スーパーサラリーマン左江内氏-あらすじとネタバレ

堤真一が主演する日本テレビのスーパーマンドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」のあらすじとネタバレです。

原作のあらすじと最終回のネタバレは「スーパーサラリーマン左江内氏-原作のあらすじと最終回ネタバレ」をご覧ください。

■スーパーサラリーマン左江内氏-あらすじとネタバレ

藤子建設営業3課の係長・左江内(堤真一)は、嘘が付けず、絶対に責任を取りたくない性格だったので、部下からも呆れられていた。

左江内(堤真一)は人望が薄かったが、毎日、会社に愛妻弁当を持参していたので、「どうして係長に、あんな出来た嫁が」と妻・左江内円子(小泉今日子)は評判になっていた。

しかし、実際は、妻・左江内円子(小泉今日子)は家事をしないニート主婦で、「洗い物が大嫌いだから、料理もしない」と言って料理はせず、左江内(堤真一)の弁当も子供の弁当も、全て左江内(堤真一)が作っていた。

ある日、左江内(堤真一)は、謎の老人(笹野高史)から「スーパーマンになってくれないか」と頼まれた。

左江内(堤真一)は謎の老人(笹野高史)の言う事を信じずに拒否したが、謎の老人(笹野高史)はしつこく付きまとい、終いには「考えておいてくれ」と言い、飛び去った。

帰宅した左江内(堤真一)は、妻・左江内円子(小泉今日子)に「スーパーマンになってくれって頼まれた。世界を救ってくれって」と相談すると、妻・左江内円子(小泉今日子)は「世界を救う前に家庭を救ってください」と吐き捨てた

翌日も謎の老人(笹野高史)が左江内(堤真一)の前に現れ、「スーパーマンなら会社までひとっ飛びだ」「事件が起きなければ救わなくてもいい」と言い、左江内(堤真一)を勧誘したが、左江内(堤真一)は「救えなかった時の責任に耐えられない」と拒否した。

謎の老人(笹野高史)は「男ってもんは、責任を負う度に強くなるもんだ。会社で役職を得たり、結婚したり、子供が出来たり、その度に強くなる」と教えたが、左江内(堤真一)は「その度に弱くなる」と答えて立ち去った。

その日、左江内(堤真一)が会社で働いていると、妻・左江内円子(小泉今日子)から電話がかかってきた。左江内はね子(島崎遥香)が弁当を忘れていったので、届けに行けというのだ。

左江内(堤真一)は「これから会議がある」と言うが、妻・左江内円子(小泉今日子)は「お前が作ったんだから、お前が持って行け。こっちはこれから、ママ友とランチ会なのよ。会議に出たって、どうせ大した発言はしないでしょ」と押しつけて電話を切った。

左江内(堤真一)は仕方なく、会社を飛び出すと、謎の老人(笹野高史)が「スーパーマンなら弁当を届けて、30分後の会議に間に合うぞ」と呼び止めた。

左江内(堤真一)は思わず「貸してくれ」と言い、謎の老人(笹野高史)から受け取ったスーパーマンのスーツに着替えると、驚きながらも空へと飛び立った。

左江内(堤真一)が自宅に戻ると、近所の人が変な格好をしている左江内(堤真一)を観て驚いたが、謎の老人(笹野高史)の声が「スーパーマンのスーツから忘却光線が出ており、誰もスーパーマンの事は覚えてい」と教えてくれた。

その後、左江内(堤真一)は、左江内はね子(島崎遥香)の学校に弁当を届けて、返す刀で会議にも出席して大活躍した。

そして、会社が終わると謎の老人(笹野高史)にスーパーマンスーツを返そうとしたが、謎の老人(笹野高史)は現れなかった。

その日の夜、左江内(堤真一)が自宅でくつろいでいると、女性の「助けて」という声が聞こえてきた。

左江内(堤真一)が驚くと、「スーパーマンだから、事件やトラブルがあると助けを求める声が聞こえるんだ。ただ、助ける、助けないは自由だから。外で変身すると恥ずかしい思いをするから、バッジで変身できるようにしておいた」という謎の老人(笹野高史)の声がした。

左江内(堤真一)は左江内円子(小泉今日子)に「風呂掃除をしといて」と頼まれ、風呂掃除をしていたが、女性の「助けて」という声が、聞こえてきたので、気になって仕方が無い。

左江内(堤真一)は仕方なく、バッジを使ってスーパーマンに変身すると、スーパーマンの能力を使って高速で風呂掃除を済ませ、助けを求める女性の元へ駆けつけた。

女性は男2人組に絡まれており、左江内(堤真一)は女性を逃がして、男性2人を止めようと、ちょっと触ると、男性は吹き飛んだ。

もう1人の男は驚いて逃げ去り、事件は解決したが、忘却光線のおかげで、誰もスーパーマンの事は覚えていなかった。

左江内(堤真一)は助けを呼ぶ声が聞こえる度に、仕事中でもトイレと言って抜けだし、スーパーマンに変身して困っている人を助けた。

しかし、後脚光線のせいで誰もスーパーマンの事は覚えておらず、全て現場に居合わせた刑事・小池(ムロツヨシ)の手柄になっていた。

一方、会社の後輩・池杉(賀来賢人)は、トイレに行く回数が多いことから、左江内(堤真一)を不審に思ってトイレに付いていき、左江内(堤真一)がスーパーマンの格好で飛び立つ現場を目撃するが、忘却光線のせいで、なぜトイレに行こうとしたのかも忘れてしまった。

