砂の塔-知りすぎた隣人-高野ソラ(稲垣来泉)の失踪事件
稲垣来泉が出演するTBSのドラマ「砂の塔-知りすぎた隣人」の第4話のあらすじとネタバレ後半です。
このページは「砂の塔-知りすぎた隣人-第4話のあらすじとネタバレ」からの続きです。
■砂の塔-知りすぎた隣人-第4話のあらすじとネタバレ後編
一方、高野健一(田中直樹)は、社長・阿相武文(津田寛治)から「嫁(横山めぐみ)には、取引先と出張ということにしているから、口裏を合わせて置いて」と、京都旅行のアリバイ工作を頼まれていた。
高野健一(田中直樹)は「泊まりはちょっと」と断ろうとしたが、社長・阿相武文(津田寛治)から「今期の営業成績トップにしてやったのは誰かな?」と言われてしまう。
さて、高野亜紀(菅野美穂)は、高野ソラ(稲垣来泉)にも迷惑をかけており、部屋で落ち込んでいると、高野和樹(佐野勇斗)から電話がかかってきた。
高野亜紀(菅野美穂)は高野和樹(佐野勇斗)と電話して昔話に花を咲かせていると、玄関のチャイムが鳴った。
高野亜紀(菅野美穂)が応対に出ると、佐々木弓子(松嶋菜々子)だった。高野ソラ(稲垣来泉)の忘れ物を届けに来てくれたのだ。
高野亜紀(菅野美穂)が電話を切ると、佐々木弓子(松嶋菜々子)は「切らなくてもいいのに。例の体操コーチ?」と尋ねた。
高野亜紀(菅野美穂)が慌てて「電話をしてましたけど、それだけです。個人的にあったりしてませんから」と釈明すると、佐々木弓子(松嶋菜々子)は「幼馴染みなんでしょ?個人的にあってもいいじゃない。それとも、後ろめたさを感じる相手なの?」と不思議がった。
その後、高野亜紀(菅野美穂)はアイロンを掛けながらテレビを見ていると、ハーメルン事件の事を放送していた。
テレビコメンテーターは「ハーメルン事件の犯人が被害者の母親の内情を、あそこまでよくしているということは、余程親しい間柄か、生活全てを監視するしかないでしょう」と話していた。
それを聞いた高野亜紀(菅野美穂)は、高野ソラ(稲垣来泉)が「弓子おばちゃん家って凄いんだよ。奥の部屋にいっぱいテレビがあって、よそのおうちが見えるようになってたの」と言っていた事を思い出した。
さらに、テレビコメンテーターは「ハーメルン事件の犯人は女性として満たされない欲求の裏返しかもしれない。犯人は子供ができなかったか、子供がいるけど亡くしてしまった可能性が考えられます」と話した。
それを聞いた高野亜紀(菅野美穂)は、高野ソラ(稲垣来泉)に「弓子おばちゃん(松嶋菜々子)の部屋で子供のオモチャを見たって言ったよね?本当?誰のオモチャかな?」と尋ねると、高野ソラ(稲垣来泉)は「本当だよ。弓子おばちゃん(松嶋菜々子)の子供のだって」と答えた。
高野亜紀(菅野美穂)が「弓子おばちゃん(松嶋菜々子)は子供が居るの?」と尋ねると、高野ソラ(稲垣来泉)は「とっても大好きだったけど、居なくなっちゃったって」と答えた。
一方、刑事・荒又秀美(光石研)は、ハーメルン事件の4人目の被害者・前田千晶3歳の両親から事情を訊いていた。
母親によると、前田千晶3歳は「秘密の友達が出来た」と言っていたのだという。
刑事・荒又秀美(光石研)は、タワーマンションでよそ者がうろついていたら怪しまれるということから、犯人はタワーマンション内部に居るのではないかと考えたが、共犯者の存在も捨てきれなかった。
翌日、高野亜紀(菅野美穂)は「しずく幼稚園」から呼び出される。高野ソラ(稲垣来泉)が居なくなったのだという。
高野亜紀(菅野美穂)は高野ソラ(稲垣来泉)を探しながら、夫・高野健一(田中直樹)に電話で報告する。
夫・高野健一(田中直樹)は、阿相武文(津田寛治)の京都旅行のアリバイ工作のため、阿相武文(津田寛治)と一緒だったが、高野ソラ(稲垣来泉)が居なくなったと電話を受けて驚き、阿相武文(津田寛治)との約束を断って高野亜紀(菅野美穂)の元へと急いだ。
そのころ、テレビのワイドショーでハーメルン事件の特集をしていた。コメンテーターは「犯人は女性の可能性がある」「子供から犯人に付いていった」などと指摘していた。
高野亜紀(菅野美穂)は店頭のテレビでワイドショーを見て、佐々木弓子(松嶋菜々子)が高野ソラ(稲垣来泉)を誘拐したのではないかと疑う。
高野亜紀(菅野美穂)は慌てて佐々木弓子(松嶋菜々子)の自宅を訪れ、「失礼な事をお聞きしますが、昔、お子さんが居たんじゃないですか?」と尋ねると、佐々木弓子(松嶋菜々子)は「だとしたら、何?」と答えた。
高野亜紀(菅野美穂)は佐々木弓子(松嶋菜々子)を疑って、強引に部屋に入ると、フラワーアレンジメント教室の日で阿相寛子(横山めぐみ)らママ友が集まっていた。
