レディ・ダ・ヴィンチの診断-第8話のあらすじとネタバレ
相武紗季が出演するフジテレビのドラマ「メディカルチーム-レディ・ダ・ヴィンチの診断」の第8話のあらすじとネタバレです。
第7話のあらすじとネタバレは「レディ・ダ・ヴィンチの診断-あらすじとネタバレ」をご覧ください。
■レディ・ダ・ヴィンチの診断-第8話のあらすじとネタバレ
新田雪野(相武紗季)は、橘志帆(吉田羊)に「この前、お墓に言ってきたんです。幻覚を見てるんですよね?ひょっとして娘さんですか?」と尋ねると、橘志帆(吉田羊)は「幻覚だと分かってる。でも、誰かに迷惑をかけてるわけじゃないでしょ?私には真央が必要なの」と答えた。
その後、橘志帆(吉田羊)は休暇を取って幽霊の娘・真央と共に田舎へ行った。
橘志帆(吉田羊)が休暇中のある日、岩倉葉子(伊藤蘭)がテレビ番組「戸助けドクター」していたところ、番組出演していた大御所の俳優・堂島謙三(大和田伸也)が右腕の痛みを訴えて倒れた。
岩倉葉子(伊藤蘭)は、俳優・堂島謙三(大和田伸也)を東光大学病院へと搬送し、解析診断部が診断する事になった。
病院に駆けつけた俳優・堂島謙三(大和田伸也)のマネージャーは、岩倉葉子(伊藤蘭)に「本当に病気なんでしょうか?呪いなんじゃ?」と言い、事情を話した。
俳優・堂島謙三(大和田伸也)は昨日、心霊番組のロケで、神楽温泉の神楽旅館を訪れた。神楽旅館は、地元の人間が「帰れ、呪われちまうぞ。」という程の心霊スポットだった。
神楽旅館の主人は騙されて借金を作って一家心中。旅館を買い取ろうとした業者にも次々に不幸が起って誰も近づかなくなり、廃墟となっているのだという。
その話を聞いた心霊番組スタッフは動揺してロケの中止を提案するが、俳優・堂島謙三(大和田伸也)は「ばかばかしい。待ってろ。俺が観てきてやる」と言い、1人で山の中へと入っていった。
そして、しばらくして戻ってきた俳優・堂島謙三(大和田伸也)が「ロケは中止だ。幽霊が居た」といったので、ロケは中止になったのだという。
マネージャーは「堂島(大和田伸也)は冗談をタイプではないので、あのときに何か」と言い、呪いを心配するが、解析診断部は呪いを否定し、感染症を疑った。
そして、解析診断部は、俳優・堂島謙三(大和田伸也)の症状や検査から、壊死が進んで最悪の場合は死に至る「人食いバクテリア」の感染を疑った。
俳優・堂島謙三(大和田伸也)が海産物を食べておらず、ロケ地が海から離れた山だったことから、海藻や魚介類に発生する「ビブリオ・バルニフィカス」は否定し、劇症型溶連菌感染症を疑った。
劇症型溶連菌感染症のタイムリミットは発症から24時間なので、残りは22時間。検査結果を待つ余裕は無く、検査に平行して劇症型溶連菌感染症の治療が開始された。
岩倉葉子(伊藤蘭)は、俳優・堂島謙三(大和田伸也)とマネージャーに「呪いではありません。呪いより怖い、人食いバクテリアです。壊死が進めば命が危ない。堂島さん(大和田伸也)の場合は、既に発症していると思われるので、切開して膿を出して消毒をする」と告げた。
しかし、堂島謙三(大和田伸也)は「映画の撮影に入ってるんだ。今、体を傷つけたら、映像が繋がらない。俺は今回の映画に賭けてるんだ。絶対に切らない」と言って治療を拒否した。
堂島謙三(大和田伸也)は仕事が減っていたが、今回の映画は久しぶりの大役だったので、堂島謙三(大和田伸也)はこの映画に賭けていたのだ。
岩倉葉子(伊藤蘭)はマネージャーに「引き続き堂島さん(大和田伸也)を説得してください」と頼み、できる限りの治療を開始した。
しかし、堂島謙三(大和田伸也)は、マネージャーの説得を一切受け入れず、「俺は明日、退院する。監督にも余計な事は言うな」と命じた。
