レディ・ダ・ヴィンチの診断-第4話のあらすじとネタバレ
伊藤蘭が出演するフジテレビのドラマ「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断」の第4話のあらすじとネタバレです。
このページは「レディ・ダ・ヴィンチの診断-第3話のあらすじとネタバレ」からの続きです。
■レディ・ダ・ヴィンチの診断-第4話のあらすじとネタバレ
解析診断部の部長・岩倉葉子(伊藤蘭)は、老舗料亭「真田」で、東光大学病院の理事と会食していた。解析診断部の評判は良く、理事は「次の院長は岩倉先生(伊藤蘭)で間違いないでしょう」と太鼓判を押した。
腰巾着の務長・佐々木進也(戸次重幸)が女将・芽依(小西真奈美)に、大女将の事を尋ねると、女将・芽依(小西真奈美)は「悠々自適の隠居生活をしています」と答えた。
帰り際、岩倉葉子(伊藤蘭)は「大女将には恩義がある。一度、お見舞いがしたい」と頼むと、女将・芽依(小西真奈美)は「お客様には絶対に秘密にするというのが本人の希望ですから」と丁重に断った。
一方、橘志帆(吉田羊)は歩いて出勤していると、道端で草を食べている老女・真田静香(黒田福美)を見かけ、「そんな物は食べない方が良いですよ」と忠告した。
そのとき、老女・真田静香(黒田福美)が急に苦しみだした。
そこへ、女将・芽依(小西真奈美)と特別養護老人ホーム「葉風苑」のスタッフが駆けつける。
葉風苑のスタップは橘志帆(吉田羊)に「保護して頂いてありがとうございます」と礼を言い、老女・真田静香(黒田福美)を連れて行こうとする。
橘志帆(吉田羊)が「私は医者ですが、何か出来る事はありますか?」と尋ねると、女将・芽依(小西真奈美)は「母は若年性認知症なんです」と教えて断った。
しかし、橘志帆(吉田羊)は、老女・真田静香(黒田福美)に歩行障害が出ていたので、「認知症?」と不思議がった。
その日、橘志帆(吉田羊)が出勤すると、解析診断部が、人手の足りない訪問診療部に医師を派遣することになっていた。
解析診断部は、「患者を救う最後の砦」などと言われているが、医者のヒエラルキーの中では底辺のうえ、大勢の医師が1人の患者をする赤字部門なので、応援には積極的に参加しなければならないのだという。
橘志帆(吉田羊)は、訪問先が特別養護老人ホーム「葉風苑」だと知ると、道端で葉っぱを食べていた老女・真田静香(黒田福美)を思い出し、訪問診療に立候補したが、岩倉葉子(伊藤蘭)から「貴女はダメ。問題を起こして私の顔に泥を塗る」と言い、メンバーに入れてもらえなかった。
メンバーに入れなかった橘志帆(吉田羊)は、メンバーに選ばれた研修医・田丸綾香(吉岡里帆)に「葉風苑に静香(黒田福美)という老人がいる。歩行障害に胸の苦しみがあるので気になるの。調べてきて欲しい」と頼んだ。
葉風苑を訪れた研修医・田丸綾香(吉岡里帆)は、真田静香(黒田福美)を発見するが、真田静香(黒田福美)は部屋で暴れていた。
研修医・田丸綾香(吉岡里帆)は葉風苑のスタッフから話を聞くと、真田静香(黒田福美)は老舗料亭「真田」の大女将なのだが、嫁姑問題で女将・真田芽依(小西真奈美)と仲が悪いため、女将・真田芽依(小西真奈美)は真田静香(黒田福美)を引き取ってくれないのだという。
その日の夜、解析診断部に戻った研修医・田丸綾香(吉岡里帆)は橘志帆(吉田羊)に「真田静香(黒田福美)は若年性認知症で間違いない」と報告するが、橘志帆(吉田羊)は「うーん。それじゃ、歩行障害の説明が付かないんだけどな」と不思議がった。
