IQ246-華麗なる事件簿-最終回のあらすじとネタバレ

織田裕二が主演するTBSのドラマ「IQ246-華麗なる事件簿」の最終回(第10話)のあらすじとネタバレです。

第9話のあらすじとネタバレは「IQ246-華麗なる事件簿-第9話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

(注釈:法門寺沙羅駆がIQ246で、敵対する「M」ことマリア・TがIQ300という設定です。)

■IQ246-華麗なる事件簿-最終回のあらすじとネタバレ

法門寺沙羅駆(織田裕二)に射殺許可命令が下り、法門寺沙羅駆(織田裕二)は警察の特殊部隊に囲まれた。

しかし、それは法門寺沙羅駆(織田裕二)に変装した賢正(ディーン・フジオカ)だった。

賢正(ディーン・フジオカ)は法門寺沙羅駆(織田裕二)の身代わりとなって警察の特殊部隊の気を引き、法門寺沙羅駆(織田裕二)を逃がしたのであった。

しかし、警視総監・棚田文六(篠井英介)は射殺許可命令など出していなかったので、入院中の御前様の病室を訪れ、「私は出しておりません。直ぐに解除します」と報告した。

ところが、御前会議のメンバー黒木は「まて。混乱を避けるために公表はしていないが、マリア・T(中谷美紀)から脅迫状が届いた。マリア・T(中谷美紀)はハッキングにより、日本の電力供給の全てを掌握した。それを解除する代わりに、全ての国民の個人情報データベースにアクセスするパスワードをよこせと要求してきた。回答期限は本日午後1時。後2時間だ。法門寺沙羅駆(織田裕二)がマリア・T(中谷美紀)の仲間というのはあながち間違いでは無い。コントロールできなくなった法門寺沙羅駆(織田裕二)は、マリア・T(中谷美紀)と一緒に抹殺するのは相応しい。御前様はそう仰っている」と命じた。

一方、警察の特殊部隊から逃げ延びた法門寺沙羅駆(織田裕二)は「君は警察や権力者を敵に回す必要は無い。今すぐ帰れ。私には護衛係なんて必要ない。君のような人間は足手まといだ」と言って帰そうとしたが、和藤奏子(土屋太鳳)は拒否した。

そこで、法門寺沙羅駆(織田裕二)は「お腹が空いた」と言い、パンを取り出してパンを食べ、和藤奏子(土屋太鳳)にもパンを渡した。

しかし、和藤奏子(土屋太鳳)はパンを食べる直前で「危ない、危ない。その手にはのりませんよ。これって、寝ちゃうやつですよね?私だって日々、成長しているんですよ」と言ってパンを返した。

そこへ、警察の特殊部隊から逃げてきた賢正(ディーン・フジオカ)がやってきたので、法門寺沙羅駆(織田裕二)は賢正(ディーン・フジオカ)らとともに北鎌倉に帰ろうとした。

しかし、警察の特殊部隊は、法門寺沙羅駆(織田裕二)の居場所を把握しており、背後からライフルで法門寺沙羅駆(織田裕二)を狙撃した。

警察の特殊部隊の存在に気付いた和藤奏子(土屋太鳳)は、法門寺沙羅駆(織田裕二)の盾となって代わりに撃たれた。

和藤奏子(土屋太鳳)は胸に鉄板を仕込んでいたのだが、ライフルの銃弾は鉄板をそれて、和藤奏子(土屋太鳳)の胸を貫いた。

法門寺沙羅駆(織田裕二)は、直ぐに和藤奏子(土屋太鳳)を病院に運んだが、マリア・T(中谷美紀)が電力の供給を支配していたため、病院は機能しておらず、病院から手術も応急も断られてしまった。

そこで、怒りを噛みしめる法門寺沙羅駆(織田裕二)は、国家の軍事機密データを盗みだし、そのデータを人質に和藤奏子(土屋太鳳)の治療を要求することにした。

しかし、和藤奏子(土屋太鳳)は、死にかけているのに、「ダメです。犯罪に手を染めては。それでは、マリア・T(中谷美紀)と同じになってしまう」と止めた。

法門寺沙羅駆(織田裕二)は、、和藤奏子(土屋太鳳)の言葉により、軍事機密情報を盗み出す計画を中止すると、司法解剖室へ連れて行き、監察医に応急処置を頼んだ。

そして、法門寺沙羅駆(織田裕二)は、碁盤を前にして、これまでの出来事を回想し、最善の一手を閃いた。

一方、警察が脅迫の制限時間までにマリア・T(中谷美紀)を探すことが出来なかったため、入院中の御前様はマリア・T(中谷美紀)に全国民の個人情報データベースにアクセスするパスワードを教えることを決断した。

