IQ246-華麗なる事件簿-第4話のあらすじとネタバレ
金田明夫が出演するTBSの完全犯罪ドラマ「IQ246-華麗なる事件簿」の第4話「天才VS汚れた美人ピアニスト。地上50階『天空の密室』で殺人事件が…」のあらすじとネタバレです。
第3話のあらすじとネタバレは「IQ246-華麗なる事件簿-第3話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
■IQ246-華麗なる事件簿-第4話のあらすじとネタバレ
地下駐車場で、医師・土門賢治(金田明夫)が有名な女性ピアニスト・二本松由里(国仲涼子)にお金の入った封筒を渡し、「アメリカへ行く。再婚するんだ。医者も辞める」と告げた。
二本松由里(国仲涼子)は「最低」と罵倒するが、医師・土門賢治(金田明夫)は車に乗り込んで立ち去った。
そこへ、二本松由里(国仲涼子)のスマートフォンにメールが着信する。メールには「完全犯罪の方法を教えます。13」と書いてあった。
ある日の夜、音楽ホールでピアノの指導をしていた二本松由里(国仲涼子)は突然、「18時から1時間、発表会のリハーサル兼テストを行います。大学の推薦条件を審査するための大切な物です」と告げた。
そして、二本松由里(国仲涼子)はモニター室へ入って音楽ホールの照明を消し、モニター室から生徒に演奏を指示して、生徒にピアノを弾かせている間に、モニター室を抜け出し、医師・土門賢治(金田明夫)の部屋を訪れた。
二本松由里(国仲涼子)は「断れば患者の前で騒ぐ」と言い、強引に部屋に入ると、近くにあった鈍器で背後から医師・土門賢治(金田明夫)を殴打し、所持していたナイフで背後から刺した。
そして、二本松由里(国仲涼子)は、倒れている医師・土門賢治(金田明夫)に眼鏡を掛けさせ、近くにヘッドフォンを置き、部屋にグレープフルーツを置いて立ち去った。
さて、二本松由里(国仲涼子)は音楽ホールに戻ると、演奏を終えた生徒に「7時半からお食事会よ」と言い、生徒と食事した。
翌日、刑事・山田次郎(宮尾俊太郎)らが、医師・土門賢治(金田明夫)の部屋を調べていると、法門寺沙羅駆(織田裕二)らが現れた。
現場を調べた警察は、医師・土門賢治(金田明夫)はヘッドフォンをして読書をしていたところ、背後から強盗に襲われたと考えていた。
凶器に使用されたナイフは、グレープフルーツを剥くために、医師・土門賢治(金田明夫)が部屋に置いていたものと考えられた。
しかし、法門寺沙羅駆(織田裕二)は、「被害者は眼鏡をしていた。なのにコンタクトをしていた。誰かが読書中に襲われたように見せかけた」と指摘した。
現場はタワーマンション50階で、セキュリティーは万全。しかも、暗証コードを入力しなければ、50階には行けないシステムになっていたが、犯人らしき人物が出入りした記録は無く、防犯カメラに写っていなかった。
つまり、現場は密室だった。
その後、法門寺沙羅駆(織田裕二)は防犯カメラの映像を見て、「この映像は事件前夜のもの。すり替えられている。犯人の目星はもう付いている」と言い、和藤奏子(土屋太鳳)に睡眠薬入りの豆乳を飲ませ、和藤奏子(土屋太鳳)が眠っている隙に捜査に出た。
法門寺沙羅駆(織田裕二)は、医師・土門賢治(金田明夫)の部屋で女性ピアニスト・二本松由里(国仲涼子)のCDを発見しており、二本松由里(国仲涼子)を犯人と疑っていた。
そこで、法門寺沙羅駆(織田裕二)は二本松由里(国仲涼子)の元を訪れ、2~3の質問をした。
その後、法門寺沙羅駆(織田裕二)は監察医・森本朋美(中谷美紀)の元を訪れると、殺害された医師・土門賢治(金田明夫)は同じ所を2度も刺されていた事が判明した。
