IQ246-華麗なる事件簿-第2話のあらすじとネタバレ
佐藤隆太が出演するTBSのドラマ「IQ246-華麗なる事件簿」の第2話「天才貴族が挑む命賭した心理戦」のあらすじとネタバレです。
このページは「IQ246-華麗なる事件簿-あらすじとネタバレ」からの続きです。
■IQ246-華麗なる事件簿-第2話のあらすじとネタバレ
小学生・亜里砂は塾を終えて帰ろうとすると、知らない男性・権藤十三から道を尋ねられ、無理矢理、車に乗せられそうになった。
学習塾の人気講師・前川公平(佐藤隆太)は、塾の教え子・亜里砂が車に乗せられてそうになっているのを目撃して、慌てて助けに向かった。
すると、男性・権藤十三に見覚えがあった。
前川公平(佐藤隆太)は、10数年前に妹を殺害された過去があった。権藤十三は妹を殺害した事件の容疑者だったが、証拠不十分で釈放されていたのだ。
帰宅して前川公平(佐藤隆太)は、殺された妹を思い出して怒りをかみ殺していると、スマートフォンにメールが着信した。
メールには「完全犯罪の方法を教えます。13」と書いてあった。
前川公平(佐藤隆太)は「教えてください」と返信した。
ある日、アパートの一室で死体が見つかった。死んでいたのは、この部屋に住む男性・黒木勇虫で、部屋には鍵がかかっており、状況から考えて毒物を飲んでの自殺と考えられた。
黒木勇虫は5年前に再婚相手の子供を虐待および殺害した疑いがもたれていたが、証拠不十分で釈放されていた。
さて、6日前に似たような事件が起きていた。死体で発見されたのは日陰影負雄は、3年ほど前に子供を数人虐待死させた疑いが持たれていたが、証拠不十分で釈放されていた。
さらに、3日前にも、阿久沢花江の遺体が発見された。阿久沢花江は無認可保育園を経営しており、子供たちを虐待死させた容疑がかかっていたが、証拠不十分で釈放されていた。
いずれも、現場は密室であり、警察は自殺だと考えていたが、インターネット上では「キルリスト」が実在するのではないかと噂していた。
キルリストはと、法で裁けない悪人の名前をリストに書くと、悪魔が自殺に追い込むというストーリーの漫画で、一連の自殺は悪魔の仕業ではないかと話題になっていたのだ。
しかし、法門寺沙羅駆(織田裕二)は「悪魔が自殺に追いやったわけではない。これは殺人だ。ようやく退屈から逃れられそうだ」と言い、捜査を開始した。
さて、インターネットのホームページにキルリストで殺害された人物のリストが掲載されており、そのリストを見た法門寺沙羅駆(織田裕二)は「この辺は事件性は無い。これは病死だ。この人物に至っては実在すらしない。この3件はいずれも東京で、密室に服毒死と共通点も多い」と指摘した。
その3件というのが、黒木勇虫・日陰影負・阿久沢花江が死亡した事件だった。
さて、法門寺沙羅駆(織田裕二)は監察医・森本朋美(中谷美紀)の元を訪れ、黒木勇虫・日陰影負・阿久沢花江の遺体を検視した。
さらに、森本朋美(中谷美紀)に毒物の分析を依頼しており、森本朋美(中谷美紀)は「法門寺さんの仰るとおり、見事に3人の薬物指紋が一致しました。死体を見ずにこの推理。あなたの頭脳にしびれます」と感激した。
薬物指紋とは、薬物に含まれる不純物の割合のことである。同じ毒物でも、微妙に不純物の割合が違うのだが、3人から検出された薬物は、不純物の割合が一致したため、3人は同じ薬物を飲んで死んだことになる。
そのようななか、インターネット上でキルリストの人気投票が行われ、権藤十三が1位になっていた。
権藤十三は10年前に少女連続誘拐殺人事件の容疑者となったが、証拠不十分により釈放されていた。
