嘘の戦争-第7話のあらすじとネタバレ
市村正親が出演するフジテレビの復讐ドラマ「嘘の戦争」の第7話のあらすじとネタバレです。
原作や主題歌については「嘘の戦争-原作とあらすじとネタバレ」をご覧ください。
第6話のあらすじとネタバレは「嘘の戦争-第6話のあらすじとネタバレ」をご覧ください、
■嘘の戦争-第7話のあらすじとネタバレ
心臓発作を起こして倒れた会長・二科興三(市村正親)は、一ノ瀬浩一(草なぎ剛)の心臓マッサージによって一命を取り留め、病院に運ばれた。
病院へ駆けつけた二科隆(藤木直人)は、一ノ瀬浩一(草なぎ剛)が会長・二科興三(市村正親)を殺そうとしたのではないかと疑った。
しかし、救急隊や医師の証言により、一ノ瀬浩一(草なぎ剛)の心臓マッサージのおかげで会長・二科興三(市村正親)は助かった事が判明する。
二科晃(安田顕)と二科楓(山本美月)は、一ノ瀬浩一(草なぎ剛)に感謝していたが、それでも、二科隆(藤木直人)は一ノ瀬浩一(草なぎ剛)を疑っていた。
そのようななか、会長・二科興三(市村正親)からの命令を受けていた六車了司(神保悟志)が、二科隆(藤木直人)の元を訪れた。
六車了司(神保悟志)が仕事の方針を尋ねると、二科隆(藤木直人)は「一ノ瀬浩一(草なぎ剛)を監視して欲しい」と頼んだ。
六車了司(神保悟志)は「録音ごと、持っている人間を抹消するのが確実ですよ」と言ったが、二科隆(藤木直人)はあくまでも「監視だけです」と頼んだ。
二科隆(藤木直人)を尾行していた一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は、このやりとりを盗み聞きして、「六車」という人物が動き出したことを知る。
さて、バーに戻ると詐欺仲間は「よりによって敵の命を助けるなんて」「死んだら復讐も終わりだったのに」と呆れた。
しかし、一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は「死んだら見せられないでしょ。この世の地獄を。アイツの口から懺悔の言葉を聞きたい。泣いて後悔させて、大事なものを壊して奪って。会長の目に焼き付けたいんだ。本物の絶望を」と話した。
そして、一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は「六車という男が気になる」と告げたが、マスター百田ユウジ(マギー)は「名字だけじゃな」と言い、六車の手がかりを得るのは難しそうだった。
さて、二科晃(安田顕)は、四方田建設の四方田直樹から、仁科カテーテルの工場を改修する提案を受けていた。
一ノ瀬浩一(草なぎ剛)が改修に賛成すると、二科晃(安田顕)は「本社にかけあってみるか」と言い、ニシナコーポレーションを訪れ、二科隆(藤木直人)に「前金で2000万」と頼んだ。
二科隆(藤木直人)が「勧めたのは一ノ瀬(草なぎ剛)か?」と尋ねると、二科晃(安田顕)は「そうだが、決めたのは俺だ」と答えた。
すると、二科隆(藤木直人)は2000万円を出す条件として、施工業者や一ノ瀬浩一(草なぎ剛)とのやり取りを全て記録することを命じた。
二科晃(安田顕)が喜んで立ち去ると、秘書・四谷果歩(野村麻純)が驚いて「いいんですか?2000万も」と尋ねた。
すると、二科隆(藤木直人)は「待ってたんだ。この時を。とうとう仕掛けてきた」と答えた。
一方、一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は、コンピューターウイルスを使い二科晃(安田顕)のパソコンを監視していた。
ある日、一ノ瀬浩一(草なぎ剛)が「六車という人を知ってますか?」と尋ねると、二科晃(安田顕)は「昔、助けてもらった事がある。暴力団とトラブルになったとき、そしたら、オヤジが六車さんを紹介してくれた。そしたら、ヤクザ全員が下を向いちゃって。ずいぶん前からオヤジの下で働いてるみたい。たぶん、俺が学生の時から」と話した。
ある日、会長・二科興三(市村正親)が意識を取り戻したが、一ノ瀬浩一(草なぎ剛)を見て激しく動揺した。
二科隆(藤木直人)は、父が動揺する原因は一ノ瀬浩一(草なぎ剛)だと直感し、一ノ瀬浩一(草なぎ剛)を病室から追い出した。
二科楓(山本美月)が「酷い」と抗議すると、二科隆(藤木直人)は「次は晃兄さん(安田顕)だ。災いが降りかかるのは」と意味ありげに告げた。
さて、二科晃(安田顕)は、四方田建設とメールで工場改修の話しを進めていた。