さて、パスワードを手に入れたマリア・T(中谷美紀)は、個人情報データーベースで3つのパスワードを入力する。

しかし、マリア・T(中谷美紀)は個人情報データーベースへアクセスできず、4つ目のパスワードを要求された。

パスワードは3つのはずなのに、4つ目のパスワードが必要になっていた…。

マリア・T(中谷美紀)が「どういうこと?パスワードは3つのはず」と困惑していると、法門寺沙羅駆(織田裕二)がパソコンの画面に現れた。

4つ目のパスワードを設定した犯人は法門寺沙羅駆(織田裕二)だったのだ。

法門寺沙羅駆(織田裕二)は、胸を撃たれた和藤奏子(土屋太鳳)に治療を受けさせるため、4つ目のパスワードを設定したのだ。

すると、法門寺沙羅駆(織田裕二)の思惑を察知したマリア・T(中谷美紀)は、法門寺沙羅駆(織田裕二)に「最後の勝負」を持ちかけた。

その後、法門寺沙羅駆(織田裕二)は、北鎌倉にある法門寺家の囲碁室で、マリア・T(中谷美紀)と碁盤を挟んで対峙する。

法門寺沙羅駆(織田裕二)が「どうやって勝負しようか?」と尋ねると、マリア・T(中谷美紀)は「今まで何度も頭脳で戦ってきたけど、勝負が付かなかったのよ。最後は大いなる意思の力によって勝敗を決めてもらうしない」と答えた。

そして、マリア・T(中谷美紀)は、碁盤の上に瓶から出した薬を広げ、「この中に1つだけ毒薬が入っている。相手の飲む薬を指定して、同時に飲む」という勝負を提案した。

すると、法門寺沙羅駆(織田裕二)は「毒薬を1つ増やしてくれた」と頼んだ。

マリア・T(中谷美紀)が「同時に2人が死ぬ事もあるわよ」と忠告するが、法門寺沙羅駆(織田裕二)は「かまわん」と答えた。

こうして、マリア・T(中谷美紀)が指定した薬を法門寺沙羅駆(織田裕二)が飲み、法門寺沙羅駆(織田裕二)が指定した薬をマリア・T(中谷美紀)が飲むという勝負が始まった。

法門寺沙羅駆(織田裕二)は「人間はおろかだ。何度でも失敗する。だが、同時に成長する。昨日は出来なかった事が、今日、出来ることもある。私は、君には勝てないのかもしれない。単純にIQのことだけを考えれば、私の負けだ。だが、私には仲間が居る。1人1人は凡人かもしれないが、集まればIQ300にもなる」と告げた、。

マリア・T(中谷美紀)は「詭弁だわ」と吐き捨てたが、法門寺沙羅駆(織田裕二)は「どうかな?」と告げた。

やがて、勝負は進み、碁盤の錠剤は残り3つとなり、最後の勝負となった。3つのうち、2つが毒である。

マリア・T(中谷美紀)は「最後に質問してもいい?この世界に未来はあると思う?」と尋ねると、法門寺沙羅駆(織田裕二)は「この世界は、いいところも、悪いところもある。だが、諦めれば、未来は終わる。必要なのは諦めずに考え続けること」と答えた。

マリア・T(中谷美紀)が「凡人がいくら考えても無駄だわ」と告げると、法門寺沙羅駆(織田裕二)は「凡人の1歩は小さな1歩かもしれないが、前を向く1歩であれば、それでいい。全ての人間に考える価値があり、その違いが豊かな価値観や感性を産む。人間を否定する君の考え方は醜い。醜悪至極なり。君はずっと1人で生きてきた。もし、誰かを信頼できれば、きっと違っていたんじゃないか」と答えた。

マリア・T(中谷美紀)は「甘いわね。私はそんな言葉に丸め込まれない」と告げると、法門寺沙羅駆(織田裕二)は「仕方が無い。では勝負だ」と言い、2人は同時に錠剤を飲んだ。

すると、マリア・T(中谷美紀)は苦しんで倒れた。

法門寺沙羅駆(織田裕二)が「なぜ私を殺さなかった?私を道連れに出来たはず」と尋ねると、マリア・T(中谷美紀)は「こんな世界に未練はない。でも貴方…。さよなら、私が愛した脳細胞…」と言い残して死んだ。

一方、警察の特殊部隊は、マリア・T(中谷美紀)が北鎌倉の法門寺家に居る事を突き止めて、法門寺家を包囲しており、突入命令を持っていた。

しかし、賢丈(寺島進)が入院中の御前様の元を訪れ、マリア・T(中谷美紀)から取り戻した個人情報を提示して「これが世に出れば、御前様も危ない」と脅し、射殺命令を取り消させた。