高野亜紀(菅野美穂)は「ソラ(稲垣来泉)がここに居るかもしれないんです」と言って部屋を探し、鍵の付いた奥の部屋を見つけると、「そこの部屋にはテレビ画面みたいなのがあって、よそのオタクが見られるようになっている。ソラ(稲垣来泉)が言ってたんです」と告げた。
阿相寛子(横山めぐみ)が「かわいそうに。妄想しかできなくなったのね。弓子さん(松嶋菜々子)そこを開けて差し上げたら?」と笑った。
しかし、佐々木弓子(松嶋菜々子)は開けようとしなかったので、高野亜紀(菅野美穂)は勝手に鍵を外し、奥の部屋を開けた。
ところが、奥の部屋には、モニターどころか、荷物は何も無かった。高野亜紀(菅野美穂)は部屋の隅に扉を見つけて開けるが、そこにもオモチャは無かった。
高野亜紀(菅野美穂)は「ソラ(稲垣来泉)は確かに見たって」と崩れ落ちると、佐々木弓子(松嶋菜々子)は「ここにはずっと何も置いてないわ。夫が帰国したときのための部屋だから」と告げた。
そして、佐々木弓子(松嶋菜々子)は「実はソラちゃん(稲垣来泉)がどこに居るのか知ってるの」と言い、高野ソラ(稲垣来泉)失踪事件のネタバレした。
高野ソラ(稲垣来泉)を連れ出した犯人は長男・高野和樹(佐野勇斗)だった。長男・高野和樹(佐野勇斗)は、動物園に行けなかった高野ソラ(稲垣来泉)をかわいそうに思い、動物園に連れて行ったのだ。
そして、佐々木弓子(松嶋菜々子)は長男・高野和樹(佐野勇斗)に頼まれ、少しお金を貸してあげていたのだ。
佐々木弓子(松嶋菜々子)は高野亜紀(菅野美穂)に「和樹君(佐野勇斗)にも考えがあると思って、亜紀さん(菅野美穂)には黙ってたの。でも、まさか、こんなことになるなんて、ごめんなさい」と謝罪した。
立ち会っていた阿相寛子(横山めぐみ)は「謝る必要は無いわ。そもそも子供の気持ちが分からない母親の方がどうかしてる。自分の親としての至らなさを棚に上げ、弓子さん(松嶋菜々子)を誘拐犯だと決めつけた。母親失格よ」と吐き捨てた。
その後、高野亜紀(菅野美穂)がタワーマンションの前で待っていると、高野和樹(佐野勇斗)と高野ソラ(稲垣来泉)が帰ってきたので、高野ソラ(稲垣来泉)を抱きしめる。
高野亜紀(菅野美穂)が「どうして、勝手に連れて行ったりしたの」と叱ると、高野和樹(佐野勇斗)は「ソラ(稲垣来泉)が言ったんだ。ママはお友達と大変だから、のんびりさせてあげたいって」と答えた。
高野亜紀(菅野美穂)は「ソラ(稲垣来泉)が?」と言って動揺する。
その日の夜、帰宅した高野健一(田中直樹)は「勘違いだった?いい加減にしてくれよ。こっちはお得意様を出張先に置いてきたって言うのに。これでまた社長に借りが出来ちゃったじゃないか。なんでもっと上手くやれないんだよ、ママ友くらい」と嘆いた。
高野亜紀(菅野美穂)は「ママ友くらい?頑張ってるわよ私だって。でも上手くいかないのよ。疲れてるのよ。どうしたらいいか分からないの」と言って泣きながら部屋を飛び出した。
夜9時を過ぎても高野亜紀(菅野美穂)が戻ってこなかったので、高野和樹(佐野勇斗)は探しに行こうとすると、携帯電話に着信があった。
一方、高野亜紀(菅野美穂)は橋の上で月を眺めていると、体操教室のコーチ生方航平(岩田剛典)が通りかかり、2人は月を眺めながら、話をした。
生方航平(岩田剛典)は「もっと俺を頼って欲しい。亜紀さん(菅野美穂)の力に成りたいんだ。世界中が敵になっても、俺は亜紀さんの味方だから」と言い、自分がしていたマフラーを高野亜紀(菅野美穂)の首にまいた。
そのとき、長男・高野和樹(佐野勇斗)は、遠くから、高野亜紀(菅野美穂)が生方航平(岩田剛典)と親密そうにしている様子を眺めていた。
さて、高野和樹(佐野勇斗)がタワーマンションに戻ると、エントランスで待っていた佐々木弓子(松嶋菜々子)が「お母さん、やっぱり、あの場所に居た?何も言わなくていいわ。顔を見れば分かる。何か悲しいことがあったのね」と告げたのであった。
一方、ハーメルン事件を追いかけている刑事・荒又秀美(光石研)は、ハーメルン事件の4人目の被害者・前田千晶(3歳)がボールを持ってタワーマンションから出て行ったことから、「秘密のお友達とボール遊びをしようとした」と推理した。
そして、刑事・荒又秀美(光石研)はボール遊びは子供じみていると言い、「犯人はたとえば、未成年としたら…」と推理したのであった。
「砂の塔-知りすぎた隣人-第5話のあらすじとネタバレ」へ続く。
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