砂の塔-知りすぎた隣人-高野和樹(佐野勇斗)の盗撮事件
佐野勇斗が出演するTBSのドラマ「砂の塔-知りすぎた隣人」の第5話「隣人は殺人犯!母との直接対決で全てを暴く」のあらすじとネタバレです。
このページは「砂の塔-知りすぎた隣人-第5話のあらすじとネタバレ」からの続きです。
■砂の塔-知りすぎた隣人-第5話のあらすじとネタバレ後編
さて、自室に入った高野和樹(佐野勇斗)は、撮影した写真をチェックしようと思ってカメラからメモリーカードを抜こうとしたが、メモリーカードが無かった。
クラスメイト橋口成美(川津明日香)にカメラを奪われたとき、橋口成美(川津明日香)が密かにメモリーカードを抜いていたのだ。
そのころ、橋口成美(川津明日香)は自宅のパソコンでメモリーカードをチェックしながら、電話で「どうしよう。転校生の高野和樹(佐野勇斗)、アイツのカメラのデータを見てるの。めっちゃヤバイ写真ばかりなの。警察に行った方が良いかな?」と話していた。
橋口梨乃(堀内敬子)は、娘・橋口成美(川津明日香)の話し声を聞いて、橋口成美(川津明日香)の部屋に入り、高野和樹(佐野勇斗)の撮影した写真を見て、ほくそ笑んだ。
翌朝、高野亜紀(菅野美穂)がママ友に声を掛けるが、無視されてしまう。
タワーマンションのエントランスに黒山の人だかりが出来ており、みんな壁に貼りだした写真を見ながら、何かを噂していた。
高野亜紀(菅野美穂)も近づいて壁に貼りだした写真を見ると、全て「母親と子供」を盗撮した写真で、母親達は「これって、アレに似てない?誘拐事件の」と話していた。
高野亜紀(菅野美穂)が写真を見て「何これ」と困惑していると、阿相寛子(横山めぐみ)が「オタクの息子さんが撮った写真だそうよ。梨乃(堀内敬子)の娘さんがオタクの息子に無理矢理、見せられたそうよ。事情を訊かせて頂ける?このマンションの平和のために」と告げた。
高野亜紀(菅野美穂)はママ友に囲まれ、阿相寛子(横山めぐみ)から高野和樹(佐野勇斗)の写真について追及された。
この一件で、仲間はずれにされていた橋口梨乃(堀内敬子)が復帰し、先頭に立って「貴女も薄々気付いてるんでしょ。今回の事件がハーメルン事件に似てるって。ダメな母親を処罰するって」と高野亜紀(菅野美穂)を糾弾する。
高野亜紀(菅野美穂)が「ウチの和樹(佐野勇斗)が犯人だっていうんですか?」と抗議すると、阿相寛子(横山めぐみ)は「そうはいってない。でも、証明して」と言い、警察に通報した。
驚いた高野亜紀(菅野美穂)は、自宅に戻り、高野和樹(佐野勇斗)を守ると言い、ノートパソコンを隠そうとしたが、高野和樹(佐野勇斗)は「俺を疑ってるのは、母さんだろ。全部、自分の為だろ?近所の目が怖いだけだろ。アンタが守ってるのは、俺じゃ無くて自分だろ」と言われてしまう。
高野和樹(佐野勇斗)は高野亜紀(菅野美穂)に絶望して自宅を出ると、通報を受けた刑事・荒又秀美(光石研)に声を掛けられたので、走って逃げた。
ハーメルン事件が発生した日は、全て高野和樹(佐野勇斗)が学校を無断欠席した日と一致しており、ますます疑惑は深まっていく。
高野亜紀(菅野美穂)は夫・高野健一(田中直樹)に電話を掛けたが、高野健一(田中直樹)はちょうど阿相武文(津田寛治)の副業の手伝いで、女性を車で羽田空港へと送っている最中だったため、電話には出なかった。
高野亜紀(菅野美穂)がタワーマンションの前でへたり込んでいると、佐々木弓子(松嶋菜々子)に声を掛けられた。
高野亜紀(菅野美穂)が事情を話すと、佐々木弓子(松嶋菜々子)は「最悪なのは貴女よ。和樹くんは本当に良い子よね。妹の面倒をよく見てるし。貴女は本当の和樹君を見ようとはしなかった。貴女は和樹君を疑った。和樹君はそれに気付いた。だから出て行ったんでしょ?最悪の母親じゃない」と告げた。
それを聞いた高野亜紀(菅野美穂)は慌てて飛び出し、クラスメイトなどをあたり、ハーメルン事件の日に高野和樹(佐野勇斗)がどこで何をしていたかを尋ねてまわった。
しかし、高野和樹(佐野勇斗)に友達などおらず、ハーメルン事件の日に高野和樹(佐野勇斗)がどこで何をしていたかは分からなかった。
落ち込んで帰宅した高野亜紀(菅野美穂)は、部屋に高野和樹(佐野勇斗)のノートパソコンが残されている事に気づき、ノートパソコンをチェックをすると、メモ帳に「くたばれ」「いらない」「消えろ」などの単語が書き続けられており、最後に「たすけて」と書いてあった。
高野亜紀(菅野美穂)は、長男・高野和樹(佐野勇斗)の心の闇を見て「
何があったの?いつから悩んでたの?ごめん。気がつかなくてゴメン」と泣いた。