このため、警察の特殊部隊は、法門寺家の包囲を解いた。

さて、マリア・T(中谷美紀)が死んだ事により、電力が回復し、和藤奏子(土屋太鳳)も無事に手術を受けることが出来た。和藤奏子(土屋太鳳)は、奇跡的に傷が浅く、手術も無事に成功した。

警視総監・棚田文六(篠井英介)は、法門寺沙羅駆(織田裕二)に電話をしてマリア・T(中谷美紀)について尋ねると、法門寺沙羅駆(織田裕二)は「死にました」と答えた。

警視総監・棚田文六(篠井英介)が死体を求めると、法門寺沙羅駆(織田裕二)は「既に荼毘にふしました」と答えた。

それを聞いた警視総監・棚田文六(篠井英介)は「なぜ、そんな勝手な事を。賢丈(寺島進)のてまえ、大目に見ていたが、二度と警察には関わるな」と激怒した。

ある日、和藤奏子(土屋太鳳)が退院し、法門寺家で退院パーティーが開かれる。

法門寺沙羅駆(織田裕二)は「まさか君に助けられるとは。…ありがとう」と礼を言うと、和藤奏子(土屋太鳳)は「私は法門寺さんの護衛係ですから」と答えた。

賢丈(寺島進)は見合い相手を見つけてきたと言い、法門寺沙羅駆(織田裕二)に「お世継ぎを」と迫るが、法門寺沙羅駆(織田裕二)は「興味なし」と言って断った。

その後、和藤奏子(土屋太鳳)が「法門寺さん(織田裕二)とマリア・T(中谷美紀)は、お互いに好きだったんでしょうか?」と尋ねると、賢正(ディーン・フジオカ)は「私には分かりませんが、あの2人しか分かり合えない部分がある」と言い、マリア・T(中谷美紀)が生きている事を教えた。

実は、マリア・T(中谷美紀)が毒を飲んで倒れたとき、法門寺沙羅駆(織田裕二)は賢正(ディーン・フジオカ)に、マリア・T(中谷美紀)の胃の洗浄を命じていた。

賢正(ディーン・フジオカ)は「このまま死なせるべきでは?」と意見したが、法門寺沙羅駆(織田裕二)は「生きる意味が分からなぬ、お前ではあるまい」と言い、胃の洗浄を命じ、マリア・T(中谷美紀)は一命を取り留めていたのだ。

その後、目覚めたマリア・T(中谷美紀)は「屈辱だわ。どうして助けたの?」と尋ねると、法門寺沙羅駆(織田裕二)は「まだ贖罪はすんでいない。そんな君に死を与えても意味が無い」と告げた。

そして、法門寺沙羅駆(織田裕二)は「プレゼントだ」と言い、マリア・T(中谷美紀)にネックレスを付けた。

このネックレスは、殺人の衝動を感知すると、マリア・T(中谷美紀)のIQを犬並みに下げる特殊な装置が付いていた。しかも、1度付けたら、絶対に外せないとい構造になっていた。

法門寺沙羅駆(織田裕二)はマリア・T(中谷美紀)に「犯罪を指南してきた君が背負うべき、思い十字架だ」と告げた。

ある日、法門寺沙羅駆(織田裕二)が「ネックレスの付け心地はいかがかな?」と尋ねると、マリア・T(中谷美紀)は「この首輪のこと?貴方の飼い犬になったようでゾクゾクするわ」と答えた。

法門寺沙羅駆(織田裕二)が「いつまでここにいるつもりだね」と尋ねると、マリア・T(中谷美紀)は「貴方が未来に絶望するまで」「貴方がよりよい未来を気づけるかどうか、近くで見させて貰うわ」と答えた。

法門寺沙羅駆(織田裕二)が「私としても、君を監視下に置けるので好都合だ」と答えると、マリア・T(中谷美紀)は「寂しくないわね」と笑った。

マリア・T(中谷美紀)は「もし、私の心臓が止ったら、世界が滅びるようなデータが流出するような設定がしてあったら、どうする?」と尋ねると、法門寺沙羅駆(織田裕二)はネックレスを観ても反応が無かったので「反応は無し。君のブラフには、もう飽きたよ」と答えた。

そして、法門寺沙羅駆(織田裕二)は「今日は国境について話し合おう」と言い、マリア・T(中谷美紀)と国境について議論した。

やがて、議論が進み、マリア・T(中谷美紀)が「もう諦めたら?」と呆れると、法門寺沙羅駆(織田裕二)は「いや、私は考え続ける。君も考え続けるんだ」と答えた。

マリア・T(中谷美紀)が「意外としぶといのね。先祖代々と違って」と感心すると、法門寺沙羅駆(織田裕二)は「ああ、私は諦めが悪いんだ」と答えたのであった。

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