モリのアサガオ-第8話のあらすじ

ドラマ「モリのアサガオ」の第8話「最期の面会の奇跡」のあらすじとネタバレです。第7話のあらすじは「モリのアサガオ-第7話のあらすじ」をご覧ください。

ある日、死刑囚・渡瀬満(ARATA)が死刑囚・迫仁志(津田寛治)を殴った。渡瀬満は以前、迫仁志に殴られており、その時の復讐だった。

独房に入れられた渡瀬満は刑務官・及川直樹(伊藤淳史)に、「田尻勝男が死刑にならなくて良かった。俺の手で殺すことが出来たんだから。あの刀の切れ味は最高だった」と話した。

及川直樹は、鶯谷事件(うぐいす谷事件)のことを知り、自分が山本憲人の子供と知って以降、母親のことを「お母さん」と呼ばなくなっていた。

ある日、深堀圭造(柄本明)が及川直樹を呼びつけて、日が当たらないから部屋を変えろと言い出した。弾みで深堀圭造の手が及川直樹の顔に当たり、及川直樹は鼻血を出した。

深堀圭造は鼻血の付いた手をTシャツで拭いた。Tシャツが汚れたことに気付いた深堀圭造は「洗ってこい」とわめき始めた。及川直樹はTシャツを受け取り、洗面所で洗った。

仕事が終わると、及川直樹は沢崎麻美(香椎由宇)とバー「パパゲーナ」で会っていた。及川直樹は「麻美の邪魔をしたくない」と言い、沢崎麻美は「守秘義務があるのは分るけど、何も話してくれないので、何を考えているのか分らない」と言った。

休日、及川直樹は同僚の望月加奈(木南晴夏)と一緒にリサイクルショップを廻り、深堀圭造のTシャツと同じものを探したが、Tシャツは見つからなかった。望月加奈が姉が子供の頃に流行ったTシャツだと教えると、及川直樹は深堀圭造の娘に会うと言い出した。

及川直樹は1人で深堀圭造の娘・百合(西山繭子)と会った。娘・百合は結婚しており、迷惑がった。深堀圭造のことは死んだことにしていたからだ。娘・百合は「私には生活があるんです」と言い立ち去った。

翌日、東京拘置所では里中和明(戸田昌宏)らが死刑執行のシミュレーションを行っていた。1年目の及川直樹は死刑執行には立ち会えなかった。

あるとき、望月加奈(木南晴夏)が、及川直樹が探していたTシャツを持ってきた。囚人のために頑張る及川直樹を見て、望月加奈がネットで探してきたのだった。

及川直樹が独房の渡瀬満(ARATA)に声を掛けると、「ここであのボールのことを考えていた。またギュッと握りしめたい。お前の気持ちは受け取ったよ」と答えた。

及川直樹が「僕が誰かに何かを手渡すなんて出来るんだろうか?」と質問すると、渡瀬満は「できるよ。お前は俺が欲しい物が何か考えてくれたじゃないか」と答える。

及川直樹「欲しい物…」とつぶやいて、手に持っていたTシャツを見た。

及川直樹は深堀圭造(柄本明)に「僕の父は貴方にただ生きて欲しいと思ったわけじゃない。幸せに生きて欲しいと思ったんです。だから、今できる最善のことをしましょう」と言った。

そして、「僕は貴方が好きです。人を殺した最低の人間だけと思うけど、どうしても嫌いになれない。あなたを好きだと思うと、父親の、山本の気持ちが少しだけ分るような気がします」と言った。

深堀圭造は「プチプチプッチンを買ってこい。早く行け」と及川直樹を追い出した。「モリのアサガオ-第8話のネタバレ」へ続く。

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