しかし、一ノ瀬浩一(草なぎ剛)が二科晃(安田顕)のパソコンを遠隔操作して、メールアドレスをすり替えており、本当のメール相手は一ノ瀬浩一(草なぎ剛)だった。
一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は、二科晃(安田顕)の心の隙を突いて功名に工場改修の話を進め、銀行口座に2000万円を振り込ませた。
一ノ瀬浩一(草なぎ剛)が2000万円の入金を確認すると、バーのマスター百田ユウジ(マギー)は二科晃(安田顕)に電話を掛け、入金を確認したので、契約の書類を持って行くと告げた。
二科晃(安田顕)は二科隆(藤木直人)を呼んで四方田建設と契約を交わそうとしていたが、約束の時間になっても誰も現れなかった。
二科晃(安田顕)は、四方田建設に確認の電話を入れるが、全く話が通じない。そんな話しは知らないのだという。
二科晃(安田顕)が「2000万円を振り込んだ」「百武さんと約束した」と告げるが、四方田建設は「入金なんて知らない」「うちに百武という社員は居ない」と答えた。
驚いた二科晃(安田顕)は振り込んだ銀行口座を告げると、四方田建設は「東都第一銀行の大崎南支店にウチの口座はありません。たぶん、別の口座に振り込みをされたんでしょう」と答えた。
一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は慌てて東都第一銀行の大崎南支店に電話した。そして、「既にお金は引き出されている」と二科晃(安田顕)に報告した。
二科晃(安田顕)が「どういうことだ」と困惑していると、二科隆(藤木直人)は「騙し取られたんだよ。どこかの詐欺師に」と言い、一ノ瀬浩一(草なぎ剛)を見た。
そして、、二科隆(藤木直人)は「もういい。後始末は俺がやる」と言い、ニシナコーポレーションに損害を与えた事を理由にクビを宣告した。
二科晃(安田顕)が抗議すると、二科隆(藤木直人)は「2人で話がしたい」と言い、二科晃(安田顕)を屋上へ連れ出した。
二科晃(安田顕)が屋上で「たった2000万で。ニシナコーポレーション全体からすれば大した額では無いだろ」と抗議すると、二科隆(藤木直人)は「何も分かっていない。オヤジが最初に倒れたのは経営悪化のストレスからだ」と言って教えた。
ニシナコーポレーションは会長・二科興三(市村正親)の時代に巨額な赤字を隠しており、粉飾決算を続けている。このままではニシナコーポレーションの存続も危うく、現在開発中の手術支援ロボットにニシナコーポレーションの運命がかかっているのだという。
二科隆(藤木直人)は開発に専念しなかったのだが、二科晃(安田顕)が無能なため、仕方なく二科隆(藤木直人)が社長を務めたいのだと話した。
そして、二科隆(藤木直人)が「会社に損害を与えたのは、今回だけじゃよな」と告げると、二科晃(安田顕)は「悪かったな」と言い、肩を落として立ち去った。
二科晃(安田顕)が項垂れて会社を出ると、一ノ瀬浩一(草なぎ剛)が待っていた。
二科晃(安田顕)が「俺はついてない。昔からそうだったんだ」と嘆くと、一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は「2000万円を騙されて、ついてない?」と呆れた。
二科晃(安田顕)が「これからも相談に乗ってくれるよね?」と頼むが、一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は「僕が側に居ながら、防げなかった。経営コンサル失格です。残念ですが、もう貴方の力にはなれない」と言い、立ち去った。
二科晃(安田顕)が「君にまで見捨てられたら、俺はどうすれば?」と言って崩れ落ちるが、一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は立ち去りながら、「地獄に落ちろ」と吐き捨てた。
その日の夜、失意にくれた二科晃(安田顕)は、夜の町を彷徨って男性にぶつかり、男性にボコボコにされてしまう。
二科晃(安田顕)が地面に倒れていると、ニューハーフに変装した十倉ハルカ(水原希子)に助けられた。
十倉ハルカ(水原希子)は二科晃(安田顕)を公園へ連れて行き手当てすると、二科晃(安田顕)は「知らなかったんだ。会社が粉飾決算してたなんて」と言って十倉ハルカ(水原希子)の胸で泣いた。
