A LIFE-愛しき人-第3話のあらすじとネタバレ

柄本明が出演するTBSの医療ドラマ「A LIFE-愛しき人-」の第3話のあらすじとネタバレです。

第2話のあらすじとネタバレは「A LIFE-愛しき人-第2話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

■A LIFE-愛しき人-第3話のあらすじとネタバレ

院長・壇上虎之助(柄本明)の快気祝いの食事会は、異様な雰囲気で終わった。

院長・壇上虎之助(柄本明)は小児科を大事にしていたが、副院長・壇上壮大(浅野忠信)は小児科の廃止を考えており、経営方針が対立していた。

そして、副院長・壇上壮大(浅野忠信)は院長・壇上虎之助(柄本明)を失脚させようとしたが、それに失敗したため、院長・壇上虎之助(柄本明)は、沖田一光(木村拓哉)を次期院長にすると言いだしたのだ。

果たして、それは本気なのか、冗談なのか…。

さて、壇上深冬(竹内結子)は小児科医の指導医の認定を取るため、論文を書いていた。小児科医の指導医は非常に難しいが、認定が取れれば、壇上記念病院・小児科の良い宣伝にもなると考えていた。

ある日、小児科医・壇上深冬(竹内結子)は、セカンドオピニオンに来た女児・成田友梨佳を診断した。

母親がパートに出るため、週2回、娘・成田友梨佳を実家に預けており、そのとき、夜中に腹痛を起こすのだという。

前の病院で検査をしたが異常は無く、腹痛を起こすのは母親が居ないときだったことから、心因性と判断されたのだが、母親はどうしても心因性とは思えないのだという。

壇上深冬(竹内結子)は、女児・成田友梨佳を検査したが、前の病院の担当医というのが小児科医の権威・蒲生教授だったので、周囲の者は、もし、蒲生教授と別の検査結果が出たら…と心配していた。

さて、成田友梨佳の検査結果に異常は見つからず、蒲生教授が診断したとおり、心因性の腹痛が疑われた。

しかし、沖田一光(木村拓哉)が、成田友梨佳と母親を一緒に入院させる事を提案した。母親の存在と腹痛の関係を調べるためだった。

壇上深冬(竹内結子)も同じ事を考えていたが、当直ができず、沖田一光(木村拓哉)が当直を担当することになった。

壇上深冬(竹内結子)は、子供が出来てからは当直を断っているので、同僚の医者から0.5人分しか働いていないと思われており、それを負い目に感じていた。

そうした負い目もあるため、壇上深冬(竹内結子)は、小児科医の指導医認定を取るために頑張っていたのである。

翌日、壇上深冬(竹内結子)が成田友梨佳と母親に検査で異常が無かった事を伝え、検査入院を提案すると、母親は「まだ調べて頂けるんですか」と喜んだ。

一方、院長・壇上虎之助(柄本明)と副院長・壇上壮大(浅野忠信)は、院長室でメーンバンクの銀行員と病院の経営方針について話し合っていた。

副院長・壇上壮大(浅野忠信)は「僕はクビになるかもしれない。僕は院長と仲が悪い」と報告すると、銀行員は「待ってください。私たちは副院長の経営手腕を買ったんです。院長ではない。副院長にお貸ししたつもりだ」と驚いた。

院長・壇上虎之助(柄本明)は、「副院長が居なくなっても、沖田先生(木村拓哉)が居る」と言い、資料を見せたが、銀行員は沖田一光(木村拓哉)に経営の経験が無いことから、「我々は副院長の経営戦略を支持させて頂く」と告げた。

その日の夜、検査入院していた成田友梨佳が「おねしょ」をして腹痛を訴えた。母親が一緒に居たことから、心因性による腹痛とは考えにくかった。

翌朝、沖田一光(木村拓哉)と壇上深冬(竹内結子)は話し合った。

母親によると、成田友梨佳を実家に預ける時は、「おねしょ」をしないように、必ずオシッコをさせてから寝かしていた。

そこで、沖田一光(木村拓哉)と壇上深冬(竹内結子)は、オシッコが腹痛の原因ではないかと考えた。オシッコをして膀胱が空になることにより、腸捻転を引き起こしている可能性があるというのだ。

壇上深冬(竹内結子)は検査の結果、やはり、成田友梨佳の腹痛の原因は腸捻転の可能性が大きかった。

しかし、沖田一光(木村拓哉)は「この検査は100%じゃない。開けてみないと分からない。かなり準備が必要なオペにおなる」と告げた。

そのようななか、院長・壇上虎之助(柄本明)は、小児科の権威・蒲生教授から連絡を受ける。壇上深冬(竹内結子)が成田友梨佳の再検査をしている事を知り、警告してきたのだ。

蒲生教授の反感を買えば、小児科は続けられなくなるため、小児科を大事にする院長・壇上虎之助(柄本明)は、「開けるまで診断は確定できない。何も無ければどうする?医療ミスに繋がりかねない」と壇上深冬(竹内結子)に手術の中止を命じた。

壇上深冬(竹内結子)は反論するが、院長・壇上虎之助(柄本明)は「まだ分からないのか。蒲生教授には逆らうなってことだ」と一喝した。

もし、小児科の権威・蒲生教授に逆らえば、小児科治療学会に居場所は無くなり、論文を出しても認められず、小児科の指導医の認定も取れなくなるのだという。

医局に戻った壇上深冬(竹内結子)が「オペはしない。友梨佳ちゃんは他の病院を紹介する。悔しいけど、蒲生教授には逆らえない」と告げると、沖田一光(木村拓哉)は「だったら、僕はここを辞める。友梨佳ちゃんは別の病院でオペする」と告げた。