岩倉葉子(伊藤蘭)は、大女将・真田静香(黒田福美)の名前を聞いて驚きながらも、「その人なら若年性認知症よ」と教えた。
橘志帆(吉田羊)は「知り合いですか?だったら、口を利いて欲しい」と頼んだが、岩倉葉子(伊藤蘭)は「それは出来ません。彼女は、今のような状態をお客様に見せたくないから、第一線を退いた。部外者が立ち入るべきではないわ」と注意した。
その後、橘志帆(吉田羊)は、大女将・真田静香(黒田福美)の症状は「認知症」「歩行障害」「胸が苦しい」「職員相手に暴れてた(攻撃性の増加)」があると指摘し、その原因について話し合った。
その後、橘志帆(吉田羊)は料亭「真田」を訪れ、女将・真田芽依(小西真奈美)を「毒殺の疑いがある」と挑発し、大女将・真田静香(黒田福美)の診察させて欲しいと頼んだ。
しかし、女将・真田芽依(小西真奈美)は「既に若年性痴呆症と診断は出ている。家庭の問題に入らないで欲しい」と拒否した。
ところが、翌日、研修医・田丸綾香(吉岡里帆)が大女将・真田静香(黒田福美)を「検査する」とスタッフに説明して葉風苑から連れだし、解析診断部で大女将・真田静香(黒田福美)を診察した。
血液検査でも問題はなく、神経内科医・村上夏海(笛木優子)の診察でも、若年性痴呆症と診断されたが、橘志帆(吉田羊)はその診断に納得しなかった。
そこへ、女将・真田芽依(小西真奈美)が現れて誘拐だと抗議する。葉風苑のスタッフが女将・真田芽依(小西真奈美)に連絡したのだ。
岩倉葉子(伊藤蘭)は橘志帆(吉田羊)を呼び出し、「言ったわよね。部外者が立ち入るなって。貴女は患者さんの病気だけを診て、患者の人生はまるで見ていない。望まない病気を診て人生を狂わせる人も居る。貴女はもう関わらないように」と命じた。
しかし、橘志帆(吉田羊)は、大女将・真田静香(黒田福美)に触ったときに強い脈を感じたことから、血管系の病気ウィーターハンマーパルスではないかと疑っていた。
一方、岩倉葉子(伊藤蘭)は、料亭「真田」を訪れ、女将・真田芽依(小西真奈美)の夫に謝罪し、大女将・真田静香(黒田福美)について尋ねた。
夫によると、大女将・真田静香(黒田福美)は女将・真田芽依(小西真奈美)に厳しく小言を言っており、決定的に仲が悪くなったのは2年前の事だった。
2年前、女将・真田芽依(小西真奈美)は仲良くなろうと思い、大女将・真田静香(黒田福美)を旅行に誘ったが、大女将・真田静香(黒田福美)は「そんな暇は無い」と言い、旅行を断った。
これが、決定的な亀裂となったのだという。
それを知った岩倉葉子(伊藤蘭)は、女将・真田芽依(小西真奈美)の夫に当時の様子を詳しく聞いた。
さて、橘志帆(吉田羊)は自宅で大女将・真田静香(黒田福美)の症状の原因について思案していると、娘がやってきた。
橘志帆(吉田羊)は娘を抱きしめると、娘は「痛い」と嫌がった。娘の反応を見た橘志帆(吉田羊)は、「静香さん(黒田福美)は暴れていたんじゃ無い。痛いから触られるのが嫌だったんだ」と気付いた。
翌日、研修医・田丸綾香(吉岡里帆)は、スタッフの制止を振り切って葉風苑から大女将・真田静香(黒田福美)を連れだし、解析診断部へと連れて行く。
しかし、橘志帆(吉田羊)は、通報を受けて駆けつけた警察に、誘拐の容疑を掛けられ、連行されそうになる。
そのころ、岩倉葉子(伊藤蘭)は、自分の手で女将・真田静香(黒田福美)を診察しようと考え、葉風苑を訪問診療する手配を頼んでいた。
