IQ246-華麗なる事件簿-第9話のあらすじとネタバレ

中谷美紀が出演するTBSのドラマ「IQ246-華麗なる事件簿」の第9話のあらすじとネタバレです。

第8話のあらすじとネタバレは「IQ246-華麗なる事件簿-第8話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■IQ246-華麗なる事件簿-第9話のあらすじとネタバレ

殺人の容疑が晴れて鎌倉に戻った法門寺沙羅駆(織田裕二)に、1本の電話が入る。

警察に逮捕・拘留されていたマリア・T(中谷美紀)が留置所が服毒自殺をして、病院へ運ばれたが、そのまま息を引き取ったのだという。

そのようななか、御前会議のメンバー・黒木(上杉祥三)が法門寺家を訪れた。

黒木(上杉祥三)は、「長年、日本の政財界を設計されていた『あの方』が、この度、入院されることになりました」と言い、法門寺沙羅駆(織田裕二)に警護の指揮を依頼した。

しかし、法門寺沙羅駆(織田裕二)は「私は他の件を解くので忙しい」と言い、断ってしまった。

その後、法門寺沙羅駆(織田裕二)は、司法解剖室を訪れ、マリア・T(中谷美紀)の遺体を確認し、この遺体はマリア・T(中谷美紀)のマスクを付けた別人だと見抜いた。

マリア・T(中谷美紀)は、他の死体を身代わりにして、脱獄していたのだ。

さらに、法門寺沙羅駆(織田裕二)は、マリア・T(中谷美紀)がパソコンのカメラをハッキングして、こちらを監視している事を逆手に取り、パソコンのカメラを通じて「ごきげんよう」とマリア・T(中谷美紀)に語りかけた。

すると、マリア・T(中谷美紀)はパソコンの画面に姿を現し、法門寺沙羅駆(織田裕二)に「貴方の大事な物が私の手の中にある。他人に心を許し、仲間が増えていった。それが貴方の弱点になった。人は全て死ぬのよ。それはけは平等。遅いか早いだけの問題よ」と告げ、画面から消えた。

そのとき、賢正(ディーン・フジオカ)の携帯電話が鳴る。父・賢丈(寺島進)が車にはねられ、病院に運ばれたという知らせだった。

法門寺沙羅駆(織田裕二)らは、すぐに病院へ駆けつける。その病院は、奇しくも、御前会議のメンバー・黒木(上杉祥三)から警護を依頼された病院だった。

法門寺沙羅駆(織田裕二)らが見守るなか、父・賢丈(寺島進)の手術が行われていたが、途中で停電し、電気がチカチカと点滅した。

点滅をみた法門寺沙羅駆(織田裕二)は、「モールス信号だ。病院の電源がマリア・T(中谷美紀)に乗っ取られた」と悟った。

病院側が直ぐに非常用電源に切替えたので、法門寺沙羅駆(織田裕二)は「これでネットから切断された」と安心したが、病院のシステム自体がハッキングされており、手術を続けることが出来なかった。

そのようななか、病院で御前様(井上真樹夫)の警護を指揮していた警視総監・棚田(篠井英介)にマリア・T(中谷美紀)からの電話が入る。

マリア・T(中谷美紀)は、警視総監・棚田(篠井英介)に「御前様(井上真樹夫)の命を救いたければ、明日の朝9時までに日本銀行にアクセスするパスワードを教えろ」と告げた。

驚いた警視総監・棚田(篠井英介)は、同じ病院に居る法門寺沙羅駆(織田裕二)に電話を掛け、マリア・T(中谷美紀)から脅迫状があったことを明かし、協力を要請した。

しかし、法門寺沙羅駆(織田裕二)は要請を断り、警視総監・棚田(篠井英介)を怒らせてしまった。

和藤奏子(土屋太鳳)は「同じ病院に居るんですよね?だったら、一緒じゃないですか?」と説得したが、法門寺沙羅駆(織田裕二)は「私は私のためだけに、頭脳を使う」と拒否した。

その後、法門寺沙羅駆(織田裕二)は、御前様(井上真樹夫)と賢丈(寺島進)の手術以外は、事前に手術がキャンセルされていた事を知り、調べてみたが、手術をキャンセル処理した医師は居なかった。

そこで、法門寺沙羅駆(織田裕二)は病院長に、「犯人は、他の人間は傷つけるつもりは無いようです。犯人はこの病院に恨みを持つ人物。医療ミスなどはありませんでしたか?」と尋ねたが、病院長は医療ミスという言葉に動揺しながらも「心当たりは無いですな」と答えた。

その後、法門寺沙羅駆(織田裕二)は警視庁の無線を傍受すると、警察は射殺許可を出していた。

すると、法門寺沙羅駆(織田裕二)は、マリア・T(中谷美紀)の名義で警視庁にメールを送り、「警察から盗んだデータは帰す。だから、射殺命令を取り消して」と頼んだ。

監視カメラを通じて見ていたマリア・T(中谷美紀)は、驚いて、警視庁に「さっきのメールは偽物よ。私は射殺許可命令なんて恐れない。逃げも隠れもしないわ」というメールを送った。