そこへ、高野亜紀(菅野美穂)のスマートフォンに警察からの電話が着信する。長男・高野和樹(佐野勇斗)を確保したので、今から警察署で事情聴取をするのだという。
高野亜紀(菅野美穂)は慌てて警察署へと駆けつけ、「このこは犯罪者じゃありません。この子が逃げたのは、私がこの子の信頼を裏切ったからです」と言って必死に無実を訴えた。
しかし、刑事・荒又秀美(光石研)は「お母さん、和樹(佐野勇斗)への疑いは、ほぼ晴れたんです。我々の捜査で、誘拐事件のあった10月29日の和樹君の居場所が判明しました。誘拐事件とは関係無いとみてよさそうです」と教えた。
高野亜紀(菅野美穂)が「関係無いって、どこに居たんですか?」と尋ねると、高野和樹(佐野勇斗)は目で制した。
刑事・荒又秀美(光石研)は「それは…。形式上、話を聞くだけですから」と言い、高野和樹(佐野勇斗)を警察署内へと連れて行った。
さて、夫・高野健一(田中直樹)が女性を羽田空港に連れて行くと、怪しげな男が待っていた。
高野健一(田中直樹)が女性を男性に引き渡して足早に立ち去ろうとすると、男性は高野健一(田中直樹)に「阿相社長(津田寛治)に渡してくれ」と言い、紙袋を渡し、女性を連れて立ち去った。
その後、会社に戻った高野健一(田中直樹)は、阿相武文(津田寛治)に「なんなんですか?これは」と言い、受け取った紙袋を渡した。
阿相武文(津田寛治)が「知りたいの?」と尋ねると、高野健一(田中直樹)は「知りたくないですよ。僕はもう関わりたくありません」と答えを拒否した。
そこへ、上司・猪瀬伸二(木村祐一)が「1000万円の新規契約をして頂けるそうで」と言い、揉み手で入ってくる。
阿相武文(津田寛治)は「ウチは現金主義なんでね」と言い、紙袋を開けると、1000万円の札束が出てきた。
高野健一(田中直樹)は「ちょっと待ってください。このお金は」と驚くが、上司・猪瀬伸二(木村祐一)は「流石は阿相社長(津田寛治)、実に男らしい」と大喜びして現金1000万円を受け取った。
さて、警察署で事情聴取を受けた高野和樹(佐野勇斗)は、無事に解放された。
刑事・津久井琢己(上杉柊平)は「10月29日にどこに居たかは、お母さんには話したくないと言っている。後はご家族で話し合ってください」と言い、高野亜紀(菅野美穂)に高野和樹(佐野勇斗)を引き渡した。
一方、体操教室のコーチ生方航平(岩田剛典)は、街で佐々木弓子(松嶋菜々子)を見かけ、佐々木弓子(松嶋菜々子)を尾行した。
しかし、佐々木弓子(松嶋菜々子)は生方航平(岩田剛典)の尾行に気付いており、警察官に通報し、生方航平(岩田剛典)を連行させた。
さて、警察署で、若手刑事・津久井琢己(上杉柊平)は「高野和樹(佐野勇斗)はリストから外しても良いですよね?」と尋ねると、刑事・荒又秀美(光石研)は「いや、念のために入れておけ」と答えた。
そこへ、生方航平(岩田剛典)がストーカー容疑で連行されてくる。
生方航平(岩田剛典)は「俺はストーカーじゃありません。怪しいのは、むしろあの女です。佐々木弓子(松嶋菜々子)って言います。あの女を調べてください」と警察官に抗弁したが相手にしてもらえなかった。
それを聞いた刑事・荒又秀美(光石研)は「佐々木弓子(松嶋菜々子)?」と言い、足を止めた。
若手刑事・津久井琢己(上杉柊平)が「どうかしたんですか?」と尋ねると、刑事・荒又秀美(光石研)は「ちょっと知った名でな。俺が強行犯係に居た頃に会った女だ。ある事件の容疑者でな」と答えた。
そのころ、佐々木弓子(松嶋菜々子)は自宅の奥の部屋に並べたモニターで、各家庭を監視していた。
一方、高野亜紀(菅野美穂)は夕食を食べながら、高野和樹(佐野勇斗)に話しかけるが、高野和樹(佐野勇斗)はスマホをいじりながら無視していた。
しかし、高野亜紀(菅野美穂)は「お母さんは、こう見えてもシツコイから。貴方がどんなにソッポを向いても、こっちを見てくれるまで諦めないから」と告げた。
他方、若者達が、森の中で高野和樹(佐野勇斗)が埋めた穴を掘り起こし、土の中から、携帯電話や色々な商品を掘り出していた。
若者達は「和樹(佐野勇斗)スゲーじゃん。売ったらいくらになるんだよ」と言い、喜んで掘り出した商品を持って立ち去った。
さて、高野健一(田中直樹)がタワーマンションに帰宅すると、ちょうど、タワーマンションから佐々木弓子(松嶋菜々子)が出て来た。
佐々木弓子(松嶋菜々子)が「お久しぶりね」と告げると、高野健一(田中直樹)は「弓子…」と驚いたのであった。
「砂の塔-知りすぎた隣人-第6話のあらすじとネタバレ」へ続く。
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