驚いた壇上深冬(竹内結子)が「本気で言ってるの?何のために戻って来てくれたの?小児外科を立て直すためじゃなかったの?」と尋ねると、沖田一光(木村拓哉)は「小児外科を立て直すためでもない。患者さんを見捨てるためでもない。目の前の患者を救うためだ」と答えて立ち去った。

それを知った副院長・壇上壮大(浅野忠信)は驚いた。壇上深冬(竹内結子)の脳腫瘍の手術を沖田一光(木村拓哉)に任せることにしていたので、沖田一光(木村拓哉)が居なくなっては困るのだ。

副院長・壇上壮大(浅野忠信)は壇上記念病院に残るように説得したが、沖田一光(木村拓哉)は聞く耳を持たなかった。

翌日、院長・壇上虎之助(柄本明)は壇上深冬(竹内結子)に「栄和総合病院に転院させなさい。先方は全て事情を分かったうえで、受け入れてくれることになった。患者さんには、ウチよりも手術に適した病院だと話すんだ」と命じた。

壇上深冬(竹内結子)は、転院の事を伝えに行ったが、成田友梨佳の母親は沖田一光(木村拓哉)を信頼しきっていたため、伝えることができずに苦悩する。

一方、沖田一光(木村拓哉)は、成田友梨佳を受け入れてくれる病院を探していたが、日本の病院にパイプが無いため、どこの病院も相手にしてくれなかった。

そのようななか、副院長・壇上壮大(浅野忠信)は悩んだ末、沖田一光(木村拓哉)に壇上記念病院で手術することを許可した。

院長には秘密で手術を行い、壇上深冬(竹内結子)を蒲生教授から守るため、壇上深冬(竹内結子)は手術に加えないという条件だった。

翌日、沖田一光(木村拓哉)が手術室に入ろうとすると、待ち伏せしていた壇上深冬(竹内結子)が「私にオペをさせてください」と頭を下げた。

沖田一光(木村拓哉)は「今更なんなんだ。院長にオペを止めろと言われて見捨てたんだろ。自分のしたいことがよく分からない医者に切られる患者のみにもなれ」と吐き捨てた。

すると、壇上深冬(竹内結子)は「私は医者として一番必要な事を忘れていた。小児外科、存続のために指導医を目指すとか、そんなことは二の次。私も目の前の命を救うために一生懸命な医者でありたい。お願いします。私にオペをさせてください」と頭を下げた。

さて、院長室のモニターに手術室の様子が映っており、モニターを見た院長・壇上虎之助(柄本明)は驚いて、副院長・壇上壮大(浅野忠信)に電話を掛けた。

すると、壇上壮大(浅野忠信)は「私が許可したんです。それしか、沖田一光(木村拓哉)を引き留める方法が無かった。大変だったんですよ。辞めると言いだして。でも、ご安心ください。深冬(竹内結子)は守りましたから」と告げた。

しかし、手術室の映像には壇上深冬(竹内結子)が映っており、副院長・壇上壮大(浅野忠信)は愕然とする。

院長・壇上虎之助(柄本明)は怒って手術室へ行き、直ぐに中止させようとするが、沖田一光(木村拓哉)は「見ろ」と言い、開腹した腸を見せた。

壇上深冬(竹内結子)は「腸捻転よ。次ぎに捻れてたら、救えなかったかもしれない」と教えると、院長・壇上虎之助(柄本明)は何も言わずに引き下がった。

沖田一光(木村拓哉)は一区切り着くと、「続き、できるよな」と言い、壇上深冬(竹内結子)に手術を任せて助手に廻った。

その後、手術が成功する。手術を終えた沖田一光(木村拓哉)が医局に戻ると、井川颯太(松山ケンイチ)は論文を自力で探して難しい手術を成功させたと自慢した。

症状を聞いた沖田一光(木村拓哉)は「それって、低形成の弁尖を切り込むか、縫い込む貸して、本来は3尖の大動脈を2尖弁化して、そのままデイビット手術を行うっていう方法?」と尋ねた。

井川颯太(松山ケンイチ)が「え?沖田先生もこの論文を読んでたんですね」と驚くと、沖田一光(木村拓哉)は「その手術をやったの、俺だから」と答えた。

井川颯太(松山ケンイチ)は「この論文に沖田先生の名前は出てこない」と反論すると、沖田一光(木村拓哉)は「誰が書くかは重要じゃないから」と答えて立ち去った。

それを聞いた羽村圭吾(及川光博)は「オペチームの誰かが書いたんじゃない」と告げた。

その後、沖田一光(木村拓哉)が屋上でジュースを飲んでいると、壇上深冬(竹内結子)がやって来て報告した。

院長・壇上虎之助(柄本明)が、壇上深冬(竹内結子)の論文を正当に評価することを条件に、蒲生教授の見落としを公表しないということで、一連の事件を決着させたのだという。

壇上深冬(竹内結子)は「いままでずっと思い込んでいた。中途半端じゃないかって。でも、本当の中途半端ってそうじゃないのよね。医者として、親としての覚悟があるかないかなのよね。気づけて良かった。沖田先生のおかげ。ありがとう」と礼を言った。

その後、副院長・壇上壮大(浅野忠信)は、今まで反抗したこの無い妻・壇上深冬(竹内結子)が命令を無視して手術した事に怒り、沖田一光(木村拓哉)を呼び出して、「深冬(竹内結子)のこと、まだ好きなのか?」と迫ったのだった。

A LIFE-愛しき人-第4話のあらすじとネタバレ」へ続く。

スポンサードリンク

コメントを投稿する

コメントは正常に投稿されていますが、反映に時間がかかります。