モリのアサガオ-第8話のネタバレ-深堀圭造の死刑

ドラマ「モリのアサガオ」の第8話「最期の面会の奇跡」のあらすじとネタバレのネタバレ編です。このページは「モリのアサガオ第8話のあらすじ」からの続きです。

若林勇三(塩見三省)は及川直樹(伊藤淳史)に、明日の朝9時30分に深堀圭造の死刑が執行されることを告げる。その時だった。今まで一度も面会に来たことがない深堀圭造の娘・百合(西山繭子)が面会にやってきた。

深堀圭造は鶯谷事件(うぐいす谷事件)から逮捕されるまでの4日間、家族のために過ごしていた。娘を目の前にした深堀圭造は必至で涙をこらえた。

翌朝、深堀圭造の房の前で足音が止まった。深堀圭造は「やっぱりお迎えが来たか」と言い、大人しく房を出た。

しかし、死刑台へ向かう途中で、大人しく歩いていた深堀圭造が、「山本のガキを呼んでこい。あいつを立ち会わせるんだ。あいつに俺の死に様を見せないと逝けないんだ」と言って、看守を人質に取った。

深堀圭造は駆けつけた及川直樹(伊藤淳史)に対して、「娘を面会に来るように仕組んだだろ。俺が反省すると思うな。つべこべ言わないで俺の最後を見ろ」と怒鳴った。

しかし、若林勇三(塩見三省)が「それは無理だ。面会に立ち会えるのは所長が認めた者だけだ」と諭した。

深堀圭造は若林勇三に「所長に取り合ってくれ」とすがって頼むが、駆けつけた刑務官に連行されてしまった。

渡瀬満(ARATA)は及川直樹に「逃げるな。死刑に立ち会え。死に様を見せると言うことは、生き様を見せると言うことだ。処刑は深堀が投げられるたった1つのボールなんだぞ。受け取れ」とボールを差し出した。

及川直樹は死刑室へ駆けつけ、「一番好きな服を着て逝ってください」と言って、深堀圭造にTシャツを差し出した。

深堀圭造は「死に装束か。死刑宣告か。山本のガキに死ねって言って欲しかったんだ。いいぞ死んでやる」と言い、Tシャツを着た。そして、「始めてくれ」と言った。

若林勇三が「最後に言い残すことはありますか?」と尋ねると、深堀圭造は「目隠ししないでくれ」と頼んだ。若林勇三は「その時は、目を閉じて歯を食いしばれ」と答えた。

死刑台に立った深堀圭造は「よく見とけ。あばよ」と言い残すと、死刑台の床が開いて、深堀圭造の体は消えた。

その日、沢崎麻美(香椎由宇)は仕事中の及川直樹(伊藤淳史)を呼び出してソウルへ行くことを報告した。

そして、沢崎麻美は、「ずるいな。結局、何も言ってくれない。私が先にソウル行きを決めたんじゃないよ。直君が先に、私よりもモリの奴らをとったんだよ。モリを選んだの。直君は」と告げて去っていった。「モリのアサガオ-第8話の視聴率と感想」へ続く。

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