それを見た法門寺沙羅駆(織田裕二)は刑事・和藤奏子(土屋太鳳)に「抹茶黒糖味の豆乳を買ってきてくれ。今すぐだ」と命じ、和藤奏子(土屋太鳳)が買いに行った隙に、人気投票で1位になっていた権藤十三の自宅を訪れた。
しかし、既に権藤十三は死んでおり、警察が現場検証を始めていた。現場は密室で警察は自殺を疑っていた。
法門寺沙羅駆(織田裕二)は室内を一回りすると、部屋を出て管理人に話を聞きに行った。
管理人は12時45分に警官が来た事を覚えていたが、特に不審な人物は目撃していなかった。
その後、法門寺沙羅駆(織田裕二)は監察医・森本朋美(中谷美紀)の元を訪れると、権藤十三から検出された薬物指紋が前の3人と一致した。4人は同じ薬物で殺されたのだ。
合流した刑事・和藤奏子(土屋太鳳)は、「キルリストの1位に掲載されたことでストレスを受け、自殺した」と推理したが、法門寺沙羅駆(織田裕二)は「期待通りの愚かな推理だ」と吐き捨てた。
そして、法門寺沙羅駆(織田裕二)は、部屋にあったカレンダーの3日後に印が付いていた事から、権藤十三は再び誘拐を企てようとしていたと言い、そんな人物が自殺などしないと断言した。
さらに、法門寺沙羅駆(織田裕二)は、権藤十三の首には掻きむしった痕があり、これまでの3人とは違うと指摘した。
犯人は権藤十三がもがき苦しんで死ぬように、薬物の量を減らしたのだと言い、犯人は権藤十三に恨みを持っていたと指摘した。
その日、塾講師・前川公平(佐藤隆太)が妹のお墓参りをしていると、法門寺沙羅駆(織田裕二)に声を掛けられた。
法門寺沙羅駆(織田裕二)は「妹さん、まだ小学生だったんでしょう。今話題になっているキルリスト事件で死んだ権藤十三は、10年前、あなたの妹さんが殺された事件で容疑者だった男です」と告げた。
塾講師・前川公平(佐藤隆太)が「貴方、何者なんですか?」と驚くと、法門寺沙羅駆(織田裕二)は自己紹介し、「良かったですね。妹さんの敵が討たれて」と告げた。
塾講師・前川公平(佐藤隆太)が「自殺なんですよね?警察はそう発表しています」とと驚くと、法門寺沙羅駆(織田裕二)は「私は違う見方をしています。殺人だと」と話した。
その後、法門寺沙羅駆(織田裕二)は「君にしか出来ない仕事がある」と和藤奏子(土屋太鳳)をおだて、権藤十三のマンションへ行くと、管理人に防犯カメラの映像を見せて欲しいと頼み、和藤奏子(土屋太鳳)に映像のチェックをさせた。
その後、法門寺沙羅駆(織田裕二)は推理から前川公平(佐藤隆太)の塾の場所を特定し、塾を訪れ、前川公平(佐藤隆太)に「たくさんの殺人の中に1つの殺人を隠した」と指摘した。
前川公平(佐藤隆太)は「キルリスト事件は全国的に起きてるんですよね?そんなに沢山の事件を同時に起こせるのでしょうか?」と尋ねると、法門寺沙羅駆(織田裕二)は「いいえ、殺人事件は4件だけです。黒木勇虫・日陰影負・阿久沢花江・権藤十三の4人は同じ毒物で死亡しているうえに共通点も多い」と告げた。
前川公平(佐藤隆太)は「殺人事件と仰りますが、怪しい人物が目撃されたという証言は無いんですよね?部屋も完全に密室だったと聞いています。ではどうやって殺したんですか?悪魔のように煙になって現れたとか?」と尋ねると、法門寺沙羅駆(織田裕二)は「確かに、その謎は解けていない。今のところは」と答え、引きあげた。
さて、法門寺沙羅駆(織田裕二)が帰宅してお茶を飲んでいると、刑事・和藤奏子(土屋太鳳)が戻ってきて、「前川先生の姿は映っていませんでした。誰にも見られずに被害者の部屋に入って、誰にも見られずに出て行くなんて無理です。透明人現じゃないんだから」と報告した。
「IQ246-華麗なる事件簿-キルリスト事件の犯人ネタバレ」へ続く。
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