そこへ、橘志帆(吉田羊)が誘拐の容疑で警察に連行されそうになっているという報告が入ったので、岩倉葉子(伊藤蘭)は、急いで現場へと向かった。
そして、岩倉葉子(伊藤蘭)は女将・真田芽依(小西真奈美)に「静香さん(黒田福美)を診察させて欲しい」と頼んだが、女将・真田芽依(小西真奈美)は「もう関わらないでください」と拒否した。
そのとき、パトカーに閉じ込められていた橘志帆(吉田羊)が、ジェスチャーで岩倉葉子(伊藤蘭)に合図を送った。
その合図を見た岩倉葉子(伊藤蘭)は、その意図を気付き、大女将・真田静香(黒田福美)の瞳孔の反応を確認する簡単なテストを行った。
すると、岩倉葉子(伊藤蘭)は「静香さん(黒田福美)は若年性認知症じゃない。今、治療しないと助からない。それでもいいの?橘先生(吉田羊)は誘拐犯で構わない。治療はさせて欲しい」と、女将・真田芽依(小西真奈美)に頼んだ。
そのとき、大女将・真田静香(黒田福美)が急に胸を押さえて苦しみだしたので、岩倉葉子(伊藤蘭)はすぐに緊急手術を指示した。手術は無事に成功し、大女将・真田静香(黒田福美)は助かった。
その後、解析診断部で報告が行われる。
大女将・真田静香(黒田福美)は神経梅毒だった。夫から感染したのだろう。10年以上も気付かずに病気が進行して、認知症と大動脈瘤を引き起こした。暴れていたのも、脊髄による電撃痛により、触られるのが嫌だった。
歩行障害も神経梅毒なら説明が付く。若年性認知症と誤解されたままなら、葉風苑で大動脈瘤を発症して手遅れになっていただろう。
最初に神経梅毒に気付いたのは、橘志帆(吉田羊)だったが、全て岩倉葉子(伊藤蘭)になっていた。しかし、橘志帆(吉田羊)はそんなことは全く気にしていなかった。
一方、岩倉葉子(伊藤蘭)は、女将・真田芽依(小西真奈美)に大女将・真田静香(黒田福美)の事を許して欲しいと頼んだが、女将・真田芽依(小西真奈美)は「姑を許すことはできません」と答えた。
女将・真田芽依(小西真奈美)は「家族だからこそ許せないんです。私はお母さんと仲良くなりたかった。だからこそ、旅行を誘ったのに、時間がもったいないと断られた事が許せなかったんです」と話した。
すると、岩倉葉子(伊藤蘭)は「時間がもったいないって、貴女と旅行したくないという意味じゃ無いと思う。胸の痛みを抱えていた静香さん(黒田福美)は自分に残された時間は長くないと感じていた。だから1日も早く、貴女に一人前の女将になって欲しかった」と指摘した。
女将・真田芽依(小西真奈美)が「そんなこと…」と動揺すると、岩倉葉子(伊藤蘭)は「私の知っている静香さん(黒田福美)はそういう人よ。本当に粋な人だった」と話した。
そして、岩倉葉子(伊藤蘭)が「でも、もう静香さん(黒田福美)の本音を知る事はできない。大動脈の手術も成功したし、ほかの症状も治療で改善する。でも、失った記憶は二度と戻らない。神経梅毒による認知症の症状は治療をしても、ずっとこのままなんです」と話した。
すると、女将・真田芽依(小西真奈美)は「大女将の教えはずっと私が覚えていますから、絶対に忘れません」と言い、大女将・真田静香(黒田福美)に「お母さん、病気が治ったら、一緒に帰りましょうね」と告げたのであった。
「レディ・ダ・ヴィンチの診断-第5話のあらすじとネタバレ」へ続く。
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