さて、岩倉葉子(伊藤蘭)は何とか堂島謙三(大和田伸也)を救いたいと思い、研修医・田丸綾香(吉岡里帆)を堂島謙三(大和田伸也)が行った神楽旅館へ派遣し、現地で手がかりを探させた。
すると、研修医・田丸綾香(吉岡里帆)は、心霊スポットの神楽旅館で、木に登ってアケビを取っている少年と出会い、少年から昨夜の出来事を聞くことが出来た。
少年は虐められており、仲間からアケビを取ってくるように言われ、昨日も神楽旅館にアケビを取りに来ていたが、昨日、アケビを取ろうとしたときに足を滑らせて木から転落した。
それを助けたのが、堂島謙三(大和田伸也)だった。そのとき、堂島謙三(大和田伸也)は転落してきた少年を受けとめたが、支えられずに転倒し、堂島謙三(大和田伸也)も右腕を痛めてしまった。
立ち上がった堂島謙三(大和田伸也)は少年の顔が泥だらけだったので、近くにあった井戸を見つけ、井戸の水をくみ上げて少年の顔を洗ってやっていたのだ。
少年から話を聞いた研修医・田丸綾香(吉岡里帆)は、実際に井戸へ行き、水をくみ上げると、井戸の水は少し温かかった。温泉地だったので、温泉が井戸水に混ざっているのか…?
一方、入院中の俳優・堂島謙三(大和田伸也)の容態は急激に悪化しており、危篤状態に陥っていた。さらに、堂島謙三(大和田伸也)の右腕に水疱が出ていた。
岩倉葉子(伊藤蘭)は水疱をみて、魚介類に発生する「ビブリオ・バルニフィカス」の感染を疑うが、堂島謙三(大和田伸也)は魚介類は食べていないと証言していたので、決断しかねていた。
そこへ、研修医・田丸綾香(吉岡里帆)から電話がかかってくる。
研修医・田丸綾香(吉岡里帆)が電話で岩倉葉子(伊藤蘭)に温かい井戸水の事を報告すると、岩倉葉子(伊藤蘭)は「舐めてみて」と命じた。
研修医・田丸綾香(吉岡里帆)が「舐めるんですか?」と驚きながらも、井戸水を舐めてみると、塩辛かったので、岩倉葉子(伊藤蘭)に「なんか、しょっぱいです」と報告した。
岩倉葉子(伊藤蘭)は電話を切り、堂島謙三(大和田伸也)の肝臓疾患の病歴を調べると、C型肝炎の病歴があった。
すると、岩倉葉子(伊藤蘭)は「感染症を引き起こしたのは溶連菌でもブドウ球菌でもない。ビブリオ・バルニフィカスよ」と言い、ミノサイクリンとシプロキサンの投与を指示した。
村上夏海(笛木優子)は「ビブリオ・バルニフィカスは、沿岸付近の水や魚介類に生息する細菌ですよね?でも、堂島さん(大和田伸也)は魚介類を口にしていませんし、完全場所のも海から遠い山の中です」と驚いた。
岩倉葉子(伊藤蘭)は「だから、私たちも一度否定した。でも、山の中でも海水に近い水が出る場所は点在する。そういう場所なら、ビブリオ・バルニフィカスに感染する確率はゼロとは言えない」と話した。
健康な人ならビブリオ・バルニフィカスに汚染された水に接触しても問題は無いのだが、堂島謙三(大和田伸也)は持病のC型肝炎があったので、重症化してしまったのだ。
こうして、堂島謙三(大和田伸也)の病気の原因はビブリオ・バルニフィカスと分かり、堂島謙三(大和田伸也)は治療を受けて症状が改善したのであった。
一方、休暇中の橘志帆(吉田羊)は、10歳で死んだ娘・真央のお墓を訪れていた。
橘志帆(吉田羊)は、お墓に手を合わせ、「おめでとう。真央。12歳の誕生日だね。あれからもう2年も経ったのよ。私たちは何時も一緒よ、これからもずっと」と告げたのであった。
「レディ・ダ・ヴィンチの診断-第9話のあらすじとネタバレ」へ続く。
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