レディ・ダ・ヴィンチの診断-第9話のあらすじとネタバレ
吉田羊が出演するフジテレビの医療ドラマ「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断」の第9話のあらすじとネタバレです。
第8話のあらすじとネタバレは「レディ・ダ・ヴィンチの診断-第8話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
■レディ・ダ・ヴィンチの診断-第9話のあらすじとネタバレ
ある日、ピアノコンクールに出場する予定の少女ヒカリが、フルートを演奏中に突然、倒れ、東光大学病院に運ばれた。しかし、検査しても原因が分からず、少女ヒカリは解析診断部に回された。
橘志帆(吉田羊)は少女ヒカリを見て不思議がり、「どこかで会ったことある?」と尋ねたが、少女ヒカリは首を横に振った。
橘志帆(吉田羊)は「だよね。真央と同じ年齢だからかな」とその場を誤魔化したが、どことなく何時もと違う様子だった。
その後、解析診断部は色々と話し合って検査をしてみたが、異常は見つからなかった。
橘志帆(吉田羊)が話を聞くために少女ヒカリの病室を訪れると、少女ヒカリはドラムの練習をしていた。
橘志帆(吉田羊)が「ピアニストなんじゃ?」と驚くと、少女ヒカリは「ピアノもやるし、ドラムもやります。バイオリンもやるし、ギターもフルートも。色んな楽器をやるのが好きなんです」と話した。
橘志帆(吉田羊)が「気を失ったり、痙攣したりっていうのは、前からあった?」と尋ねると、少女ヒカリは「痙攣は初めてだけど、気を失ったのは前にもあった。1ヶ月前からかな。集中レッスンに入ったころ」と話した。
それを聞いた橘志帆(吉田羊)は、ピアノレッスンによるパワハラを疑い、研修医・田丸綾香(吉岡里帆)を調査に差し向け、ピアノの先生から話を聞いた。
すると、ピアノの先生は「ちょうど1ヶ月前くらいにフルートを始めた。彼女は天才で、どんな楽器もあっという間にマスターしてしまう。彼女は才能がある。なんとかして治してやってください」と頭を下げた。
ピアノの先生は、音楽のことで少女ヒカリを叱ることはあったが、パワハラで追い詰めるような事は無く、パワハラ疑惑は消えた。
そのようななか、熱いお茶をフーフ-していた少女ヒカリが、急に苦しみだして意識を失う。
駆けつけた橘志帆(吉田羊)が処置をして検査をした結果、少女ヒカリは狭心症だと判明した。
子供は川崎病や高安病の後遺症で狭心症になる事があるが、少女ヒカリに川崎病や高安病の既往歴は無かった。また謎が1つ増えた。
橘志帆(吉田羊)は、いつもの冷静な橘志帆(吉田羊)とは違い、「どうしても助けなければならない」と言い、他の医師の意見を押し切って検査を断行した。
検査の結果、少女ヒカリは冠攣縮性狭心症と判明し、冠攣縮性狭心症の治療の見通しが立ったが、最初に意識を失った原因は依然として不明だった。
その日、橘志帆(吉田羊)は帰宅すると、幻覚の娘・真央に少女ヒカリのことを話した。
すると、娘・真央は「一月前から症状が出始めたんでしょ?それから起ったんだよね?ドミノが順に倒れて行くみたいに。ドミノじゃ無い物が列に混じってたり、間隔が空きすぎてたら、ドミノはそこで止るよね?でも、ドミノが倒れ続けてるって事は、みんな同じ列に並んでるって事だよね?最初のドミノが倒れなければ、こんな状況にはならなかった。最初のドミノは何?それが分かれば」と話した。
それを聞いた橘志帆(吉田羊)は、少女ヒカリが1ヶ月前にフルートを始めた事を思い出し、「そういうことなのね」と何かに気付き、幻覚の娘・真央を抱きしめた。
翌日、橘志帆(吉田羊)は、少女ヒカリの病室を訪れると、少女ヒカリにフルートを演奏してもらった。
すると、少女ヒカリはフルートを演奏中に意識を失った。
驚いた新田雪野(相武紗季)は慌てて処置をしようとするが、橘志帆(吉田羊)は「大丈夫、ヒカリちゃんが起こしていたのは、一過性の意識消失発作」と言い、少女ヒカリを起こした。
そして、橘志帆(吉田羊)は、「脳血管造影検査で原因がハッキリ分かるわ」と言い、少女ヒカリの脳血管造影検査を行った。
検査の結果、少女ヒカリは、ウィリス動脈輪閉塞症(もやもや病)だと判明した。