一方、二科楓(山本美月)は一ノ瀬浩一(草なぎ剛)に電話し、「隆兄さん(藤木直人)が言ってた通りになった。次は晃兄さん(安田顕)に災難がって。浩一さん(草なぎ剛)何か知ってる?私は本当の事が知りたいの。もし、隠しいる事があるのなら、話して。何もかも。この前言った気持ち、嘘じゃ無いから。この先、何があっても受け入れる。本気だから。だから話して欲しい。隠されるのが一番辛いよ」と頼んだ。
しかし、一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は「何も無いよ、隠し事なんて」と答えた。
さて、二科隆(藤木直人)は、2000万円は一ノ瀬浩一(草なぎ剛)の尻尾を掴むための投資だと考えていた。
二科隆(藤木直人)は、二科晃(安田顕)のパソコンを調べて、コンピューターウイルスに感染して事を突き止めていた。
そこで、自分のパソコンも調べてみると、二科晃(安田顕)と同じコンピューターウイルスに感染している事が判明していた。
感染源は、USBメモリに入っていた一ノ瀬浩一(草なぎ剛)の事業計画書だったので、犯人は一ノ瀬浩一(草なぎ剛)なのは明らかだった。
二科隆(藤木直人)は2000万円を騙し取った犯人が一ノ瀬浩一(草なぎ剛)だと気づいており、ここからは一ノ瀬浩一(草なぎ剛)との騙しあいになる事を想定していた。
二科晃(安田顕)をクビしたのも、一ノ瀬浩一(草なぎ剛)を騙すための作戦で、一ノ瀬浩一(草なぎ剛)との戦いが終われば、二科晃(安田顕)を仁科カテーテルの社長に復帰させようと考えていたのだ。
さて、十倉ハルカ(水原希子)はバーで、詐欺仲間にニシナコーポレーションが粉飾決算をしている事を、「医療用ロボットが製品化されれば、一発逆転できるらしいけど」と話した。
すると、マスター百田ユウジ(マギー)は設計データを盗んでアメリカのライバル企業に売却すれば、億になると言いだした。
十倉ハルカ(水原希子)が二科晃(安田顕)の財布を盗んでおり、二科晃(安田顕)のIDカードを使えば、データにアクセス出来る可能性はあった。
しかし、一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は「止めとこう。会長の進めた計画なら別だけど、そうじゃない」と言い、二科晃(安田顕)のIDカードを没収した。
一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は「それより、六車だ。ヤクザに顔が利くらしい」と言い、30年前に父を殺害した実行犯の1人が六車なのかもしれないと話した。
すると、マスター百田ユウジ(マギー)は「だとしたら危ないな。録音テープを奪うより、持ってる人間を殺す方が楽だ。一度、殺した事がある奴はそう考える。もしかしたら。俺たちだって。そろそろ落としどころを考えようぜ。死んでしまったら、復讐もクソも無いぞ」と告げた。
しかし、一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は、その日の夜、六車了司(神保悟志)に事務所を盗聴されていることを逆手に取り、事務所に罠をはった。
一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は盗聴器を通じて、六車了司(神保悟志)に、ゴミ箱の下に大事な門を隠しているという情報を流したのである。
そして、六車了司(神保悟志)が事務所に進入してゴミ箱を漁ると、麻酔ガスが噴出し、六車了司(神保悟志)は眠ってしまうという作戦だった。
しかし、十倉ハルカ(水原希子)は、録音テープをネットに上げれば、ニシナコーポレーションに止めを刺すことが出来る、十分に復讐を果たせると言い、「六車はヤバイと思う。もうタイに帰ろう」と頼んだ。
一ノ瀬浩一(草なぎ剛)は「いいぞ。戻って。確かにこのままだとハルカ(水原希子)も危ない」と言ったが、十倉ハルカ(水原希子)は泣きながら「好きだから、死ぬところなんか見たくない」と言い、一緒に戻ろうと頼んだのであった。
そのとき、六車了司(神保悟志)が一ノ瀬浩一(草なぎ剛)の罠にかかり、事務所へ新入した。
一ノ瀬浩一(草なぎ剛)はパソコンで事務所内の様子を監視していた。六車了司(神保悟志)は事務所の監視カメラに気づき、監視カメラ越しに一ノ瀬浩一(草なぎ剛)を見つめたのであった。
「嘘の戦争-第8話のあらすじとネタバレ」へ続く。
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