他方、妻・左江内円子(小泉今日子)は、夜中に左江内(堤真一)が20分ほど家を抜け出す事が多くなったため、浮気ではないかと疑ったが、ママ友かは爆笑して否定した。

ある日、会社の上司・簑島(高橋克実)は、社運のかかったプレゼンに参加したが、見積書を忘れてしまい、プレゼンができずに困っていた。

会社で仕事をしていた左江内(堤真一)は、上司・簑島(高橋克実)の机にプレゼンの資料がある事に気づき、スーパーマンに変身して、資料を届けに向かった。

その途中で左江内(堤真一)は、助けを呼ぶ声を聞いてしまう。どうやら、立てこもり事件のようだったが、左江内(堤真一)は耳を塞いで素通りし、書類を届けるために上司・簑島(高橋克実)の元へと向かった。

資料を受け取った上司・簑島(高橋克実)は大喜びした。

その帰り、左江内(堤真一)は街頭テレビで立てこもり事件のニュースを観る。被害者となった金融会社の社長は拳銃で撃たれて意識不明の重体となっており、犯人は逃走中なのだという。

助けられなかった責任に苦悩した左江内(堤真一)は、「銅像になるくらいなら、立派な人だろう」と言い、スーパーマンスーツを銅像に着せて、スーパーマンを辞めた。

翌日、会社でスマホを見ていた左江内(堤真一)は、スマホのニュースで、娘・左江内はね子(島崎遥香)の学校に拳銃を持った男が押し入り、娘・左江内はね子(島崎遥香)が人質担っていることを知る。

左江内(堤真一)は慌ててスーパーマンスーツを取り戻すため、銅像へと向かうが、清掃員がスーパーマンスーツを捨てしまったのだという。

左江内(堤真一)は「スーパーマンじゃなくても、娘を助けることくらいは出来る」と言い、学校に乗り込み、犯人を説得したが、拳銃で撃たれそうになったため、教室から逃げ出した。

そこへ、謎の老人(笹野高史)が現れ、「偉いじゃん。スーパーマンでもないのに。でも、責任は嫌いなんじゃなかったの?」と尋ねると、左江内(堤真一)は「娘は別です」と答えた。

すると、謎の老人(笹野高史)は「それじゃ、早く娘を助けてきなよ。二度と、よく分からない銅像に捨てたりしないでね」といい、左江内(堤真一)にスーパーマンスーツを差し出した。

礼を言ってスーパーマンに変身した左江内(堤真一)は、再び教室に戻り、犯人の前に現れた。

犯人は変な格好をした左江内(堤真一)をバカにして、拳銃で撃ったが、スーパーマンの左江内(堤真一)には銃弾が通じなかった。

すると、犯人は左江内(堤真一)を殺すのを諦め、娘・左江内はね子(島崎遥香)を捕まえて拳銃を向けた。

すると、左江内(堤真一)は土下座し、「そんなに撃ちたいのなら、私を撃て。スーツを脱げば、普通の人間に戻るから、撃てば死ぬ」と告げると、左江内はね子(島崎遥香)は「止めて。パパ死んじゃ嫌」と泣いた。

左江内(堤真一)は「いいじゃないか。弁当も不味いし、万年係長だし」と説得するが、左江内はね子(島崎遥香)は「弁当が不味くても、万年係長でも死んじゃヤダ。パパじゃなきゃヤダ」と言って泣いた。

犯人が「出来の悪い妻も一緒に殺してやるよ」と告げると、左江内(堤真一)は「うちの妻を甘く見るな。彼女はこんなところに来る女じゃない。今、昼寝してるよ。1日15時間寝ないと生きていけない。事件が起きている事すら知らない」と教えた。

犯人が「俺が電話して教えてやるよ」と言い、左江内はね子(島崎遥香)の携帯電話を奪おうとすると、左江内(堤真一)は「それだけは止めろ。妻に叱られるのが一番怖いんだ」と言い、犯人をはね飛ばした。

そして、左江内(堤真一)は気を失った犯人を、学校の外で待機していた刑事・小池(ムロツヨシ)の元に連れて行き、犯人を引き渡すと、「私は仕事が残ってるんで」と言い、飛び去った。

すると、忘却光線のせいで、みんなスーパーマンの事は忘れてしまい、全て刑事・小池(ムロツヨシ)が事件を解決したことになっていた。

左江内はね子(島崎遥香)は号泣していたが、我に返り、「なんで泣いてるんだろう。逃げた父親のふがいなさに泣いたのかな」と不思議がると、友達は「来てくれただけ、嬉しいじゃない」と告げた。

翌朝、左江内(堤真一)は、子供達から「父親ならジャージの場所くらい把握しておけ」「卵焼きが不味い」などと苦情を言われたので、「あんなに苦労して助けてやったのに」と愚痴る。

すると、娘・左江内はね子(島崎遥香)は「はぁ?助けてないでしょ。途中で逃げただけでしょ。助けてくれたのはイケメンの小池刑事(ムロツヨシ)でしょ」「メシがマズイ」と呆れた。

それを聞いた左江内(堤真一)は嘆き、バス停でバスを待っていたサラリーマンにスーパーマンを譲ろうとしたが、みんな逃げだし、誰も話しを聞いてくれなかったのであった。

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