しかも、ナイフを抜いてもう一度刺すのでは無く、一度刺したナイフを抜かずに、もう一度、押し込んでいたのだ。
さらに、医師・土門賢治(金田明夫)は脳腫瘍があり、聴覚に障害があった。このため、ナリンスチンという薬を服用していた。
それを聞いた法門寺沙羅駆(織田裕二)は、「ナリンスチン?その薬は確か、グレープフルーツの摂取を禁止している」と驚いた。
森本朋美(中谷美紀)が「ちなみに、殺したい程、人を憎んだらどうしますか?」と尋ねると、法門寺沙羅駆(織田裕二)は「完全犯罪で殺します。犯罪は日々に多々あれど、殺されるのは1度きり。ならば、周到に計画した完全犯罪で葬るのが礼節かと」と答えた。
森本朋美(中谷美紀)が「素敵なお考えですね」と感心すると、法門寺沙羅駆(織田裕二)は「しかし、未だに私にそのような思いを抱かせた人間は居ない。たった1人を除いては」と答えた。
その後、法門寺沙羅駆(織田裕二)は女性ピアニスト・二本松由里(国仲涼子)の部屋を訪れる。
法門寺沙羅駆(織田裕二)は「お口直しといってはなんですが、一曲弾いて頂けませんか?弾いたら帰ります」と言い、二本松由里(国仲涼子)にピアノの演奏を頼んだ。
ある日、法門寺沙羅駆(織田裕二)は、再び二本松由里(国仲涼子)の元を訪れ、二本松由里(国仲涼子)の疑惑を追及していると、賢正(ディーン・フジオカ)に電話が着信した。
殺された医師・土門賢治(金田明夫)が夜8時に電話をしており、電話相手が医師・土門賢治(金田明夫)が襲われる声を聞いたという人物が現れたのだという。
法門寺沙羅駆(織田裕二)が「8時?夜の8時で間違いないのか?」と驚く。二本松由里(国仲涼子)は「その時間なら大勢の生徒さんと食事中でしたわ。私への疑いは完全に晴れたでしょう」と告げた。
法門寺沙羅駆(織田裕二)は困惑しながら「そのようです。では、ごきげんよう」と言って立ち去ると、二本松由里(国仲涼子)は「8時?」と不思議がった。
さて、医師・土門賢治(金田明夫)と8時に電話をしていた人物は、後輩の医師で、後輩の医師は「2人しか知らない治験段階の新薬の名前を言っていた」と言い、電話の相手は間違いなく医師・土門賢治(金田明夫)だと証言した。
一方、ピアノの教え子から、二本松由里(国仲涼子)のアリバイ証言も取れた。
二本松由里(国仲涼子)は事件当日の、急に発表会のリハーサルとテスト兼ねると言い出し、6時から1時間、モニター室に入っていた。
モニター室からステージは見渡せたが、ステージからモニター室の様子は分からず、二本松由里(国仲涼子)には空白の1時間があった。
しかし、後輩の医師の証言で、医師・土門賢治(金田明夫)が殺害されたのは8時と判明した。
二本松由里(国仲涼子)は、8時は大勢の生徒と食事会をしており、確実なアリバイがあった。
法門寺沙羅駆(織田裕二)は「立ちはだかるのは鉄壁のアリバイか。面白い」と言い、碁盤を前にして思案し、最良の一手を閃いた。
翌日、法門寺沙羅駆(織田裕二)は1人で、二本松由里(国仲涼子)の元を訪れ、医師・土門賢治(金田明夫)の再婚相手が警察の事情聴取を受けていると言い、「後はコンタクトレンズが見つかれば、事件は解決です」と告げた。
二本松由里(国仲涼子)が「コンタクトレンズ?」と尋ねると、法門寺沙羅駆(織田裕二)は「土門さん(金田明夫)は、眼鏡をかけていたのに、なぜかコンタクトレンズをしていたんです。コンタクトは殴られたときに外れたのでしょう。重要な証拠です。私の中では既に仮説は出来ています。聞きたいですか?」と告げた。
二本松由里(国仲涼子)が「聞きたいですね」と告げると、法門寺沙羅駆(織田裕二)は「静電気です。犯人と揉み合った時に静電気が発生し、コンタクトレンズが犯人の服に付着した。警察もコンタクトレンズをやっきになって捜しています。おそらく直ぐに発見されるでしょう」と教えた。