しかし、法門寺沙羅駆(織田裕二)が警視庁のサーバーをダウンさせており、マリア・T(中谷美紀)が送ったメールは警視庁に届かず、法門寺沙羅駆(織田裕二)の元に届いた。

法門寺沙羅駆(織田裕二)は、マリア・T(中谷美紀)の居場所を特定することは出来なかったが、メールを見て、「必ず私の前に現れる」と確信した。

その後、法門寺沙羅駆(織田裕二)は、病院の院長室を訪れ、「この病院に偽の医師が紛れ込んでいる。時間が無いので単刀直入に言います。貴方はかつて医療ミスを起こした。しかし、腕の良い弁護士を雇って医療ミスをねじ伏せた」と告げた。

そして、法門寺沙羅駆(織田裕二)は、医師に扮装している犯人を特定しており、医師に扮装した犯人を取り押さえ、ハッキングを解除させ、病院を解放した。

ハッキングで病院を乗っ取っていた犯人は、院長が起こした医療ミスの被害者の夫で、犯人は裁判に負けて絶望しているときに、マリア・T(中谷美紀)からのメールを受け、犯行に及んでいたのだった。

さて、法門寺沙羅駆(織田裕二)は犯人の携帯電話に届いたマリア・T(中谷美紀)のメールを解析してマリア・T(中谷美紀)の居場所を突き止め、マリア・T(中谷美紀)のアジトを訪れた。

法門寺沙羅駆(織田裕二)は「君の負けだ。病院は開放された」と告げると、マリア・T(中谷美紀)は「別に構わないわ。私がなぜ、日本銀行のパスワードを要求したと思う?」と尋ねた。

法門寺沙羅駆(織田裕二)が「君がお金に興味があるとは思えない」と答えると、マリア・T(中谷美紀)は「やっぱり、貴方は私の事が分かるのね。お金なんて幻想よ。ただの数字にしか過ぎない。なのに、この世はお金のあるなしで優劣が付く。私はそれを無くしたいの。弱者は強者の食い物にされ、泣き寝入りするしか無い」と話した。

そして、マリア・T(中谷美紀)が「私が殺人を指南した人たちは、遅かれ早かれ殺人を犯していた」と殺人を容認すると、法門寺沙羅駆(織田裕二)は殺人を否定した。

法門寺沙羅駆(織田裕二)がマリア・T(中谷美紀)と話し合っていると、賢正(ディーン・フジオカ)が入ってきて、マリア・T(中谷美紀)に向けて発砲した。

しかし、法門寺沙羅駆(織田裕二)がマリア・T(中谷美紀)を庇って、背中に銃弾を受け、床に崩れ落ちた。

賢正(ディーン・フジオカ)が「なぜですか?貴方は、やはり、その女の子とを…」と動揺するが、法門寺沙羅駆(織田裕二)は「人は何ために言葉を話すのか?それはお互いに理解し、コミュニケーションを図るため。獣のように殺し合う必要は無い。お前のしようとしている事はマリア・T(中谷美紀)と同じだ。私はお前を人殺しにはしたくない」と告げた。

賢正(ディーン・フジオカ)は駆け寄って「申し訳ございませんでした」と謝罪して抱き抱えると、法門寺沙羅駆(織田裕二)は「お前は子供の頃、初めて会ったとき、こう言った。『剣という物は、人を守る道具にも、人を殺す道具にもなる。たとえ天才でも、使い方を誤れば意味はない』と。私は子供ながら、真理を突くお前に感心した。だから再会したとき、行き場を無くしたお前を我が家へと招いた。賢正(ディーン・フジオカ)、お前は私の唯一無二の執事だ」と告げて目を閉じた。

和藤奏子(土屋太鳳)は慌てて法門寺沙羅駆(織田裕二)に駆け寄り、「死なないでください」と言って体を揺すって起こそうとしたが、法門寺沙羅駆(織田裕二)は「出血している人間を揺するな。ますます出血するだろ。痛みで意識が遠のいただけだ」と呆れた。

和藤奏子(土屋太鳳)が安心して周りを見渡すと、マリア・T(中谷美紀)の姿が消えていた。

さて、隙を見て逃げ出したマリア・T(中谷美紀)は、警視総監・棚田(篠井英介)の声を使って、特殊部隊に「マリア・T(中谷美紀)のアジトが分かった。マリア・T(中谷美紀)と法門寺沙羅駆(織田裕二)は裏で繋がっていた。法門寺沙羅駆の射殺許可命令を出す」と命じ、アジトに差し向けた。

それを知った刑事・山田次郎(宮尾俊太郎)は、和藤奏子(土屋太鳳)に電話して「法門寺(織田裕二)に射殺許可命令が出た。マリア・T(中谷美紀)の仲間だと思われている。気をつけろと言っとけ」と告げた。

和藤奏子(土屋太鳳)は、礼を言って電話を切ると、法門寺沙羅駆(織田裕二)に射殺許可命令が出たことを教えたが、法門寺沙羅駆(織田裕二)は特殊部隊に包囲されてしまったのであった。

IQ246-華麗なる事件簿-最終回のあらすじとネタバレ」へ続く。

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