と反論したが、橘志帆(吉田羊)は「証拠はあなたのタイム表よ。試合の次の日は、極端にタイムが落ちている。この落ち方は尋常じゃ無い。極端にタイムが落ちている日は、低カリウムで思うように体が動かなかった日」と指摘した。

南野はドーピングを認め、「バレちゃったか。俺はドーピングをしてるよ。でもテストでひっかからなければ、やってないのと同じだ。俺は夢を叶える」と吐き捨てる。

研修医・田丸綾香(吉岡里帆)は、南野は母親のためにオリンピックを目指していると思っていたので、その言葉を聞いてショックを受けてしまう。

橘志帆(吉田羊)は南野に「貴方の気持ちは分からない。でも、貴方の母親の気持ちなら分かる。私も母親だから。親にとっては子供が金メダルなの。かけがえのない世界で一番大切な物。そんな大切な子供が自分より先に死ぬなんて耐えられない。貴方がガンバってたのもお母さんの為なんでしょ」と告げて立ち去った。

研修医・田丸綾香(吉岡里帆)も「何度でもやり直せます。夢があれば」と告げて立ち去る。

ある日、南野は謝罪会見を開き、ドーピングを告白して謝罪した。

このため、岩倉葉子(伊藤蘭)がチームドクターになる話も無くなったが、岩倉葉子(伊藤蘭)は「もう1度、這い上がってくるわよ」と満足していた。

そのころ、橘志帆(吉田羊)は病院のカフェで休憩していると、急に頭痛がした。

すると、ずぶ濡れの男性が現れ、橘志帆(吉田羊)はずぶ濡れの男性が現れから「本当にこれで良かったのかね?あの水泳選手、再起できると思うか?お前はあの男から夢を奪った」と言われた。

橘志帆(吉田羊)は「あのままなら、彼は死んでいたわ」と反論すると、男は「お前と関わった人間は不幸になる」と告げた。

そこを通りかかった新田雪野(相武紗季)には、ずぶ濡れの男が見えず、橘志帆(吉田羊)が1人で何か言ってるのを目撃し、その様子を眺めていた。

そこへ研修医・田丸綾香(吉岡里帆)が来て、新田雪野(相武紗季)に「ランチを一緒にどうですか?橘先生(吉田羊)がおごってくれるんですよ」と声を掛け、橘志帆(吉田羊)の元にかけよると、橘志帆(吉田羊)の前からずぶ濡れになった男は消えたのであった。

レディ・ダ・ヴィンチの診断-第3話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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