日本沈没-椎名実梨(杏)と原作の比較

TBSのドラマ「日本沈没」に登場する椎名実梨(しいな・みのり/杏)と原作の比較です。

■ドラマの椎名実梨(杏)

ドラマ「日本沈没」に登場する椎名実梨(杏)は、元々は毎朝新聞の政治部の記者だったが、正義感が強く、弱者が被害者となっている出来事には徹底的に調査しなければ気が済まない性格が仇となり、系列の週刊誌に飛ばされてしまう。

そこで、椎名実梨(杏)はスクープを取って毎朝新聞の政治部に復帰しようと思い、怪しい環境ビジネス企業「Dプランズ」の不正と、「Dプランズ」と環境省の癒着を暴くため、調査を開始し、環境省の天海啓示(小栗旬)と出会うのだった。

椎名実梨(杏)は天海啓示(小栗旬)の事を疑っていたが、取材を続けていくうちに、信頼するようになるのだった。

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■原作と比較

椎名実梨(杏)は原作には登場しない。ドラマのオリジナルキャラクターである。

原作「日本沈没」は、群像劇だが、潜水士の小野寺俊夫が主人公なので、基本的には海底を調査する側から描かれている。

一応、原作でも田所博士が週刊誌に情報をリークするというエピソードはあるが、記者が登場して、疑惑を追及していくというエピソードは無い。

ドラマの椎名実梨(杏)は独身で、結婚を考えているということなので、天海啓示(小栗旬)との恋愛に発展するのかもしれない。

だとすると、椎名実梨(杏)は、原作に登場する阿部玲子に相当するのかもしれない。

阿部玲子は伊豆の富豪の娘で、政略結婚の相手として潜水士の小野寺俊夫と見合いをするという役どころである。

なお、原作のあらすじは「日本沈没-原作のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

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