さらに、法門寺沙羅駆(織田裕二)は「続々と証拠が集まっています。事件の完全解決ももうすぐでしょう」と告げた。
その日の深夜、二本松由里(国仲涼子)は懐中電灯を持って音楽ホールを訪れ、ステージのピアノを動かし、ステージに隠していた証拠の服を取り出し、静電気で付着したコンタクトレンズを探した。
そのとき、ステージの照明が付いた。客席に法門寺沙羅駆(織田裕二)が座っていた。
法門寺沙羅駆(織田裕二)が「もしかして、コンタクトをお探しですか?あれはブラフです。こうして、あなたの犯罪の証拠をあぶり出すためだった」と告げた。
二本松由里(国仲涼子)は動揺したが、強気で「お忘れですか?私には完璧なアリバイがあることを」と告げた。
法門寺沙羅駆(織田裕二)は「確かに、そこが一番、疑問でした。が、結果的には20時の完璧なアリバイが、貴女と土門先生(金田明夫)の関係を決定づけた」と言い、ネタバレを始めた。
医師・土門賢治(金田明夫)は、二本松由里(国仲涼子)の主治医というだけではなく、二本松由里(国仲涼子)の実の父親だった。
二本松由里(国仲涼子)はモニター室を抜け出した夜6時から7時の間に犯行に及んだが、二本松由里(国仲涼子)は手を怪我しており、握力が弱っていたため、頭部への打撃も、背中を刺したのも致命傷には至っていなかった。
このため、二本松由里(国仲涼子)が出て行った後、医師・土門賢治(金田明夫)は意識を取り戻し、実の娘の憎しみの深さを知った。
そこで、医師・土門賢治(金田明夫)は、後輩の医師に電話を掛けて話をし、電話中に誰かに襲われたように装った。
そして、医師・土門賢治(金田明夫)は、背中側に倒れた。背中にはナイフが突き刺さっており、背中側に倒れた事でナイフが深く押し込まれ、絶命したのだ。
医師・土門賢治(金田明夫)は余命半年だったので、娘・二本松由里(国仲涼子)を助けるため、被害者の医師・土門賢治(金田明夫)がアリバイ作りをしていたのだ。
ネタバレを知った二本松由里(国仲涼子)は、「土門(金田明夫)は最低の父親でした。私を身ごもった母を裏切り、出世のために理事長の娘と結婚。認知すら拒否し続けました。それでも母は愛し続けていました。母が病気で亡くなる寸前、せめて見舞いでもと思い、頼みに言ったとき、嫌がる土門(金田明夫)ともみ合いになって指に怪我を。母もバカだけど、私もバカね。もうすぐ死ぬ人をわざわざ」と嘆いた。
法門寺沙羅駆(織田裕二)が「なぜ、。グレープフルーツを?」と尋ねると、二本松由里(国仲涼子)は「父が昔、大好きだったの」と答えた。
二本松由里(国仲涼子)が「グレープフルーツで私が犯人だと睨んだの?」と尋ねると、法門寺沙羅駆(織田裕二)は「まさか。土門さん(金田明夫)のマンションへ行ったとき、エレベーターの暗証コードを知りしてね。90211691。後ろから読むと、19611209です。そう1961年12月09日、お母さんの誕生日です。設定したのは土門先生(金田明夫)。少しは心があったようです」と話した。
その日の夜、賢正(ディーン・フジオカ)は父・賢丈(寺島進)と話しており、父・賢丈(寺島進)は「マリア・T、最近のメールの発信元は3年前のロンドン」と告げる。
賢正(ディーン・フジオカ)が「やはり、あのとき死んでいたのでは?」と驚くと、父・賢丈(寺島進)は「そんなはずは無い」と答えた。
「IQ246-華麗なる事件簿-第5話のあらすじとネタバレ」へ続く。
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