砂の塔-知りすぎた隣人-佐々木弓子(松嶋菜々子)の宣戦布告
菅野美穂が出演するTBSのドラマ「砂の塔-知りすぎた隣人」の第6話「隣人は夫の元恋人!夫婦の信頼を崩す完璧計画」のあらすじとネタバレ後半です。
このページは「砂の塔-知りすぎた隣人-第6話のあらすじとネタバレ」からの続きです。
■砂の塔-知りすぎた隣人-第6話のあらすじとネタバレ後半
翌日、高野亜紀(菅野美穂)は佐々木弓子(松嶋菜々子)の言葉を思い出し、シャツに付いた口紅が佐々木弓子(松嶋菜々子)からのメッセージだと確信した。
高野亜紀(菅野美穂)は「私はバカだった」と言い、佐々木弓子(松嶋菜々子)からもらったプリザーブドフラワーをゴミ箱に叩きつけると、プリザーブドフラワーが2つに割れ、中から盗聴器が出て来た。
高野亜紀(菅野美穂)は佐々木弓子(松嶋菜々子)の元を訪れ、「盗聴してたんですか?ウチの主人を付け狙ってるんですか?」と追及すると、佐々木弓子(松嶋菜々子)は「やっと気付いたの?このタワーに来てからおかしな事があったでしょ。あれ、全部、私よ」と答えた。
尾野綾香(ホラン千秋)と「二の腕君」の不倫を暴露したのに始まり、タワーマンションで起きた数々の事件を起こした犯人は、佐々木弓子(松嶋菜々子)だったのである。
佐々木弓子(松嶋菜々子)は「最初から友達のふりをして近づいたの」と告げると、高野亜紀(菅野美穂)は「なんで?どうして?嬉しかったのに」と言い、佐々木弓子(松嶋菜々子)をビンタした。
すると、佐々木弓子(松嶋菜々子)は「貴女が良いお母さんのはず無いじゃない」と言い放った。
その日の夜、高野健一(田中直樹)が帰宅すると、高野亜紀(菅野美穂)は「弓子さん(松嶋菜々子)は盗聴していた。警察に行こう」と言ったが、高野健一(田中直樹)が「考えすぎだ」と制したため、夫婦げんかに発展した。
しかし、高野ソラ(稲垣来泉)が「紅葉狩りに行きたい」と言って泣き始めたため、高野健一(田中直樹)は夫婦喧嘩を中止し、「紅葉狩りに行こうな」と約束した。
一方、刑事・荒又秀美(光石研)は佐々木弓子(松嶋菜々子)のクラブを訪れ、「なんでタワーマンションに住んでる?今更、あの夫婦を引っかき回して何になる?」と尋ねた。
佐々木弓子(松嶋菜々子)は「仮に私があの家族を壊したいと思っていたとしても、本当に強い絆があれば、私なんかに何が出来ます?家族なんて壊れるときは壊れるんですよ。よくご存じでしょ?」と答えた。
刑事・荒又秀美(光石研)は「本当は何が目的だ?」と尋ねたが、佐々木弓子(松嶋菜々子)は「お帰りだそうです」と言ってボーイを呼んだので、刑事・荒又秀美(光石研)は「また、来ます」と言い、引きあげた。
さて、高野亜紀(菅野美穂)と高野健一(田中直樹)は、高野ソラ(稲垣来泉)を連れて紅葉狩りイベントに参加するが、夫婦喧嘩を始めてしまい、高野健一(田中直樹)は「俺はもう帰る」と言い、帰ってしまう。
その後、高野亜紀(菅野美穂)は高野ソラ(稲垣来泉)を一緒にお弁当を食べようとしたが、高野ソラ(稲垣来泉)の姿が見当たらず、探しに行く。
さて、高野健一(田中直樹)が腹を立てて帰ろうとしていると、紅葉狩りイベントを主催していた体操教室のコーチ・生方航平(岩田剛典)から電話がかかってきた。
高野亜紀(菅野美穂)が高野ソラ(稲垣来泉)を探しに行ったきり、帰ってこず、電話も繋がらないのだという。
そのとき、高野健一(田中直樹)は、佐々木弓子(松嶋菜々子)から「バーで待っている」というメールを受けたが、佐々木弓子(松嶋菜々子)に断りの電話を入れ、コーチ・生方航平(岩田剛典)と一緒に高野亜紀(菅野美穂)を探しに行った。
高野健一(田中直樹)はコーチ・生方航平(岩田剛典)と別れて山の中を探し、高野亜紀(菅野美穂)を見つけた。
そのとき、コーチ・生方航平(岩田剛典)から無事に高野ソラ(稲垣来泉)を見つけたという連絡が入り、高野健一(田中直樹)は安堵する。
高野亜紀(菅野美穂)は足をくじいて動けなくなっており、「来てくれないかと思った」と言って泣くと、高野健一(田中直樹)は「そんな分けないだろ。悪かったよ。置いて帰って。今まで一人ぼっちにして悪かった。家族の事をママだけに押しつけて悪かった。僕たち、もっと2人で大人になろう」と謝った。
そして、高野健一(田中直樹)は高野亜紀(菅野美穂)を負ぶって山道を上がり、紅葉狩りイベントの会場に戻った。