少女ヒカリは、フルートを吹いたり、熱いお茶をフーフーしたりして、過換気状態になり、脳動脈がれん縮して意識消失や痙攣発作が起きていたとすれば、ウィリス動脈輪閉塞症(もやもや病)で全ての症状が説明が出来る。
ウィリス動脈輪閉塞症(もやもや病)なら、治療法は血行再建術をするしかなく、動脈を脳表の血管に吻合する直接バイパス術が行われる事が決まった。
脳外科なら橘志帆(吉田羊)が専門だが、橘志帆(吉田羊)はオペをしないという条件で解析診断部に来ていたので、脳外科にも居た外科医・新田雪野(相武紗季)にオペを頼むことになった。
ところが、今までオペを拒否し続けていた橘志帆(吉田羊)が、「どうしても私のオペで、ヒカリちゃんを助けたい」と言い、オペを買って出た。
しかし、オペを拒否し続けていた橘志帆(吉田羊)が突然、オペをすると言いだしたので、解析診断部のメンバーは困惑する。
驚いた村上夏海(笛木優子)が「なぜ、今までオペしないと言ったんですか?」と尋ねたが、橘志帆(吉田羊)は「今は言えない」と答えた。
決断を迫られた岩倉葉子(伊藤蘭)は「大丈夫なのね?」と尋ねると、橘志帆(吉田羊)は「はい」と答えた。
岩倉葉子(伊藤蘭)は少し考えたが、橘志帆(吉田羊)を信頼して橘志帆(吉田羊)にオペを任せることにした。
その後、新田雪野(相武紗季)は橘志帆(吉田羊)を屋上に呼び出し、「どういうことですか?今までオペしてこなかったのは、幻覚を見てしまうからですよね?なぜ、急にオペをするだなんて」と尋ねると、橘志帆(吉田羊)は「やらなきゃならないのよ。あの患者さんだけは」と答えた。
新田雪野(相武紗季)が「もしかして真央ちゃんに関係があるんですか?橘先生(吉田羊)は、ヒカリちゃんを最初に見たときから変でした。明らかに今までの橘先生ではありませんでした。知ってたんですよね?ヒカリちゃんのこと。何があったんですか?ヒカリちゃんとの間に」と尋ねると、橘志帆(吉田羊)は2年前の出来事を話し始めた。
2年前、広場で爆発事件が起きた。橘志帆(吉田羊)・真央・ヒカリちゃんの3人は、その現場に居合わせており、爆発に巻き込まれたのだ。
爆発の後、橘志帆(吉田羊)は、爆発に巻き込まれた真央を助けようとしたが、真央は「私より、先にあの子を見てあげて」と言い、近くで倒れていたヒカリちゃんを助けるように頼んだ。
橘志帆(吉田羊)は娘・真央に従い、近くで倒れていたヒカリちゃんを助け、先に救急車の所へと運んだ。
橘志帆(吉田羊)は、ヒカリちゃんを救急隊員に引き渡して処置を頼むと、すぐに真央の元に戻ろうとしたが、救急退院に「貴女も処置が必要だ」と言われて、強引に引き留められてしまった。
そこで、2度目の爆発が起り、橘志帆(吉田羊)は真央の元に戻ることすらできなくなってしまった。
橘志帆(吉田羊)は真央が無事で居てくれる事を祈って、ただ待っていたが、ストレッチャーで運ばれてきた真央は既に死んでいた。
橘志帆(吉田羊)は2年前の真相を話すと、新田雪野(相武紗季)に「真央は死んだけど、ヒカリちゃんは生きている。真央が繋いだヒカリちゃんの命、もし、ヒカリちゃんを死なせてしまえば、真央の死が無駄になってしまう。だから、私がヒカリちゃんを助けないといけないの」と話した。
それを聞いた新田雪野(相武紗季)は助手に入って、橘志帆(吉田羊)の手術をサポートし、絶対に手術を成功させることを決意した。
一方、報告を受けた事務長・佐々木進也(戸次重幸)は「オペを避けていた人間に執刀は任せられない。何かあったらどうするんですか?病院全体の責任ですよ」と反対した。
しかし、院長・北畠昌幸(高橋克典)は「何かあれば、私が責任を取ります」と言い、橘志帆(吉田羊)の執刀を許可した。
さらに、岩倉葉子(伊藤蘭)の「私も責任を取るわ。私の部下ですから」と言い、院長・北畠昌幸(高橋克典)の意見を支持したので、橘志帆(吉田羊)が執刀することになった。
しかし、出術の日の朝、自宅を出ようとした橘志帆(吉田羊)は、急な目眩に襲われて気を失い、手術室に現れなかったのであった。
「レディ・ダ・ヴィンチの診断-最終回のあらすじと結末ネタバレ」へ続く。
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