すると、高野ソラ(稲垣来泉)が待っており、高野ソラ(稲垣来泉)は拾ってきたドングリを高野亜紀(菅野美穂)に見せた。
高野ソラ(稲垣来泉)はドングリに顔を描いており、ドングリの家族はみんな笑顔で仲良くしていた。
その後、高野健一(田中直樹)は高野亜紀(菅野美穂)に、「弓子(松嶋菜々子)…いや、佐々木さん(松嶋菜々子)のこと、約束するよ。もう2人では会うこと無い。実はさ、タワーに引っ越してきたから、ずっとプレッシャーだったんだ。一生掛けて借金を返すんだって。なのに仕事が上手くいかずにイライラしてて。そんなときに彼女と再会して。でも、誓って言うけど、彼女とは何も無し、もう2度と会う事も無い。俺の居場所はママの、亜紀(菅野美穂)の居るあの家だけだ。和樹(佐野勇斗)の事も2人で向き合おう。面談も行くよ」と約束した。
一方、佐々木弓子(松嶋菜々子)は、バーで待っていたが、高野健一(田中直樹)が来なかったので、クリスマスプレゼント用の毛糸の靴下を、わざとバーに置いて帰った。
他方、紅葉狩りに行かなかった高野和樹(佐野勇斗)は不良の仲間と一緒に居た。
不良は「こないだのアレ、マジで儲かった。親にバレテナイよな」と尋ねると、高野和樹(佐野勇斗)は「学校とか模試に行くって言っとけばチョロいもんだよ。アイツらバカだから」と話した。
その日の夜、ハーメルン事件で失踪した4人目の幼児・前田千晶が、山梨県関郷の山中で通行人に発見され、無事に保護された。
翌日、佐々木弓子(松嶋菜々子)は体操教室コーチ生方航平(岩田剛典)の元を訪れ、「私のストーカーは止めたの?」と尋ねると、生方航平(岩田剛典)は「止めました。必要ないからです。貴女が何をしようと亜紀さん(菅野美穂)の家族はビクともしない。貴女に勝ち目は無い」と答えた。
佐々木弓子(松嶋菜々子)は「残念ね。好きなんでしょ?亜紀さん(菅野美穂)の事が。いっそ、あの夫婦が壊れてしまえばいいと思った」と告げると、生方航平(岩田剛典)は「俺は貴女とは違う。大事な人だからこそ、幸せになって欲しいと思ってる。彼女が笑顔でいてくれさえすれば、それで」と答えた。
佐々木弓子(松嶋菜々子)は「嘘つきね。これ、夫婦の秘密。亜紀さん(菅野美穂)がこれを知ったら、あの夫婦は終わり。亜紀さん(菅野美穂)は貴方の物になるかもね」と言い、生方航平(岩田剛典)に封筒を渡して立ち去った。
さて、高野健一(田中直樹)は学校の面談に参加するため、高野亜紀(菅野美穂)との待ち合わせ場所に向かっていた。
しかし、待ち合わせ場所に着く直前、高野健一(田中直樹)は佐々木弓子(松嶋菜々子)に呼び止められ、喫茶店へと入った。
高野亜紀(菅野美穂)は待ち合わせ場所に高野健一(田中直樹)が来ないので、迎えに行こうとして、喫茶店に入る高野健一(田中直樹)と佐々木弓子(松嶋菜々子)を目撃してしまう。
さて、喫茶店に入った佐々木弓子(松嶋菜々子)が「私が言ったとおり、彼女に伝えてくれた?」と尋ねると、高野健一(田中直樹)は「伝えたよ。弓子(松嶋菜々子)にはもう会わないって」と答えた。
すると、佐々木弓子(松嶋菜々子)は笑って高野健一(田中直樹)にキスをした。
喫茶店の外からその様子を見ていた高野亜紀(菅野美穂)は、動揺して背を向け、立ち去った。
さて、キスをされた高野健一(田中直樹)は驚いて離れると、「なんだよ、これ」と言い、バーから取ってきたクリスマスプレゼント用の白い毛糸の靴下を差し出した。
佐々木弓子(松嶋菜々子)が「取りに行ってくれたんだ」と喜ぶと、高野健一(田中直樹)は「アソコに置いとくわけにはいかないだろ。君が責任を持って捨てるんじゃなかったのかよ」と告げた。
佐々木弓子(松嶋菜々子)が「捨てられないわ。だって、これはあの年のクリスマスの…」と告げると、高野健一(田中直樹)は「そんな話はするなよ。あれは、俺と君だけの秘密」と答えて頭を抱えた。
血で汚れた浴槽を洗う佐々木弓子(松嶋菜々子)。その様子を見た何者かは、手に持っていたクリスマスプレゼント用の白い毛糸の靴下を、血に汚れた廊下に落とした。
高野健一(田中直樹)はその時の事を思い出して、頭を抱えたのであった。
「砂の塔-知りすぎた隣人-第7話のあらすじとネタバレ」へ続く。
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